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2022.07.30
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2022年J1第23節セレッソ大阪​vsアビスパ福岡の試合をヨドコウ桜スタジアムで観戦。2-0でセレッソ 大阪の勝利。以下、レポートいたします。(長文で失礼します)

【戦術】
〈セレッソ大阪〉
攻撃では、4バックディフェンスラインとボランチ奧埜、鈴木とのビルドアップから、右サイドは右MF毎熊と右SB松田、左は為田と左SB山中に、2トップの加藤、山田がサイドに流れて連携してサイドを基点として、時にサイドチェンジを交えながら、両ハーフスペースを進出する山田、加藤らへの縦パスを入れて攻撃を仕掛けていく。
守備では、前線の加藤、山田を起点としてのマンマーク気味のプレスによりアビスパのディフェンスラインに圧力をかけてビルドアップを阻止する。リトリート時は4-4-2のブロックディフェンスを基調として、特に中央を固めて数的優位にて対応する。
(相手CK時は主にゾーン対応)

〈アビスパ福岡〉
攻撃では、4バックディフェンスラインと田邉、前のボランチとのビルドアップから、右は右SB前嶋とMF金森、左は左SB志知とMF田中に、2トップの山岸、渡の一方がサイドに流れて連携してサイドを基点とし、時にサイドチェンジを交えつつ、バイタルエリアに進出する山岸、渡(後半途中からルキアン)への縦パスを入れて素早い攻撃を仕掛けて攻めていく。
守備では、4-4-2ブロックを基調として数的優位を保つ組織的ディフェンスを敷き、時にマンマークのプレスを仕掛けていく。
(相手CK時はゾーン対応)


   5分 ヨニッチ(セレッソ 大阪)
71分 上門(セレッソ 大阪)

【退場】
なし

【警告】
56分 奈良(アビスパ福岡)
66分 熊本(アビスパ福岡)
75分 鳥海(セレッソ大阪)
78分 前嶋(アビスパ福岡)

【試合の流れ】
(前半)
セレッソ、アビスパとも4-4-2システムにて、この試合に臨む。
まずシュートを放ったのはアビスパで、1分に、中央エリアにボールを保持していたFW渡が、前目にポジショニングしていたセレッソ GKキム・ジンヒョンの頭上を狙ってシュートを放つも、バーを超えてしまう。
その直後に、セレッソは、5分に、左サイドでのアビスパのファールで得た左SB山中の左FKに、CBヨニッチがアビスパのラインディフェンスの僅かなスペースに飛び込んで頭で合わせたシュートがゴール左隅に突き刺さって、セレッソ が1-0と先制する。
これに対して、アビスパは、両サイドを基点として攻撃を仕掛けていき、12分と13分に立て続けてCKを得てチャンスをうかがうものの、得点には至らず。
しかし、セレッソも、16分に、右から左へのサイドチェンジのボールを受けた左SB山中のクロスに、ペナルティエリア内にいた加藤がほぼフリーで頭で合わせるも、、、アビスパGK永石の正面を突いてしまう。
その後しばらくは、アビスパが右SB前嶋、左SB志知がサイドを高く張って右MF金森や左MF田中の中盤との連携により攻撃を仕掛けていき、セレッソ が4-4-2システムを基調としたブロックを敷いて対応し、セレッソ2トップ加藤、山田を起点としてカウンター攻撃を仕掛ける展開が続いていく。
そして、30分過ぎ以降はセレッソがサイドチェンジを交えながら、ディフェンスラインからのビルドアップによる両サイドから攻撃を仕掛け、アビスパがセレッソ のビルドアップ阻止のために、マンマーク気味のプレスを仕掛けていくが、セレッソ が流れを掴んでいく。
セレッソは、40分に得たボランチ鈴木の右FKにペナルティエリア内にて山田が頭で合わせるも、ゴール右に外れてしまい、ロスタイム46分にも、右サイドでの展開から、ハーフスペースにいた山田からのパスにペナルティエリア内にて反応した右MF毎熊がシュートを放つも、GK永石のセーブに阻まれてしまい、追加点には至らず、前半はセレッソ が1-0とリードして終了。

