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[ 鳳凰のような雲 ]今日はまたまたいいお天気昨日と違って 風はそれほど強くない野のお花も少なくなってきたので草木の実を求めてお散歩へこれは何の実でしょう?もう葉っぱは散って赤い実がこれでもかってほど生っているこの赤い実が食べられるとは最近まで考えたことが無かったけれどブロ友さんの一人の方が食べられると教えてくれた[ 野茨(ノイバラ) ]赤い実は 初夏にお花が咲くこの「野茨(ノイバラ)」の実考えてみればバラ科の木の果実は食べられる物が多いサクラやリンゴ、梅、桃それに木苺もみなバラ科[ ノイバラの実 ]極めつけは「ローズヒップ」まさにバラのお花の果実のことジャムやマーマレードにしたりローズヒップティーにして楽しむそのための食用品種があるけれど基本的にはバラの果実は食べても毒じゃない「ノイバラ」の赤い実は綺麗なので生け花やリースに用いられるとは良く聞くけれどそして鳥さんが食べるとの記事はあるけれど人間が食べた経験談は何処にも見つからない[ ノイバラの実 ]もしかするとブログに試食の経験談を載せるのは私が初めてかも採った果実はちょっと形が歪だったけれど気にせずに試食!!お口の中で噛んで見るとゴマ粒ほどの種がいっぱい出てきた果肉はほとんど無い食べられる部分は果皮と 種の周りに少しある果肉だけで 肝心のお味はと言うと甘酸っぱいです 不味くは無いですでも でも 食べられるところが少な過ぎ------------------------------今年になって 生まれて初めて食べた木の果実たち(名前をクリックすると別窓でブログが開きます)1月 ・ ・ ・ 「実葛(サネカズラ)」(美味しくない)4月 ・ ・ ・ 「苗代グミ(ナワシログミ)」(美味しい♪)6月 ・ ・ ・ 「山桜(ヤマザクラ)」(美味しくない)6月 ・ ・ ・ 「鶯神楽(ウグイスカグラ)」(美味しい♪)6月 ・ ・ ・ 「酢の木(スノキ)」(美味しい♪)7月 ・ ・ ・ 「姫楮(ヒメコウゾ)」(美味しい♪)7月 ・ ・ ・ 「柊南天(ヒイラギナンテン)」(美味しくない)9月 ・ ・ ・ 「夏櫨(ナツハゼ)」(美味しい♪)10月 ・ ・ ・ 「猿獲り茨(サルトリイバラ)」(ちょっと美味しい?)10月 ・ ・ ・ 「野茨(ノイバラ)」(ちょっと美味しい?):本文今年になって10種類増えました ♪今日の夕暮れ 三連発おまけの写真明後日は上弦の月です明日はお出かけするので 皆様の所へ伺うのが遅くなりますお許しくださいね
2011.11.01
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今日は午前中 とても良いお天気だったけど午後からまた雲が出てきて 風が冷た~いお散歩に出かけると なんと白い物までヒラヒラと落ちて来たこの冬 初めての雪(私にとって)だからちょっと早めにお散歩を切り上げた[ ユリオプス・デージー ]区民ホールの傍の公園の植え込みで咲いているキク科の「ユリオプス・デージー」晩秋から春いっぱい黄色のお花を咲かせる元気もの[ ユリオプス・デージー ]南アフリカ原産のお花で一年中枯れる事が無く常緑樹とも宿根草とも言われている寒い冬でも明るい黄色のお花で元気をくれる嬉しいお花花言葉は「円満な関係」、「明るい愛」、「夫婦円満」この公園では 黒い実をつけている木を二つ見つけた[ 犬黄楊/犬柘植(イヌツゲ) ]お庭などにも良く植えてあるモチノキ科の常緑樹「犬黄楊(イヌツゲ)」家のお庭にも植えてあるけれど実は出来ない[ イヌツゲ ]「イヌツゲ」は雌雄異株なので 実がつくのは雌株だけ家のお庭の「イヌツゲ」は雄株だけ 残念[ 初夏のイヌツゲの雌花 ]初夏に小さな白いお花を咲かせる「イヌツゲ」蜜が多いとみえ 蜜蜂さんが良く訪れるお花黒い実は冬の鳥さんの餌になるツグミやヒヨドリが好むと言われる[ イヌツゲの実 ]「イヌツゲ」の花言葉は「魅惑」もう一つの黒い実はこれ[ 唐鼠糯(トウネズミモチ) ]モクセイ科イボタノキ属の常緑樹「唐鼠糯(トウネズミモチ)」庭木や街路樹に良く用いられているけれどお山の中にも育っているのを見ることがあるこの実を食べた鳥さんに運ばれた種が根付いたみたい元は中国原産の木だけれど 明治には既に帰化が確認されているこの実もツグミやヒヨドリの餌になるという家の生垣にも知らないうちに一本生えてきた[ 初夏のトウネズミモチの花 ]イボタノキ属のお花は香りの甘いお花が多くこの「トウネズミモチ」のお花も甘く香る[ トウネズミモチの実 ]艶っ艶の実これに良く似たお花や実をつける「鼠糯(ネズミモチ)」という木がある葉っぱも樹形も似ているので迷う事があるけれど葉っぱを陽に透かして見ると違いは一目瞭然 [ 葉脈の透けたトウネズミモチの葉 ] [ 葉脈が見えにくいネズミモチの葉 ]ね 違うでしょう迷った時には試してみてね「トウネズミモチ」の花言葉は「団結」、「絆」-------------------------------明日からちょっと来客等が続き暫くブログアップが不定期になるかもしれませんお許しくださいね
