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絵本フォーラム2025『絵本の今、未来へのバトン』に参加させて頂きました至光社代表取締役社長 武市晴樹さん同社 編集者 小沼みさ子さんがご登壇され、さらに絵本作家のすどうひろゆき さんキム・ガウン さんもご参加されていらっしゃいました今回のテーマは『変わるもの・変えるもの・変えないもの』◎変わるもの少子化が進む現代、書店が減少し、物流や紙の有り様など、様々な問題がある中、絵本市場は変化している絵本は"子どもだけのもの"ではなく、大人にも受け入れられ、アートとしての面も持っているテーマも多様化し、若い作家も増え、これまでにない工夫も見られるようになった◎変えるもの社会・時代の変化に合わせて・HPを充実させ、本や作家について発信する・インスタやLINEなどSNSを利用しサポーターを確保する・HPとSNSを連動させる・紙媒体を止め、web付録を提供する◎変えないもの絵本への思い目指しているのは「感じる絵本」感じる絵本とは?目に見えないもの、絵の裏に隠れているもの、を感じるそれは "絵の1mm上にある空気"委託販売はせずに、ロングセラーで細く、長く売れ行きのよくないものでも売り続けるいつか受け入れられる時代が来るかもそれを信じて届けたい、愚直に続けていく絵本への思いが熱いなぁ、と感じましたお話を伺って、世に生み出す1冊をとても丁寧に選び、愛を持って作り上げているのがよくわかりました"感じる絵本"わかりそうで難しい言葉だなぁ、と思いました今回、脳裏に焼き付いている言葉は "絵の1mm上にある空気"この言葉を聞いた時、"なるほどー!うまく表現されたなぁ"と思いました他の方もそうだったようで盛りだくさんの2時間でした参加した方の特権なので、これ以上は🙇🏼♀️有意義な時間でした
2026.02.11
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Mother Bruce文・絵: Ryan T. Higginsとっても可愛くて、笑える絵本です!ブルースは気むずかしやのクマです晴れの日嫌いで、雨の日嫌い"ならいつがいいんだよ"って、思わずツッコミたくなりますさらに、たまご料理は好きですが、生卵はイヤで、ネットでレシピを探す、およそクマらしくないクマなのですネットで食べてみたい料理を見つけたブルースは、ガチョウのところへ卵を買いに行きます材料が揃っていざ調理うまく火がつかなくて、薪を取りに調理場を離れ戻ってくると、なんとガチョウのひなが孵って、ブルースのことを''ママ"と呼ぶではありませんか!あの手この手で引き離そうとしますが、ひなたちは一向にブルースから離れようとしませんとうとうブルースはひなたちを育てる覚悟をしますしかし、それはとてつもなく大変なことでしたいくつもの季節が過ぎ、ひなたちはすっかり大人になりましたそんな秋のある日、ブルースは他のガチョウたちが南へ飛んでいくのを目にしましたブルースは、大人になったひなたちを他の鳥と同じように飛行させようとしますところが、あらゆる手段を使っても、ひなたちは、ブルースの元を去ろうとはしませんはぁぁぁブルースは深く大きなため息をつきますそして、最後にブルースがした決断は…***ここからは感想です絵も、呟きも、文章もユーモアに溢れています「返品できるか、聞かなくちゃ」とかバターを塗ったひなたちをトーストに乗せたところを想像してしてみたが…for some reason 食欲をなくしてしまった、とかたまごが孵った時に最初に目にされ、become the victim of mistaken identity とか(犠牲者なんですね🤭)絵と文に笑わされましたBruceはシリーズ化されて"Hotel Bruce"、"Santa Bruce"など何作も出版されていますこちらはそのシリーズ第一作ウィットが効いているのは、本文のみならず、タイトルが、英語圏の人たちなら誰もが知る伝承歌、Mother Gooseとかけられています主人公はクマですが、登場するのが、実際にガチョウなのもいいですね#絵本 #MotherBruce #絵本くらぶ #絵本ノート
2026.02.10
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ぼくがすきなこと文: 中川 ひろたか絵: 山村 浩二ハッピーオウル社"わたしも(好き)ー"とは言いがたいけど、"そうそうそう!私も気になってた!"と思うことばかりです😊ひなたのほこり水を入れたバケツをぐるぐる回すとこやさんの店先のねじりんぼう静電気遊び"わかる、わかる"、"やった、やった"って、読んで笑顔になりましたひがんばなの話は、"あー、たしかにそうかも!"スプーンの話は、"えーっ、そうなの!知らなかった!やってみたい!"バナナの話は、"(ちょっとだけ違うけど)私は今でもそうですよ"おしろい花の話は、"そういう遊び方もあるんですね、私の遊び方は違いましたよ"と、なんだか対話しているみたいな気分になりました一般的には"ヘンだよ"と言われてしまうかもしれないことばかりだけど、私にら共感を得られることが多くて、読んでいてうれしくなったちゃいますパラパラマンガ体験ができるようになってますやってましたね、先生、授業中🤭#絵本 #ぼくがすきなこと #中川ひろたか #絵本くらぶ #絵本ノート
2026.02.02
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安房直子 絵ぶんこ⑥ひぐれのお客・初雪のふる日文: 安房直子絵: 松村真依子あすなろ書房裏通りの小さな手芸屋さんにやってきたのは黒猫のお客さま寒い冬に備えるために、マントの裏地にする赤い布が欲しいと言いますけれど、手芸屋のご主人の山中さんが持ってくる赤い生地はどれも思っているものと違うらしく…黒猫が探しているのは、薪ストーブの火のような赤い色の生地よくよく吟味して猫は遂に思っていた1枚を探し出しますでも、山中さんには違いがわかりません山中さんは、猫に倣って匂いを嗅いだり、耳をつけてみたりしますするとなんとなくわかってきたのです布を嗅ぐと小さな花の甘く優しい匂いがし、目を瞑ると、瞼の裏には赤いスイートピーたちが風にやわらかく笑う情景が広がりましたこの経験を通じて、山中さんは、赤だけでなく、青でも、緑でも、黄色でも、どんな色でも、たとえ今は静かに眠っていても、それぞれの歌と香りを持っているように思うのでした安房直子さんの表現力に圧倒されます色の違いを、人にわかるように伝えるのって、とても難しいと思うのですでも、様々な赤の色の違いを言語化し、そのイメージを読者にきちんと伝えています美しい日本語に、脱帽します#絵本 #ひぐれのお客 #安房直子 #絵本くらぶ #絵本ノート
2026.01.30
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サンタクロースのながいたび作・絵: フェルナンド=クラーン文: 青木久子講談社基本的には、文章のない絵本ページを捲った友人たちがみんな、プッと吹き出した絵だけで笑えるってすごくないですか【あらすじ】クリスマス・イブ子どもたちにプレゼントを届けようと出かけるサンタクロースでしたが、色々なハプニングに出くわします* * *どんなハプニングに会い、どのようにして乗り越えていくのか、ご覧くださいねサンタさんの表情、性格が絵からよくわかります"えっ、サンタさんてこういう人だったの⁈"って、かわいらしく思いますよチェックしてみてくださいね#絵本 #クリスマス #サンタクロース #サンタクロースのながいたび #絵本くらぶ #絵本ノート
2026.01.05
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ぼく、いいたい ことが あるの作: ジャン=フランソワ・セネシャル絵: 岡田千晶訳: 小川仁央評論社自分が歳を取って、大事な人たちを失うことが多くなった頭の中では、そんな日はいつか来る、誰にでも来るものだ、と理解していたつもりだけど、いざ、その場に立ち会うと喪失感に見舞われるそんな経験を重ねてきたからか、読み始めから切なくなる【あらすじ】いつもと変わらないと思っていたけれど、違ったベッドの上のおばあちゃんは弱々しかったそして、ある日、ママは言ったおばあちゃんは、もう、帰ってこないって信じない思い出の場所を探して歩くでも……どこにもいない思い出の場所のひとつ川のほとりに行った時川はずっと流れていて、とめようとしても、とめられないことに気付くそして時間も同じだということにもおばあちゃんを探している時、近くの大きなもみの木に雷が落ちたもみの木には、大きな傷ができたけれど、時間が経ち、その傷は少しずつだけれど治っていく主人公のキツネの子も、おばあちゃんの死を受け入れることでひとつ成長していく* * *大人に読んでほしい一冊です岡田千晶さんの絵がとてもステキです仕草や表情で、キツネの子の気持ちが伝わってきます細く優しい線で輪郭をはっきりと取らずに描いているので、少しモヤのかかったような、幻想的な感じがしますそのおかげで、私には今は辛いこともいつかは思い出に変わっていける、と思えるのです#絵本 #ぼくいいたいことがあるの#絵本くらぶ #絵本ノート
2026.01.02
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どこへいくの?ともだちにあいに!Where Are You Going? To See My Friend!いわむらかずおEric Carle童心社同じ内容のお話が日本語で右開きに、英語で左開きで描かれています「?」どういうこと?と思った方は多いでしょうね2001年のことです日米の絵本の巨匠、いわむらかずおさんとエリック・カールさんのトークショーが開かれましたそこで2人は意気投合翌日のホテルの朝食の席で、エリックさんはいわむらさんに、こう呼びかけました「2人の絵本を作らないか。自分が左から描いて、かずおさんが右から描く、そして、ふたりの絵がまん中で出会う!」いわむらさんもこの話に二つ返事で乗り、これまで見たこともない絵本が誕生したというわけです内容は、タイトルが示す通りです「どこにいくの?」「友だちに会いに」そうして出会ったお友だちは犬に猫に鶏にヤギ、うさぎ友だちの友だちはおともだちそして最後に登場するのは…ちょうど真ん中に来て、観音開きに本を開くと、日米の2人の作家のフュージョンが見られます#絵本 #どこへいくのともだちにあいに #エリックカール #いわむらかずお #絵本くらぶ #絵本ノート
