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2006.02.07

『容疑者Ｘの献身』　東野　圭吾

(14)

テーマ：今日どんな本をよみましたか?(100481)

カテゴリ：わたしの本棚

直木賞受賞が決まった日に、我慢できずに思わず買ってしまった『容疑者Ｘの献身』。

順番に読むべきか、いきなり『容疑者Ｘの献身』から読んでしまうか
ちょっと悩んで、やっぱり我慢ができなくて、いきなり読みました(笑)

結果判定は・・・、「いきなり」でも全く大丈夫です!(^^)!
でも、読み終わったとき、
やっぱり前の二冊も読んでおいたらよかったかな、と思いました(笑)

読みやすい文章、登場人物のひきつける心理戦、一気読みです。

『白夜行』のイメージがあったので、もっと重厚な話しなのかなと思ったら

いえ、充分　重いですが・・・。

「おもしろいぞ、おもしろいぞ」と変に気負って読み始めたとこがあって
前半は、おもろいのだけれど軽く流れる印象が　あったのかもしれません。

でも、最後の数ページは　鳥肌がたちました。

天才数学者でありながら　冴えない高校教師に甘んじる石神。
ある日、彼が思いを寄せるアパートの隣の部屋にすむ女性が昔の夫を殺してしまい
石神は　彼女を守るため　完全犯罪を目論む・・・。
真実に迫る　刑事の草薙、天才物理学者の湯川。

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この四人のかけひきは　おもしろかったです。　

いやそもそも、この世に存在することさえ知らなかった。
運命の数式。命がけの純愛が生んだ犯罪。」
これは本の帯の言葉です。

う～ん・・・。愛です。深いです。でも、どこにでもある愛ではないです。
あったら怖いけれど、意外とそこここにあるのかな。

でも、犯罪は　おっそろしいです。

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