あのエフェクトを掛けた歌声が耳に残ってて忘れられなかったのです。メロディももちろんですが、妙に耳ざわりが良くてく聞いてて気持ち良いのです。
でも、その時は何となく良いなで終わっていたのですが、今年に入って「鈴木亜美」の新作を聞く機会がありました。
鈴木亜美/DOLCE 【CD+DVD】
鈴木亜美が他のアーティストとのジョイント作を収録したアルバム「joinシリーズ」の第二弾「DOLCE」。それまで鈴木亜美に興味は無かったのですが、このアルバムで一気に鈴木亜美に対する印象が変わりました。
1曲目から見事なクラブチューンのダンスナンバー。しかも、聞き覚えのあるテクノボイスアレンジ。そうなんですPerfumeに似ているのです。ぎりぎり鈴木亜美と分かるか、というエフェクト処理がスゴイ!気になってジョイントメンバーを調べてみると「中田ヤスタカ」と書いてある。調べてみるとPerfumeにも「中田ヤスタカ」が係わっていることが判明。道理で似ているわけです。
このアルバムでは他にも「Sugiurumn」、「RAM RIDER」などジョイントも含まれており、後半ではPOPなサウンドも聴けますが、全体的にクラブ系サウンドにシフトしています。思ったより良くて、ちょっと鈴木亜美のファンになりました。
さてそうなると「中田ヤスタカ」の自己プロジェクト「capsule」も聞いてみたくなるのが人情というもの(?)
FLASH BACK
さっそく聞いてみたら、かなりヘビーなクラブナンバーが多かった。ただし「コシジマ・トシコ」のボーカル曲はどれも秀逸!聞いてて本当に気持ちいい。後はビートメインのループ曲をどう聞くかになりますが、何度も聴きこんでいくと慣れました(笑)
私みたいにクラブ系の曲を聞きなれていない者が聞くと、メロディラインがハッキリしないビートメインの曲は確かに違和感というか、馴染めない感じはありました。私なんかテクノというと「YMO」世代ですから、「YMO」には明確なメロディラインがありましたし。
でもこれは、アルバム全体を通して考えた曲構成だと思います。そう考えると違和感が段々無くなりました。
とにかく、中田さんの曲は一度聴いたら病みつきになります。しばらく中毒状態が続くでしょう。
トライアングル / Perfume 2009年07月09日
鈴木祥子 2008年12月17日