2025.10.23
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名探偵ホームズが生まれた日文: リンダ・ベイリー絵: イザベル・フォラス訳: 千葉茂樹光村教育図書タイトルに惹かれて手に取りましたアーサー・コナン・ドイルが、どうやってホームズを思いついたか、知れたらおもしろいと思ってそうしたら幼少期にまで遡っていてお母さんの影響で本好きになって、6歳で物語を書いたあたり、やはり早くから才能に恵まれていたのね、なんて思っていましたところが、貧しい家庭で育ち、学校では騒がしくて乱暴もので怠け者、だなんて意外でしたアーサーは大学で医学部に進学しますそこで、ベル博士と出会い、"観察"の大切さを知りますこれが後にホームズを名探偵とし、読者を納得させる一因となるのですさて、この頃もアーサーは貧しいまま学費を稼ぐために、船医として捕鯨船に乗ったり、アフリカ行きの蒸気船に乗ったりしましたそこで、読者が目を丸くするほどの過酷な事態を経験しますこれが後に小説を書く上で大きな力となりますびっくりしたのは、ホームズが活躍する『緋色の研究』が3つもの出版社に断られていたことその後、ホームズが当たって、アーサーは大喜びと思いきや、"産みの苦しみ"を味わうことになりますホームズを亡き者にしたいほどにホームズが戻ってきたのは名作『バスカービル家の犬』からその間8年長いお休みでした(アーサーは好きなものを書き続けていましたけど)余談ですが、シェリントン・ホープと聞いて、どう思いますか?実はシャーロック・ホームズに名前が決まるまで、名探偵にはこの名前が最初、検討されていたのですあー、よかったシャーロック・ホームズでアーサーの活躍は本だけではありません人生の後半は、好きなスポーツを楽しみ、旅行を楽しむ傍らで、ツラい立場の人たちの力になりましたジョージ・エダルジの冤罪事件は特に有名です#絵本 #名探偵ホームズが生まれた日 #シャーロックホームズ #アーサーコナンドイル #絵本くらぶ #絵本ノート
2025.10.23
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今月29日(9/29日(月))、東急東横線学芸大学駅近くにある喫茶店、平均律さんで、朗読会をやらせて頂くことになりました平均律には思い出がたくさんあります10年以上前、ここで3人で朗読会を毎月やらせて頂きましたそれもひとつの思い出その時のメンバーのお一人が、今回、声をかけてくれて3人とも元気でいられたから、そしてその思いを平均律さんが受け入れてくれたから、こうして実現しましたよかったら、お話、聴きにいらしてくださいその前、その後、お話できたらうれしいですお久しぶりであればあるほどうれしいです😊美味しい珈琲と手作りデザートと共にお楽しみください私も、何が出てくるのか、とーっても楽しみです💕秋の朗読会 〜あの時代に感謝を込めて日時: 2025年9月29日(月) 13:30〜15:00場所: 珈琲と紅茶とバロック音楽 平均律 東京都目黒区鷹番3-7-5 2F 東急東横線学芸大学駅西口より徒歩1分*ドリンク+デザート代として¥1,500を頂戴致します来て頂ける方は、ご連絡ください😊 連絡先: soumyo.k@gmail.comお待ちしております#朗読会 #平均律 #喫茶店 #コーヒー #紅茶 #手作りデザート
2025.09.11
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街どろぼう作: junaida 福音館書店大きな山のてっぺんにひとりで暮らす巨人家族も友達もなく、淋しさを感じた巨人は、夜、こっそりと山の麓の街から一軒の家を持ち帰ります朝になって、その家の人は言います「自分たちだけではさみしい、親戚の家も持って来てほしい」とそして、その夜、親戚の家を持って来ますが、今度は友だちの家を持って来てほしい、と言われるのでしたさらには、お店も持って来てほしいと言われ、持ってくると、そこにはひとつの街ができあがりました山は賑やかになり、人々は喜んでいるのに、なぜか巨人は淋しいままある夜明け前、巨人は山をおりましたそこには一軒の小さな家があるだけでしたそこには街の誰からも呼ばれなかった少年が1人暮らしていました2人はずっとなかよく暮らしました周りにたくさんの人がいても寂しさを感じることはよくあります自分の心に寄り添ってくれる人が1人いたら、それは楽しく時間を過ごすだけの人がたくさんいることより、意味がありますそんな1人に出会えてよかったね、と思える作品です装丁もステキ絵もおはなしもとても気に入っています手元に置きたい一冊です作者のjunaida さん初めて知ったのは『の』という絵本美術館のような絵本で、お気に入りの本の一冊ですjunaidaさん"ジュナイダ"さんとお呼びすれば良いようですが、最初は海外の作者なのかと思いましたでも、本名を"アシダ ジュン"さんというれっきとした日本の方です#街どろぼう #絵本 #junaida #福音館書店 #絵本くらぶ #絵本ノート #森の小さな絵本カフェ
2025.09.11
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なずずこのっぺ作: カーソン・エリス訳: アーサー・ビナードフレーベル館虫語で書かれた絵本想像力が試されますただ読むだけなら、オノマトペとして済ませてしまう人もいるのではないかしらこの本は、友人Kさんからの紹介彼女が本を読むにあたって行ったことをご紹介したいのです頻出する単語にはやはり意味がある場面と照らし合わせて、どうやら挨拶の言葉だと理解する単語帳を作ってみるするとルールが見えてきたどうやらカタカナで書かれたものは固有名詞のようであるとこうして彼女は、彼女なりの翻訳を聞かせてくれたのです納得ー腑に落ちたーこれが100%作者が狙ったものと同じかはわかりませんでも、ひとつの正解だと考えています同時にこれだけが答えとは限らない、とも思います読み手の分だけ、解釈があってもおもしろいこれを読んで"よし私もやってみよう"と思ってくれる方があるならば、ぜひ、その解釈を聞かせて頂きたいです余談ですが、訳者のアーサー・ビナードさんはアメリカ出身ですが、現在日本で暮らしていらっしゃいます奥様は、木坂涼さんアーサーさんはとてもキュートな方で、その名刺には 朝美納豆と書かれているそうですなんでも納豆が大好きなんだとか🤭これだけ見ても、人となりがなんだか見え隠れしますね#なずずこのっぺ #絵本 #アーサービナード #フレーベル館 #絵本くらぶ #絵本ノート #森の小さな絵本カフェ
2025.09.10
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イソップのおはなし再話・絵: バーバラ・マクリントック訳: 福本 友美子岩波書店背表紙を見て、直ぐに手に取りました大好きなバーバラ・マクリントックがイソップものがたりを⁈と思ったからです19世紀頃の衣装を纏った動物たちかわいくありません?それに衣装を着せることで、余計に人間味が増して、これらの皮肉的なおはなしはすべて"あなたたち(人間)のことですよ"と言われている気がしますまた、ただイソップ寓話を紹介しているのではなくて、最後、劇場(舞台)で子どもたちが動物の被り物をして演じている、という演出もおもしろい発想だと思いますおはなしの中で、動物たちは表情や仕草がとても豊かで、絵を観ているだけでストーリーがわかります小さな美術館を持ち歩いているようで、わくわくします収められているのはキツネとカラスキツネとツル町のねずみといなかのねずみオオカミとツルキツネとネコオオカミと子ヒツジカラスとクジャクキツネとブドウオオカミと犬イソップなので、シニカルな内容で、最後は苦笑いが多いです"山田くん、座布団1枚やって!"って思わず言いたくなるお話ばかりです#絵本 #イソップのおはなし #バーバラマクリントック #絵本くらぶ #絵本ノート
2025.07.24
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ねこは るすばん作: 町田 尚子ほるぷ出版"なまえのないねこ"で見た町田さんの絵だ!と思って手に取りましたでも趣きはまったく違います"にんげん、でかけていった"この物言いが好き"にんげん"って…猫に一線引かれた気がしました飼い主ですよね、愛情ないんですか?飼い主も、その辺にいる人も同じ扱いですか?でも、"猫ならあるかも"と思ってしまいますさらには"さぁ、じゃあ、ここから、好きにさせてもらうかね"と聞こえてくる気さえします実際、そうでしたしね自由ですもんねー秘密の入り口(ワードローブ)を通って、どこかに行き、カフェでコーヒーを飲み、床屋で髪を整え、本屋へ行き、映画を観、釣りを楽しみ、寿司屋へ行く、バッティングセンターへ行き、シメは銭湯、と留守番を満喫していましたただ、秘密の隠れ家に行っていたはずが、戻ってきた部屋は誰かが暴れまくった後のようです"…誰、これやったの…"にんげん、出ていってしまったんだから、あなたしかないですよねーみんな、わかっているんですで、最後のページこれは猫を飼っている人、あるあると思いますが、あらぬイタズラをした後で、猫は可愛い顔をして、こちらを見つめていることがあるんです"…犯人はあんたしかいないんだけど…"わかっていても可愛すぎて怒れないんですよねおはなしの最初、どこかに行っている間の悪代官みたいなふてぶてしい顔と、最後のページの顔、見比べてください全然、別人ですでも、あるあるです"にんげん"なんて言ってましたが、こんな媚びた顔するなんて、やっぱり飼い主さんのこと、好きなんですね!#絵本 #ねこはるすばん #猫 #絵本くらぶ #絵本ノート
2025.07.10
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なまえのないねこ文: 竹下 文子絵: 町田 尚子小峰書店人間に飼われている猫は、みんな名前を持っているぼくにはない"自分で好きな名前をつけたら"と言われたけれど、町を歩いて目にする言葉はどれも何か違う誰かがつけてくれた名前でないと、と思っても、人間がぼくを見て言うのは"のらねこ""きたないねこ""あっちいけ"…でも、これは名前じゃない…雨の日、ベンチの下で雨宿りするぼくに、声をかけてくれた子がいたそして、ぼくは気付いたほしいのは名前じゃなくて、名前を呼んでくれる人なんだぼくに名前ができたぼくの名前は…メロン猫当人が言うのでない限り、野良猫は幸せじゃない、とは言えないけど、"きたない猫"とか、"しっしっ"と言われてしまうことには心がチクっとするし、現実では殺虫剤入りのご飯なんかを食べさせられる可能性もあって、ジャマもののように扱われることを理不尽に思う私はメロンの姿を、一部の人の姿と重ねているDVだったり、ネグレクトだったりメロンが悪いわけじゃない、その人たちが悪いわけじゃない自分のことを大事に思ってくれる存在に出会えていないだけどこかに必ずいるだから、メロンが、自分を愛してくれる人間に出会えたことにホッとしたそして、それは誰にも起きるのだ、と信じられる表表紙の裏に、作者が出会ったと思われる猫ちゃん(と1匹の犬)が描かれているそして、同じ絵が裏表紙の裏にも違うのは、裏表紙の裏には、ねこたちの名前が書かれている名前当てクイズをしても楽しめるかも作者さん、本当によく猫を観察してます同じ猫は2匹といない1匹1匹、猫の個性がしっかりと描かれていますかわいいだけでなく、ちょっとクセのある猫たちがたくさん出てきて、"自分の近くにこういう猫いる〜💕"って思えます#絵本 #なまえのないねこ #猫 #絵本くらぶ #絵本ノート
2025.07.08
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マイマイとナイナイ作: 皆川博子絵: 宇野亜喜良編: 東雅夫岩崎書店マイマイは小さい、小さい弟、ナイナイを見つけた小さ過ぎて父さんにも、母さんにも見えなかったマイマイは、弟をクルミの殻に入れたある日、森に出かけたマイマイは、走ってきた馬に蹴られ、右目が壊れたマイマイは、右目の代わりにクルミをはめたマイマイが眠ると、ナイナイは殻をあけ、外を見るナイナイが見たのは夜の夢ナイナイは、夜の夢のしっぽを掴んで、クルミの殻に引きずり込んだそこからマイマイの頭の中に、夜の夢が流れ込む"夢を追い出して"とマイマイはナイナイにお願いするが、夢はいつになっても出て行くことはなかった夜の夢はナイナイを誘う誘われたナイナイは、くるみを飛び出した夜の夢は代わりにマイマイの心をくるみに押し込んだナイナイは夜の夢でくるみを包み、その上に腰掛けるマイマイの心はくるみの外に出られなくなったあらすじはこんな感じですここからは、私が気が付いたことをつらつらと書き連ねていきますマイマイがいるところには必ずカタツムリが登場するカタツムリをマイマイと呼ぶ地域がある私もその呼び方を知っている殻を背負うカタツムリマイマイだけに殻に籠る、ことの暗示だろうかマイマイに対するナイナイきちんと韻を踏んでいるそれにnはmの後… 弟だナイナイは"無い無い"マイマイは次第にナイナイに乗っ取られていく自分のいう存在がなくなることの暗示だろうかエプロンに手を突っ込むお母さん帽子をとって首を垂れるお父さん2人にはナイナイが見えないなんだか親の愛情が感じられないなんだろう、手を伸ばしても助けてもらえないような、そんな気になる母となった今の立場から、私の身近な人が抱えている小さな傷を、小さな声を私自身、気付かずに見過ごしているのではないか、と不安になるマイマイは、まず右目を失った目は情報を得るための大事な器官そのひとつを失うことそれも"壊れた"のだ絶望を感じるそしてそれをきっかけに自分自身までも失ってしまうのだ恐怖を加速させるのは、音壊れた右目の代わりに入れたのはくるみ目を開けたり、閉じたりするのを想像する度、くるみの殻の擦れる音が頭の中に静かに響く"痛々しい"と背筋がゾッとするのは私だけだろうか表紙にも注目くるくるキャンディーは、カタツムリを意識していますよねヒョウと鹿が描かれているのは、食うものと食われるものを表しているのかマイマイと鍵が描かれているページがあるその次に"くるみに心を閉じ込めた"とある閉じ込めて鍵をかける完全な遮断そして最後、マイマイはくるみに乗って海、空に漕ぎ出していくそれは果てしない永遠いつ終わるとも知れない遠く長い旅"だれか たすけて マイマイを"助けてあげたい…でも、助けたら、今度は私がマイマイになって、マイマイはナイナイになって、私の心を乗っ取り、私として生活し、私が今度は彷徨い続けるのではないだろうか…そんな風に考えてしまうのは、私だけだろうか#絵本 #マイマイとナイナイ #宇野亜喜良 #絵本ノート #絵本くらぶ
2025.05.15
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おじいさんの小さな庭文: シャイドル絵: バーナデット訳: ささきたづこ西村書店小鳥が飛び交い、草花でいっぱいのおじいさんの庭だれもが幸せに暮らしているかと思いきや、小さなヒナギクが"となりの庭へ行きたい"と言い出しますとなりの庭は、大きくて、整えられた立派な庭でしたおじいさんは悲しく思いながらも、ヒナギクの夢を叶えてあげます夢が叶って、広い立派な庭に植えられたヒナギクでしたが、だれからも見向きもされませんついには、その庭の主人に引っこ抜かれて、捨てられてしまいましたこの様子を知ったチョウチョがおじいさんたちに知らせますしかし、なかなか助けるタイミングが見つかりません時間は刻々と過ぎ、命のタイムリミットが迫ってきますそこで声を上げたのはナイチンゲールでしたナイチンゲールのおかげで、ヒナギクはおじいさんの庭に帰ってきました見ればすぐにわかりますが、絵がとても優しく、美しく、惹きつけられてしまいます癒しの一冊です#絵本 #おじいさんの小さな庭 #絵本ノート #絵本くらぶ
2025.05.09
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日曜日生まれの女の子再話: 中脇初枝絵: さとうゆうすけ偕成社むかしあるところに、お百姓の夫婦がいましたふたりには、子供が5人いましたと、王道の昔話の始まりですそれだけで、昔話を浴びるように聞いて育った私には、この後何が起きるのだろうと、ワクワクしてしまいます上の4人は男の子、一番下の子は"日曜日生まれの女の子"でしたある日、女の人が不思議な乗り物でやって来て、城に来れば宝をあげると言います上の男の子2人は、渋る両親を説得して出かけて行きますしかし、2人が戻ってくることはありませんでした2人は森の中でこびとと出会っていましたこびとの言うことを無視して進み、城に着いて宝を目の前にした2人でしたが、それぞれ、のろじかとカエルに姿を変えられてしまったのでしたなかなか帰って来ない兄2人を心配した下の2人の男の子たちも、探しに出かけましたが、同様にカラスとオンドリに変えられてしまったのでした数年後、兄たちを助けに、末の女の子が出かけることになりました兄たちと違ったのは、出会ったこびとに親切にしたことこびとはお礼に、兄たちが魔女のところにいること、魔女の倒し方を教え、キーアイテムとなる小さな銀の笛を女の子にくれました城に近づくと、姿を変えられた兄たちが女の子の周りに来て、引き留めますそこへ魔女が現れ、女の子は魔女と対峙するのでした魔女との闘いに勝つと、魔女は大きなヒキガエルとなって逃げていき、兄たちはもとの姿に戻りましたまた、兄たちだけでなく、魔女に姿を変えられていたたくさんの人たちが人間の姿に戻っていました帰り道、女の子は立派な青年と出会いますそれは女の子に勝つ術を教えてくれたあのこびとだったのです青年もまた、魔女の魔法でこびとに変えられていたのでした青年は王子様でした女の子は、王子と共に王子の国に行き、幸せに暮らしましたとさ2度めになっちゃいますが、久しぶりに気持ちのよい王道昔話なので、あらすじの最後も"とさ"で終わらせてみましたこういうのをいっぱい聴いて、読んで育ったのです今回はドイツのお話ですが、女の子を主人公にしたシリーズ本のようなので、他の作品も楽しみにしたいと思いますさて、女の子はすべてがうまく行きましたそこにはこんなキーワードがあります「日曜日生まれの(子ども)」だからこのお話の元はドイツドイツでは、「日曜日生まれのこども」(ゾンタークスキント)と言う言葉は「幸運児」という意味で使われ、祝福を受けた存在であると考えられているそうですただ、最後の最後、あとがきで、再話を担当した中脇さんはこう書いています「昔話の主人公は、どんな形であれ、祝福を受けている存在で、まわりから助けられ、成功します。この本を読んでいるみなさんも、みなさんの人生という物語の主人公なのです。(中略)そういう意味では、何曜日生まれでも、女の子でも男の子でも、だれもが祝福をうけた「日曜日生まれのこども」であり、「幸運児」だといえるのです要はあなたも私も、"日曜日生まれの子ども"であって、幸運を引き寄せる力があるのですよ、ということ力はあるのだから、私たちは幸運を引き寄せる努力をしないと、ですね⭐︎#絵本 #日曜日生まれの女の子 #ドイツ #昔話 #幸運 #絵本ノート #絵本くらぶ
2025.04.28
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わすれもの作: 豊福まきこBL出版おおきな公園のベンチに、ぽつんと座っている羊のぬいぐるみ通りかかる人は皆、不思議そうに見ていきます人だけではありませんカラスがつついてきたりしてそのせいで、ベンチから転がり落ちてしまいましたそんなぬいぐるみを助けてくれたのは、猫の家族猫は、ぬいぐるみをベンチに座らせ、捨てられたのか、と聞きますぬいぐるみは、捨てられたのではなく、自分はミナちゃんのもので、パパとママと公園に遊びに来て忘れられてしまっただけなんだと言いますさらに"今夜は雨になる。うちにくるかい?"とという猫の申し出に、必ず迎えが来るからここで待つと誘いを断るのでした迎えがないまま、とうとう雨が降ってきました時間が経つにつれて、どんどん不安がつのっていく羊のぬいぐるみそこへ赤い傘がこちらに近づいて来るのが見えましたミナちゃんが迎えに来てくれたのです途中、ぬいぐるみの気持ちになって、居た堪れなくなりますだれもが子どもの頃、一度は親の手を離し、迷子になった経験があると思いますが、その時の不安な気持ちそのものです誰もに似たような経験があるからこそ、この本はグッとくるのかもしれませんね同時に母になった今、もう少し広域な意味で、子どもに孤独を感じさせたくない、と思います過保護ではなく、自立はしてほしいけど、何か困った時には頼れる場があるのだ、独りではないのだと、そう思ってもらえる存在でありたいと思うのですずいぶんと脱線してしまいましたね(苦笑)絵がとにかくかわいらしくて、キュンキュンポイントです😊#絵本 #わすれもの #富福まきこ #絵本ノート #絵本くらぶ
2025.04.27
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なきだしたやまんじい作:松谷みよ子絵:司 修復刊ドットコムやまんじいは、やまんばが大好き!やまんばの誕生日に、なんかいいものやりたいと考えます"そういえば…"やまんじいは、お宝箱の中にいいもんがあったことに気が付きますお宝箱の中に入っていたのはとてもきれいなききみみずきんやまんじいは、最高のプレゼントが見つかってウキウキほうりあげて駆け回っているうちに、ずきんはかぜにとばされて、どこかへ行ってしまいますいくらさがしても見つからないので、やまんじいは泣き出しますやまんじいの涙で川ができ、ずきんは流されてしまうのですが、運良くたろうくんに拾われますたろうくんは、友だちのしほちゃんに、プレゼントしようと考え、しほちゃんを呼び出しますしほちゃんがずきんを被ってみると、鳥や風の話すことがわかりますどうやらやまんじいが大切なずきんをなくし、大泣きをしていると言うのですそこで、たろうくんとしほちゃんはやまんじいに帽子を届けに行きます不思議な感じのする絵です"やまんじい"と聞いて"(日本に昔から住んでいる)山の爺さん"みたいな印象を持っていたのですが、なんだか気の弱いピエロみたいない感じで、"やまんじい"って一体なんだろう、という気にさせられました#絵本 #なきだしたやまんじい #絵本ノート #絵本くらぶ
2025.04.19
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真夜中のちいさなようせい絵と文: シン・ソンミ訳: 清水知佐子ポプラ社妖精に会ってみたいけどそれはなかなか叶わない私の中での妖精のイメージは、小さくて、軽く薄い羽があるこの本に登場する妖精は、チマ・チョゴリを着た、小さな人間そのものわらわらといるし、とても存在感があるさて、物語は、熱を出して寝込んでいるぼくと、それを看病するお母さんから始まるお母さんが、居眠りを始めると、枕元に妖精たちがやってくるそして、お母さんに代わって、ぼくの面倒を見始めるぼくが起き上がれるようになると、妖精たちは今度はお母さんの世話をし始めるお母さんが目を覚ますと、妖精の姿が見えるようになっていた不思議なことにお母さんの姿は、ぼくと同じくらいの子どもの姿になっていたお母さんは、そのくらいの時に、この妖精たちと遊んでいたそのことを思い出し、みんなで楽しく一晩を過ごすAllen Say さんの絵を思い出しました細部まで丁寧に繊細に描かれた美しい絵本ですつまらないことが気になるもので…子どもが熱を出して寝込んでいるのですが、敷布団が描かれていないのです調べてみると、"敷かない"とは書いてないけど、韓国の布団はとても薄いのだとかオンドルのおかげで寒くないそうですよ納得絵本からいろんなことがわかります
2025.04.08
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星をつるよる作: キム・サングン訳: すんみパイ・インターナショナルみんなが眠ってしまったあと、自分だけが眠れないとさみしくなる窓から見上げた空に明るく輝く月"起きているのかな"声をかけたら、星が降りてきたつかんだら月へとひとっとびそこにはうさぎがいた"わたしたちだけが眠れないのかな"釣りのように海に星を投げ入れると、カニがつれた森に投げるとキツネが北極に投げるとクマの親子がみんながそろったところで並んで釣り糸を垂らすすると星にぐっと引っ張られたそこには数えきれないほどの星たちが遊んでいると、どんどんまぶたが落ちてくる…夜空の青って落ち着きますよねそこに黄色の月と星がよく映えます星が無数に集まっている場面は、ページをめくったその時に思わず"わぁ…"ってなりますそしてワクワクしますきれいな絵本です見てみてくださいね#絵本 #星をつるよる #絵本ノート #絵本くらぶ
2025.03.15
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とにかくいいんです〜読んでみてください🙇🏼♀️高校を舞台に、お琴の世界で頑張る学生たちの姿を描いた作品です全員が主人公で、1人1人の心の葛藤、足掻く姿が描かれています胸熱なエピソードがいっぱいで、他人を応援しなくなりますギュッ(と心を掴まれて)、ブワッ(と自分の内側から熱い思いが湧き上がり)、ボロッ(涙が出て)しまいますこれまで読んだコミックの中で一番好きかも❤️全巻買ってもいい!って初めて思いました今ならコミックシーモアで27巻まで無料で読むことができますゼッタイその先が気になって、気になって仕方なくなりますよアニメ化されてますので、そちらが気になる方は公式サイトをみてねアニメ化された時のお琴の演奏、すごくいいですリンク貼れないのが残念なんですが、YouTube で神奈川県予選大会 「天泣」 (演奏:時瀬高等学校箏曲部) | この音とまれ!で検索すれば聴けると思います#この音とまれ #琴 #オススメ #漫画 #アニメ #コミックシーモア
2025.03.12
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どんぐり ころちゃんみなみ じゅんこアリス館こちらも"かわい〜"と思って、思わず手にとった本考えたら、季節真反対😅でも、ま、かわいいからいいや"あたまは とんがって""おしりは ぺっちゃんこ"見た目そのものを詩っているのがいいで、"どんぐり はちくり しょ"という謎のことば明確な説明はないので、ここからは自論になります"はちくりかえる"ということばがあるようで、"大袈裟にそりかえる"という意味なのだそうですそうすると、通じてくる気がするんですよね"はちくりしよ"と言ったときに、ぐーっと大きな背伸びをして、帽子(殻)を脱ぎ捨てるんですその様子がなんともかわいいおうたがあるようで、巻末に楽譜がついていますフリもついているので、親子で読む時やおはなしかいで楽しめることでしょう#絵本 #どんぐりころちゃん #絵本くらぶ #絵本ノート
2025.03.01
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とりかえっこ文・絵: ささきわきこ絵: 二俣英五郎岩波書店かわい〜🥰🥰🥰と誰しも顔が緩んでしまう本です"あそびにいってくる"といっておさんぽに出かけたひよこその途中でねずみ、ぶた、カエル…など、さまざまな動物に出会いますそして、その度に鳴き声のとりかえっこをするのですぴよぴよ→チュウチュウ→ケロケロ…と変わっていきますが、ひよこに危機が迫った時、鳴き声が違っていたおかげで逃れることができますま、ひよこちゃんは危機とも思っていなかったようですけどね最後にとりかえっこしたカメさんの鳴き声が、私のツボですおはなしの最後のページを最後、と思ってはいけません発行の詳細の書いてあるページにも挿絵があって、ひよこちゃんはたんぽぽと向き合っていますもしかすると、ひよこちゃんは、たんぽぽにも"とりかえっこして!"と言っているのではないかと思うのですそして裏表紙も今度、ひよこちゃんはてんとう虫さんに興味津々のようです😊さらに、よく見ると、見開き右ページの下、ページ数の表記がたまごからひよこになるまでの成長過程で描かれています例えば1ページは生まれたままのたまご2、3、4ページでたまごに亀裂が生じ、その亀裂はページを追うごとに大きくなり、5ページで孵化しますそこからは歩き出したり、ミミズを獲ったり。細部まで、作者のこだわりがにくいです絵、文、共にキュンってなるくらい、かわいらしい、こちらの絵本それも納得の、ささきわきこさんと二俣英五郎のコンビ二俣英五郎さんは絵本もたくさん目にしますが、私には紙芝居での馴染みも大きいですこの本は第一回の絵本にっぽん賞を受賞しています#絵本 #とりかえっこ #絵本くらぶ #絵本ノート
2025.02.24
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庭にたねをまこう!文・絵: ジョーン・G・ロビンソン訳: こみやゆう岩波書店まもなく春の気配が感じられるかという頃これまで部屋で過ごしていた子どもたちが庭に出ていきますそこで春探しを始めます落ち葉の下や、鳥の声に春の始まりを見つけます土を掘り起こし、種を植え、育てます春が進むのを感じて動物たちも集まってきますそして、気付きます花や葉、野菜や果物など、ステキな庭ができるためには、自然と、動物たちと、人間の手が必要だということを"なんの種を買ったらいい?""イチゴがなるといいな""ハツカダイコンも育てようよ!"子どもたちのワクワクが伝わってきます読んでいる私も一緒に感情が高まっていくのを感じます絵がとてもかわいらしく、ピンクにダークシアン、ダークブラウンの3色だけで描かれていて、とてもオシャレな本です(表紙(表裏とも)には黄色も使われています)手元に置いて、春が近づいたら、眺めたくなる一冊です#絵本 #庭にたねをまこう! #絵本くらぶ #絵本ノート
