かい君のよろず日記

レンフェ（スペイン国鉄）の車内は清潔で快適だ。シートもいいしあまり疲れない。ただ海外旅行者は、スーツケースを置くスペースが限られている。一両あたり6個くらいしか置けないかな。車掌さんは、しょっちゅう廻ってくるが大したことはしない。車内で聞くイヤホンを配るのが主な仕事だ。イヤホンは差してみたがほとんど聞こえない。車内に流れているラジオ放送と同じだ。途中から映画が流れ始めた。なんとなしに見てしまったが、音は聞こえない。途中の景色はもうひたすらオリーブの木の畑が延々と4時間続いた。車内販売もあった。3時間ほどすると小さな町に停車した。前方を見ると今まで快調に飛ばしてきた電気機関車がするすると離れていく。どうやら機関車の交代があるようだ。15分くらいかけてディーゼル機関車が前に付いたみたいだ。エンジン音が伝わってくる。動き出したが、先ほどまでの高速アベちゃんと共同の線路とはおさらばしてローカル線にはいったようだ。スピードもぐんと落ちて山岳ぽいところもでてきた。グラナダには、13時頃に到着した。