今回の首切りは当初、厚労省の85000人という数字が踊っていたが事実は30万人に及ぶという情報が流れている。
その理由は厚労省は聞き込みでつかんだ数字でしかも自動車産業関係に限定して85000人に及ぶということだが、事態は
自動車分野から他の産業まで、仕事がない、高い為替で赤字に転落の産業は加工、販売まで拡大しているうえに派遣は全産業に
1000万近く存在しているからだ。その推計が派遣150万人のうち、当然その30%近く、30万人ぐらいは簡単に首切られるという見込みなのだ。
私は首切りは黙っていけば100万ににも上ると思っているが、嬉しいことに派遣の首切りに反対し大企業に
物言える政党が日本には共産党という政党がおり、ぶれずにトヨタ、キャノンなど世界的大企業に厳重に釘を刺し戦う先頭に立っているので
国民の喝采を受けている。
これに比べ自民、公明、民主、社民党らは1999年の派遣自由化というときに賛成したことで派遣問題に
真っ向からものをいえない弱みがあるので派遣の首切りに戦い切れないでいる。首切りも労働の形態の変化だと思っている。
そのうえに自民と民主は大企業からの政治献金を喜んで受け取り、大企業に気に入られようとゴマを
すりまくっているので首切りに戦えない。
派遣の若者も国民もそんな政党のはらわたを見抜き、当てにもしていない。当てにしているのは共産党に
期待している。首切りで路頭に迷い死ぬかという境地にある30万以上の派遣らは、蟹工船をネットで読み友に知らせブームを起こし、
正規労働者、組合も派遣救済二決起させ、ついに12月の寒空に500名の命を救って見せた。まさに忠臣蔵のような快挙に拍手喝采だ。
共産党に続々と入党が相次ぎこの12月だけで1000人以上が入党した。既にわずか1年間で14000人も
入党し海外でも報道されている。日本には凄い政党がいるというニュースは世界に広がり、トヨタと交渉する写真が踊ったのだ。
日本では共産党特集が派遣問題や高齢者医療問題と合わせて掲載され日本の派遣首切り反対運動の
つなみに乗って広がっている。
もともと日本の派遣首切りの高速化は日本だけの特徴なのだ。アメリカにもないし、ましてイギリスはじめ
ヨーロッパでもない。ドイツやフランスなどは政府が大企業と話し合い首切りは企業の恥と合意しているのだから素晴らしい。日本の政府は
横暴勝手の大企業を抑えられない。金をもらって魂を売っているからだ。
その政府を変える選挙は近い。
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