文 : マーガレット・ワイルド
絵 : フレヤ・ブラックウッド
訳 : アーサー・ビナード
岩崎書店
戦争はある日突然始まりました
そして、町の図書館は爆弾で破壊されたのです
残ったのは一冊の本
それはお父さんが借りたものでした
そこには、先祖から代々受け継がれてきたものが書かれているといいます
それを守らなければというお父さんの民族への誇りが感じられます
そして、その思いは、息子のぼくにも
十分な食事を摂ることもできず、厳しい自然の中で休むこともできずに長距離を歩いて移動すれば、必ず倒れる人が出てきます
お父さんもそれに耐えることができませんでした
体がどんどんと冷たくなっていき、遂に息をしなくなってしまったのです
お父さんが運んでいた箱に入っていた本を僕が運ぶ決意をしました
周りの人たちはそれは無理だ、置いていけ、と言いました
逃げる道中、荷物は枷となります
でも、僕は自分のバッグを諦めてでも、その本を守り続ける決心をしました
でも、限界を迎えてしまったのです
ちょうどその時、大きな木を見つけました
そして、その根本に本を埋めることにしたのです
いつか、必ず帰ってくると誓って
僕は生き延びました
そして、大きくなって、本を埋めた木のところに戻ったのです
コラージュによる絵が印象的
返却日が来て、返さなければならず、じっくりと読めていないのだけれど、読み取れていないメッセージがそこにまだあると思います
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