2025.02.22
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ひみつのたから チョコラーテ作: 平山暉彦福音館書店しょうたくんと発明家であるしょうたくんのおじさんは、チョコレートとまちがえておじさんの発明品、タイムトラベルボンボンを食べてしまい、400年前のアステカのカカオ農園へ飛ばされてしまいます当時はとても貴重なカカオその農園を管理していたスペインは、その秘密がもれないよう、細心の注意を払って見張っていましたそんな時、突然現れた2人は、チョコの秘密を盗みにきたものと疑われて、兵士たちから追われることとなります残念ながら、捕まって船に乗せられた2人どうやらスペインに向かっているようですその船に偶然乗り合わせたイタリア人のアントニオが2人を助けます実はアントニオは、チョコラーテの秘密をさぐって潜入していたのでしたスペインに着いた3人は、船から脱走しますうまく逃げた3人でしたが、道中、アントニオと別れ、2人は街に向かいますとうとう、捕まってしまった2人は、火炙りの刑に処されるところを、今度は日本からの使節団に助けられますさらに、王様への謁見にも同席させてらもらい、そこでチョコラーテを口にしますその途端、タイムトラベルボンボンの効果が切れて現代に戻ります"サンタさんのなつやすみ"や"タンタンの冒険"のようなマンガ風なコマ割りで、チョコレートの歴史を勉強することができます#絵本 #ひみつのたからチョコラーテ #絵本くらぶ #絵本ノート
2025.02.19
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いのちの木作・絵: ブリッタ・テッケントラッブ訳: 森山 京ポプラ社キツネは、森で仲間の動物たちと幸せに暮らしてきましたしかし歳をとり、ある日、静かに最期の時を迎えることになったのですそれを見ていたフクロウは、キツネに寄り添って座りましたやがて、リスやイタチ、クマ、シカ、トリなどなど、たくさんの動物たちもやってきて、言葉なくキツネの周りに座りこみましたやがてフクロウがキツネとの思い出を語り始めました続いてネズミがそして1人ずつ、順に語っていったのです誰かが思い出を語る度、みんなはキツネを思い出し、心が温かく、ほぐれていくのでしたふと、気がつくと、キツネが横たわっていたところからオレンジ色の芽が出てきました不思議なことにオレンジ色の芽は、みんなの話を聞くうちにどんどん成長していき、小さな木に育っていましたみんなは、"キツネは今も自分たちと一緒にいるのだ"と確信するのでした"死"を怖い、と感じる人は多いでしょうその理由は?死ぬ時、痛いのがイヤ?死んだら美味しいものが食べられなくなるから?立場を変えて愛する人がいなくなったら寂しいから?人それぞれ、理由はあるでしょう「死んで私という存在がなかったかのようになるのが怖い」という人もあるかもしれませんねそんな人には、生きるためのいいヒントになるかと思います締めの最後の言葉が、その答えだと思います#絵本 #いのちの木 #絵本くらぶ #絵本ノート
2025.02.11
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ママ、ママ、おなかがいたいよ作: レミイ・シャーリップ絵: レミイ・シャーリップ/バートン・サプリー訳: つぼい いくみ福音館書店"おなかが痛い!お医者さん、呼んで!"と訴える男の子あれ?なんだか体のフォルムがおかしいぞどんな病気でも治すと自信満々のお医者さま馬車を飛ばしてやってきたはじめての症状で、即入院医者はお腹から次々と何か取り出していく出てきたのは、りんご、ボール、バースデーケーキ丸ごと、お母さんの帽子、etc. これなら、お腹が痛くなるはずねあれ、お医者さんの帽子がない!どこにあるかは…もうわかりますねシルエットでお話は進みますと言ってもモノクロではありませんセルリアンブルー、ショッキングピンク、オレンジ、ブラウンのどれか一色を背景に白で抜くか、白背景に黒のシルエットになっています更に言えば、男の子の家にいる時はピンク道中はブルーお医者さんの家はオレンジ病院はブラウン(白背景に黒は病院部分でのみ見られます)に分けているんです切り絵で制作された絵本ですが、お腹から出てくるものは、水彩で色がついているように思います"ありえない!"がおもしろい本です#絵本 #ママママおなかがいたいよ #絵本くらぶ #絵本ノート
2025.02.05
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ラチとらいおん文・絵: マーク・ベロニカ訳: とくながやすもと福音館書店ラチは弱虫どれだけ弱虫かっていうと、イヌを見れば逃げ出すし、暗い部屋に入ることもできないし、友だちもこわくて話ができないほどだから仲間はずれにされて、いつもひとりぼっち絵本を読んで過ごします中で大好きなのは、ライオンの絵強そうで、頼りになりそう"ぼくのそばにこんなライオンがいたら…"ある朝、目が覚めると、小さな赤いライオンがいましたでも"こんなちっぽけなライオンじゃ…"ラチは鼻で笑いますところが、見かけと違ってライオンは強く、ラチを強くしてやる、と言いますピンチになって、ラチが逃げ腰になると、ライオンが背中を押しますそうして、気が付くとラチはとても強くなっていたのでしたラチはライオンにお礼を言おうとして、ポケットに手を突っ込みますあれ?ライオンがいない⁈家に帰ると、ライオンの手紙が残っていましたそこに書かれていたのは…***ラチに必要だったものそれはほんのちょっとの勇気でも、その一歩が踏み出せないそんな人も多いのではないでしょうかだから、ライオンが次の場所に行く必要があるのでしょうラチはあなたでラチは私ねぇ、ラチライオンはあなたの内にいるのですよ少しずつ経験を積み上げて、あとはその時が来るのを待っています準備が整ったその時に、あなたのうちなるライオンは、ほんのちょっと背中を押してあげるだけあとは溢れるように流れ出します私たちの中に眠っているライオン次に目を覚ますのは、あなたのライオンかもしれませんね#絵本 #ラチとらいおん #ビルドゥンクスロマン #絵本くらぶ #絵本ノート
2025.02.03
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ひみつのひきだし あけた?作: あまんきみこ絵: やまわきゆりこPHP研究所おしいれのすみっこから さくら色の毛糸玉がでてきて、ベレー帽を編もうと、かぎばりを探し始めたチイばあちゃんでも、なかなか見つからない昼寝から目を覚ました ねこのとらたに"かぎ針、知らない?"と聞いてみると、ふるづくえの一番下のひきだしを探してみたら、というなぜなら、ばあちゃんはなんでもかんでも、そこに押し込むクセがあるから"そこは探した"というチイばあちゃんに"奥の奥まで探してみた?"と言うとらたもう一度、引き出しを引き出してみる中には、貝殻に化石、きれいな小石、千代紙など、いろんなものが入っているでもあら不思議!引き出しはひっぱればひっぱっただけ、あいていくスルスルとえっ、一体どこまで⁈それは家の壁を突き抜け、裏木戸の外まで伸びていったこんなに伸びちゃった引き出し、どうしたらいいの⁈実はいい方法があるんです😊チイばあちゃんとねこのトラタのやりとりがかわいい温かくてほっこりします#絵本 #ひみつのひきだしあけた #あまんきみこ #やまわきゆりこ #絵本くらぶ #絵本ノート
2025.02.01
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人生の最初の思い出文: パトリシア・マクラクラン絵: バリー・モーザー訳: 長田弘みすず書房最初のものって特別私の故郷は静岡大学を卒業して憧れで横浜に来て、今では横浜で過ごした時間の方が長いけれど、心の拠り所は静岡でまちがいないたくさんの初めてを経験した町離れがたいものはたくさんあり、それは永久にそこにあると思っていただがしかし、帰省の度に少しずつ姿を変え、今では全く違う町となってしまった…誰も時を止めることはできないとわかっていても、淋しさ、切なさは止むことはない本を読んだ時、このことが想起された幼くして生まれ育った地を離れなければならなくなった女の子''親と離れてまでもここを離れたくない"という強い気持ちさぞ父、母は困ったことだろう母の言葉、父の言葉に渋々ながら離れる決意を固める少女ハコヤナギの小枝、大草原の土、そこでの思い出を胸に旅立っていく離れても"人生の最初の思い出"はずっと自分と共にあるのだから版画の挿絵がカッコよくて目を惹く#絵本 #人生の最初の思い出 #絵本くらぶ #絵本ノート
2025.01.31
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いろいろこねこ文: マーガレット・ワイズ・ブラウン絵: アリス&マーティン・プロベンセン訳: 木原悦子講談社こねこのブラッシュとハッシュは、ペンキ屋さんいろんな色を混ぜて新しい色を作り出す色の発明家です2人の夢は、世界中にある色を全部作り出すこと2人には緑色のペンキがなかったので、作ることにします2人はいろんな色を混ぜてみますが、ピンクやオレンジ、紫はできたのに、緑は作ることができませんそこで、青と黄色を混ぜてみたら、遂に緑ができたのですさらに茶色も夜になって、2人は夢を見ました夢の中では、島や海、りんごや木が現実ではあり得ない色になっていました朝になって目覚めた2人は、元気いっぱい元気過ぎてペンキの缶を蹴飛ばし、色々な色がごちゃまぜになって、世界中にあるすべての色を作ることができたのでしたマーガレット・ワイズ ブラウンという名前と、絵と色味がかわいらしくて手に取りました #絵本 #いろいろこねこ #マーガレットワイズブラウン #絵本くらぶ #絵本ノート
2025.01.25
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おふろだいすき作: 松岡享子絵: 林明子福音館書店ぼくは、お風呂が大好きお風呂に入るときはいつもあひるのプッカと一緒でも、今日は特別なんとお風呂に大きなカメがいたのだしかも、カメだけではないペンギンに、オットセイカバにクジラそんなバカな…と思うようなことがいっぱい起こります夢があります「さあ、みんなおゆにはいって」と言って、湯船に手や足をかける様子やかばの耳の後ろを洗う様子クジラがみんなにシャワーをかける様子にワクワクして、"こんなお風呂、入ってみたいな"って思わされます文章も絵も温かくて声に出して読みたい、音で目で楽しみたい一冊です#絵本 #おふろだいすき #絵本くらぶ #絵本ノート
2025.01.20
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ベルのともだち作: サラ・スチュワート絵: デイビッド・スモール訳: 福本友美子アスラン書房ベルのお父さんもお母さんも、仕事やお出かけで家にはいないベルはいつもビーと2人きりビーは住込みの家政婦さんだから、2人の毎日は家事をやって、終わったら海辺に遊びに行く1日目、洗濯2日目、アイロンがけ3日目、お掃除4日目、買物5日目、パンを焼く6日目、大掃除(この日は部屋から海を眺めるのですけどね)7日目は教会へベルは、ビーの家事のお手伝いをしているつもりなんだろうけど、どうにもジャマをしているとしか…でも、ビーはそんなベルを邪険にはしない根気強く付き合ってくれるそんな平凡で、まったりとした毎日でも、ある日、事件は起きた"なんでもできる"ベルの思い上がりだった1人で海に出かけ、溺れかけたあの時、ビーが気がつかなかったら…そんな日のことを、大人になったベルは思い起こすともだち年齢も、肌の色も関係ない今も心の中にいる人、育ててくれた人、ビー血のつながりでもないのですよね子どもの頃、一番多感な時に、傍にいて、必要なことを教えてくれる人大事ですねひとつ思うことは、できることなら(誰にでも抱えている事情はありますから)、その役割は、家族が担うべきなのではないか、と時間は戻ってこない3歳の頃に、5歳の頃に、もっと寄り添ってやればよかった、と大人になってから思っても、その時間は戻ってこないのだから最後から2ページめビーが頭を抱え、口を手で押さえている挿絵がある体も恐ろしさでガタガタと震えていたことだろうこの事件は、いつもの平凡ないい思い出と共に、忘れられない強烈な思い出として作者の脳裏に残っているに違いない ねえおねがい、わらってよ「ごめんね、ごめんね、ビー。もうぜったいに、ひとりでいかないからね」ココアを差し出しながら言うこの言葉に嘘はないに違いない#絵本 #ベルのともだち #絵本くらぶ #絵本ノート
2025.01.19
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Welhnacht, Welhnacht Uberall詩:Adolf Holst画:Ernst Kutzer今回、残念ながらドイツ語で書かれていて、私には皆さんに正確にお伝えすること術がありませんそこに親切に貼ってある説明文を、そのまま載せさせて頂きますローゼルの人形の頭には穴が開いていて、ルーディーのテディベアには両腕がありません。このようなおもちゃを持つ子どもたちは、クリスマス前のある晩、おもちゃをドアの外に置いておくのです。すると天使たちが空から舞い降りて来て、おもちゃを天上へ運んでいきます。そこではキリストの子や天使たち、そしてサンタクロースがおもちゃ修理に大忙し。修理が済むと、キリストの子と天使たちが、すっかり通りになったおもちゃを再び地上へと運んでくるのです。これですてきなクリスマスがやってきます。もちろん子どもたちだけではありません。森の動物やノームたちにも、楽しいクリスマスの到来です。Ernst Kutzer は、1900年代初頭にウィーンで活躍した画家エルサ・ベスコフやジビュレ・フォン・オルファースを彷彿させますイラストが優しく、美しく、いつまでも観ていられます#絵本 #welhnachtwelhnachtUberall #ドイツ #クリスマス #絵本くらぶ #絵本ノート
2025.01.17
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その絵ときたら!−新しい絵本の時代をつくったコールデコット文: ミシェル・マーケル絵: バーバラ・マクリントック訳: 福本友美子ほるぷ出版 ランドルフ・コルデコットは、19世紀に生きたイラストレーター、絵本画家その功績が讃えられ、その名は賞の名前として残っていますコルデコット賞は、アメリカの児童図書館協会が、アメリカ合衆国で前年に出版された最も優れた子ども向け絵本に毎年授与している賞ですコルデコットの何がそんなにすごいかって、コルデコットが登場するまで、絵本に描かれた絵は、一場面を切り取ったような、動きのない絵だったのに、コルデコットのそれはその前後に何が起きたか、何が起こるか、ストーリーが見えてくるような生き生きとしたものだったことです絵を見れば、猫がねずみを捕まえてしまいそう、早く逃げて!ってドキドキしたり、あんな勢いで馬を走らせて、あれじゃあ、アヒルも犬も大騒ぎ、ワンワン、ガァガァ、人々の驚く声、それら全てが聞こえてきそうなのですそんなランドルフの略歴が紹介されていますランドルフは体は丈夫ではないけれど、動物が大好きで、外で遊ぶのも大好きそして、もう一つ絵を描くことがそんなランドルフを心配して、お父さんは、ランドルフが15歳になると銀行に働きに出しますでも、ランドルフは働きながらも絵を描くことをやめませんでしたそして26歳の時、絵で食べていくため、生まれ育ったマンチェスターを出て、ロンドンに向かったのですランドルフは地道に勉強を続け、本の挿絵などを手掛けましたそんなある日、ランドルフの絵を観た人が、"絵本を作ってみないか"と声をかけましたランドルフは喜んで、ストーリーが伝わるような絵を、精力的に描いていきましたそして、できあがったのは、批評家たちを唸らせ、字の読めない子どもたちまで虜にする絵本でしたこうして、新しい絵本の時代が始まったのです残念なことに、ランドルフは39歳という若さでこの世を去りましたでも、彼がこの世に残したものは、決してなくなることなく、更なる発展をして、これからも多くの人を魅了し続けていくでしょう#絵本 #コルデコット #その絵ときたら #絵本くらぶ #絵本ノート
2025.01.14
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おんちょろちょろ再話:瀬田貞二絵:梶山俊夫出版社:福音館書店 男の子が遠い親戚に会いに行く途中で、道に迷い、やがて日が暮れてしまいました山のふもとに一軒の家を見つけて、一晩泊めてくれるよう、頼みますその家のおじいさんとおばあさんは男の子をお寺の小僧さんだと思い込み、たいそうもてなしてくれましたそして、うちのほとけさまに、お経をあげてくれるよう、頼みます今更、お寺の小僧ではないと言えない男の子。仕方なしに目の前で起こることを言葉にして、お経のように読み上げますそのお経とは、このようなものでした「おんちょろちょろ、でてこられそろ」「おんちょろちょろ、のぞきもうされそろ」「おんちょろちょろ、ささやきもうされそろ」「おんちょろちょろ、ばちあたりそろ」「おんちょろちょろ、でていかれそろ」その日以来、おじいさんとおばあさんは、このおかしなお経を毎晩唱えましたそんなある日、3人の泥棒が入り込みますちょうど読経をしている最中3人は、やっていることがお経の内容とピッタリなので、おじいさん、おばあさんにバレているのでは、とヒヤヒヤそれも1度や2度でなく、何度もとなると確信し、急いで逃げて行きましたという典型的な、誤解から生じる笑える昔話ですそれにしても、興味をそそられるタイトルです#絵本 #昔話 #おんちょろちょろ #絵本くらぶ #絵本ノート
2025.01.13
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Tree of CranesAllen Sayもしも、クリスマスの概念のない時代の日本で、自分だけがクリスマスを知っていて、祝うとしたら、あなたならどうするだろうかモミの木?ないないオーナメント?なんだ、それ?このお話の中で、お母さんは盆栽をツリーに見立て、折り紙の鶴と蝋燭とで飾りつける斬新!でも、違和感が…違和感はあるけれども、合点がいく、というかよく思いついたね、と拍手を送りたくなるとにかく日本感満載の本日本人が描くより日本ぽい奴凧は、そのものズバリ!日本の子どもは雪の中でも半ズボン!お母さんというものは、着物の上に割烹着風呂といえば檜古き良き時代の理想の"ザ・日本"を体現させられていると言いますか残しておきたい、私が子どもの頃の理想的な原風景の1ページ、を見ている感じ理想的過ぎて、現実味があるような、ないようなここまでの物言いを聞いて、なんだか私がこの本に否定的な感覚を持ってあるように思われてしまうかもしれない断固として言うが、そんなことは決してないむしろ、とても気に入っているストーリーはシンプル池で遊んですっかり体が冷えてしまった少年風邪を引いたかも池で遊んではいけないとあれほど言われていたのに家に帰るとお母さんから、風呂に入って、軽く食事をし、布団に入るように言われてしまう今日のお母さんは、いつもと少し違う本は読んでくれないし、折り紙を折ったり、雪の中、庭で作業をしている後ほど、それは松の木を植木鉢に移し替えていたのであって、さらに折った鶴はその木に飾るためだったことがわかるそれは、クリスマスという習慣のない日本で、お母さんができる最大限のクリスマスのお祝いだったのであるこのお話を書いた Allen Say さんの人生がまた興味深いご両親の出自は複雑セイが8歳の時に両親は離婚父親にひきとられたが、12歳の時に青山学院に通うために母方の祖母と東京に住むことになるしかし、すぐに祖母と同意の上で別れて暮らすことになり、一人暮らしを始めたセイは、漫画家、野呂新平の弟子となったロイス・ローリーとの逸話がこれまたおもしろいセイがコルデコット賞を受賞した際、同じく児童文学者のロイス・ローリーがニューベリー賞を受賞したお互いに自作に署名をした本を交換することになったのだが、その時、ローリーはなぜか日本語で署名をしたセイはローリーになぜ、日本語で署名できるかを訊ねた以下、セイとローリーの会話である「11、12、13歳の時に日本に住んでいたのよ。」「それって何年?」「1948年、49年、50年。私は1937年生まれなの。」「僕も。同い年なんだね。どこに住んでたの?」「東京。」「僕も。東京のどこ?」「渋谷。」「僕も!どこの学校へ行ってたの?」「目黒。毎日バスで通ってたの。」「僕は渋谷にある学校に行ってたんだ。」「渋谷に学校があったの覚えてるわ。自転車に乗ってよく通り過ぎてたから。」「(沈黙)…あの緑色の自転車に乗ってたの、君?」偶然とは必然であるとしか思えない#絵本 #TreeofCranes #日本 #正月 #英語本 #絵本くらぶ #絵本ノート
2025.01.12
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ちいさなかしこいオオカミ文: ヘイス・ファン・デア・ハメン絵: ハネケ・シーメンスマ作: 野坂 悦子化学同人ものしりのオオカミ"ちいさなかしこいオオカミ"と呼ばれて誇らしく思っていましたそんなオオカミを頼って、動物たちが質問に来ますでも、本をもっと読みたいオオカミは、それに答えることはありませんでしたある日、オオカミは王さまから病気を治すよう命を受け、お城へ出かけていきましたでも、お城は遠く、オオカミは迷子になってしまいました「ぼくにはなおせっこない」諦めかけていたオオカミを助けてくれたのは、森の動物たちでしたこの経験で、オオカミは、助け合うことの大切さを知りました絵に暖かみがあり、静かに語りかけられている気になりますとてもかわいらしいです#絵本 #ちいさなかしこいオオカミ #絵本くらぶ #絵本ノート
2024.12.29
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教会ねずみとのんきなねこのメリークリスマス作・絵: グレアム・オークリー訳: 三原 泉徳間書店もうすぐクリスマス教会ねずみたちはパーティを開きたいと思いますあれもこれも、と夢は膨らみますが、肝心のお金がありませんそこでくじを売ろうと思い立ちますくじには商品がつきものその商品とは、なんとねこのサムソンくじは1枚しか売れなかったので、サムソンはくじを買った夫婦に連れていかれましたが、直ぐに戻ってきてしまいますくじを売るのに失敗したねずみたちは、今度は聖歌隊として歌を歌って稼ぐことにしかし、これも失敗!ボヤを起こして警察に追われる羽目になりますどうにか逃げおうせて教会に戻ったねずみたちでしたが、パーティを取りやめると言い出しますその様子を見て、言い出しっぺのアーサーは、びっくりプレゼントがあるとついウソをついてしまいますアーサーはハンフリー、サムソンの力を借りてサンタクロースに扮してみんなのもとに向かいますが、途中、本物のサンタさんに出会い、教会に来てくれるようお願いしますでも、本物と思っていたサンタは実は…ところでサンタに扮してびっくりプレゼントをする予定だったアーサーたちでしたが、残念なことにそれも失敗してしまいますでも、大丈夫!時間になったら本物のサンタさんが来るのですからアーサーたちは、なかまに9時になったらサンタさんが来ると伝え、みんなは準備に取り掛かりますところが時間になってもサンタさんはやって来ません待てど暮らせど姿を見せないサンタさんにねずみたちがカンカンに怒ったその時、ドアが開いてようやくサンタさんが登場したのでしたサンタさんはとてもステキなプレゼントを持ってきて、ねずみたちは楽しいクリスマスを過ごすことができました想像していなかった展開のオンパレード次、どうなるの、と楽しめます絵がかわいくもあり、ちょっと怖くもあり思わぬ発見に" プフッ"と思わず笑ってしまうこともイギリス的なユーモアが満載です一番のお気に入りポイントは、小枝を2本頭につけて、トナカイとして、箱のソリを引っ張るサムソンの姿なんともかわいい💕💕牧師さんが観ているテレビの番組や、ポスターに書かれた内容、等々、気になるところがいっぱいです#クリスマス #絵本 #教会ねずみとのんびりねこのメリークリスマス #教会ねずみ #ねこ #絵本ノート #絵本くらぶ
2024.12.13
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馬小屋のクリスマス文: アストリッド・リンドグレーン絵: ラーシュ・クリンティング訳: うらた あつこラトルズお母さんに、"クリスマスのことを教えて欲しい"とせがむ子どもお母さんは話し始めますその内容は馬小屋で赤ん坊が誕生する「キリスト誕生」そのものですですが、御子とか、三賢者という言い方をしないからでしょうか宗教感はありませんでも、その話を知っていることで、キリスト様だからではなく、子どもも、かつて子どもであった大人たちも地上で唯一無二の愛すべき、愛されるべき存在なのだと、スッと受け入れることができますひと組の男女が夜の雪道を歩いていました2人は疲れ、馬小屋で休息することにしました馬小屋には馬、牛、羊がいて、暖や乳を与えてくれましたそんな動物たちに見守られながら、女性は出産したのです赤ん坊の誕生を喜ぶのは、2人と動物たちだけではありませんでした馬小屋の持ち主である3人の羊飼いが現れ、彼らもまた喜んでいたのですさらに、それまで真っ暗だった空に突如として星が瞬き始めます全世界がその誕生を祝っているようです命が生まれることそれは人間であろうと、動植物であろうと尊く、有難いことなのだと思いました作者は『長くつ下のピッピ』のリンドグレーンです絵もとてもステキあたたかさ、静けさが感じられます無音ではないのです音が聞こえますその音は静かでなければ聞き逃してしまうような音その音が聞こえてくるような静けさなのです#クリスマス #絵本 #馬小屋のクリスマス #リンドグレーン #絵本ノート #絵本くらぶ
2024.12.05
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ぼくはサンタ作・絵: ジョン・エイジー訳: 石井ふみ 小峯真紀監修: 久保秋里果香バベルプレスラリーにマリー、ウィリーにミリー、ジョーイにゾーイ、それからサンタこれがクローズ家の子どもたちそう、「サンタ」は末の男の子の"名前"なのですクローズ家のサンタくんであって、私たちが思う"サンタ・クローズ"ではないのですサンタくんは、今、住んでいる北極が大好き❤️でも、家族はみんな、温かい国に行きたがり、引越しをすることになったのですでも、引越しを前に、家族は雪で家に閉じ込められてしまいましたそんな時、サンタの特技が役に立ちます1人家を抜け出したサンタは、助けを求めて、小人たちの元へその道中でトナカイとも出会いますこうしてサンタのおかげで、家族は助かり、みんなで仲良く楽しい時間を過ごしましたサンタは大人になると…タイトルを見て、直球のサンタクロースの話かと思いきや、直ぐに"えっ、これ、サンタクロースの話じゃないの⁈"ってなります気持ちよくだまされた、そんな感じです#クリスマス #絵本 #サンタクロース #ぼくはサンタ #絵本ノート #絵本くらぶ
2024.12.04
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ぐるんぱのようちえん文: 西内ミナミ絵: 堀内誠一福音館書店作者の西内ミナミさんが逝去されて1年久しぶりにこの本を手に取ります"いい本"と思いつつ、なかなか手に取れない、取るのが躊躇われてしまう作品理由はその冒頭にありますずっとひとりぼっちで暮らしてきた、すごくきたなくて、くさいゾウ🐘それがぐるんぱそんな始まり、あります?なぜ、もわからず、その後もくさいからと顔を背けられ、"ぶらぶらしてる"、"メソメソ泣く"と言われて働きに出されるそこまで読んで、心が疼くその後、ぐるんぱはビスケット屋や、皿作り屋さんなどなど、いろいろなものづくりの仕事に挑戦しますでも、どこへ行っても『もうけっこう』と言われてしまうのですしょんぼりするぐるんぱ"しょんぼり"という言葉は、この本のキーワード繰り返し出てきますそんな時出会ったのが、こどもをたくさん連れたお母さんお母さんは、本当に忙しく、ぐるんぱに子守りをお願いしますぐるんぱの対応に大喜びのこどもたちぐるんぱの活躍できる場所は、ここにあったのです#ぐるんぱのようちえん #象 #絵本ノート #絵本くらぶ
2024.10.25
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ぞうのエルマー文・絵: デビッド・マッキー訳: きたむら さとしBL出版ゾウは象色でも、エルマーはいろんな色のパッチワークみんなとはだいぶちがっているのですエルマ-は、ふざけるのが大好きで、エルマーが笑うとまわりも皆、笑ってしまうのでしたでも、ふとエルマーは思いました「どうして 僕だけ みんなと 違っているんだろう?」エルマーは自分の体を象色に染めてしまいますもう誰もエルマーだとは気付きませんみんなと同じになったけど…果たしてそれはエルマーが本当に望んでいたこと?「エルマーの日」に読者も心が弾みます#ぞうのエルマー #絵本ノート #絵本くらぶ
2024.10.25
