フットボール(サッカー)戦術研究

PR

×

プロフィール

スパレーン

スパレーン

カレンダー

コメント新着

コメントに書き込みはありません。

キーワードサーチ

▼キーワード検索

2020.12.16
XML
2020年J1第33節 セレッソ大阪vsサガン鳥栖の試合をヤンマースタジアムで観戦。2-1でサガン鳥栖の勝利。以下、レポートいたします。(長文で失礼します)

【得点】
21分 樋口(サガン鳥栖)
44分 豊川(セレッソ大阪)
90分 チアゴ・アウベス(サガン鳥栖)

【警告】
中野(サガン鳥栖)

【戦術】
〈セレッソ大阪〉

前半は4-4-2と3-4-2-1の可変システム。後半は4-4-2
守備では、前線3枚がプレスをかけていき、ボランチまたはサイドのスペースにてボール奪取していく。

〈サガン鳥栖〉
攻撃では、ディフェンスラインとボランチ高橋(梁)、松岡とのビルドアップから、森下、中野の両SBと中盤が連携してサイドのスペースを利用しつつ、時折、FW林、金森への縦パスからのポストプレーとサイドチェンジを交えて、パス交換を主体に攻めていく。
守備では、4-4-2のブロック基調として、前線と中盤が連動して数的優位を意識してディフェンスしていく。

【試合の流れ】
(前半)
序盤はセレッソ、サガンとも両サイドを有効活用したビルドアップからチャンスをうかがう。
まずチャンスを作ったのはセレッソで、14分に、右サイドで右WB片山のクロスの跳ね返りをボランチ藤田が反応してシュートを打つが、左に外れてしまう。
しかし、サガンもFW金森がボールを拾って左からペナルティエリア中へ切り込んで放った右足のシュートはセレッソGKキム・ジンヒョンの正面を突いてしまうが、すぐさまチャンスをモノにする。
左SB中野が左サイド奥にて片山からファールを受けてFKを得て、右MF樋口がCKのようなセレッソディフェンス陣を惑わせる右足のキックにてゴール右上隅に綺麗に決めて、サガンが1-0と先制する。

サガンもクロスを基点にボランチ松岡から横パスを受けたボランチ高橋がペナルティエリア付近でシュートを放つも、セレッソGKキム・ジンヒョンの正面を突いてしまう。
その後は、セレッソ、サガンとも両サイドからチャンスをうかがうが、40分過ぎにセレッソがチャンスを掴む。
42分に、右サイドの展開から松田を基点に、左シャドー清武からパスを受けた片山のシュートはサガンGK朴一圭の正面を突いてしまうが、続く44分に、左サイドで右シャドー坂元が粘ってボールキープしてドリブルで仕掛けて、ペナルティエリア付近まで進出して清武にパスし、清武からパスを受けたFW豊川がゴール左隅ギリギリに決めて、セレッソが1-1と追いついて前半終了。

(後半)
後半早々、セレッソがDF松田から柿谷に替えてFWの一角に配置して、片山を右SBに配置する4-4-2システムに変更したのに対して、サガンも2トップの一角として、金森からロペスに替えて、ともに後半に臨む。

その後は、セレッソ、サガンともビルドアップとプレスの掛け合いといった攻守の駆け引きを展開していくが、サガンのビルドアップに対するセレッソの前線からのプレスが勝るようになり、セレッソがボール支配率を高めていき、両サイドのスペースをうまく活用してチャンスを作っていく。
まず62分に、ペナルティエリア付近にて柿谷を基点に、後半に交代でFWに入った高木のポストプレーでパスを受けた柿谷のシュートは右に外れ、さらに64分に、右サイドの展開から、片山からパスを受けた坂元のシュートは右に外れてしまう。
その後は、サガンがビルドアップからの両サイド展開にてチャンスをうかがうのに対して、セレッソは4-4-2の適切なブロックにて対抗し、サガンが両サイドからクロスを上げるも、セレッソのディフェンス陣が適切に対応していく場面が続き、またもやセレッソにチャンスが訪れる。
79分に、右サイドから、坂元のスルーパスに反応した高木のシュートはサガン松岡のブロックに阻まれて、さらに85分には、カウンターからペナルティエリア付近にて奧埜からパスを受けた清武のシュートでチャンスを作るが、得点には至らない。
87分に、両チームとも交代策を講じ、サガンがFW林からチアゴ・アウベスに替えたのに対して、セレッソも左SB丸橋から小池に、さらに坂元から鈴木に替えて、共に逆転を狙う。
まずチャンスを作ったのはセレッソで、89分に、左サイドに流れていた高木のクロスを基点に、ペナルティエリア内で柿谷からパスを受けた鈴木のシュートは惜しくも右に外れてしまう。
これまでセレッソの両サイドからの攻撃によりディフェンスラインを下げさせられていたサガンはカウンターにてセレッソが攻め上がった裏のスペースを狙っていたが、ロスタイムにその策がズバリ当たる。
90分に、セレッソのペナルティエリア外からのカウンターから、樋口?を基点に松岡にパスが渡り、松岡からペナルティエリア付近でパスを受けたチアゴ・アウベスが左足でゴール右隅に突き刺すシュートを決めて、サガンが2-1と逆転に成功し、サガンがそのまま2-1で勝利。

【システム】
(セレッソ大阪)3-4-2-1→4-4-2(右から)
GK キム・ジンヒョン
DF 松田(45分 柿谷)、ヨニッチ、瀬古
MF 片山、奧埜、藤田、丸橋(87分 小池)
2シャドー 坂元(87分 鈴木)、清武
1トップ 豊川(49分 高木)
(守備時は前半5-2-3または4-4-2。リトリート時5-3-2。後半4-4-2)

(サガン鳥栖)4-4-2(右から)
GK 朴一圭
DF 森下、原、宮、中野
ボランチ 高橋(33分 梁)、松岡
MF 樋口、小笠原(11分 本田)
FW 林(87分 チアゴ・アウベス)、金森(45分 ロペス)
(守備時も4-4-2)

【勝負の分かれ目】
サガンが後半、セレッソのサイド攻撃を凌ぎ切った上でのカウンターのワンチャンスを確実に仕留めたこと。選手交代策がズバリ的中。

【まとめ】
サガンは前半、先制できたことが大きく、後半、セレッソに4-4-2ブロックを剥がされかけながらも、粘り強いディフェンスとビルドアップで、少ないチャンスをモノにした。
ビルドアップの精度は向上しているが、決定機を作る選択肢を多く提示できるが来季の課題か?
今日のような試合ができれば、展望は開けるかも。

セレッソは後半、システム変更により両サイドのスペースを有効活用でき、決定機を多く作ることができたが、決定力不足が最大の敗因。
次節のアントラーズ戦は厳しい戦いが予想されるが、ロティーナサッカーの総決算となるか?







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2020.12.16 23:07:04


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: