1月15日(月)新宿ジョイシネマ2にて
06年、フランス・ロンシャン競馬場で行われた凱旋門賞。 ディープインパクトがまさかの3着敗退 に落胆した競馬ファンは多かったでしょう。そのあと、さらに衝撃的なニュースが飛び込んできました。 薬物使用疑惑 で、失格したのです。
スポーツ選手のドービングに対しては、年々きびしくなっています。事後検査で薬物が発見されると、その選手は失格の上、最悪の場合は 永久追放 に......。
金銭が賭けられる競馬は、アスリート以上に厳重な処分が下されます。現在では 厳重な管理下でレースが運営 され、国内での不正は皆無といってもいいでしょう。
制作=2005年 アメリカ映画 111分。監督=ポール・マクギガン。出演=ジョシュ・ハートネット、ブルース・ウィリス、ルーシー・リュー、モーガン・フリーマン、ベン・キングズレー、スタンリー・トゥッチ ほか
発端は20年前の八百長レース。情報を得た男が、ノミ屋(私設馬券屋)に2万ドルを借りて賭けます。 八百長は失敗 、男が借りたのは、新興マフィアのお金でした。見せしめのために、男の一家とノミ屋、競走馬まで殺されます。
20年後のニューヨーク。対立するふたつのギャング団は、一触即発の状態にありました。ラビ( ベン・キングズレー )の息子が殺されます。怒ったラビは、報復としてボス( モーガン・フリーマン )の息子を狙いました。
不運な男スレヴン( ジョシュ・ハートネット )と殺し屋グッドキャット( ブルース・ウィリス )検屍官リンジー( ルーシー・リュー )市警捜査官プリコウスキー( スタンリー・トゥッチ )などが絡み合い、終局に向かって進みます。
ストーリーは意外に複雑でした。いや娯楽映画にしては、 カットバックを多用 し、構成が入り組んでいるのです。観客が真相を知るまでに、時間がかかるようになっていました。ある意味、 凝ったシナリオ 、と言えるでしょう。
最後まで、興味が尽きません。 構成の妙 、というかシナリオのお手柄です。豪華な配役陣も見どころのひとつ。上質なB級映画です。期待していなかっただけに、 意外な拾いもの 、といった感じの作品でした。
主役のジョシュ・ハートネット、イーサン・ホーク似の 個性的美形 。人気がイマイチなのは、いい作品に恵まれないからでしょう。これからに期待します。
ブルース・ウィリスは頭に髪の毛がありました。カツラでしょうか。ルーシー・リューはあのソバカスが消えていましたが、メークで隠したんでしょう。他の 脇役陣も健闘 していました。
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