フットボール(サッカー)戦術研究

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2020.01.01
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イングランド プレミアリーグ第21節 サウザンプトンvsトッテナムの試合をSt.Mary's Stadiumで観戦。1-0でサウザンプトンの勝利。以下、レポートいたします。(長文で失礼します。)

【得点】
17分 イングス(サウザンプトン)

【戦術】
サウザンプトンは、攻撃では、2トップのイングスとレドモンドの一方がサイドのスペースに動いて速い縦パスを受けることにより、中盤のアームストロング、ジェネポと連携してサイドを基点にして崩していく。守備では、前線からのプレスにより、パスコースを消していく。また、自陣に侵入されたときには、4-4-2のコンパクトにしてから複数でプレスをかけていく。
スパーズは、攻撃では、ディフェンスラインとボランチのエンドンベレ(シソコ)とエリクセンのビルドアップから、3シャドーとケインとのコンビネーションを軸に両サイドのセセニョンとオーリエを交えながら崩していく。守備では、4-4-2または4-4-1-1を軸にコンパクトしてからプレスをかけていく。

【試合の流れ】
(前半)
序盤は、スパーズが攻撃陣の個人の能力を活かした攻めを展開する。

これに対して、サウザンプトンはイングス、レドモンドがスパーズ両サイドバック裏のスペーススペースに動き出し、中盤、サイドバックと連携して両サイドからチャンスをうかがう。
12分に、バイタルエリア付近でパスカットしたアームストロングからパスを受けたレドモンドのシュートがスペースGKガッサニーガにセーブされてしまうが、次のチャンスをモノにする。
17分に、ディフェンスライン、ステファンからの1本のロングパスからイングスがスパーズのディフェンスラインの裏を抜け出し、マークに付いたアルデルヴァイレルトを振り切ってGKと1対1になって左足で右隅に確実に決めて、サウザンプトンが1-0と先制する。
また、31分には、アームストロングからの右クロスに反応したレドモンドの右足のシュートがスパーズディフェンスラインにブロックされてしまうが、サウザンプトンの流れになる。
これに対して、スパーズは、エリクセンを中心にサイドを使ってパス回しによりサウザンプトンのブロックを崩しにかかる。
38分に、右サイドの展開からケインのミドルシュートがGKマッカーシーにセーブされ、続くエリクセンの左CKにヴェルトンゲンが詰めるがバーを超えてしまう。
ロスタイムに、サウザンプトンは、イングスからパスを受けたレドモンドからの右クロスをアームストロングが頭で合わせたが、ガッサニーガの正面を突き、得点には至らず、サウザンプトンが1-0とリードして前半終了。

(後半)
序盤は、サウザンプトンが46分に、右サイドからソアレスのクロスにレドモンドがボレーて合わせたが、バーを超えてしまうが、攻撃面では両サイドを基点にした速い攻め、守備では前線からのプレスと縦パスを入れさせないタイトなディフェンスが有効に機能する。
これに対して、スパーズは、前線同様、エリクセンのゲームの組み立てからケイン、アリなどへ縦パスを入れるが、サウザンプトンのディフェンスによりことごとく阻まれ、逆にサウザンプトンにカウンターを仕掛けられる。サウザンプトンのカウンターに対してはスパーズのディフェンスラインが適切に対応してチャンスを作らせない、両チーム一進一退の状況がしばらく続く。
得点できないスパーズは、68分に、ケインがファールを得たロ・チェルソの右FKにヴェルトンゲンが頭で合わせたが、オフサイドの判定が下り、72分に、エリクセンからの右FKにケインが左足で合わせてゴールネットを揺らすも、またもやオフサイドの判定により得点には至らず。

87分に、セセニョンからの左クロスに反応したルーカス・モウラがシュートを放つも、サウザンプトンのディフェンスにブロックされてしまい、結局、サウザンプトンが1-0と勝利。


【システム】
(サウザンプトン)4-4-2(右から)
GK マッカーシー
DF ソアレス、ステファン、バートランド、ベドナレク

FW イングス(76分 オバフェミ)、レドモンド
(守備時も4-4-2)

(トッテナム)4-2-3-1(右から)
GK ガッサニーガ
DF オーリエ、アルデルヴァイレルト、ヴェルトンゲン、セセニョン
ボランチ エンドンベレ(25分 ロ・チェルソ)、エリクセン
3シャドー シソコ、アリ、ルーカス・モウラ
1トップ ハリー・ケイン(75分 ラメラ)
(守備時は4-4-2または4-4-1-1)

【勝敗の分かれ目】
サウザンプトンが両サイドを基点として、スパーズの攻撃の基点を遅らせたこと。イングスの先制点。スパーズの攻撃陣に対してタイトなディフェンスで対応して自由にさせなかったこと。

【まとめ】
サウザンプトンは前線からのタイトなディフェンスがうまくハマり、スパーズの攻撃陣に決定機を作らせなかった。また、好調のイングスの先制点も大きかった。復調した状態がそのまま今日試合にも反映されていた。タイトなディフェンスとイングスらの攻撃陣により、今度どこまで勝点を伸ばすことができるか。
スパーズは、1対1のマークが甘くなるところがあり、ここのところ連続して先制されてしまっている。試合の流れが良くない。ディフェンスから立て直したいところではあるが、今日はエンドンベレとエリクセンによりボール支配率を高めることがゲームプランだったので、今後モウリーニョがどのようにチーム戦術を立てていくかに注目したい。







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最終更新日  2020.01.02 04:16:35


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