資金繰りに苦しむ社長と、安定して利益を出す社長の決定的な「考え方」と「性格」の違いを3つのポイントで解説します。
1. 数字に対する姿勢
困らない社長: 息をするように毎日数字を確認します。客数、単価、成約率などのデータを元にPDCAを回し、仮説検証を繰り返します。
困る社長: 数字を見ず、なんとなくの「感覚」や「想像」で判断します。自分の都合の良いように解釈(バイアス)してしまい、問題の本質(事業構造の欠陥など)に気づけず、間違ったコストカットに走る傾向があります。
2. 投資の判断基準
困らない社長: 投資前は非常に慎重です。最悪のケース(悲観的シミュレーション)を含め、資金繰りまで細かく計算します。しかし、「いける」と判断した後は、数千万円から数億円規模の大胆な投資を行います。
困る社長: 勢いや人脈による「良い話」に乗り、根拠なく投資を決めます。特に店舗ビジネスでは、この甘い投資判断が致命的なダメージ(黒字倒産など)に繋がるリスクが高いと警告しています。
3. お金の使い道(投資か消費か)
困らない社長: 将来利益を生む「投資」にはお金を使いますが、利益を生まない「消費」には徹底して使いません。年商2億で3000万の利益があっても、移動手段として中古の軽自動車を使う例などが挙げられています。
困る社長: 社長の好みで豪華な社用車を買ったり、売上に直結しない内装にこだわったりするなど、リターンを生まない「消費」に資金を投じてしまいます。
結論: 財務テクニックを知る前に、まずはまずは「客観的な数字に基づいて判断する習慣」を身につけ、投資と消費の線引きを明確にすることが、お金に困らない経営の土台となります。
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