烏 森 神 社

2006年06月01日
XML
日本では、旧暦6月を水無月<みなづき>と呼び、現在では新暦6月の別名としても用います。

他に、田植という大仕事を仕終えた月「皆仕尽<みなしつき>」であるとする説、水無月の「無」は「の」という意味の連体助詞「な」であり「水の月」であるとする説などがあります。
「な」を「鳴」とし、水の力が鳴り出し、鳴り響く月の意とし、水の力で物事を成らしめ、物事を新たに生みだし、物事を為さしめるのが水無月であるとする説などもあります。

○「水無月」の異称○
風待月<かぜまちづき>、常夏月<とこなつづき>、鳴雷月<なるかみづき>、建末月、水月、未月、旦月、季月、伏月、遯月、焦月、涼暮月、松風月、松風月、風待月、鳴雷月、弥涼暮月


○旬の魚○
鮎<あゆ>、鯵<あじ>、穴子<あなご>、いさき、かつお、きす、鱧<はも>、鱒<ます>

○旬の野菜・果物○


○季節の花○
紫陽花<あじさい>、花菖蒲<はなしょうぶ>、泰山木<たいさんぼく>、夏椿、銭葵<ぜにあおい>、鈴蘭、どくだみ、雪の下、敦盛草<あつもりそう>、九輪草<くりんそう>、岩鏡<いわかがみ>

紫陽花菖蒲の花

今日は、衣替えの日でもあります。
衣替えとは、「季節に応じて衣服や調度をかえる」こと。
平安朝では、4月1日と10月1日にそれぞれ夏装束・冬装束に改めました。
室町・江戸時代にはさらに細かい決まりがありました。
現在は制服については、6月1日と10月1日を目安として行われています。
和服も袷<あわせ>から単<ひとえ> に変わります。

今日の東京のお天気は大変カラッとしており、衣替えには打って付けのお天気です。

☆6月行事予定☆

「夏越の大祓」神事斎行

昨年末、大変多くの方が「形代」をお納め頂きました。
「形代」は6月15日頃、お賽銭箱右横の掲示板あたりに このよう にご用意致す予定です。
半年の穢れを祓い、元気に夏を乗り切りましょう。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2006年06月01日 09時44分59秒
[こよみ・祝日・季節などの豆知識] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: