烏 森 神 社

2006年08月01日
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梅雨も明け、いよいよ夏本番!!八月一日です。

月の異称や季語も秋を想像させます。代表的な異称「葉月」は、中国では月に生えると信じられていた桂の葉の月という意味があります。
日本では、旧暦8月を葉月<はづき>と呼び、現在では新暦8月の別名としても用います。
葉月の由来は諸説あり、以下の通りです。
木の葉が紅葉して落ちる月「葉落ち月」「葉月」であるという説が有名。『年浪草』には「葉月とは、この月や粛殺の気生じ、百卉葉を落す。ゆえに葉落月という。今略して葉月と称す」と書かれています。
他には、稲の穂が張る「穂張り月<ほはりづき>」という説や、雁が初めて来る「初来月<はつきづき>」という説、南方からの台風の襲来の多い月と言う意味で「南風月<はえづき>」という説などがあります。どれも、やはり今の8月のイメージとは約1ヶ月ほど早い秋を彷彿させます。

○「葉月」の異名
「建酉月<けんゆうづき>」・「壮月<そうげつ>」 ・「桂月<けいげつ>」・ 「素月<そげつ>」・

旧暦8月15日は仲秋の名月ということから月見月、観月、仲秋、等の異称があり、さらに深まり行く秋の月であることから、秋風月、木染月、萩月、燕去<つばめさり>月、雁来<はづ>月、唐<もろこし>月、壮<は>月などの別称が伺えます。

○旬の味
魚介:穴子<アナゴ>、スルメイカ、鰹<カツオ>、鰈<カレイ>、鱸<スズキ>、蛸<タコ>、鮑<アワビ>、ホヤ、秋刀魚<さんま>、ハゼ、いさき

野菜と果物:枝豆、インゲン、カボチャ、ピーマン、トウガン、トウモロコシ、トマト、ナス、キュウリ、ゴボウ、山芋、スイカ、梨、桃

○季節の草花○
百日紅<さるすべり>、向日葵<ひまわり>、百日草、カンナ、白粉花<おしろいばな>、柳蘭<やなぎらん>、駒草、夕菅<ゆうすげ>、朝顔<あさがお>

ひまわり









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最終更新日  2006年08月01日 10時48分21秒
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