読書中毒なブログ

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2008年11月09日
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カテゴリ: 映画


相棒-劇場版-絶体絶命!42.195km 東京ビッグシティマラソン

「相棒」の劇場版をDVDで見ました。

一応テレビシリーズもちょっと見ています。警察内部の不祥事隠ぺいなどを扱った回もあり、地味ながら、かなり社会派なテーマを扱う刑事物という印象でした。

この劇場版もテレビシリーズの延長線で社会的なテーマを扱っています。今回のテーマはかなり重く、慎重なテーマですが、あえて取り上げたのは勇気のいる選択だったと思います。

俳優陣もいつものメンバーに加えて、社会派ドラマにふさわしく(?)西田敏行、平幹二郎、津川雅彦などベテラン俳優が多く、若手俳優はほとんど出演していません。

また、市民マラソンを取り込むことでストーリーの規模が膨らみ、スリル感もあってエンターテイメント性も忘れていません。

確かに、チェスの棋譜とのこじつけや、爆弾装置の仕掛けなど細かい疑問もないではないですが、それ以上に見終わった後に考えさせられる内容になっています。

この映画のキーワードの一つに「人間は忘れやすい生き物である」というものがあります。確かに、嫌なことは忘れた方が良いこともあります。でも、忘れてはいけないこともあるのです。

国やマスコミの意見や報道に踊らされず、情報を自分なりに整理して、自分で考えることが大事だということ…当り前のことですが、そういったことをこの映画は思い起こさせてくれます。

この映画の事件の真犯人は、誰の心の中にもある、ちょっとした影の部分なのかもしれません。






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最終更新日  2008年11月09日 20時58分01秒
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