かい君のよろず日記

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Oct 9, 2024
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山の中を走ってきたキハ47は吉松駅に到着した。この駅は吉松から都城方面の吉都線と八代方面へさらに山を駆け上っていく肥薩線の分岐点になっている。以前この駅に訪れた時は「いさぶろう・しんぺい号」という特急列車に乗ってやってきた。肥薩線が不通になっている現在、「いさぶろう・しんぺい号」は走っているのだろうか?

隼人駅で買った僕らの切符は途中下車ができるので、吉松駅の改札口をくぐった。

駅の待合室には肥薩線が栄えていた頃の写真が貼ってある。駅の向かいには温泉という看板が上がっている銭湯が見える。

「あれっ?あの銭湯見覚えがある。そうや、前来た時、あの温泉に入ったな。」

あの温泉に入ったことを完全に忘れていた。あの時はそうだ、とても暑かった。同行していた叔父は暑いのが嫌なので温泉には入らなかった。だから妻と二人あの温泉に入ったのだ。記憶というのは面白い。完全に忘れていたことを現場に来れば思い出すのだ。

駅の外に出ると左側に蒸気機関車が静態保存されているのが見える。鉄道グッズのお店もあるようだが、しまっていた。置かれている蒸気機関車はC 55という旅客型の美しい機関車でモンデフという九州独特のデフ版をつけている。デフ板というのは蒸気機関車の前方についている左右の立っている鉄板のことである。この鉄板によって蒸気機関車から吐き出される煙を上空の方に吹き流す効果がある。
蒸気機関車に近づいていくと、地元の子供とお母さんが遊んでいた。

静態保存されている蒸気機関車の程度はそんなに悪くなかった。
動輪と呼ばれる車輪はとても大きく、かつて九州の特急列車を引っ張っていたその姿を想像できる。



2両編成のディーゼルカーの車内に入ると、僕たちの他に女子高生が2人乗っているだけで、乗客は全部で4人だった。車内の天井には最近では見かけなくなった。懐かしの扇風機がブンブンを音を立てて回っていた。扇風機の軸のところには懐かしの JNRのエンブレムが描かれていた。











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Last updated  Oct 9, 2024 12:22:31 PM
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