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2026年06月02日
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前日のNYはイランとの和平交渉がまた難航している一方、NVIDIAによる新チップ発表を受けて3指数揃って最高値更新。長期金利は4.46%に上昇。マグニフィセント7はマチマチ。NVIDIAが6%超の急反発でSOX指数は1.1%の上昇。ソフトウェア株は6%の上昇。オラクルが10%弱の急騰で牽引しました。WTI原油先物は92ドルに上昇。金銀やビットコインは下落も銅は急伸。




NT倍率はまた過去最高に。キオクシアは本日予定されているIRdayまで反転のきっかけがない感じがします。

韓国でもSAMSUNGやSKハイニックスのレバレッジETFが上場するという話。いやー、こんなにボラティリティが高いのに、まだ高まるんですかね。もっとも、そもそもKOSPIのレバレッジETFが日本でも2033、2034で上場しているわけですから、今更なのかもしれませんけれど。

ただ日本株全体としては75日線を割っている銘柄が特に4000番台くらいまでに実に多いです。プライム市場である程度の流動性を持って空売りも少ない銘柄で75日線を割っている銘柄を私は日々スクリーニングしているのですが、それが4000番台までで100銘柄を超えていて、シート一杯になって溢れているのです。7000番台以上もなかなか多いです。

具体的には建設、小売の安値更新が目立ちます。特に小売は肌感覚からも値上げ疲れによる国民の消費意欲減退と、包装資材などの値上げによるコストアップが小売企業を苦しめている感じです。BtoC銘柄は買えないという感じ。

ところで日本でもSBI証券や楽天証券などでスペースXのIPO申込がスタートしました。日本で3200億円集めるということですが、IPOの募集総額が12兆円という世界最大のIPOにしては、微々たる金額。上場初日から盛り上がること必至で、応募も殺到でしょうね。

個人的には世界中で買えなかった投資家がFOMO(持たざるリスクを意識した焦り)で買い注文を入れてくるでしょうから、やはり初値は高いところで始まるとは思います。ただ規模感は前例がありません。またアメリカの投資情報誌バロンズは、あまり好意的ではない記事の書き方になっていました。やはり単純なIPOではなくて、プライベートクレジットなどの投資家が非上場のうちに既にだいぶ「擦った」ところであり、結局個人投資家は彼らの出口に利用されるだけではないか、と。

本日引け後にまた最新のものが出ますが、先々週末時点の信用倍率は前週6.8倍→6.7倍に低下。ただ買い残は更に増えて6.1兆円弱で過去最高を更新。繰り返しになりますが、日々の売買代金から見れば大した水準ではありません。なのでこれを材料に上値が重くなるというつもりは今のところありません。もし売買代金が減ってきたら話は別ですが。

先々週末時点の裁定買い残は2.1兆円で前週に比べて0.1兆円増えました。ところで本日聞いた話で面白いと思ったのは「業者が裁定買い残を積み上げずに、寄与度上位銘柄だけで裁定残高を作っているのではないか」という話。確かに足元の裁定買い残は、株価も上がって金利も上昇している環境下で、かなり低水準と言えます。

一般的に裁定業者は空売りポジションと同時に225採用銘柄を構成比率に合わせて買い付け、その先物と現物価格のサヤをとる業者です。しかし225銘柄のうち上位5銘柄で日経平均の40%を決めます。逆に下位100銘柄は寄与率が0.1%以下の銘柄群であり、これらの銘柄を馬鹿正直に買ってもほとんど意味はありません。手間がかかるばかり。

ボラティリティも大きくなってきており、業者はもう上位銘柄だけ買っちゃえ・・・というような運用にしているので、裁定買いポジションを報告しないのではないか・・・という説です。これは説得力がある感じ。そう考えると、毎週チェックしているこの裁定残高も正直あまり意味が無いように思います。とりあえず、定点チェックとしてまだ続けるつもりではいますけれど・・・。

先々週末時点の信用評価損率に関しては前週▼4.5%→▼1.4%に改善。TOPIXも高値に迫ってきたタイミングだったので、随分改善しましたがまだプラ転はしていません。今週はいよいよプラ転でしょうか。そうなってくるといよいよ相場のピークアウト懸念が出てくるのですが。





【注目銘柄】

ソフトバンクG(9984) は昨日大幅続伸。昼のNVIDIAファンCEOの講演を受けてアームが時間外で7%の上昇となり、同社も一段高となりました。トヨタ(7203)を22年ぶりの日本株王者から引きずり降ろし、時価総額トップに。つい2週間前にはOpenAIへの全フリが警戒されて売られていた銘柄が、毀誉褒貶で急に75%時価総額を増大させました。


トヨタ(7203) は昨日大幅安。イランとの交渉難航や、世界的な自動車の販売不振などのニュースが重石になりました。絶対王者でなくなった途端、取り巻きの投資家が離れてしまったような形。下落に歩調を合わせる形で自動車株が軒並み売られ、業種別では輸送用機器が値下がり2位でした。まあこれが今の世界の実情でしょうね。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


なお、上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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Last updated  2026年06月02日 08時23分41秒
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