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ラグビーワールドカップ日本大会は決勝でイングランドを破った南アフリカが優勝を飾り、試合日程を終えた。台風来週の中、史上最高の大会と、海外からも称賛された大会は、日本にとっても史上最高の成功だったと、僕は思う。非核するのはどうかではあるが、日本海海戦を遥かにしのぐ。あちらは、しょせん戦争。平和ではあるが複雑な時代に単純、純粋に見える、そしてある程度までそれが事実である成功を収めることは至難の業。日本はそれをやってのけた。あの台風災害、不幸に合われた方々もおおくある中、日本代表チームも、復旧、復興を支えておられる方々、僕らの社会インフラ、世界に向けて称賛される資格ありですね。おそらく、関係者がもっと多く、もっと複雑な来年の東京オリンピックは、ここまでの成功というわけにはいくまいが、今年できたことは来年も実現するべく最大限努力せねばならない。世界は、ますます複雑で難しくなっていく僕はどこまでそういった日本の世界を見ていくことができるだろうか
November 2, 2019
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腱鞘炎で満足に指が動かない状態が続いている目もかすれて良くモノが見えない老化とはこういうことかと思うもっとも先輩方に言わせると、まだ僕の状態は可逆的な段階であって、本格的な老化とは、こういうレベルではないという恐ろしいモノが書けなくなって一年以上が経過その間、様々なことがあった日本はますます「いかん」と思う前世期の遺物的なものが、自分たちの存在とその証明のために、若い人たちと、その人たちが暮らしていく共同体の未来を阻害し続けている。あと何年、こういう状態が続くのか僕は、もはやその出口を見ることはないのだろうが困ったもんだだいたい、今やっている参議院議員選挙など、どれほどの意味がある?選挙制度も中身も事実上衆議院のカーボンコピー壮大な金と時間の無駄やめちまえとは言わない「機能するように制度改革すべし」なのだろうかそいつには憲法改正が必要らしい不毛な九条論議にかまけて(今九条改正しても、改正論者たちの太宗に従えば、中国に対抗して無駄、余計な軍事費を使うだけに終わる 中国相手に軍縮交渉も行えない現状で九条改正を言うはその意味ではおかしいのであって、だいいち日本にそんな金はないのだ 九条改正は軍事費削減とともにあるべき というのが僕の意見)大事なお国の根本がなおざりになる自分らの食い扶持を確保するべく、そこらの根本にあるべき憲法改正を、九条に絡めて妨害している今の国会の現状は、実はもっとも許しがたい状態ではないのかな?
July 17, 2019
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久しぶりに書いてみるどこかおかしいとかなり長い間感じていた脳梗塞?だったら、こんな長く大丈夫じゃないよなじゃあなんだろう老化現象?それはそうだが、なんで右手がしびれて動きにくいキーボードが打ちづらい字を書いてみる驚いた曲がってしまう大学病院で入院してまで検査してもらうが、CTでもMRIでも要を得ない「脳梗塞の症状は一見見当たりません。非常に細かいものはわからないこともあります」そのことが用事ではないのだが、多少マッサージ系に強い人と話をしていて、偶然、その話をしたところ、肘の下あたりを握られたところ強烈に痛い「腱鞘炎ですね」はっと思ったDysonであるためしにDysonを買ったが、使い勝手が悪いそのせいで、床掃除の一部が僕の担当になってしまったそれはいいのだが、どうもうまくないDyson結構重いし、スイッチに僕の太い指がかかりにくいDyson 腱鞘炎で検索すると、出てくる出てくる「でもね、Dysonだけが悪いわけじゃないと思うよLast Straw breaks camel's backで、いろいろあるところへ追い打ちくらったんだね」カミサンそういうことです
January 17, 2019
