経堂界隈

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January 22, 2009
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カテゴリ: 観病日記
父が平和祈念事業特別基金宛てに郵便を出そうとしているのを、不思議な政治団体に寄付でもするのかと見とがめ
ホームページ にアクセス。

別に怪しいところではなく、
平和祈念事業特別基金では、今般、独立行政法人平和祈念事業特別基金等に関する法律の廃止等に関する法律(平成18年12月22日法律第119号)が公布(一部施行)されたこと等を踏まえ、いわゆる恩給欠格者、戦後強制抑留者及び引揚者の方々(それぞれの「本人」に限ります。)に対して、あらためて慰藉の念を表すため特別記念事業として、特別慰労品を贈呈します。
とある。

父はもと軍人でラバウルで終戦を迎え、昭和21年になって帰国したことは承知しており、なるほど、それは引揚者に該当したのか?
と、尋ねたところ、
「いや。俺は恩給欠格者だ」と言われ驚いた。
「じゃあ捕虜になったのか?」と尋ねたところ

「逆に捕虜になっていれば、それは勤務年数に加算され、恩給が貰えたはず」

なるほど、恩給欠格者の定義は、
旧軍人軍属として外地等に勤務した経験を有し、かつ、恩給に関する法令の規定により算出した旧軍人軍属の在職年が加算年を含めて3年以上の方又は在職年が加算年を含めて3年未満の者のうち実在職年が1年以上の方
であり、
父は、在職年が加算年を含めて3年未満の者のうち実在職年が1年以上の方
ということだと判明。
昔から、「士官学校の一期上は恩給がつくのに、俺の代から恩給がつかない」と不満を言っていた。
士官学校卒業後、ただちに任官。
昭和18年にラバウルに送られ、現地に到着した直後に、現地は孤立。
米軍の飛び石作戦で、ラバウルは、いわば置き去りとなり、そのまま終戦。
「同期でも戦死した奴は多い」し、一期上の方々となれば、ガダルカナルへ送られた方もいらっしゃったはず。

恩給がつかずとも、その後の一生をほぼ全うしてきたことからみれば、贅沢は言うまい。

特別慰労品とは何かとみれば、
旅行券等引換券(5万円相当)、置時計、万年筆、文箱又は楯

父のことはともかく、
法の定めるところにより、恩給の基準に達せず、ご苦労なさった方々もあるだろう。







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Last updated  January 22, 2009 09:08:30 AM
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