楽しきかな楽天生活

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2007年05月26日
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テーマ: ☆奈良☆(195)
カテゴリ: 奈良なおハナシ


『飛鳥まるごとリレーウォーク』 に参加してきました。

近鉄の飛鳥駅から、「あすか」周辺を歩き倒して、
あちこち名所を巡りながら、
水野正好名誉教授&白石太一郎教授&上野誠教授
の話を聞くというエラク豪華な企画。

奈良を離れてすぐのことだったので、
『ホームシック』も手伝ってか「絶対行く!」状態。
阿部野橋経由で飛鳥へいくことにしました。

土地鑑はあるけど、近鉄南大阪線に乗ったことが少なくて、
発車時刻がよくわからんかったので直接阿部野橋駅に行ってみたら、
吉野線に乗り入れる直接の電車は「特急」しかないことが判明。

ぎゃーと思いつつ、5分後には特急が出ることが判ったので、
慌てて特急券を購入しつつ、自分の席へ。

その前に、記念撮影です。

2007-06-26 22:03:25
滅多に近鉄特急なんて乗らないしね

途中、大和八木で私の前の席に上野誠センセが
座っておられるのに気がつきまして(!)
なんちゅう偶然。
知らぬこととはいいながら、後ろでバナナなんて食べてましたことよ(汗)

そんなこんなで、なんとか8時50分、スタートギリギリには間に合いました。
受付を済まそうとするなり、奈良大のおともだちとも続々遭遇。
誰でも参加できる催しでしたが、
奈良大でも告知されていた行事なので、
もしかして、参加した人の殆んど奈良大関係者?(笑)

そして、9時にウォークラリー開始です。
ざっと見て300名ほどの参加者。
(予約申込制だったけど、当日参加もOKだったらしい)

まずは 岩屋山古墳 目指して民族大移動。

大学の野外スクーリングでも、
これだけのメンバーがいるとかなりの大所帯で、
タイヘンだよなあと思っていましたが。
歩き出すと、もっとタイヘン。
列の長さがどんどん伸びます。

奈良大の『学生』さんはそれでも健脚揃いで、
こんな坂登るのかよ?!ってところでもひょいひょいついてゆかれる方々。
長距離歩行には自信のある私でも、暑さには勝てず(冬生まれゆえ?)
冷えピタ貼ったりしてしのぎましたが。
それでもこの日は暑かった。

岩屋山古墳に到着して見学。
昨日雨が降った結果、土がぐちょぐちょで、
古墳内部に入ったのだけど、大きな水溜りが出来ていてまたぐのが大変。

ほとんどの人がその中に入って見たり、
古墳の頂上に登ったりするものだから、
見学時間が延び延びです。

rakuten070526-01.jpg
大人数での見学はタイヘンだよ

さて、そそくさと次の見学地へ。
次は マルコ山古墳

スクーリング時とは違って、歩きながらセンセの話があるわけではないので、
それぞれこじんまりと固まりつつ、次の見学地を目指します。

説明の場所にたどり着くとすでに説明が始まっていたり、
大多数の人が集まるのを待つ為に、時間のロスがあったり。

やっぱ、ここは、ホレ、あれですよアレ。
奈良大学外授業名物「FMラジオで講師の声飛ばし」
奈良大の学外スクーリングでは、
スクーリングで教授の声をたくさんの人が一度に聞けるために、
音声をFMラジオを使っていたのですが、
あれはやっぱり絶大な威力を発揮するものなんだと
今では認めています。

rakuten070526-02.jpg
民家ウォッチングも楽しからずや

rakuten070526-03.jpg
つつじが盛り

飛鳥は村中はよく歩き回った(自転車で回った)けど、
西側の古墳がゴロゴロ(?)してる地域は全然回ったことがなかったので、
今回訪れたところは全部お初なところばかり。
その点、初心者です。
自分だけで巡ったら、ちょっと寂しいような場所も、
これだけの人数で回ったら、町内の人たちにとっては迷惑な存在(笑)

rakuten070526-04.jpg
綺麗な饅頭型のマルコ山古墳

かなり登り坂もあって、大変でございますが、
ここに住んでいる人もいるわけだから、
普段から体力づくり?ってなもんかな。

途中ショートカットで通り抜けた高取町役場の一角には、
天誅組鳥ケ峰古戦場の碑も建っていて、ここが歴史の舞台だったことを思い知らされます。

rakuten070526-05.jpg
古戦場の碑

rakuten070526-06.jpg
取り残された蔵の一部

しかし、ここらへんってホント山の一角なんだよな~という場所で、
まだ5月とはいえ、日差しは厳しいし、すでにお疲れ状態な人も多数。

束明神古墳 は階段を登った山の上ですので、
古墳の一角にたてられた神社では、
しばし休憩をとる人も多数。
もちろん私も水分補給をしつつ、がんばります。

rakuten070526-07.jpg
一休みの方続出

rakuten070526-08.jpg
奉納された古墳を描いた絵

つぎは 岡宮天皇陵 (草壁皇子の墓)と現在はされてる古墳へ。

rakuten070526-09.jpg
確かに古墳です・誰の墓かは判らんけど(笑)

rakuten070526-10.jpg
古墳から東を望む

ここで吉野線の壺阪山に出ました。
あらあら、いつの間にか一駅も歩いてきたわけですね。
壺阪山駅から、壷坂寺は、バスで行けるのですが、かなり遠い。
我々が歩いてきた時、ちょうど、壷坂寺行きの小さなバスが
発車したところでした。