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喜ぶサッカーファンは多いのだろうけれどフェアプレーポイントで上回ってベスト16進出?喜ぶサッカーファンは多いのだろうけれどフェアプレーポイントで上回ってベスト16進出?昔から日本のサッカーが嫌いな僕だが、セネガル戦までの日本はよく戦ったと思う。そして、前夜のポーランド戦の途中まではだけどなぁ試合後、共同通信のインタビューに答える西野監督の顔には、決勝T進出の喜びはなかった。フェアプレーポイントで上回っての進出とは皮肉が過ぎるせっかくの前監督解任の汚名返上が....ドイツに一泡吹かせ華と散った隣国韓国のすばらしさに比べなんと情けないポーランドとセネガルそして世界のサッカーファンに申し訳ないごめんなさいいろんな事情はあるんだろうけれど、なんか「出世すりゃあいいんだ」みたいで木っ端役人風情の忖度じゃあるまいし西野らしくないしょせん欲求不満の年寄りのたわごとではあるけれど
June 29, 2018
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5月の連休明けから本格的に保育園に通うようになった1歳になる長女のところの男の子。「あっ」「おっ」「うっ」しか言わない。上の女の子は、この時期かなりのことはしゃべっており、娘は多少心配していたのが、2月生まれの彼だけではなく、何か月か年長の同級生たちも男の子は同様。ま、そんなもんだ。それどころか、その「あっ」「おっ」「うっ」を彼は使い分けていて、それを回りが忖度することで意思疎通が成立し、「あーっ」と多少長いのは警告音で、他者を非難している場合も。「うーっ」と多少長く、低いのは威嚇音。今度は、そのせいでしゃべらないで済ますようになるのではないかと、これまた心配する娘。もっともそれも、彼だけでなく、ほかの連中も一緒で、つまりは動物の鳴き声とも共通するわけですな。忖度は意思疎通の源泉でもあるわけだ。(この場合他意はない)それどころか、彼は人一倍、きれいな先生、きれいなお母さんが好きで、そういった人ばかりにまとわりつく傾向が顕著。まとわりつかれたお母さんたちも、そのことがわかるとまんざらでもないようだが、彼の母親たる娘としては、困惑せざるを得ない。ジイジイの隔世遺伝とこちらにとばっちりが及んでくる。確かに、僕の父親はそうではないが、ジイサンにはそういう部分はあったので、覚醒遺伝かな?
June 28, 2018
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「歴史的」会談が終わった。マスメディアは、いろいろ言うが、会談は米朝両国にとって、それぞれに十分満足のいくものだったと、僕は思う。マスメディアの中で一番信頼できるBBCは、会談を歴史的、米朝それぞれの指導者がお互いをののしりあっていた半年前に誰が、この光景を想像しえたかと評価し、さらに文書(共同声明)に署名するまで持ち込んだことも、ほとんど予想されていなかったことを指摘した、Body Languageの専門家は、トランプとそのスタッフは十分満足していて、席を中座した先週のG7に比べ、大成功と考えていることは、明らかなのだそうだ。発表されることが話し合われたことのすべてではなく、発表されないことにこそ、交渉の意味は存在すると辛口でなかなか政府、政治家を褒めることをしないBBCとしては珍しい世界のジャーナリズムが北朝鮮の戦略的勝利と評価しているが、それを聞いてトランプはほくそ笑んでいるだろうともさらに、The Devil is in the detailとはなかなか味わい深いもちろん英語的には、包括はともかく細目、あるいはツメが大事という意味だが、その奥には、ツメ過ぎてもいけないという教訓でもあるそうだ。日本の国民はロマンティックであり、表面上ツメることを好む。だが、何事も過ぎたるは及ばざるがごとし我々が日露戦争で賠償金をとれ、シベリアをとれと騒ぎ、満州は日本の生命線とあおった国民であることを忘れてはならない。政府のせいにしているが、あれは無論、我々自身である。金正恩には華を持たせて返さなければならないせっかく合意しても政権が保てなければ、合意の意味はない「ここまで来るのは容易ではなかった」本音と思うここまで持ってくるために、多くの犠牲が出た。緊張を緩和していく作業は、もっと容易ではない。しかし、世界は責任を彼一身に背負わせる帰りの飛行機の中ですら、それは中国からのお仕着せであり、彼は緊張を解くことができず、若き指導者の肩にのしかかる負担はさらに重い。お疲れさま
June 13, 2018
