伽楼羅’s Regeneration

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伽楼羅2006

伽楼羅2006

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2006年12月08日
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カテゴリ: 過去のお話

ほぼ伽楼羅の理想の男。

お仕事は(当時は)エンジニア系、日本のとある車メーカーに派遣されておりました。

一緒に居て一番居心地が良かった人。

一緒に居た時間はそんなに長くなかったけど、お互い リラックスしていられた。

その年の11月の上旬に帰国が決まっていたので、3・4ヶ月の恋だった。

一応日本に居られる努力はしたみたいだったけど、、、、帰国の日が近づいてきた時、より動揺したのはTのほうだった。

訳のわからない言い訳をして、伽楼羅を家に帰そうとする。

かと思うと、号泣しながら抱きしめてきたり・・・

いよいよ、帰国の前の週の週末。

もうすぐ彼の誕生日も近い事だしという事で、プレゼントを渡した。

決して高価な物ではないし、手がかかる物でもなかったが、何気ない会話での中から選んだ、彼が好きで有ろう物を」選んであった。

この日伽楼羅は、プレゼントを渡したら適当な時間で帰る予定だった。

プレゼントの包みを開けて中を見たTは顔をくしゃくしゃにして涙をぽろぽろ流して泣いていた。

”ごめんね!さっきはあんな言い方をして。伽楼羅は何時だって僕の事をこんなにちゃんと考えていてくれているのに・・・”

渡す前、私たちは軽い口論をしていた。彼は音楽がガンガン掛かっているモー○タウンに行きたがったが、朝から何も食べていなかった私は、とにかく食事がしたかった。もうすでに幾らか飲んでいたTは何時になくわがままに言い募ったが、”でも、朝から何も食べてないの、食べられなかったら空腹で期限悪くなるし具合悪くなるかも、Tはここに居て、私は一人でそこの店で食事してくるよ!”と言ってその店に向かった。暫らくするとTが追いかけてきた。

”こんな所で伽楼羅のこと一人にさせることできないでしょ”と言って一緒にその店に入った。

そこで、伽楼羅はプレゼントを渡したのだった。

其の日は何だかTはそんなに飲んでないのにベロベロに酔っ払い、しょうがないから部屋まで送って行った。

帰りの伽楼羅の電車は当然無くて、泊まりました。

3週間前から、僕たちは離れなければならないんだから!これ以上親しくなってはいけないんだ!・・・とかいっていたのに・・・自分の言った事はすべて忘れたかのように、

帰んないで・・・今日は一緒に寝ようよ

この時の伽楼羅は先のことなんか考えて無かったし、2度と会えないと思っていた。






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最終更新日  2006年12月09日 02時19分43秒
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