前の記事に書いたFresh Prince。結構早く届きました。Spin Cityが11月5日くらいで、その次の日だったか。
両方とも全エピ見てないですが、こっちがメルマガネタになっているので先に紹介。
Fresh Princeがラッパーとして人気を博していた頃、Quincy Jonesが彼を主役にしたシトコンを作成。役の名前はFresh Princeの、当時そんなに知られていなかった(と思う)本名Will Smith。フィラデルフィアの"The Hood"の問題児Will君がLAの超上流家庭の叔母さんのBanks一家にお世話になって、騒動を巻き起こす、というストーリー。
叔父さん叔母さん、いとこの3人兄弟が、まったくのsnobでなく、Willとぶつかり合いつつ結局彼のペースにはまっていくところ、それでも、まじめな問題についてはびしっと叱りつけて、コメディ路線を突っ走るのを微妙なところで抑えているのがいい。Willも、おちゃらけた不良の役ではなく、芯はいいコなので、自分の育ってきた場所の価値観と、まったく新しい価値観に挟まれて戸惑う、という設定が結構新鮮。
ストーリーのパターンとしては、Willが悪いこと思いつく→叔父さんたちに警告されるが、それに反抗→事態はどんどん悪化→どんでん返しで一件落着、て感じ。1シーズン目では、Wilが内心バカにしていたBanks家の人たち+執事のGeoffreyが、実はかなりのしたたか者で、Willの危機を救済、株を上げる、というオチが多い。いとこのCarltonは、最初はWillと対照的な弱虫Geekの位置づけだったのが、シリーズを追うごとにどんどん崩れてく...この人が一番好きだ(^^)。
放送時代が90年ってこともあって、ゲストスターや名前だけネタにされる人たちも私が高校時代よく聞いてた名前。Al B. Sureなんか出てきたよ!当時13歳くらいのTevin Campbellも!! 大学生のいとこHiralyは超ミーハーで、セレブのお友達がいっぱいいる、という設定で、「リバー・フェニックスだわ!」「エミリオとチャーリーよ!」「パトリック・スウェイジにクリスマスプレゼントおくるのよ!」と、(本人たちは出てこないけど)すごっぷりを発揮。携帯電話は、超金持ちビジネスマンのアイテムという位置づけで、しかもすごいごっつい。お買物はネットでなくテレフォンショッピング。
特典のスタッフインタビューで、役者初心者のWillが自由に演じられるように、脇役を演技派俳優で固めた、というコメントがあったけど、確かに、演技というよりほとんどアドリブという感じのWill。私にはこのイメージが強烈で、今のWill Smithはすごく違和感があるのだけど。このころの映像から、今に至るまでをみると、この人、ほんと多才だなと思う。はらかずとも、自分自身が超お金持ちになって、子供をセレブとパパラッチの中で育てる立場になってしまったわけだけど、カールトンみたいな子に育ててほしいなあ(笑)。
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