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全世界的に今年最大のイベントであるやに扱われてきた米朝会談がついにその日を迎えた。日本では、朝鮮半島の非核化=CVIDは「ないだろう」というのが一般的論調のように思える。しかも「ないだろう」という論調は、左右双方の陣営に共通していて、CVIDが実現するという見通しを公言する識者は極めて少ない。なぜかと言えば、僕は、結局、日本の連中は左右どちらの立場にあれど、しょせん「赤信号みんなで渡れば怖くない」で、多くの人が「CVID実現はない」というから、そう言うだけというのが一つ。もう一つは、左右どちらの立場にとっても、CVID実現が「不都合な真実」をあらわにしてしまうからであろう。不都合な真実とは、右の連中にしてみれば、CVIDが実現した場合、せっかく盛り上がった憲法改正の機運に水が差されるということがある。CVIDが実現し、拉致問題に一定の解決が与えられるならば、日本は金を出すことを約束している。相当の金額をある程度の期間である。今日の財政状況で、その原資をどこからねん出するか。我が国にも朝鮮半島緊張緩和の恩恵を被る資格はあるわけで、その恩恵は防衛費の低減という形で現れるべきと考える人は多いのではないか。少なくとも僕はそのように考えている。右の連中は、それでも、対中国、対ロシアの緊張は続くというであろうが、ならば朝鮮半島緊張緩和の意味はどこにある?左の連中にとっては、トランプ政権の下でCVIDが実現してしまうことは、今までの反トランプキャンペーンの意味を失わせしめる。トランプは世界の安全の敵であり、早々に排除すべき と言ってきた「危険な」ヤツが長年の緊張を解決してしまうのである。左右どちらにとっても、自らの存在価値を喪失させかねないCVIDは実現してはならない。その願望が、日本のジャーナリズムの論調をCVID実現不可の空気を作り出している。しかし、世界は大きく変化している。いかなる結果になるにせよ、今年の始め、誰が米朝会談実現を予想したであろう?トランプ政権も、日本政府も、そして、国連そのものも、北朝鮮が折れてくることを期待し、予想していたのである。そのための圧力であるはずのものを、ジャーナリズムは「また同じことの繰り返し」と見誤っただけのことなのだ。さらに、トランプ政権の有効性は、北朝鮮そのものが証明している。彼らは、現実にシンガポールまで出てきたのである。いかなる結果になるにせよ、世界中が注目する、その場に彼らはいる。それは、どのようなものであれ、北朝鮮がトランプを評価し、期待するところがあるから、ここまでやってきているのであって、多くのジャーナリズムの論調とは正反対に、トランプが極めて有効(少なくともここまでは)であったことを、北朝鮮が、金正恩が、証明しているのである。安倍さんは、Securityをネタに、G7のEU-カナダ連合から引っぺがされて、北朝鮮支援を確約させられた英国のメイ首相もBrexitをネタに、EU-カナダ連合から引っぺがされた。G7など時間の無駄と公言し、会議を中座してシンガポールへ向かったトランプ。それを受け入れざるを得ないメルケルさんの表情が面白かった。世界の最強国の指導者が動けば、世界はやはり動かざるを得ない。そういうことでもある。右も左も世界の現実から目を背け、十年一日のごとく同じことしか報道しない日本のマスコミは、この事態に追随するだけ。何一つまともなコメントを出していない。困ったもんだ。新聞社で常務までやった先輩が言っていた。「しょうがないよ。マスコミは今や明日なき産業で、俺たちに比べて現役には優秀な人材がいない。責任を痛感するね。会社辞めても肩身が狭い」::::::::::::::::米朝会談が開催されるのは、「経済的に成功した北朝鮮」と言われるシンガポール金正恩、トランプ両首脳を出迎えたのは、Lee王朝二代目独裁者のLee Hsien Loongというのは何かの符合?CVID後の北朝鮮は急速なシンガポール化を目指す?「経済的に成功した言論の自由が制限された独裁国家」は、朝鮮半島に似合いそう独裁ではないが、世界には同じような国がもう一つある。スイス。かつて金正恩が過ごした場所である。金融と観光、商業。世界最大人口の中国をマーケットに、アメリカをLead Managerとして世界から投資を呼び込む。確かに成功の可能性はある。Lead Managerは、もちろんGoldman Sachs金一族の取り分、中国の習さん含めてset upは終わっている?世界最大、世界公認のinsider取引Pompeo米国務長官は北朝鮮との交渉は予定より早く進んでいるとコメントトランプーキム会談は一日で終わりトランプは夕刻帰国の途につく事実上調整は終わった世界が変わるかも
June 12, 2018
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そのように予想していた向きも多くあられた中、6月12日の米朝首脳会談は開催されないことになるようだ。東アジア一帯に淡く広がった平和への期待は裏切られ、再び緊張が地域を覆う。その中で、日本では相変わらずのモリカケ報道。そこに、日大アメフト部問題が加わり、北朝鮮関連の影は、報道に見る限り薄い。なんたることか。アメフト問題について、日大が23日に開催した記者会見。前日開催の暴力行為当事者たる学生の記者会見が、ある意味、彼の説明責任を果たしたと評価できるものだったに対し、あまりにも無様。報道関係者の質問の太宗はどちらの会見においても、事態の本質をとらえぬ前のめりの繰り返しにすぎぬものではあったが、それにしても、日大の記者会見は「なんなんだこれは?」と言わざるを得ない。数年前、教授として、ここのところ母校の経営の一翼を担っている高校以来の友人が、日大をして「日本の学校経営として、最も成功したビジネスモデル」と評していた。計数的なものだけではなく、大学本体から付属の学校などの組織体制、さらに、卒業生のバリエーションにわたっての評価であり、「なるほど、そういうものか」と彼の説明に感心した記憶がある。おそらく、当時、彼が見ていたものは、目に見える成功の表側であって、その裏に潜んでいる問題点は見過ごされていたのであろう。その意味で言えば、この数日目にする無様な日大は、当事者としての自覚も、危機意識もない、過去の成功体験におごり、油断しきった老人たちの支配を露呈しており、それは、まさに、今日の日本の姿そのものである。「そう。この人なのね。今話題の老害司会者って。何なのよー。面白すぎるゥ」「でもね。言いたいことはわからんでもない。これは記者会見じゃなくて人民裁判だな。内田監督って、これ、全くのぼけ老人じゃないか。逃げてるんじゃないな。何が起こってるのかわかってないぜ。こんな危機意識はおろか責任を自覚する能力すら疑わしいジイサン引っ張りだして、質問浴びせても、なーんも出てくるわけないさ。その意味でこっちのジイサンの言ってることは、そこの部分は正しいんだけど、そこ以外の状況把握と、危機管理能力は全くない」「内田さんってアルツハイマー?」「相当に疑わしい。60ちょっと?うちの母もあの頃、こんな感じだった」「しばらく前に、一回監督辞めたらしいよ」「そうだろう。これじゃつとまんない」「それがなんで復活したのかしら」「さぁ?次の人の座りが悪かったんだろう。回りの人間にとって不都合だった?」「じゃあ、この井上って人が実際は支配してたの?」「彼は僕がそうであったように、しょせんアウシュビッツのルドルフアイヒマンさ。アルツハイマーの内田さんも」「彼は愚かではなかった。完全な無思想性 これは愚かさとは決して同じではない(ハンナ・アーレントイエルサレムのアイヒマン)」「それにしても、この司会はひどいわねぇ。なんでこんな人もってきたのかしら?」「とっかの論説委員長やってた人で、日大OBじゃないらしいよ」「なーんでそんなジイサンに司会させるのよ」「一応日大の広報担当。個別メディアの偉い人たちには顔がきくんだろうけど、こういう人民裁判的記者会見の司会には全く向かないな。河内さんて新聞社OBの先輩がいるじゃない?あの人が言ってたけど、世間は勘違いしてるし、僕らもそう仕向けてきたけど、ジャーナリストには問題の発掘はできても、解決はできないって」「奥に隠れた、いろんな深い問題はいっぱいあるし、事件そのものも大事なんだろうけど、それでも、それでもですよ。こんな大騒ぎするようなこと?」「どことなく暗いよねぇ。なんとなく皆溜飲下げた気になる人が多いかもしれない。それだけのこと。しばらくすれば皆忘れちゃって、たぶん、大事なことは何も変わらない。だけど、責任者としての内田さんはともかく、当事者の学生、井上さん、日大アメフト部のコーチとか関係者、そういった人たちみんな台無しになって、もしかすると、日大そのもの、それ以上に何より、今現役の日大の学生さんたち、その付属に通うひとたち、そういう人たちの未来まで台無しにしかねない。そこまでして溜飲下げたい。溜飲下げる材料にしていきたい。そこまで日本はストレス社会なのねぇ」「ストレス社会にしてきた、してしまっている、これからもしていくだろう、その責任は、そういう僕ら全員なのだけど、よほど気をつけないとねぇ。