2011.12.23
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今日は青空が広がって明るい冬の日風は冷たかったけれどそろそろ気になっていた事を試すことにした12月半ばのブログでお約束したあの試食 ↑ ココをクリック[ 実蔓(サネカズラ)の実 ]昨年は試食する前に鳥さんに食べられて試すことが出来なかったので今年こそは食べて見ようと待っていたネットで調べてみるとこの「サネカズラ」の実を煎じたものは滋養強壮や鎮咳(ちんがい)に効果があると書いてあるけれど(毒はなさそう)食べられない(美味しくない)との記述がほとんどすっぱいとか苦いとの表現もあり少し不安でも 赤黒く熟れた果実は甘いとの記述もそこで赤黒く熟れるタイミングを 時々覗きに行ってみた今日は 今年に入って初めての訪問するとまだ艶々として熟れていない果実も残っていたけれど既に鳥さんの餌になって果実が無くなった姿もちらほら[ 鳥さんの食べた跡 ]これは大変と辺りを探してみると丁度 鳥さんが食べかけのこんな果実を発見これなら赤黒く熟れていて 食べごろみたい[ 鳥さんの食べかけの果実 ]早速 二粒ほど採って手のひらに乗せてみたちょっとドキドキ「サネカズラ」は別名「美男蔓(ビナンカズラ)」と言われ茎や葉っぱからネバネバした樹液を採取し整髪剤や洗髪剤として使われたと言うこれを使うとハンサムになるという意味から「ビナンカズラ」と呼ばれたと、ちょっと言い訳 ・ ・ ・食べた感想はなんと言いましょうか 味が何にもしない甘くも、苦くも、すっぱくもなく青臭さも無いただぬるっとした果汁がお口に広がるだけ味の無い山芋やオクラを食べた食感かな食べられないほど不味くは無いけれど期待していただけに残念でも 試せたのだから良しと言う事で
2011.01.09
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[ 野芥子(ノゲシ) ]タンポポみたいな黄色いお花何処でも見かけると思ったら日本中どころか世界中で見られる野草だそうなもともとヨーロッパ生まれのお花だけれどむかーし昔中国から日本に渡来した帰化植物の一つ春から秋にかけて長く咲く名前は葉っぱが江戸時代に渡来したアザミゲシに似ていたため「野芥子(ノゲシ)」タンポポと同様に西洋では葉っぱをサラダなどに入れて食べるそうだが日本では食べる習慣がないとのこと花言葉は「旅人」、「悠久」など次はちょっと強面のお仲間 [ 鬼野芥子(オニノゲシ) ]これも帰化植物いかにも痛そうな葉っぱだから「鬼」の名前が付いたこちらの方がアザミの葉っぱに似てる真上から撮ると結構綺麗な模様に見える花言葉は「毒舌」だって 確かに、棘がありそう ・ ・
2009.05.10
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[ 狗尾草(エノコログサ) ]今更ながらの登場だけど通称「猫じゃらし」イネ科の野草でそろそろ花期が終わろうとしている[ 狗尾草(エノコログサ)の花 ]「エノコログサ」の名前の由来はこの花穂が犬の尾っぽに似てるため「犬っころ草」から変化したとか通称はご存知のように猫がじゃれるからこれとは別に秋になると少し穂が長めの「猫じゃらし」が咲き出す[ 秋の狗尾草(アキノエノコログサ)の花 ]この「アキノエノコログサ」はもう暫く青々としたお花を咲かせる粟(アワ)は「エノコログサ」を改良して作られたそうな花言葉は「遊び」、「愛嬌」もう一つ似た野草をご紹介[ 力芝(チカラシバ) ]「エノコログサ」より数倍大きい名前の由来は根が強く張って抜いたり引き千切ったりするのに力がいるから「チカラシバ」薄っすらと紫色のブラシのような長い毛は結構さわり心地がいい茎もしっかりしていて花穂は垂れないこれもイネ科の野草これでも猫と遊べるかな大きな猫じゃらしみたい[ 力芝(チカラシバ)の花 ]「チカラシバ」の実は熟すと茎から外れ「ひっつき虫」になる花言葉は「信念」
2009.09.24
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今日は朝から雨が降ったり止んだりと鬱陶しい梅雨空になってしまった今日のお話は 昨日のお山でのこと上の写真は何かと言えば このお花の実[ 春に咲いていた山桜 ]山桜(ヤマザクラ)の果実(サクランボ)がそろそろ黒く熟れて美味しそうになったので[ 色づいたヤマザクラの果実 ]生まれて初めてだけれど 食べてみることにしたブロ友さんの中には幼いころ食べた経験のある方もいらっしゃるようだしネットで見ても 食べられると書いてあったのでこれは試してご報告しなければと考えた[ ヤマザクラの熟れた果実 ]熟れた果実は思ったより柔らかくなっている指でつまんで軽く引っ張るだけで ポロリと柄から外れた食べた感想は結構甘くて 酸味は少なく それなりに食べられるでも想像していなかった強い苦味があり一度に沢山は食べられない1~2個なら美味しいかも 続いて食べたのは[ 鶯神楽(ウグイスカグラ)の果実 ]10日ほど前に初めて食べた「鶯神楽(ウグイスカグラ)」の果実今年はお花の咲いている時から見つけていたので心配なく口にすることが出来た[ ウグイスカグラの花 ]今回もまた覗いて見ると まだ少し果実が残っていたでも もうほとんどが食べられたのか 少ししか見当たらない[ ウグイスカグラの透けた実 ]光が透けて中の種が見えているジューシーで美味しそう ♪[ ウグイスカグラの熟れた果実 ]迷いも無く 当然お口に入れたお味は前回と同じで 酸味のない仄かに甘いお味もう少し甘くなっていると期待したけれどこれが限界かな[ 草苺(クサイチゴ)の果実 ]この時期に一番目に付くのは道端の「草苺(クサイチゴ)」の赤い果実[ 草苺(クサイチゴ)の花 ]ここ菊水山の山道で良く見かける木イチゴの一つ先月から時々お散歩のおやつとして 食べさせてもらっている[ クサイチゴの果実 ]昨年はこの「クサイチゴ」以外に「苦苺(ニガイチゴ)」や「長葉紅葉苺(ナガバモミジイチゴ)」そして「苗代苺(ナワシロイチゴ)」といろんな木イチゴの果実を試食したけれど「クサイチゴ」はその中でも美味しい木イチゴだった[ クサイチゴの熟れた果実 ]今回もいくつか食べてみたけれど甘くて美味しかった写真の果実はまだ未熟みたいに見えたけれど摘まんで引っ張るとスポッと枝から外れ食べると甘かった 嬉しい誤算だった[ 長葉紅葉苺(ナガバノモミジイチゴ)の花 ]今年もお花を沢山咲かせていた「ナガバノモミジイチゴ」昨年はどの木もほとんど果実を付けず小さな果実しか試食できなかったので今年は期待していたけれど[ ナガバノモミジイチゴの果実 ]今年も昨年同様に果実の姿がほとんど無いあってもいじけた様な小さな実だけこれにはガッカリお花がいっぱい咲くだけに期待感が大きかった[ ナガバノモミジイチゴの果実 ]ネットを見ると最も美味しい木イチゴと書かれており期待していただけに残念思いっきり味わってみたかったなぁ~仕方がない また来年に期待しよう
2011.06.07
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今日は午後から晴れてきて 良いお天気になった気温は上がらなかったけれど風がほとんど無くお散歩には丁度良いいつもとコースを変えて 日頃あまり行かない公園へ行ってみたそこの植木に白い実がいっぱい生っている[ 南京黄櫨(ナンキンハゼ)の実 ]トウダイグサ科の落葉樹「南京黄櫨(ナンキンハゼ)」今ではスペード形の葉っぱや秋の紅葉が綺麗なので街路樹や公園の植木に良く使われているけれどもともとは江戸時代に実から蝋を採取するため中国から持ち込まれ 栽培されたと言われている実から蝋を採取する木にはウルシ科の「ハゼノキ」が良く知られていて中国から渡来したこの木も蝋が取れるので「ナンキンハゼ」と呼ばれる[ ナンキンハゼの秋の紅葉 ]「ナンキンハゼ」が紅葉すると 一本の木で何色もの色を楽しめる私のお気に入りの木の一つ大昔は日本にも自生していたらしく 化石が見つかると言う今では西日本で帰化しているのが見られるそうな秋の紅葉の頃には こんな実が生っている[ ナンキンハゼの若い実 ]秋も深まり 葉っぱが赤く染まるころこの実は弾けて 中から白い種子が顔を出すやがて葉っぱは落葉してなくなるけれどこの白い種子は弾けた果皮も脱ぎ捨てて白い眩しい姿を長く見せている種子の周囲の白い部分が植物性油脂 つまり蝋の成分で出来ていて石鹸やロウソクなどの原料になったというこの実はツグミなど鳥さんたちの好物らしくいずれ食べられて無くなる根っこや樹皮、それに果実は「烏臼(うきゅう)」というお薬になり利尿剤や瀉下剤として使われるらしいけれど種子はかなり強い毒を持っていて食べると命にかかわるとも言われる[ ナンキンハゼの白い種子 ]そんな有毒な実を何故鳥さんが食べても大丈夫かと言えば鳥さんは種子を丸呑みしお腹の中で種の周りの油脂の部分だけ消化吸収種子そのものは糞と一緒に排泄してしまうからだそうな( 人間も噛まずに飲み込んだら大丈夫なのかな? )こうやって鳥さんは栄養を貰い「ナンキンハゼ」は遠くまで種を運んでもらうこう言うのを 共存共栄?持ちつ持たれつ?って言うのかな------------------------------今日は綺麗な夕日を見ることが出来ました~♪今日の月 十四夜の月明日が満月で~す
2012.01.08
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[ 菊水山登山口 ]夏の陽が照りつける菊水山登山口白い砂防ダムを越えると谷コースその手前で右に曲がって舗装道路を行くとNTT管理道路どちらも菊水山山頂への登山ルート今日はあるものを食べるため NTT管理道路を登った初めての試食 ♪ ♪昨年からず~と狙っていたのだけれど昨年はタイミングを逃してしまい食べられなかった[ 姫楮(ヒメコウゾ)の雌花 ]GWのころこんなお花を咲かせていたクワ科コウゾ属の「姫楮(ヒメコウゾ)」 ↑ 「ヒメコウゾ」のブログお髯みたいなのは全部メシベ[ 姫楮(ヒメコウゾ)の若い果実 ]「ヒメコウゾ」は昔和紙の原料となっていたネットで調べると果実は甘くて美味しいと書いてあるクワ科なので桑の実のようなお味なんだろうか[ ヒメコウゾの果実 ]梅雨が明けたらこんな果実になっていた橙色の粒々が球形にくっ付いたような果実恐る恐る一粒採って食べてみた見た目はあまり良くなかったけれどお味は甘いミカンのようなお味 ♪お髯や核が残っているので食感はもうひとつでも 充分美味しい熟れた果実があまり残っていないやっぱり鳥さんも食べに来ているみたいだから今日はお家へのお土産は無しもう一つ 初めて食べた果実をご紹介[ 柊南天(ヒイラギナンテン) ]春先にこんなお花を咲かせていた「柊南天(ヒイラギナンテン)」 ↑ 「ヒイラギナンテン」のブログ以前このお花に食べられる?果実が出来るとネットに書いてあるのを見つけた[ ヒイラギナンテンの若い果実 ]欧米ではこの果実を食べるとの記載があったけれど日本では食べられるとの認識は無さそう食用にならないと書いてあるサイトもあったでも毒とも書いていない濃い紫色に色づき始めた果実まだどうしようか迷っているうちに 果実はシワシワになりドライフルーツになりかけていた[ ヒイラギナンテンの果実 ]地面にはもうポロポロと実が落ちていて鳥さんに食べられた様子が無い大丈夫かな ・ ・ ・勇気を出して食べてみることに口に入れて噛んでみると 甘酸っぱいでもそれ以上に薬品のような匂いがお口に広がった吐き出すほどじゃないけれどあまりお勧めのお味じゃなかったでも酷くお腹が減っていたら 食べられるかもしれないまあ これも経験かな------------------------------今年になって初めて味わった木の実ウグイスカグラ ・ スノキ ・ ヒメコウゾ ・ ヒイラギナンテン(*・・・良い子は真似しないように)
2011.07.16
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今日は朝から雨降りで一日中降っているのかと思いましたが夕方になって少し青空が覗きましたこのまま素直に晴れてくれそうにはありませんが少し暖かな夕暮れとなりました今日は秋に見られる青い実のお話です既に今年も一度はご紹介した実たちですが今も青い実を撓につけています[ 石実皮(イシミカワ) ]先月の中頃に一度ご紹介したタデ科の野草「イシミカワ」の実今年初めて見つけて驚いたのに ↑ 先月のブログまた別のところで 群生しているのに出会いました青い実がとても鮮やかで綺麗です昨年までは 探しても見つから無かったのに[ イシミカワ ]今年は二箇所も群生しているのに出会えましたこれなら来年もきっとまた会えると思います[ 石実皮(イシミカワ)の実 ]来年も宜しくね続いては このブログに何度も登場のこの実[ 野葡萄(ノブドウ) ]もうそろそろ終わりかなって思っているとまた別のところで色づいているのに出会うブドウ科ノブドウ属の蔓草「野葡萄(ノブドウ)」の果実今年は「ノブドウ」が当たり年だったようですカラフルな果実を良く見かけます「ノブドウ」は普通の葡萄や色づく果実とちがい熟れると色がどんどん濃くなる事は無く反対に色あせていきます[ ノブドウの熟れた果実 ]熟れるとこんな風に白い姿になりますここまで来るとエグ味も無くなり ほの甘さが出てきますがあまり食欲を刺激する姿ではありません「ノブドウ」のこのカラフルなところがおとぎの国の食べ物みたいで好きです次は食べられるこの果実[ 海老蔓(エビヅル) ]ブドウ科ブドウ属のツル木「海老蔓(エビヅル)」野生の葡萄の一種で 食べる事が出来ます9月の末にご紹介した時はまだあまり甘くありませんでしたが[ エビヅルの果実 ]今は甘酸っぱく美味しくなっていました難点は 直径が1センチ足らずしかないのに大きな種が入っている事でしょうか(笑)[ 青葛藤(アオツヅラフジ) ]一見野生の葡萄のように見えるツヅラフジ科のつる木「青葛藤(アオツヅラフジ)」の果実[ アオツヅラフジの果実 ]食べても美味しくないですお薬になるそうですが 毒ともいわれていますおまけにこの果実の今もご紹介[ 臭木(クサギ) ]以前はクマツヅラ科に分類されていたけれど今ではシソ科に分類される落葉樹「臭木(クサギ)」お花も綺麗だけれど赤い萼を羽織った青い実が個性的な「クサギ」[ クサギの果実 ]青い実が鳥さんたちに食べられて赤い萼だけが残った姿が目に付くようになりました今年はお山の「クサギ」の果実はとても不作でしたが麓の「クサギ」はいつもと変わらず果実を付けていました -----------------------------------おまけの写真公園の「モミジバフウ」の紅葉です
2012.11.05
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[ 秋の野芥子(アキノノゲシ) ]夏の終わりからニョキニョキと伸びてお花を咲かせている背高のっぽのキク科アキノノゲシ属の野草「秋の野芥子(アキノノゲシ)」[ アキノノゲシの花 黄色 ]「アキノノゲシ」のお花には 白っぽいお花から黄色のお花まである実はお野菜の「レタス」もアキノノゲシ属の仲間だから「レタス」のお花もよく似ている[ レタスの花 提供 : 草花写真館 ]「レタス」のお花なんて見ることが無いから ちょっとビックリお花が似ているっていうだけじゃなく「アキノノゲシ」の若菜も生でサラダにして食べられる[ アキノノゲシの葉 ]どう 柔らかくて美味しそうに見えない?茹でて和え物やお浸しにしても美味しいと言う[ アキノノゲシの花 ]「アキノノゲシ」の名前は「秋に咲く野芥子(ノゲシ)」という意味「野芥子(ノゲシ)」とは春に咲く「春の野芥子(ハルノノゲシ)」のことこの「ハルノノゲシ」に似ているって言うのだけれど[ 春の野芥子(ハルノノゲシ)の花 ]見ての通り お花は ・ ・ ・ 似ていない なんだか納得のいかない名前葉っぱが少し似ていて 食べられる所が同じかな[ 秋の野芥子(アキノノゲシ)の花 ]「アキノノゲシ」の原産地は東南アジアと言われている日本に稲作と一緒に渡来した史前帰化植物だそうな今では日本全国で秋にお花が見られる普通の野草となった茎や葉っぱを切ると白い乳液を出すので別名「乳草(チチクサ)」また家畜が喜んで食べるので「馬肥やし」や「肥やし草」、「ウサギグサ」キク科のお花なので お花の後に綿帽子をつけるけれどとっても儚げ花言葉は「控えめな人」、「幸せな旅」この綿毛は幸せな旅が出来るのかな-----------------------------お昼過ぎまでお出かけします帰ってきてからお邪魔しますね
2010.10.31
