麻布十番の片隅で『ブチョ~!』と呼ばれるヲヤヂの徒然

麻布十番の片隅で『ブチョ~!』と呼ばれるヲヤヂの徒然

2013年11月26日
XML
カテゴリ: 日々徒然
来年4月に訪れる消費税増税カウントダウンが始まりました。
9月までご契約のみなさまであれば【経過措置】といって、お引き渡しが
2014年4月以降でも消費税率は5%のままですが、10月以降の新築・
リフォーム工事については2014年3月まで工事が完了しお引き渡しを

受けないと、消費税率は8%になってしまいます。

これらの状況をうけ、工事遅延が11月になってからいっそう顕在化
しています。
つまり、駆け込み需要の増加から、新築はもちろん、年度内にリフォームを
完了させることがどんどん難しくなっているのが現状なのです。
原因:工事の受注が急激に増加したことによる各種対応の遅れ

    ■設計や建築確認申請~建築確認の遅れ

    ■施工会社や協力会社による新築・リフォーム現地調査

     の遅れ

    ■各々の工事における職人さんたちの手配遅れ



   前期の0.4%増と比較して大きく伸びています。
さて現在、新築において起きている現象をいくつか列挙してみましょう。
着工前に地盤調査をしてみたら、意外に地盤が弱いことが判明。

地盤補強工事が必要になりました。

ところが、地盤補強工事屋さんの工事は1ヶ月待ちの状態。
せっかく段取りした工程も白紙状態。もう一度工程の組み直しをしても、
次から次へと受注をしてしたことから他の物件の工程をずらすわけにいかず、

工事は3ヵ月後に。でも半年先まで下請けの業者さんのスケジュールが

埋まっているので、工期をずらすわけにはいきません。

結果、突貫で夜通し工事をして、中途半端で引渡し。

その後残工事がいっぱいあるが、職人さんの手配がつかず放っておいて

大クレーム。

忙しすぎて謝りに行くことさえできず。

年末に向けて、ただでさえ引渡しが多い時期。そこに輪をかけて消費税の

駆け込みで受注が増え、お客様には目に見えないところで混乱がおきて

いるのです。
なかには、3月末引渡しの努力対処はするものの、4月以降のお引き渡し
になって8%の課税になった場合、最終時金から増加分3%を値引きます
とあらかじめ謳って契約という施工会社さんもあります。

実は、これは消費税完全セールに該当するので、消費税措置法違反に

なってしまうのです。
いずれにしても、3月までの引渡しありきなので、工事内容は無視。
消費税率が上がった分を余計にお支払いすることになったとしても、

一生大切な家族とともに暮らす家。
丁寧にしっかりと工事をして安心・安全で満足する家を手に入れた方が

ずっといいのではないでしょうか。 





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2013年12月05日 21時09分29秒


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

プロフィール

junpapakazu

junpapakazu

コメント新着

junpapakazu @ Re[1]:消費税引上げ前に購入したい住宅事情(01/31) Kousukeさん コメントありがとうござい…
Kousuke @ Re:消費税引上げ前に購入したい住宅事情(01/31) 消費増税は、情勢としては避けられないで…
junpapakazu @ Re[1]:住みやすさは採光と通風が最大のポイント(01/17) Kousukeさん コメントありがとうございま…

キーワードサーチ

▼キーワード検索

バックナンバー

2025年11月
2025年10月
2025年09月
2025年08月
2025年07月

© Rakuten Group, Inc.
X

Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: