猫を愛するバレーボーラー

猫を愛するバレーボーラー

2005年07月07日
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もちろん部活はバレー部。

だから、だんだんと部活には行かなくなり、
自分でトレーニングしたりの毎日に変えて行った。
先輩方は当然腹が立つ。
何度も呼び出されたけど、一回も行っていない。
実力もないひとが、ただ単に1つ下ってだけで
私に平気で私用を押しつけてくる。
要領が良くそんな先輩方に頭を下げている仲間もいたが、

そして、一応バレー部の私は、学年で10番以内のテスト結果を求められた。
バレーは頭がよくなければできない。実力があっても10位以内に入らなければ
監督は平気でスタメンからはずした。。。

部活には来ない、でも常に学年で10位以内に入っている。
だから、試合はいつもスタメンで出される。
先輩方の怒りが分からないでもなかったが、
その場に立たされていた私も辛くなかったといえば嘘かな?
あまり気にしたことはないけどね└(^へ^)┘
同学年のバレー部の人からも良くは思われなかった。
私と仲良くしていると、先輩方に睨まれるからだ!
そいう関係にうんざりだったけど、私は私でやってきた。

「部活においでよ!」の電話の嵐だったなぁ~
なんて調子いいんだろう・・・って思ったな!

上がいなくなっての初めての夏休み!
部活ばかりの毎日だったが、監督が1日だけ休みをくれた!
明日、1日しか自由はない!と思い、


「海に行きたいな~」
父 「海に行って何したいんだ?」
「そりゃ~泳ぎたいよ!」
父 「よし!明日連れていってやる!」

と~っても楽しみにしていた私。
でも、「ただし、友達は誘うなよ!」の父の言葉が引っかかっていた。

海に着いたら、父の友人がいてクルーザーを所有しているので乗せてくれるという。
こんなことなら友達も誘えば良かったなぁ~と後悔した。
で、気持ちよい風に当たりながら、船は陸が見えないところまできた。
こんなに沖にきてしまっていいのかな?って不安になったのを覚えている。
そしたら父が、
「そういえば、泳ぎたかったんだよな~?」
と私の背中を思いっきり押し、私は海の中へ・・・

「気を付けて帰ってこいや!」

「マジっすか~~~??????????」
「明日、朝6時から部活なんですけど~~~」
「おい父の友人!!!!!止めてくれよ~~~」

 父の友人も父と同類だったらしい(悲)

変だけど、友達誘わなくて良かった・・・・とふと思った。
目の前の波と戦いながら、必死に泳ぎました。
でも、父を恨む気持ちは少しもなかった・・・いや、余裕がなかった!
5時間くらい泳ぎましたね~~
たぶん・・・浜に着いたのを覚えていないんですよね~
いや、思い出したくないな(´ヘ`;)
途中、カメが助けにきてくれないかなぁ~とか、本気で考えた(笑)
それは覚えている・・・
そして、明日の部活を何って言って休むかも考えていた(涙)

目の前にある信じられない現実を自力で乗り越える!
いつも父にはそれを教えられました。

帰ってからまたまた母に怒られた!
そこで初めて父が泳げないことを教えられた。
「自分が泳げないくせに、何かあったときどうやって助けるのよ!!!<(`^´)>」

冬休みにスキーに行きたかったけど、
八甲田山に置き去りにされそうで怖くて言えなかったなぁ~
青森県の地図を買ってきて、本気で調べましたよ!
でも、こんなところに置かれてきたのではたまったもんじゃない!
と諦めました・・・
青森に転勤になったときに、見てみたくて真冬の八甲田山に行ってきました!
「あの時、スキーに行きたいって言ったら、ここに連れて来られたのかなぁ~」
と、風だけで凍りそうなその世界に震えました。

今、私には娘がいますが私にはできない!
山に置いてきたり、陸が見えない沖から泳いで帰ってこいって言ったり、
もし?って考えると・・・っていうか考えられない!
それを父はやってくれたのだ!
これって感謝していのかな_?
おかげで、人生あまり生涯はないけどトラウマみたいなのはありますね(笑)

「よっぽど、強い運に生まれてきているんだなぁ~」
と生還(笑)した私に感心していた父でした オイオイ!
その父も今は雲の上です!
恨み言の1つでもいいたいところですが、もう届かない。
そっちで待ってなさいよ!言いたいことがたくさんあるんだから!
きっと最初に出る言葉は「ありがとう」だと思いますが。

20代後半のこの年になるともう笑い話ですが、
当時は必死でした!
いつ、そういう現実と向き合うことになるのか
分からないのが一番怖かったかな?
だから父にはどこどこに行きたい!ってはあまり言えませんでした。
プールに行きたい!っても言いたかったのですが、
近くの1級河川の上流から流されそうで怖くて言えなかったなぁ~

一度、バーベキューしたい!って言ったら、普通にマサカリと丸太を持ってこられ、
割りましたよ!手にいっぱいマメを作りながら・・・
これでおいしいお肉を食べられるかなぁ~と思えば、用意というか、
父が捕ってきたのは蛇とカエル!蛇も、3種類くらいいて、
マムシもいた!でも、おいしかったな!

「おまえ、酒飲めるよなぁ~」

と中学の私に向かって出したのは
焼酎とマムシの血を割ったもの・・・ええ飲みましたよ!
てな感じの中学時代でした!

みなさんの中学時代はどうだったのでしょうか?








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最終更新日  2005年07月07日 21時01分36秒
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