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2013.03.05
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カテゴリ: 本のある生活
 朝の読書実践研究会が発刊している機関誌「はるか」の冒頭に、私の寄稿した報告文が紹介されました。以下、数回に分けて紹介します。
____________________________

 はじめまして。私は2004年4月から、神戸朝鮮初中級学校で、中級部の教員として8年間「日本語(日本学校での国語に当たる)」の授業を担当している、張守基(チャン・スギ)と申します。昨年の夏に、中西英代先生の招待を受け「朝の読書交流会」へ参加したのがきっかけで、日本の学校の先生方との交流も広がり、今回は僭越ながら、「はるか」にも投稿させて頂く次第となりました。
 私は、子供たちが本という「一生の師匠」と出会い、読書離れを少しでも解消し、また学力向上のサポートとなるべく読書指導を一貫して行ってきました。この場をお借りして、どのような活動をしてきたかを報告いたします。

 私が新任として赴任した時に、神戸初中の新中学1年生40人を対象に「本に関する10の質問」というアンケートで意識調査を行った結果、「家で本を読む」子は全体の55%、「たまに読む・まったく読まない子」は45%でした。また、「あなたは本が好きですか?」という項目では、全体の約50%が「本が好き」、10%が「嫌い」、残りの40%が「どちらでもない」という回答でした。「本好き」の主な理由としては「面白いから」「楽しいから」。それに対して「本嫌い」の回答は「興味がないから」「ストレスを感じる(楽しくない)」「漢字が読めない(活字が嫌い)」というものでした。読む子は読むし、読まない子は読まない、読書の習慣はあまり定着していないな、というのが所感でした。しかし、それは、裏を返せば「興味を持って、楽しんで、活字に親しみ」さえすれば誰もが本好きになれるというではないだろうか、と考えを私にもたらしました。

 まず必要だと思ったのは、読書のための環境づくりでした。ほとんどの日本の学校では、「学校図書館の整備」「定期的な図書の補てん」等、様々な環境づくりが行われています。全国の学校図書館関係者の協力によって行われている「学校図書館調査」によると2011年の平均蔵書冊数は、小学校では8,848冊、中学校では10,912冊、高等学校では24,175冊になるそうです。
 一方、恒常的な資金不足に見舞われている民族学校(朝鮮学校)において日本学校と同等の「環境づくり」は困難であるといえます。しかし、「図書室がないから」「蔵書がないから」と諦めるのでなく、ないからこそ出来ることを探すべきだと考えました。
 私が赴任した2004年当初は図書室が閉鎖状態でした。ですので、蔵書の不足を補うために、私個人の本を持ち出し、職員室の本棚の充実を図り、個人的に本の貸し出しを行うことにしました。貸し出しの際には、本のタイトル、貸出人の名前をノートに記録しました。記録によると、図書室が開放されるまでの2004年5月~2005年10月までの総貸し出し冊数は、104冊(延べ208冊)、利用者数は89名(延べ208名)でした。


 それからは、希望者のみが本を借りたい時だけ図書室へ足を運ぶことが続きました。一方、クラス担任でもあった私は、教室に本棚を設置し学級文庫の充実を図ったため、それだけで満足し、長期間において図書室の運営はなされなかったのです。ただ図書室の蔵書の充実は、少しずつ進んでいきました。ことある毎に、協力者を募り、父兄や知人、養蜂場(みつばち文庫)、また南の友人たちからの寄贈により蔵書が増えていきました。2006年度からは私が図書室の管理を受け持ち、昼の休憩時間だけ、図書室を開放しました。

 2010年5月11日には、わが校での「朝の読書」の開始に足並みを揃えて(「朝読」に関しては後述します)、図書室を正常運営する運びとなりました。これまでの教訓を生かし、図書室運営に関する要項を作成し、体系化を確立しました。その際は、すべてのクラスの学級委員が当番制で運営できるようにし、学生たち主動のもとで図書室が運営されるようにしました。開放時間は、月曜日から金曜日までの12:55〜13:10とし、図書貸出し帳と返却日を記したカードを作成して、学生たちを発動させるようにしました。
 なお、2010年度の調査では、5月11日から10月末までの貸出し冊数は、5ヶ月半で延べ162冊(月平均29.5冊)でした。2004年の「私設図書館」での貸出し数が17ヶ月で208冊だったのを考慮すると、満を持しての「学校図書室」の開設以来、5ヶ月半で162冊というのは驚異的な数です。
 さらに、2011年の6月8日に図書室を模様替えをしました。その様子を私が趣味で更新している読書Blogなどで紹介し、定期的に「図書室日誌」を記しました。子どもたちの成長を喜ぶ読者からの寄贈本が届いたり、それに感動した学生達が、お礼に手紙を書いたりと、思いもよらない出来事などもありました。
 リニューアルを施した月は、一ヶ月で貸出し冊数が73冊を記録し、貸出者ランキングなどを紹介したら互いに競い合っての効果もあってか、翌月の7月には、83冊をヒットしました。これは昨年度の5ヶ月分の貸出し数と並びます。得てして学校内での図書環境づくりは、最低限のレベルでは整ったといえるでしょう。(続く)





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最終更新日  2013.03.05 17:10:19
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