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昨日のこと、市内の調査で海岸近くの公園に向かう途中、放水路沿いの田んぼの脇で 不思議な花 を発見。小さな花が 稲穂状 に集まって咲き乱れている(5/31撮影)。こんな花は見たことないぞ。しかしどうやって名前を調べよう。花をアップにしても花びらの形もはっきりしない。花図鑑の白い花の写真を片っ端から見ていくが、それらしい花にあたらない。 しかしまてよ、 この尾っぽのような花はなにかに似ているぞ…… そうだ、 リョウブ だ! さっそく 季節の花300 さんでリョウブを検索、「よく似た花」に「 小葉の髄菜 (コバノズイナ)」があった。 初めて聞く名だが?
コバノズイナは北アメリカ原産の ユキノシタ科 の落葉低木で、 ズイナ より葉っぱが小さいので 小葉のズイナ 。別名アメリカズイナともいう。 ズイナなんて聞いたこともなかったが、こちらは日本固有の種で、 枝の髄を灯心 に、 若葉を食用に したことから名付けられたという。コバノズイナに比べると、葉っぱが丸くて大きく、花穂も長いという。葉っぱの大きさまでは測ってこなかったが、おそらくこれは コバノズイナ の方だろう。紅葉も美しいため、庭木や盆栽としても利用されるというが、初めて見る花だなあ。
モクレン科の花(中級編) 2013.08.19
モクレン科の花(初級編) 2013.08.05