アイヒマンなのは日本人だけじゃなくて世界中なんだが、それでも、日本は特に、一億総アイヒマンだ」「北朝鮮の人たちも、みんなアイヒマンなの?」「そうじゃない人がいることに期待したいけれど、今の北朝鮮は、おそらくかつての日本以上に大日本帝国だろうからなぁ」「トランプさんのお手紙がハルノートになるのかしら?」「よく似てることは確かだ。トランプも金正恩がリアリストであることに賭けてるんだ」「Powerful US Military is readyですって 怖いよねえ」「震え上がらない奴はいない」「戦争になるの?」「戦闘だけが戦争ではない。太平洋戦争は1945年12月8日に始まったのではない。経済封鎖は十分に戦争であり、逆に経済的意味を持たない戦争などありえない」「そうね。戦闘を覚悟しない経済封鎖なんて、日本以外ではありえないものね」「まったく緊張感も当事者意識もない。日大だけじゃない。日本全体がそうなのさ。米朝会談延期のニュース、NHKは、速報で流したんだろうか」
May 25, 2018
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承前Petersburgまでは順調な旅だったロシア語を全く解さぬ僕は、今回の旅行については、今さら無駄な抵抗はせず、多少を解するカミサンに、自分のやりたいことだけを伝え、あとは任せていた。無謀とも思えるが、飛行場からホテルまでは、タクシーでなく、バスと電車を乗り継いで行くことになっている。僕としては到着が午後9時過ぎ。飛行場は市内からさほど離れていいないのだから、日本円にして2-3千円であろうタクシー代を節約して、あえてリスクを冒すことはない とは思ったが、まあ、たまには冒険もいいさ。命までとるとは言うまい。「39番のバスに乗るんだよ!」カミサンの声に、タクシーの客引きを無視して、建物の外に出る。おっと、ちょうど、目の前で39番の表示のあるバスがドアを閉めて発車してしまった。おやおや、次は何分待つことになるのかところが である想像とおおよその旅行ガイドに反し、ロシアの公共交通機関は、少なくとも今回行ったPetersburgとMoscowについては極めて便利。運航の頻度は日本以上とも言え、混雑も少ない。既に、次の2台連結の39番バスが待機していて、おばちゃんがこれに乗れと誘導する。切符を買おうとすると、「あとで」と身振りで伝える。荷物ごと低床のバスに乗り、座るとまもなく発車 運航間隔は5分程度であるバスを案内してくれたおばちゃんは実はバスの車掌で、しばらくして改札に回ってきた。片側4車線はあろうかという道路の一番端はバス専用路線らしく、まったく渋滞もなくバスはいくつかの停留所に止まり、人が乗り降りしていく。数個目の停留所まで10分か15分だろうか。そこで地下鉄に乗り換え。Moskovskajaという駅で、路線図では青の路線で下から3番目。ここから青の路線を北上し、路線図でAと表示のあるNevskij Prospektがホテルの最寄り駅。駅に入ると、改札の手前に出札所があり、僕らの荷物を見て、なぜかカミサンは2枚、僕は1枚という。1枚40ルーブルなので、たいした額ではない。日本でもかつては大きなものを持ち込むと、手荷物料を取られたが、自動改札の今は、そんなものは気にしたことがない。たぶんそうだろうと思ったのは、改札口にバーがあり、カミサンの荷物は背が高いのでカミサンともう一人分バーを通るために必要であり、背の低い僕の荷物はバーに抵触しないので一人分ということ。そこからいきなり階段。重い荷物をもって階段はきついなぁ実は、多くの階段では壁面のどちらか側に金属製のスロープが設けられていて、大きな荷物は、それを使って移動するらしいのだが、この段階では僕らの知るところではない。階段が終わると、今度は長いエスカレーター。スピードが速く、荷物が落ちそうになる。こんなものをこの深さのエスカレーターで落とせば、人身事故になってしまう。必死に抑える。ロシア一般に冷戦時代の影響で防空壕を兼ねて建設された地下鉄の駅は深い。Petersburgの場合、地質的なことも加わり、特に深いと聞く。延々と妙に豪華なエスカレーターを降りると、これがまた立派なドームの広い駅。一面二線のホームで、ホームの両側にそれぞれ別方向の電車がやってくる。日本では大阪御堂筋線の梅田とか心斎橋を、さらに豪華にしたような造りである。「どっちだい?」路線図を見ているカミサンに尋ねる「こっち!」「右側通行と左側通行が日本とは逆だよ。大丈夫?」「たぶん」二重ドアが開いて電車に乗り込むと案の定、電車は僕らの感覚とは逆の方向に動く。