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つばさをもらったライオン作: クリス・コノヴァー訳: 沿道 育枝ほるぷ出版ねこの国を治めるレオ王は読み書きができませんでも、誰もがいうことを聞いてくれるので困ったことはありませんまた、立派な宮殿、きれいなお妃、たくさんのお宝を持ち、なんの不自由もありませんでしたでも、北の宮殿に住むオットー王が持っているという不思議な宝物を自分が持っていないことが悔しくてなりませんそんなレオ王に翼の生えた王子が生まれました。でも、誰も飛び方を知っている者がおらず、教えてあげることもできませんでしたある日、王子が翼を広げると勝手に風に舞い上がってしまいましたそして、そのまま流されて知らない土地へそんな王子を助けたのはクマとフクロウ実はクマはオットー王だったのです王は王子に本を教えました王子は本のおもしろさにどんどんハマっていきますそして、フクロウは王子に飛び方を教えました翼が強くなった王子は、自分の国に帰ることにします本をもらって帰った王子でしたが、忘れ物が…その忘れ物を持って、フクロウが追いかけてきますその忘れ物とはとても、ステキな忘れ物だったのですよ表紙見返しに、A〜Zまで、タイトルがそれぞれの頭文字で始まる世界のおはなしがイラストで紹介されています“U”の項目には、ある日本の昔話が…なんだかわかりますか?答えは"浦島太郎"です日本の昔話が選ばれて、なんだか嬉しい☺️#つばさをもらったライオン #絵本ノート #絵本くらぶ
2024.10.03
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300年まえから伝わる とびきりおいしいデザート作: エミリー・ジェンキンス絵:ソフィー・ブラッコール訳: 横山和江あすなろ書房”投稿した”と思っていたのに、してなかったなんてベストテンに入れたい作品なのに・・・改めましてこのお話は「ブラックベリーフール」というデザートを作る、時代も場所も違う4つの家族に焦点をあてていますそれぞれ、1710、1810、1910、2010年と違う年代に、イギリス、アメリカ(チャールストン、ボストン、サンディエゴ)と違う場所で生きた家族です時代も場所も違えば、材料の調達方法も、作るための道具も全く変わってきます着ているものも、食卓風景も絵から歴史の変化が見てとれますどうぞ、絵の隅から隅までじっくりと見てくださいいろいろな発見がありますそして、その変化はそうした物理的なものばかりではありません例えば、立っているか、座っているか、とか、どこに座っているかなどで、その時代、その地域での性別や人種に対する考え方が違うことがわかります特に1810年のアメリカ、チャールストンを舞台とした家族では、奴隷という立場の親子が描かれていますアメリカでは、クローゼットに隠れて奴隷の母娘がフールを舐めている挿絵が問題となり、作者が謝るといったこともあったようですが、そういう悲しい制度が歴史的にあったことは事実で、それを知って、二度と繰り返さないことが大切、と私も僭越ながら思ったりするのですその思いを映しているのは現代の食卓で、老若男女が人種に関係なく、仲良く、楽しく、座る位置も関係なく、みんなで食後のフールを楽しんでいますそれが作者が願っている理想の食卓なのだと私は思います巻末にブラックベリーフールのレシピが載っていますブラックベリーと砂糖とバニラエッセンスと生クリームだけでできる簡単なデザートですといっても、それは現代だから言える話ですが・・・その昔、生クリームを手に入れることが、泡立てることが、冷やすことが、どれほど大変なことなのかは本を読んでみてくださいね(自分で作るためにメモとしてレシピを残しておきます)~材料~●ブラックベリー300g (手に入れにくいので、冷凍のブルーベリーかミックスベリーをオススメします)●36%以上の生クリーム 200cc●グラニュー糖60g●バニラエッセンス2~3滴1. ブラックベリーをミキサーにかけ、グラニュー糖 30g を加えて混ぜる2. 生クリームに残りのグラニュー糖を加え、角が立つまで泡立て、バニラエッセンスを加えてさらに泡立てる3. ②に①を入れて軽く混ぜ、冷蔵庫で冷やす
2024.09.03
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おおきななみ作: バーバラ・クーニー訳: かけがわ やすこほるぷ出版お話の主人公は、ハーティという女の子バーバラ・クーニーのお母さんをモデルにしているといいますどうりで、ずいぶんと具体的、現実味のあるお話になっていますドイツからアメリカに渡り、事業で成功した一家の日常が描かれています大きなお屋敷や別荘を持ち、使用人を雇い、ドレスを着て、パーティを開き、オペラに行く…憧れの"お嬢様の生活"を垣間見ることができます姉が花嫁になる夢を叶え、兄も父と共に働く夢を叶える中、ハティは子どもの頃から抱いていた画家になる夢に向けて、一歩を踏み出すのでした絵がとにかく素敵建物が細部に至るまで緻密に描かれ、調度品、着ているものなどからその時代が手に取るようにわかります見ていると色々な発見があり、飽きることがありませんハティの選択を後押しする終わり方も、読み心地がいいですこれも手元に置きたい一冊です#絵本 #おおきななみ #バーバラクーニー #絵本ノート #絵本くらぶ
2024.07.26
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うきわねこ文:蜂飼 耳絵:牧野 千穂ブロンズ新社猫のえびおは、おじいちゃんから誕生日プレゼントにうきわをもらいましたこのうきわ、普通のうきわではありません満月の夜になったらわかります待ち遠しい満月の夜その夜、うきわを膨らませたら、あら不思議!うきわがふわりと宙に浮いたのですおじいちゃんもうきわに乗ってやってきて、夜のお散歩にお出かけです向かった先は海2匹は、夜釣りを楽しみますすると釣れたのは、見たこともない大きな魚お腹いっぱいお魚を食べ、大満足でも、今夜のことはえびおとおじいちゃん、2匹だけの秘密朝になって、えびおはうちに帰ります絵本!ザ・絵本!絵を楽しんでください!かわいい!猫たちがかわいいのはもちろんうきわも、カップも、本も、細部にいたってかわいらしくて、見ているだけで楽しめます"えびお"という名前"おかかのおむすび"を食べているとこおじいちゃんの釣り姿海に走る月の道自分たちの何倍もある大きな魚をペロッと食べちゃうとこ私の胸をくすぐるポイントがいっぱいです先2つの言葉のチョイスもいいですが、「ほそかった つきは だんだん だんだん ふくらんで とうとう まんまるになりました」「なみは ぽちゃん ぽちゃん くりかえし うたいます」といった表現もさすがではないですか😊#絵本 #うきわねこ
2024.07.25
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おっきょちゃんとかっぱ文:長谷川 摂子 絵:降矢 奈々福音館書店ある日、川で遊んでいたおっきょちゃんは、こどもの河童、ガータロに出会います"お祭りだから、お客さんになれや"とガータロに誘われ、おっきょちゃんは、キュウリをおみやげに持って付いて行きます川底ではにぎやかな音楽が鳴り、屋台が並んでいますおっきょちゃんは、大人の河童に囲まれますが、おみやげのキュウリを渡すと、大喜びされ、歓迎を受けますまつりのもちをもらって食べると、お父さんやお母さんのこと、水の外のこと、全部忘れてしまいましたおっきょちゃんはガータロのうちの子になりました果たして、おっきょちゃんはこのまま河童の子として生きていくのでしょうかこのお話は読み進めると、"あれ、どこかで見たような…"という気持ちになります新しいお話なのに、懐かしいに近いでしょうかまず、想像上の生き物ですが、河童という存在に対して、それから浴衣やお祭り、人形、西瓜といったものに対しても親近感を感じますそこで、場面によって、浦島太郎や人魚姫、桃太郎、雛祭りの話を思い出すのです絵呪文とスイカという組み合わせには思わず笑ってしまいました。縁側に裸ん坊で立っていた、おっきょちゃんを見つけたお母さん、凄くビックリしたでしょうね。スイカの中身がないこともね。お腹大丈夫だったのかしら?#絵本 #おっきょちゃんとかっぱ #かっぱ #絵本ノート #絵本くらぶ
2024.07.12
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びっくりビック作: ふせ わかこ福音館書店"びっくりビック"苗字がびっくりで、名前がビックです…ではありません思うに2つの意味があるかと1つ目は、ビックはいつも誰かをびっくりさせていますから、その意味でのびっくり2つ目は、イタズラをしないとビックって、別人に見えるほどげっそりするのでびっくりある日、ビックはレストランで悪ふざけし過ぎて、牢屋に入れられてしまいます出してもらえず、大泣きをするビックでしたが、捕まっている間、イタズラができなくて激細になり、なんと格子をすり抜けてしまったのです困ったおまわりさんが署長に相談すると、署長は“ごろにゃんやま”に住んでいるヒックの所へ行け、と言うのですそこでビックはヒックの元に向かいますもう誰もおどかすことができなくなったビックは、ヒョロヒョロにやせて、遂には風に乗って飛ばされるほどにそして、あろうことか、吸い込まれるようにヒックの家の煙突に落ちたのです家の中には、しゃっくりが止まらず、苦しむヒックそこへビックがズドーンと落ちてきて、ヒックはびっくりして、しゃっくりが止まったのでした一方のビックも、おどかすことに成功して、元気いっぱいまんまるの顔に元通り2匹はずっとなかよく、一緒に暮らしたとさ絵がオシャレで愛嬌のあるかわいさ表情豊かなネコたちがとにかくカワイイ💕風で飛ばされてしまうほどのペラペラのビックに思わず笑ってしまいます#絵本 #びっくりビック #こどものとも #猫 #絵本ノート #絵本くらぶ
2024.07.10
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