金岡潤司の徒然なるままに

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2022.06.20
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カテゴリ: 独言
EVの時代は残念ながら確実に到来する。

日本では2035年以降、ガソリンとディーゼルの新車販売ができなくなる。
このことにより、自動車サプライチェーンは崩壊する。
部品点数が1/3程度になるからだ。
2/3の部品メーカーが、自動車産業から撤退せざるをえない。

とはいうものの、それ特有の部品(モーター・インバーター・バッテリー・冷却装置)もあり、完全に1/3になるかというとそこまでの影響は無いと思うが、一番の影響は自動車メーカーのエンジンを開発するという「存在意義」がなくなり、その主導権がバッテリーや制御系のメーカーに移行してしまうということで、自動車産業のピラミッドが崩れ、水平分業的になる。
従って、ピラミッドの中に属していれば仕事が落ちてくるという状況から、自から様々な会社にアプローチして仕事を取ってくるということが必要になり、受注競争がより激化し、社会の格差が広がり、確実に社会は貧しく荒んだ状況になる。

そして、その次に、自動車運転の自動化が行われる。
このことにより、自動車シェアリングが加速し、購入する人が激減し、

従って、自動車メーカーも淘汰され、世界で7社程度になるだろう。
ファブレスでの新規参入もあるかもしれない。
米Amazonなどでも、自動車メーカーになることができる。
コンピューターメーカーの歴史と同じだ。

その7社の中に果たして日本企業が含まれているだろうか?
私は、悲しいことだが残っていないと思っている。

日本における自動車産業のGDPは約60兆円と日本のGDPの約1割を占める。
その就業人口は542万人にものぼる。
この産業が、最悪の場合無くなることが考えられるわけだ。

どうする、日本?
宇宙産業といった新しい産業を創造するしかない!

だから、国はその若い世代の人たちに積極的に投資をしなければいけない。
高年者優遇体制を無くさなければいけない。

ただ、少しだけ日本の自動車産業が世界のトップであり続ける可能性があると思っている。
そのキーワードは「エコ」。
エコとは生態学・自然環境を意味する「エコロジー(ecology)」という英語の略称。
生物と地球はどんな相互関係を持っているのか、人間の生産活動や生活が地球環境にどのような影響を及ぼすのかということを研究する学問から始まり、現在では「地球環境にやさしい」「公害を出さない」「体に良い」といった意味にまで広がってきている。

EV、5G・6G、リニアといった電磁波ブームがやってくるわけだが、
現代になり、電磁波過敏症などの現代病患者が急増している。
電磁波過敏症を発症してしまうと、治療法もないし専門医もいないから大変だ。
今は地球環境に主眼が置かれているが、近い将来、この電磁波により人間そのものが破壊されるのではないだろうか?
そして、電磁波規制なるものができるのではないだろうか?

私は無線よりも有線、カーボンニュートラルよりも化石燃料への回帰が叫ばれる時代が到来するような気がしてならない。
「体に良い」=「エコ」の時代に。

※株式会社米谷製作所 代表取締役社長 米谷強 様の監修により書いたものです。






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最終更新日  2022.08.28 04:18:37
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