「なんかなぁ逆方向に行ってない?」「待ってよ!今路線図見てるんだから」問題は路線図じゃなくて方向なんだけど....「だいじょぶ。路線図の目的地の方向に動いてる」「どうだろう?日本でも電車の左右で同じ路線図出してる電車、いっぱいあるよ。反対側のも見てよ」「今見るわ........やばいかも 右と左の路線図、一緒だよ」「それなら、次の駅で反対側の電車に乗り換えればいいさ」と言ってる間に、電車は地上に出て川を渡る。車内放送が次の駅名を伝えたらしい。「ごめん!やっぱ逆」「ぎゃっ!」ところが、次の駅は、予想に反し、二面二線の地上駅。簡単に反対側に乗り換えられない。「じゃあもう一駅次まで行ってみるか」ところが である。電車はこの駅止まりらしく、乗客全員が降りていく。僕らもやむなく電車から降りる。この駅の次の駅が終着らしいのだが、そちらまで行こうというのだろう。ホームのベンチに座る人もあるが、次の電車がいつ来るのか。次の駅で反対側に乗り換えられるかどうかの保証はない。しょうがない。向かいのホームに移動しよう。ところが である階段はまあまあ、そんなにひどくなかったのだが、ホームには改札が別にあって、もう一度切符を買わねばならない。切符といってもトークンとでもいうのか、コインのようなもので財布の中では一緒になってしまう。回数券があると旅行ガイドにはあったが、そんなものを売っている様子はない。そんなことを言っている間に、電車が発車してしまった。係員の指示で、やはりカミサンは二人分、僕は一人分を払って入場する。ロシアの地下鉄はすごい。10時過ぎにもかかわらず、次の電車がやってきて、僕らが乗ると、それほど待つことなく発車してしまう。これは、僕らがこの旅行中乗ったすべての路線で、そうだった。しかも、どの駅も(地上駅は別)空調されていて、しかも転落防止の二重ドア。駅間距離は長い。それほど早いスピードで走るわけでもないが、結構な時間がかかり、たぶん駅間は2kmはあるのではないか。電車に乗ってくる人々は、この時間なのでか、事務系ホワイトカラーか学生と思しき人が多い。身なりはしっかりしているが、日本の人々の服装と比べると、どの人たちの服にも着古した感があり、質素だが清潔。酔っ払いは皆無。20分ほどだろうか、電車は僕らの目的地Nevskij Prospektに到着。とりあえず、長いエスカレーターに乗って上に登っていく。この駅は乗り換え駅なのだが、僕らの乗った青の線の駅はNevskij Prospekt、乗り換えの緑の線の駅名はGostinyj Dvor。二つの線の間に改札はないのだが、駅名が違う。さしずめ近くで言えば、小田急線の豪徳寺と世田谷線の山下。JRの大阪と阪神、阪急、地下鉄の梅田みたいなもんだ。実は、緑の線は、このあたりではNevskij Prospekt(ネフスキー大通り)の下を走っているので、「Nevskij Prospektのどこ」を言っていて、それに対し青の線は、Nevskij Prospektとの交差ですよとお知らせしてくれている という論理。出口に行くのかと思えば、乗り換え線のホームに出てしまったので、もう一度やり直し。改札を出ると 階段......さほどの長さではないが、荷物が重い。それでも、さぁ、あとはホテルまで歩くだけと気を取り直して階段を登って地上に出た。「どっち行くの?」「待って、今ガイドブック見るから」「よせよ。もう。あそこにホテルのネオンがあるだろ。あそこまで行ってどこだか聞くんだ」「嫌だよ。ガイドブック見るの!」一般的にはカミサンが正しい。しかし、僕の直観は、それでは分かるまいと告げていた。ガイドブックの地図と旅行社から送られてきた地図を見比べ、カミサンが示す方向へと歩く。しょせん、それは僕がホテルのネオンと言った方向ではあるのだが.....5分ほど歩いたところで、旅行社から送られてきたホテルの位置と思しきあたりに着いたのだが、それらしきものは見えない。「じゃあこのあたりを探してみましょう」文学カフェとかがある一帯なのだが、ホテルらしきものはない。荷物を引きずって、そこらを一周するが、目指すところは見当たらない。思いあまってカミサンが文学カフェに入り、レジのおっちゃんにホテルを聞くのだが、わからない。警備員のようなおっちゃんが、Nevskij Prospektの僕らがやってきた方向を指して、このまままっすぐ歩いて行けと言う。わからん。「しょうがない。住所から聞いてみて」英語ができるという女性に聞くと、やはりNevskij Prospektの逆方向を示す。