烏 森 神 社

2006年04月01日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
卯月<うづき>

卯月の由来は、一雨ごとに暖かさが増し、木々が新芽を伸ばす時期で、 卯の花が咲く月 「卯の花月<うのはなづき>」を略したものというのが定説となっていますが、卯月の由来は別にあって、卯月に咲く花だから卯の花と呼ぶのだとする説もあります。

「卯の花月」以外の説には、十二支の4番目が卯であることから「卯月」とする説や、稲の苗を植える月であるから「種月<うづき>」「植月<うゑつき>」「田植苗月<たうなへづき>」「苗植月<なへうゑづき>」であるとする説などがあります。
他に「夏初月<なつはづき>」の別名もあります。

~4月の季語~
弥生、初桜、入学、出代、山葵<ワサビ>、芥菜<からしな>、三月菜、春大根、草餅、蕨餅、鶯餅、桜餅、椿餅、東踊、蘆辺踊、都踊、浪花踊、種痘、桃の花、梨の花、杏の花、李の花、林檎の花、郁李の花、山桜桃の花、沈丁花、春昼、春の暮、春の宵、春の夜、春燈、春の月、朧月、朧、亀鳴く、蝌蚪<蛙の子>、柳、花、桜、花見、春の海、春潮、観潮、磯遊。

~4月の花~


~旬の味~
魚介類=鰆<さわら>、飛魚、鯵、平目、さより、むつ、蛤、しゃこ
野菜・果物=ほうれん草、芥子菜、菜花、春菊、たけのこ、うど、蕗、グリンピース、空豆、わらび

◆花見◆
四季折々の花を見にでかけることはあっても、それらは花見とはいわず、 花見は春の桜に限って使われる言葉 です。

桜桜田公園からの桜と汐留のビル

桜と一言と申しましても、山桜、八重桜、ソメイヨシノと桜の品種は多種多様で、時代や品種を超えて、日本人の心情に深く根ざした花なのです。
太閤秀吉は「醍醐の花見」で権勢を誇り、西行法師は「願はくは花の下にてはる死なむそのきさらぎの望月のころ」と詠い、願い通りに桜に看取られて亡くなりました。
古くは桜の花の咲き具合でその年の農耕を占ったり、花見に行くことで祓いをする習慣があり、飲めや歌えやの宴も行われていました。賑やかな花見もよし、静かに風雅を楽しむもよし。

さて、「花見」の起源は…稲の生育を見守る山の神の化身、 桜の下で豊作を祈る予祝行事
現在は年中行事として定着していますが、予祝行事の意味は忘れられてしまったようです。

今日東京はお花見日和でした。
明日お天気が午後から少し崩れるそうですので、今日今の時間からは夜桜が見頃でしょう。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2006年04月01日 18時51分09秒


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: