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先日の県立大学祭の帰り、丁度お昼時間になり、なにか食べていこうということで、国道の裏道あたりを流していたら、「そば道場」の看板が見えた。
駐車場がいっぱいになっていたので、さぞかし美味しいのではないかと思い入ることにした。
しかし、入ったら 「あれ!」
お客さんが極端に少ない。時間は12時30分頃。でも駐車場はいっぱいなのになぜこんなにお客さんが少ないのと不思議になる。
ふと窓の外を見ると、もう一軒のお店がある。そこには「太助寿司」があったのだ。県外の人には馴染みがないかもしれないが、県内資本の回転寿司チェーン店。
ネタの良さと価格の安さが魅力で、県外資本の回転寿司を圧倒する人気店だ。
そう、一つの駐車場を2店で共同使用していたのだった。
しまったと思ったが時すでに遅し。仕方なく席に着く。でもお店の雰囲気は悪くない。テーブルの上にはグルメ雑誌が何冊か置かれ、その中にこのお蕎麦屋さんが紹介されていた。
その雑誌をみてみたら、福井県の越前蕎麦を提供するお店で、店主はそこで7年間修行し、秋田で開店したと記事に載っている。
蕎麦粉は福井県産の越前蕎麦を100%使用し、それを2:8で割っているということだった。つゆは強めの甘辛出汁。もちろん手打ち。
さて、蕎麦の基本はモリかザルと心得る小生は迷わず「ザル」を注文。カミサンは暖かい蕎麦が食べたいと、エビ天蕎麦を頼む。
ざる蕎麦は、腰があり歯ごたえ充分。麺は太くなく細くなく私には丁度良い。それによく冷えていて煮汁のヌルヌル感もなくさっぱりとして、蕎麦の香りが引き立つ。
「つゆ」にウズラの玉子が付いてきた。好みの問題だろうが、私はつゆには入れない方だ。しかし、玉子カッターが付いてきていたので、おもしろそうだと思いカットして入れてみる。味がまろやかになった。蕎麦の味が幾分スポイルされる。やはり入れないほうが私は好きだな。
カミサンのエビ天蕎麦は、大きな海老が2本入っている。横目で見ていたら1本くれた(ありがとう)この海老は刺身でもいけそうなくらいプリプリして旨い。衣で増量しない本物のエビ天。
お店に入った瞬間は後悔していたが、出る頃には満足のお店でした。また来てもいいなと思った