2005/06/22
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カテゴリ: 読了本

少年犯罪、家族のあり方、教育問題、本や映画や音楽、大切な友、少年時代の思い出など、
家族をテーマに作品を書きつづける直木賞作家・重松清の原点がわかる著者初めてのエッセイ集。
単行本『セカンド・ライン』を改題し、まったく新たに構成した待望の文庫版登場! 《解説・久田恵》

「著者からのコメント」
二〇〇一年の秋に単行本『セカンド・ライン エッセイ百連発!』として刊行された、ぼくの初エッセイ集の文庫版です。
タイトルを『明日があるさ』にあらため、構成もまるっきり変更して、収録エッセイ数を絞り込んだぶん、「流れ」の見える一冊になったのではないかと思っています。

あえてザラ紙を使い、個々のエッセイのタイトルもなく、三段組みあり二段組みあり一段組みあり……と、雑誌の体裁を意識してつくった『セカンド・ライン』は、ある意味では、フリーライター・重松清の色合いを濃く残した一冊でした。
あれから三年半、『セカンド・ライン』のおもちゃ箱のようなにぎやかさを愛しつつも、もうちょっと文章をじっくり読んでいただきたくなって、「作家リミックス・バージョン」をお届けすることになりました。
二〇〇一年には三十代だったぼくが、いま四〇代になっている――そんなことも影響しているかもしれません。
あいかわらずショボいことしか書いていませんが、一人でも多くの読者の方々に出会えることを祈っています。どうぞお楽しみください。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
重松 清
1963年岡山県生まれ。早稲田大学卒。
出版社勤務を経てフリーライターとなり、多くのペンネームを使い分けて精力的に執筆活動をつづけ、91年には『ビフォア・ラン』で作家としてデビューした。
99年『ナイフ』で第14回坪田譲治文学賞、同年『エイジ』で第12回山本周五郎賞、2001年『ビタミンF』で第124回直木賞をそれぞれ受賞。

********************************

家族がテーマの作品が多い重松さんですが、説教ぶらず悪ぶらずに普通の素直なエッセイだと思いました。

”同じでも一つじゃない”に
同じ日本でも同じじゃない。
オノ・ヨーコさんの「私達の目の高さは、蟻にとって大空なんです」

”物語の無いヒーローたち”に
ヒーローがすぐ天才と呼ばれてしまう物悲しさ

”護身用のナイフ”じゃなく”護心用のナイフ”では?





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最終更新日  2005/06/23 02:11:00 AM
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