楽しきかな楽天生活

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2007年05月26日
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テーマ: ☆奈良☆(195)
カテゴリ: 奈良なおハナシ


猫さんと、りぃさんがタクシーで乗り付けて途中参加。
午前中は試験、午後からはウォークラリー。
その行動力には感服します(しかも、試験勉強もしてるでしょ、スゴイよ、凄い)

rakuten070526-19.jpg
覆い屋に囲まれて工事現場みたい

で、
ここで昼ごはんののち、そのままの位置で、
姿の見えない白石センセのお話を聞きます。
(マイクが入っているので、広範囲に散らばっていても聞こえるのでいいのだ)

ただし、他の見学者の人もいるし、その人たちが話しているのとか気になって
聞き取りづらかった部分もあるので、やはりラジオの方がよかったんでは…。

白石先生の説では、高松塚古墳の被葬者は、正一位クラスの人間。
この古墳設営当時、正一位の人はいなかったのだけど、
死後一位を賜った人物がいて、それは石上朝臣麻呂であるとのこと。

力強く、「だから私はこう思うのであります」式の
センセの学説が述べられ、一堂はは~と拝聴いたしました★



白石センセの引率と公演はここまで。
次はいよいよ、名物教授の水野センセにバトンタッチです。

まずは、ここから 鬼の雪・鬼の俎 を目指します。
途中、高松塚の記念館でジュースを買ったり、トイレに入ったり。
慌てて、先頭集団を追いかけますが、
先が長くて全然たどり着けません(!)

それでもようやく、先頭集団が鬼の雪隠に着いたあたりで
みつけられ、先を急ぎますが、
センセはしゃべりたくてしょうがないので、
さっさと説明を始めています(苦笑)
水野センセはいろんな話を引き出しに持っているので、
できれば近所にいて、話を聞くのがよいと思われます。
(しかし、逃げ足が速い(?)ので、付いていくのが大変なのですが)

rakuten070526-20.jpg
鬼の雪隠に群がる雲霞の集団

昔ここら辺はウッソウとしていて、
昼間でも暗く、旅人を捕まえては鬼が食べていたという言い伝えがあるけど。
こんな真夏の真昼間に、こんな大人数でいっても実感がないよ。

rakuten070526-21.jpg
大人数で行っても風情がない

しかも、ここらへんは人工的に整備されていて、
うん十年ぶりに来たというなぎさんは、
「こんなに綺麗じゃなかったよお」
とのこと。

十何年ぶりに来た私としても、「こんなに開けてたっけ?」状態。
少しずつ手を加えて整備されてんだなあ。

そして、次なる目的地、 天武・持統天皇陵 に到達。
初めて来た時には、古墳の麓(?)に民家があるよとびっくりしたのですが。
(住みたいような、住みたくないような…だっていちお、お墓だしさ)

そこで、水野センセのお話を聞きます。
「持統さんちゅうのが、初めて天皇で火葬にされた人でして。
その前に、道鏡って坊さんが死んだときに火葬にされて、
じゃあ、私も死んだら火葬にして!って、自ら望んだそうで。
女の人はいつの世も、新しもん好きですなあ」
たしかに、たしかに。

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毎度バカバカシイお笑いをお一つ(違います)

そこからは、何度か通っている明日香村の中をゆきます。
しかし、久しぶりに来ると、新しい、良い道が整備されていて、
はて?どこを歩いているのやら?状態にもなります。

建物に関しては厳しい規制がかかっているようですが、
道の整備に関しては、むしろ奨励されているような感じで、
(村中の渋滞緩和や、スムースに村内から車を流す必要から)
どんどん良い道が出来てますねえ。

田んぼの真ん中を通りつつ、次は 亀石 へ。
亀石は、田んぼの真ん中と思っていたら、
なにやら奥には家が立っていたり、
隣の敷地に土産物屋さんが立っていたり(←ナイスな立地&出店)
自動販売機の飲み物やら、アイスクリームが飛ぶように売れていました。

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どじでのろまな亀ですが(違う)

次は、以前のスクーリングではバスの車中から眺めただけだった、 橘寺 へと。
しかし、今回も入らず(今回はすべて外からの見学なのね)
しかも、本堂の改修工事中。
なんか水野センセと行く寺は、すべて工事中って気がする。
(唐招提寺しかり、ここしかり)

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ここも工事中でした(工事ばっかやね)

当然のように、お向かいの 川原寺 も外から見るだけ(笑)
川原寺を発掘したあとで、
礎石の並びを、金が無くてプラスチックで再現したら、
プラスチックが壊れた後、ベコベコいって貧弱なのでやめれって云われた話とか、
飛鳥寺の塔跡を掘ったら、ざくざく心礎から貴金属が出てきた話とか。

卒論で、飛鳥時代の寺の心礎から古墳時代の金銀財宝が出てきた話を扱った関係上、
とても興味深いエピソードだったのだけど。
それを実際に掘ったセンセが目の前にいるというのも
不思議なご縁だなあ。

そこを通り抜け、今まで通ったことがない竹やぶわきの道をとおったりして。
日陰に心地よい風が通り抜けかなり涼しい。
日が差さないと結構涼しいのだけど、いかんせん今日は日差しがきつかった。

田んぼの真ん中を通ったら、ビニールハウスの一角があって、
そこで現地の人(っていうか?)がなにやら販売している。
通りすがりに見たら、いちご( あすかルビー )で。
さっき、みぴさんに「あすかルビーっていちごが奈良では名産でうまいで~」
と教えていたら、さっそくそれを見つけて購入している様子。
おうおう、地場産業に貢献したな、あたし(笑)

その後、みぴさんが追いついてきて、
買ったばかりのあすかルビーを恵んでくれました(^^)
あすかルビー最高でございます♪
すっぱくて、甘くて、大好きさ。

『飛鳥ルビー』って書くと


酒、でございます。

そして、程なく石舞台公園の一角に到着。
大きな天井の有る、『 あすか風舞台 』にて一時休憩しつつ、
ここで水野センセの独壇場(笑)が開催です。

「石舞台は、馬子の墓ということになっていますが、
わたしはあれが、稲目の墓だと思っていますぅ~!」
おーい(笑)
もう誰にも水野センセを止められません。

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石舞台古墳をタダ見~★






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Last updated  2007年06月26日 22時26分03秒
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名無し@ Re:マレブル旅行記★その6(ブルネイ入国の巻)(01/20) ランクルじゃなくてパジェロですね。 グリルに…
カルホ @ Re:クアラルンプール空港!(01/24) ソムリエA(笑)さん ほら、KLIAはなんか…
ソムリエA(笑)@ クアラルンプール空港! ねえねえ、クアラルンプール空港、最近ど…
カルホ @ Re:遠路お運びありがとうございました。(01/24) 学友さん その節は大変お世話になりました…

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