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特急も通るというのに単線な吉野線

次に目指すは、 キトラ古墳
ここらへん、本当に来たことがないんだなあ。
初めての光景ばかりで、どこを見てもきょろきょろ。

次はキトラ古墳だよね?
って思いつつ、どこが古墳?状態なところに出くわしましたが。

rakuten070526-12.jpg
建築事務所か工事現場かと思わせる建物ですが…

rakuten070526-14.jpg
ここがキトラ古墳なのです(苦笑)

看板など見ないで通り過ぎてしまえば、
ここが古墳だなんてわからん外見です。

列がびろ~んと伸びてしまったので、
かなりの人が揃うまではしばし木陰で休憩。
その間に、多数の人がすでにビニールシートを広げ、
水筒を取り出し、座り込んで休憩の様相です(苦笑)

確かに、暑かったもんね。
私もすっかりバテバテでしたが、
凍った水入りのペットボトルと、
ヒエピタでなんとか乗り切りました(証拠の写真は→ なぎさんのトコ で)

その間、元気な上野センセは、
デジカメであちこちをパチパチと撮りまくり、
あげくは自分の姿をセルフ撮影♪
上野センセは日々のデジカメ写真を ブログで公開 していますが、
こんな風に撮っていたのねってのが実際に見られました♪

rakuten070526-13.jpg
某教授(伏字の意味無し)セルフポートレート・メイキング映像

みんな揃った所で白石先生からのお話。
もうここからは、工事現場の詰め所のようにしか見えない古墳ですが、
裏手に回って見るとちょっと山になっていて、
確かに古墳だったのかもというのが伺えます。

石室解体は高松塚の先輩(?)ですが、
まあ、一度開けたパンドラの箱は戻らないのが常。
開けちゃった以上、劣化するのは避けようがないですからね…。

次は檜前寺跡。
石で作られた塔が残っていましたが、数えて見たら十一層?
お話を聞けば、以前ここには木造の塔が立っていたのだけど、
それがなくなってしまって平安時代に、十三重の石塔(コレ)が作られたんだとか。
上二つが欠損しているわけですが、優美な塔だったんだろうなあ。

rakuten070526-15.jpg
石の十三塔

rakuten070526-16.jpg
のどかな景色

で、お次はどんどん歩いて、 高松塚古墳 を目指します。
長い列の後方に位置していたら、その列の長さと量(?)から
「あらま、雲霞ごとくだわねえ」
といったら
笑われたけどサ。
でもさ、でもさ、まさにイナゴかバッタかって感じだよ。
この面々。
(私もそのうちの一匹なワケですが)

rakuten070526-17.jpg
バッタかイナゴの大群(のような我々)

途中、八角形で有名な天武・持統陵が右手に見えてきました。
古墳といえば、誰かの墓なわけですから、
今日はあちこち、他人の墓参りをしてるあたし達。

自分ちの墓参りには行っても、
普通縁もゆかりも無い人の墓には詣でないよなあ。
まあ、天皇陵は日本のご先祖さんみたいなもんだから(をい)
いいのかもしれないけど。

そして、ようやく高松塚古墳に到着です。
去年の冬に、水野センセに引率されて来た時よりも
なお一層工事現場化していて、古墳だった見る影もないのですが。

ここで、お昼を取って、一休みということになりました。
我々もようやく腰を下ろして足を休めます。

なんと、なぎさんてば、こんなに歩くというのに、
サンダルに素足履きでやってきて、マメが出来た~なんて
のんきなことを云ってるし(苦笑)
「でもちゃんと絆創膏持ってきたよ」
ってそういうことじゃないでしょうに。






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Last updated  2007年06月26日 22時19分16秒
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名無し@ Re:マレブル旅行記★その6(ブルネイ入国の巻)(01/20) ランクルじゃなくてパジェロですね。 グリルに…
カルホ @ Re:クアラルンプール空港!(01/24) ソムリエA(笑)さん ほら、KLIAはなんか…
ソムリエA(笑)@ クアラルンプール空港! ねえねえ、クアラルンプール空港、最近ど…
カルホ @ Re:遠路お運びありがとうございました。(01/24) 学友さん その節は大変お世話になりました…

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