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[ 花韮(ハナニラ) ]以前ブログで「ハナニラ」のお花を紹介した時 ↑ ココをクリック別名「ベツレヘムの星」って書いたけれどもう一つ「ベツレヘムの星」と呼ばれるお花があった[ 大甘菜(オオアマナ) ]明治の末に渡来したユリ科の帰化植物「大甘菜(オオアマナ)」「ハナニラ」は南米原産のお花だったけれど「オオアマナ」はヨーロッパから西アジアが原産地日本在来種にお仲間の「甘菜(アマナ)」と言う山野草がありそれよりも姿が大きいので「大甘菜(オオアマナ)」と呼ばれる「甘菜」の名前の由来はその球根が甘くて食べることが出来るからでもこの「オオアマナ」が食べられるかどうかは不明[ オオアマナの花 ]「ベツレヘムの星」とは キリスト様の誕生の時にお空で輝いて知らせたと言われクリスマスツリーのてっぺんを飾るあのお星様このお星様は輝いた後 地上に飛び散って花になったと言うならば 南米原産の「ハナニラ」よりもこの西アジア原産の「オオアマナ」の方が その名に相応しい[ ハナニラの花 ][ オオアマナの花 ]どちらも「ベツレヘムの星」 素適な姿をしている「オオアマナ」は「オーニソガラム」とも呼ばれている「オオアマナ」の花言葉は「清純な誘惑」、「純粋」、「潔白」----------------------------早々とカメラが修理されて戻ってきました ♪ご心配をお掛けしましたまた 明日から新しい写真をお届けできそうです
2010.05.20
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今日も午前中は良いお天気でしたが昼前からどんより曇り空になってしまいましたでも昼間は雨が降りそうで降らず夜になってからやっと少し降り始めました今夜半から纏まった雨が降る予報です今日はまずこんな紅葉はいかがですか?家の直ぐ近くにある斜面の石垣の隙間からこんなに鮮やかに紅葉した木?草?が生えていますこれはなんでしょう?夏になるとこんな実も付けます判りましたか?そうこれはあの「卯の花」を咲かせるアジサイ科の「空木(ウツギ)」なんです[ 今年の五月 石垣に咲いていたウツギの花 ]初夏の日を浴びたウツギのお花はキラキラして私の大好きなお花の一つですこのお花を見ていると もう夏の陽射しが恋しくなって来ました ♪あれから早くも半年以上が過ぎ去ったのですね[ 五月のウツギの花 ]今までウツギの木はお花が咲いたあとにこんな実を付ける事くらいしか記憶に無かったのですが ・ ・ ・[ 夏のウツギの実 ]この石垣のウツギは夏に一度刈り取られてしまいましたが秋にまた株から葉っぱが出て ここまで大きくなりました[ ウツギの紅葉 ]流石に秋にはお花は咲きませんでしたが今まで見たことの無いほど綺麗な紅葉を見せていますこの石垣には二株のウツギが生えていてどちらもこのように綺麗に紅葉していますこの紅葉を初めて見た時にはまさかウツギの葉っぱとは思いませんでしたてっきりウルシ科の幼木だと思いましたが 良く見ると違いましたそれにここはウツギが咲いていた場所ですもしお近くで真っ赤に紅葉をする低木があったらそれはウツギの木かもしれませんよ(笑)一般にはウツギは紅葉しないそうですがこれは見事でしょう どうした事でしょうさて続きましてはこんな子のご紹介じつは家族が一人増えました~~♪[ 生後50日のシーズの男の子 800g ]家に来たのは9月の末 体重800g長年お世話になっているペットショップにシーズの子犬をお願いしていたのですが縁があるまでゆっくり待つ心算で 来春くらいかなぁって思っていましたところが3日後にこの子がいることがわかり生後50日経って親元を離れる事が出来き次第うちの子になってもらうことにしました籐で出来たバスケットがこの子のベッドになりました来た当初はとても大人しくて夜鳴きもしないお利巧さん小さなぬいぐるみのような子 毛はふわふわで柔らかく んもぅ 可愛いです我が家のシーズ犬の三代目 名前は「マロ」オメメは淡いすみれ色 ♫マロは病気もせずに 順調に大きく育ちあのベッドにしていたバスケットがだんだん小さくなりました最初は恐々だったお庭を今は元気にうさぎ跳び!で跳ね回っています お庭が大好きです[ 遊ぼ、遊ぼう ♫ ]それにスリッパも大好き歯もかなりしっかりしてきたのでその分スリッパが被害を被っています遂にこのバスケットじゃ可哀想とワンちゃん用のベッドを買いました今は広々ベッドで寝ています[ 義母に抱かれて ]もう生後4ヶ月で 体重は3.5kgになりましたこれからもちょくちょくブログに登場すると思います「僕 マロ 宜しくね ♫」 --------------------------------------深夜になって雨が強く降リ始めましたお庭にはネコのチャコちゃんやシロちゃんがいますチャコちゃんがブロック塀の上からマロを見ていますでも今のところお互いほとんど無視しあっていて近くをニアミスしても知らん顔しています仲良くなれるかな?
2013.12.09
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[ 灯台躑躅(ドウダンツツジ) ]昨日 公園めぐりをしていたら区民ホールの脇の植え込みにある「灯台躑躅(ドウダンツツジ)」がまだ真っ赤に紅葉した葉っぱを残しているのに出合った[ ドウダンツツジの花 ]ツツジ科ドウダンツツジ属の落葉樹「ドウダンツツジ」春のお花も可愛いくて秋には真っ赤な紅葉を見せてくれる[ ドウダンツツジの紅葉 ]ツツジ科の木にはヒラドツツジやサツキのように常緑性のツツジも多くあるけれど赤く色づく落葉性の木も多い今日はそんなツツジ科の紅葉をご紹介[ 小葉の三つ葉躑躅(コバノミツバツツジ) ]関西のお山で春のお花といえばピンクのツツジ「コバノミツバツツジ」が有名[ コバノミツバツツジの花 ]お山に咲く野生のツツジのお花はほとんどが落葉性晩秋には紅葉して葉を落とす[ コバノミツバツツジの紅葉 ]ヤマツツジの葉っぱはもう落ちてしまっていたけれどお山で一番遅く咲く「糯躑躅(モチツツジ)」はまだ紅葉が残っていた[ 糯躑躅(モチツツジ)の紅葉 ]「モチツツジ」はヒラドツツジのように毛深い葉っぱでも常緑のヒラドツツジと違って 赤く紅葉してなかなか綺麗[ 夏のモチツツジの花 ]お山のツツジ科スノキ属の「スノキ」や「ナツハゼ」の葉っぱはもう散ってしまって跡形も無いけれどお庭にはこんなスノキ属の木が紅葉している[ ブルーベリー ]いまお庭ではこのツツジ科スノキ属の「ブルーベリー」の紅葉が綺麗時間をかけて赤くなり冬になっても なかなか散らない「ブルーベリー」の紅葉[ ブルーベリーの紅葉 ]ここまで赤く染まっても春まで散らずに残る事がよくあるそうすると赤い葉はまた緑色に戻っていき次の紅葉の時に落葉する不思議な木[ ブルーベリーの花 ]お花に果実に紅葉と三拍子揃った優れものお家に一本いかがでしょう------------------------------今日はお天気が良かったのでお山へ出かけました目的は そう 落ち葉の道を歩きたくて明日その様子をお届けしますね追加今夜は「ふたご座流星群」を見ようと頑張りましたでも丁度お月様がお空の上に出ていてあまりお星様も見えませんでした東の空に二つほど流れたようにも思えたのですが自信がありません流石にコンデジでは流れ星は無理でした ・ ・ ・十九夜の月
2011.12.14
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今日も気温は低かったけれど穏やかな秋晴れの日となりましたあとひと月もすると冬至ですね明るい昼間の時間が本当に短くなりました野山の草木では もうお花を咲かせるものは野菊や山茶花、ツバキくらいで今は黄葉や紅葉と木の実の季節になりました今日はそんな中からこの実をご紹介今年は例年に無く綺麗な果実が見られなかったブドウ科ノブドウ属の蔓木「野葡萄(ノブドウ)」今年は気候がおかしかったためなのか綺麗な果実はもう諦めていましたがどういう訳か 十月の終わり頃からカラフルなノブドウの実が散見されるようになりました[ 野葡萄(ノブドウ) ]こんなに遅い時期から綺麗なノブドウを見られるだなんて嬉しい驚きですそれも一箇所だけじゃなくて何箇所もの場所でこのカラフルな果実を見ることが出来ますブドウ科の草ではなくて木なんですが果実は食べても美味しくありません特に果皮は分厚く苦味や青臭さがあるので食べるのなら果汁だけにしておいた方が良いです果汁は熟れるとほんのり甘味がありますが中にブドウタマバエなどの幼虫がいることもあり注意が必要です因みに熟れた果実は色が濃くなるのではなくて白くなりますまたこのカラフルな果実の色は切り花にすると すぐに色あせてしまうそうですこんなに色彩豊かで綺麗な果実をつける木は他にあるのでしょうかファンタジーの世界ですね ♪色とりどりのキャンディーが生っているみたいですノブドウには葉っぱの切れ込みが大きな「切れ葉野葡萄(キレハノブドウ)」や葉っぱに艶のある「照り葉野葡萄(テリハノブドウ)」などの変種もあります[ キレハノブドウ ]ご近所にノブドウは生えていませんか ?今頃になって綺麗な果実を付けているかもしれませんよこちらでは庭木として生垣に利用されていらっしゃるお家もありますネットで見ると苗も販売されていますノブドウの果実は美味しくありませんがノブドウの茎葉や根っこは生薬になり 肝臓病や糖尿病に効果があるそうです今週末は全国的に良いお天気になるみたいです紅葉を求めて行楽地は人出でいっぱいになりそうですね ------------------------------------------おまけの写真黄葉したノブドウの蔓にもコバルト色の実がなっていました今日のお月様は十八夜の月「居待ち月」[ 十八夜 居待ち月 ]お月様をクリックすると大きな画像が開きます
2013.11.21
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[ 大犬鬼灯/大犬酸漿(オオイヌホオズキ) ]東向きの石垣の下で今時おはなを咲かせ恐い野草が群生しているナス科の毒草「大犬鬼灯(オオイヌホオズキ)」葉っぱも茎の果実も毒以前7月の初め頃に「アメリカイヌホオズキ」を紹介したことがある↑ ココをクリックその時も書いたことだけれどこれには良く似た仲間があった「イヌホオズキ」と、「オオイヌホオズキ」そして「アメリカイヌホオズキ」どれもナス科の毒草でそれも猛毒だそうなミステリー小説にも登場する今回見つけたのは「オオイヌホオズキ」[ 大犬鬼灯(オオイヌホオズキ)の花 ]ナス科のお野菜のお花に似ている茄子やトマトやジャガイモのお花と一緒[ 大犬鬼灯(オオイヌホオズキ)の花の拡大 ]イヌホオズキの仲間の花期はだいたい7~11月らしい「オオイヌホオズキ」と判断したのは下記の理由から「アメリカイヌホオズキ」のお花(実)の数は1~4個と少ないのでまず違いそう「イヌホオズキ」と「オオイヌホオズキ」のお花(実)の数は4~12個だそうな[ 大犬鬼灯(オオイヌホオズキ)の若い実 ]鬼灯(ホオズキ)と名が付いているけれど実はまあるい小さな茄子みたいもっと熟れてくると濃い紫色になる「イヌホオズキ」の別名は「バカナスビ」[ オオイヌホオズキの熟れた実 ]「イヌホオズキ」の実には艶が無いそうなので艶のあるこの実はやっぱり「オオイヌホオズキ」実の大きさも大きいように思える「イヌホウズキ」の花言葉は「ただひとつの真実」
2009.12.06
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[ 数珠玉(ジュズダマ)の実 ]近所の貸し農園の傍を流れる小川の淵に艶々した黒い草の実を発見イネ科の「数珠玉(ジュズダマ)」の実熱帯アジア原産の先史帰化植物イネが渡来する以前から食料として栽培されたとかハトムギの原種にあたるそうなお花は秋に咲き晩秋から冬にかけて実が熟す上の写真の実の後に少しだけお花が写っている[ 数珠玉(ジュズダマ)の花 : 草花写真館提供 ]ちょっと小判草のお花にも似ている実は固い殻で覆われていてツルツル艶々昔、この実を繋いで数珠を作ったところから「数珠玉」の名前が付いた幼い頃、この実に糸を通してネックレスを作った記憶があるお手玉(おじゃみ)の中身にも使われたと言うこの「ジュズダマ」もハトムギと同じように薬効があり実は「川穀(せんこく)」根は「川穀根(せんこくこん)」と言う生薬になるリューマチや神経痛に効くそうな花言葉は「祈り」、「恩恵」、「成し遂げられる思い」-------------------------♪ メリークリスマス ♪素適なクリスマスをお過ごしくださいね皆さんの心に安らぎと希望が訪れますように☆ ☆ ☆
2009.12.24
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さぁ~てこれは何の実でしょうなんて言っても解らないですよね私も今日まで全く知りませんでしたネットで探してもなかなか見つかりません木の実なんですがそして良く見る、知っている木なのですがこんな実を付けるなんて思っても見ませんでした葉っぱを見ればなぁ~んだって言う声が聞こえそう[ オカメヅタ ]そう、ウコギ科キヅタ属の「オカメヅタ」観葉植物としてお馴染みの蔦今まで実を付けているのを見た事がなかったのでお花が咲いたり実を付けるなんて思いもしなかったのだから今日見つけた時にはビックリ[ オカメヅタの実 ]ウコギ科なので「ヤツデ」のお仲間 ↑ ココをクリックお花は「ヤツデ」のお花に似ているそうなこんな面白い実を付けることがわかって嬉しい別名「カナリーキヅタ」北アフリカのカナリー諸島原産のつる性の植物今では六甲山系を初め自生しているのを良く見る冬でも青々とした葉っぱが嬉しい花言葉は「友情」、「信頼」
2010.02.09
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