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カテゴリ: カテゴリ未分類
「白夜行」のドラマDVDを観ながら、吉田修一の小説「悪人」を読んでいる私。なんだかとっても、「暗いの」祭です。でも、こういうのばっかりずっと観ていたらオカシクなりそうなので、たまにSATC。食い合わせがわるいかも・・・。

「白夜行」ドラマの方は非道な感じの小説よりも純愛ドラマちっくに仕上がっていて、要所、要所でけっこう泣かせる。「白夜行」や「幻夜」はまさに現代のノワール小説って感じで私はその暗さが好き。そして、それぞれの主役の女性の極悪非道ぶりに一抹のかっこよさを感じてしまうのです。私は小心者で情にもろいところがあるのでこういう女性にはなれませんが、徹底した冷たさやずるさに潔さを感じてしまう。xingxingは作家・東野圭吾の性格は屈折しているに違いない!っていうけど・・・。

「悪人」の方は出会い系サイトでであった女性を殺してしまう男性の犯人の心理状況を追った小説なのですが、こちらは舞台が九州。なんというんでしょう、地方都市に住む若者の鬱屈したストレスや絶望感がびしびし伝わってくる小説で今の日本の地方格差の問題なんかも垣間見える感じ。私も地方出身なので実家に帰ったときのあの停滞した雰囲気、その状況にストレスを感じながらも停滞せざるをえないムードがこの小説を通してはっきり伝わってくるのですよ。

なんだか暗め系読書・文化週間なのであります。まぁ、本当に凹んでたらこんな本は読めないから私自身の精神状態は安定しているってことでよしとする。






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Last updated  2007/07/31 04:28:59 PM
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