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今月末に、はじめて湯河原温泉に宿泊してきました。
神奈川県は著名な温泉地が多いところですが、湯河原温泉の印象はかなり変化に満ちたスケールの大きな温泉街であることに驚きました。
どちらというとある地域にホテルが集まっている温泉地というよりも、平地から奥湯河原へと登る山道の主要なところにも老舗などのホテル・旅館が点在していました。温泉の宿泊施設もこの湯河原は大規模なものは少なく、 25 室規模でも大きな方とのことでした。施設も奥湯河原まで車で登ってきましたが、雰囲気のある旅館・ホテルが多々ありました。宿泊した温泉ホテルはやや直前で手配をしたところでもありましたが、「保養所」のようなサービス対応で特に楽しみな夕食が大部屋で仕切りもなく合宿なような、にぎやかさでした。ゆったりと食事と会話を楽しめる雰囲気でなかったのが残念でした。
<ようこそ、湯河原へ。沿革です>
※現地での湯河原紹介パンフから

( 出典: japan net)
静かな谷に所以がたちのぼります。情緒あふれた温泉郷、湯河原は豊潤な自然と出迎える人の心が、旅する方を“ふんわり”とつつむ街です。「浮世を忘れて、心がほどける休日を過ごしたい」その望みは決して贅沢ではありません。人が 365 日、健やかに暮らすためにはとても大事なこと、どうぞ、湯河原に訪れたら、時計の針を気にせず心ゆくまでゆとりの休日をお過ごしください。

( 宿泊ホテルの露天風呂 )
<沿革>
湯河原は、古く万葉の時代から温泉地として人々に知られていました。
明治 22
年 4
月町村制が施行され、宮上村・宮下村・門川村・城堀村を併せて土肥村、吉浜村・鍛冶屋村を併せて吉浜村と称しました。大正 5
年 7
月 1
日、土肥村は湯河原町となり、昭和 15
年 4
月 1
日、吉浜村は吉浜町となり、昭和 28
年 9
月 1
日に公布された町村合併促進法に基づき、同30年4月1日に湯河原町・吉浜町・福浦村の 2
町 1
村が合併し、現在の湯河原町が誕生しました。
<湯河原と文人>
[ 国木田独歩 ]
独歩は晩年に 3 回、旧「中西屋」 ( 現在は駐車場になっている ) に保養に訪れ、短編小説を書きました。好意を持った旧「中西屋」の女中が嫁いだのを聞き懇意の情を綴ったのが「湯河原より」。また、 3 回目の保養で書いた「湯河原ゆき」の中の湯ケ原の渓谷に向かった時は、さながら霧深く分け入る思があった」という一節は、万葉公園内の独歩文学碑に刻まれています。
[ 島崎藤村 ]
代表作「夜明け前」は資料集めから執筆まで大変な苦労を要しました。夫の健康を気づかう静子夫人の勧めにより、年 4 回の原稿提出後の数日間や「伊藤屋旅館」でゆっくりくつろぐようになりました。伊藤屋旅館には藤村詩碑が今も残されています。
[ 夏目漱石 ]
漱石の最後の小説「明暗」は朝日新聞の 188 回まで連載。その死によって未完となった作品です。 170 回からは舞台が湯河原に転じ、自らも逗留した温泉旅館「天野屋」や「不動滝」が作品中に登場しました。
[ 与謝野晶子 ]
日本女流文学会を代表する与謝野晶子は昭和初期頃、度々吉浜の旧「真珠荘」を訪れました。同荘の大島桜をこよなく愛し、「吉浜の真珠の荘の山ざくら島に重なり海に乗るかな」をはじめ、湯河原にちなんだ多くの歌を詠みました。
[ 谷崎潤一郎 ]
湯河原吉浜に念願の湘碧山房を建てた谷崎潤一郎はこの家で 3 度目の源氏物語現代語訳を完成させましたが、翌年夏制作意欲を残しながら、逝きました。
[ 芥川龍之介 ]
芥川の湯河原を舞台にした小説は 3 つあります。「トロッコ」「一握の土」「百合」がそれで、いずれも吉浜の力石平蔵という人と深い関係があります。
<湯河原観光施設>
出典:楽天トラベル マイトリップ
https://travel.rakuten.co.jp/mytrip/ranking/spot-yugawara/
以下は、楽天トラベルマイトリップを紹介させていただきました。
自然に癒される「万葉公園」
温泉として唯一、万葉集のなかで詠われた湯河原を代表する公園。朱塗りの橋を渡った千歳川沿いの園内には、 80 種余りの万葉植物が植栽され、萱葺き屋根の茶室で抹茶(お菓子付き 400 円)がいただける「万葉亭」や足湯施設「独歩の湯」などがあります。日曜の朝 6 ~ 9 時頃には「観光朝市」も開催。自然に癒されながら散策できるスポットです。

温泉+足裏マッサージ!「独歩の湯」
万葉公園の中にある、湯河原温泉を利用した足湯施設。地理風水に基づいて日本列島をイメージした園内に 9 つの泉(足湯)を用意。さまざまな刺激で足裏をマッサージし、疲労回復や肌の若返り、心の健康など多彩な効能をもたらす工夫がされています。足湯後は、レストハウス 2 階で湯河原はり灸マッサージ会による「足の裏マッサージ」も堪能を。

新緑と紅葉が美しい「不動滝」
不動明王のような力強さから名付けられた、落差 15
メートルの名瀑。滝の左側には身代わり不動尊、右側には出世大黒尊が祀られています。滝を目の前に眺める茶屋もあり、米麹で仕込んだ甘酒や味噌おでん、おしるこ、抹茶と自家製あんこ、白玉のセットなどが味わえます。新緑と紅葉の時期は特に美しい景観が楽しめ、多くの滝見客が訪れます。

~あとがき~
湯河原温泉は初めて宿泊した温泉でしたが、スケールの大きな温泉施設群でした。奥湯河原まではバスや車でも結構の距離があり、のぼりの道のあちこちに老舗と思われる旅館、ホテルがありました。今回は、到着時間も遅く、翌日もすごい雨と霧で観光施設も見れずに残念でしたが、ゆったりともう一度訪問したい温泉でした。 以上
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