(後半)
アビスパは開始早々、ディフェンスで奮闘していたCBグローリから熊本に替わってCBに配置される。
後半試合の流れを掴んだのはセレッソで、51分に、右サイドでの展開から、毎熊からパスを受けた加藤がゴールに向かってドリブルにて仕掛けてアビスパ左SB志知を交わしながらシュートを放つも、バーを超えてしまい、52分にも、山田のフリックに反応した加藤がアビスパディフェンスラインの裏を突いて、GK永石と1対1になりながら放ったシュートは惜しくもゴール右に外れてしまう。
その後は、セレッソが両サイドを基点として攻撃を仕掛けていき、試合を優位に進めていき、アビスパは、4-4-2のリトリート対応を余儀なくされる展開が続いていく。
試合の流れを掴みたいアビスパは、59分に、FW渡からルキアンに、右MF金森からクルークスに、左MF田中から北島に替えて、ルキアンへの縦パスを多用してルキアンのポストプレーに活路を見出そうとする。セレッソも同時にFW山田が上門に替えて攻撃のテンポアップを図っていく。
しかし、セレッソは、ルキアンへの縦パスに対してヨニッチ、鳥海の両CBが適切に対応してルキアンによる攻撃の基点を作らせず、両サイドからの攻撃をさらに活性化させて追加点をゲットする。
セレッソは、71分に、左サイドでの展開から、左MF為田の絶妙な左クロスにGK永石が適切にパンチング対応したものの、そのこぼれ球にペナルティエリア内にて反応した上門が対応に入ったアビスパ左SB志知?を交わして放った左足のシュートがゴール左隅に吸い込まれて、セレッソ が2-0と突き放す。
その後もセレッソが両サイドを基点として攻撃を仕掛けるとともに、アビスパのビルドアップに対しても、執拗なプレスをかけてアビスパのビルドアップを阻止することに成功する。
何とか局面を打開したいアビスパは両サイドを基点としてチャンスをうかがい、83分に得た北島の左CKに、ニア側にて奈良が頭でフォア側へ晒すものの味方には繋がらない。
アビスパはその後も両サイドからのクロスを多用するものの、セレッソ のディフェンスラインの適切な対応により決定機を作ることができず、セレッソ が2-0と勝利。

【システム】

GK キム・ジンヒョン
DF  松田、ヨニッチ、鳥海、山中
ボランチ 奧埜、鈴木
シャドー 毎熊(82分 タガート)、為田(71分 パトリッキ)
FW  加藤(71分 北野)、山田(59分 上門)
(守備時も4-4-2)

(アビスパ福岡)4-4-2(右から)
GK 永石
DF 前嶋(80分 柳)、奈良、グローリ(45分 熊本)、志知
ボランチ 前、田邉
MF 金森(59分 クルークス) 、田中(59分 北島)
FW 山岸、渡(59分 ルキアン)
(守備時も4-4-2)

【勝負の分かれ目】
セレッソが両サイドの攻防において優位に立ってアビスパのブロックを下げさせることに成功したことと、ヨニッチ、鳥海のディフェンスラインがアビスパの2トップを完封し、また個々でもアビスパのボール保持者およびその周辺にプレスをかけ続けたこと。

【まとめ】
セレッソは、試合開始早々のセットプレーから先制することができ、両サイドを基点としてアビスパのブロックを下げさせて試合を優位に進めることができた。

今日のような攻守にわたる組織的対応が継続できれば、今後更なる躍進も可能。

アビスパは、前半は両サイドを基点として攻撃を仕掛けていったものの、決定機を作ることができず、後半はセレッソに両サイドを有効に活用されてブロックが下がってしまい、また2トップへの有効な縦パスを封じられてしまったことが敗因。
どのように得点力不足を解消していくかが課題。








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最終更新日  2022.07.30 22:24:39


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