ようやくカミサンが納得して、そちらの方向に歩く。橋を渡って一本目の角を曲がる。ホテルの住所にある通りの名前。「こんなとこ?誰も歩いてないじゃない。ホテルなんかあるの?」「しゃあねぇだろ。住所がそうなんだから」ところどころにある住居表示をたどっていくと、おや?目的地の住所を過ぎてしまっている。これはショッピングセンターだな。右側が奇数、左側が偶数だから、こっち側でいいはずだよな。ホテルの住所と思しきあたりの建物に、中庭に入っていくと思われる通路があり、そこへ入る。「こんなところにホテルがあるの?」「フランスでもイタリアでも、3スタークラスはこんなもんさ」ヨーロッパのホテルは、よほど金を張りこまない限り、そんなもんだ。日本を基準に考えると間違う。フランスでは一泊二万円で屋根裏だったし、ロンドンのインターコンチネンタルなんぞ、100年前みたいなところに泊まらせられた。ミラノのミケランジェロとかブルネルスキーはまあまあだったが、あいつらは4スターで相当高い。舗装もない中庭の一角に灯りのついたところがあり、疑心暗鬼のカミサンを伴って、そこまで歩くと、やはり、そこが目指すホテル。夜勤のおっさんが一人のフロントでチェックイン。425号室という。カードキーと、もう一つ階段室の鍵を渡される。二方向避難の非常用階段の鍵だ。「朝食は7時から。一階の別の場所」と、ドアの先の左側を示す。カミサンはまだ知らないが、たぶんエレベーターはあるまい「エレベーターはどこ?」と聞くと、「エレベーターは工事中。完成は二か月後」ははん、ワールドカップ狙いで、客室を増築してるんだな。重い荷物を4階まで引きずって持ち上げ、そこから段差いっぱいの回廊を、中庭を半周巡って反対側。ところが、423まで行くと、その先は工事中。埃除けと思しき幕をめくってさらに進もうとすると、カミサンが、なんかの間違いだから、もう一度フロントに行くと言ってきかない。やむなく、階段室まで戻って荷物をそこに置いて一階まで降り、フロントのおっちゃんに、部屋がわからんと伝えると、やおら電話する。しばらくすると、すでに寝ていた風情の兄ちゃんがやってきて「彼が案内する」という。もう一度階段を4階まで上がり、回廊を半周。さらに埃除けの幕をくぐって進んでいくと、424号室、そして425号室。部屋が分かったところで、兄ちゃんはさらに先へと僕を案内。飲料水のタンクがあり、さらにその先が非常階段。ようやく部屋に入ると、「この細さのベッドに寝るのか!」というほどベッドは狭い。まぁ、ヨーロッパのホテルはこんなもんだ。幸い、飲み水はちゃんとあるし、バスタブもあってお湯も出る。トイレも流れる。部屋にはSamsungのエアコンがj入ってるが、これは効かない。テレビも、つかない。エアコンは夏用だけで、それとは別に壁際にヒーターが入っていて、部屋は暖かい。カミサンはこれほどはないまでの不機嫌。工事中の通路を動画に撮影し、持参のWi-Fiを立ち上げ、旅行社の担当者にメールした。「まぁ、怒るなよ。今日はここに寝るしかないんだから。日本人夫婦がタクシーじゃなくてこの時間にやってくるなんて彼らは想像してない。チェックインが遅かったから、ひどい部屋に入れられたのさ」時間は12時を回っている。日本時間では朝の6時。完徹だな。長い一日。風呂に入ってベッドに倒れこんだのはもう現地時間の1時過ぎだった。僕らの波乱万丈のおろしや国酔夢譚は、まだようやく始まったばかりこの項続く
May 22, 2018
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旅行してきた行先はロシアワールドカップ直前であるから、今年のロシア旅行は珍しくはないはずだが、それでも「?」という顔をされることが多い、カミサンとの旅行は、いつもある程度珍道中になってしまうのだが、今回は、いささか度が過ぎて、僕はともかく、カミサンは当分海外旅行は控えたいとまでいう。僕のほうの感想は「いろいろあったけど、それでももう一度行きたい」英、米、仏、独、伊、スイス、中国、台湾、韓国、シンガポール、インドネシア、マレーシア、パキスタン、UAE.....仕事、プライベート含めて、何か国かへ行ったことはあるが、飛行機嫌いもあって、再度行ってもいいと思う国は、英、米、台湾、スイスぐらいのもの。制度上、表面上は隠していても、階級差別、人種差別が社会の中にふんぷんとにおう、仏、独、伊など旧西欧系大陸国家は、金輪際ごめんこうむる。「もう一度行きたいまで貴方が言うのは珍しい」とカミサンが驚いた。本来Saint Petersburg(ペテルスブルグ、レニングラードとも)が目的地なのだが、それだとVISAの取得に時間がかかると、頼んだ旅行社に言われ、面倒だが帰路モスクワに寄る。JAL、ANAの直行便はないので、大韓航空を利用するので、韓国も寄れるかな?午後比較的早い時間の飛行機に、家を出たのが10時半。普通は成田Expressか、新宿からバスだが、今回は半蔵門線に乗り換え水天宮からTCAT(東京エアシティターミナル)このルートは珍しい。都心日中の交通混雑を避けるに適し、途中地下鉄の乗り換えに少々の面倒は0あるが、成田では出発階に直接つけてくれるので、家からのときは、ときどき使わせてもらってきた。成田に着くと、ピークは過ぎていて、何も待たずにチェックイン。そこいらの席で、家から持参の、残りものを詰め込んだ弁当で昼食を済まして出国手続き。これも、さして待たず。連休が迫ってくると、こうはいかない。ところが、予想に反して、大韓航空Seoul(Incheon)行きは満席。Deltaとの共同運航便なので、米国からの客、成田からでもDeltaのカウンターからチェックインした連中が多いのだろう。それでも出発は予定通り。フライトもIncheonまで2時間3分で順調。Incheon空港は、新ターミナルが完成。完全に東アジアのハブ空港として機能充実。「いよいよ成田は古い」と実感させられる。ただし、西ターミナルを端から端まで歩かされて、今度は、アエロフロートとの共同運航便。機材は、IncheonまでがB777、IncheonからはA330Seoul-Saint Petersburg便では日本語の機内放送はない。客室乗務員からは韓国語で話しかけられ、「???」英語で「water please」ところが、これが通じない!多少韓国語を解するカミサンが対応してくれる「Awayだなぁ」「たぶん、Saint Petersburgには日本航空は支店おいてないでしょうね」「あぁ。自分とこの飛行機が飛んでないところに支店置いとかないだろう。東京三菱も支店ないかな?」「今は三菱UFJ?」「そうすると頼りは領事館だけ かぁ。なんか日本人としては心もとないね」三菱UFJのSaint Petersburgは10年ほど前に傘下のロシア法人が出張所を開設し、5年ばかり前からは、それが駐在事務所に昇格している。つまり、日本人が常駐するようになり、これは、僕らの想像とは異なり、多少日本の活動が活発化していることを示す。ただし、現地に行ってみてわかるのは、「Awayだぁ!」である今は昔日本航空、東京銀行、東京海上の支店、JTBの事務所は、海外で活動する僕らの心のよりどころだった。これらの会社には海外における邦人の保護を自分らの義務とする誇りのようなものがあり、一部は競争相手でもあるのだが、それを超えた信頼感をどことなく感じていたものである。とはいえ、Petersburgまでのフライトは順調、ほぼ定刻通りの到着。僕らの荷物はいち早く出てきていて、入国手続きをさっさと済ませ、Immigrationで出国書類をパスポートに挟んで、さぁ入国だぁ。ここまでは順調だったのだが.......この項続く
May 11, 2018
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大谷君 大活躍!Angels vs Indians
April 5, 2018
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夫婦そろって花粉症ではあるけれど、せっかくの桜老夫婦二人、桜をめでて週末を過ごす土曜日は、電チャリ掃除、洗濯、布団干しなど、朝のうちに夫婦で勢力的に家事を済ませ、昼食後、下高井戸日大通りから松沢病院あたりまで孫たちの顔をみたいというカミサンの要望で、日曜日の都合をメールで娘に問い合わせる。「お昼から午後ならば」との回答、いそいそ出かけることに。お天気も良さそう娘宅周辺で桜の良さそうな場所をYou TubeとGoogle Mapで事前の予習娘一家との昼飯用にポテトサラダなど調整。なんやかや言いながら9時過ぎ家を出る渋谷で、東急の一日乗車券660円を二枚買い求め、イザ!東横線で多摩川駅までそこから六郷用水沿いの歩道を沼部駅あたりまで歩く写真の中央下部やや右側にはジャバラ水車が見える。観光地ではないが、ほどよく整備されていて散策にはなかなかのもの。京都の哲学の道みたいなもんだ。あそこは、たたずまいがよく、昔はそこそこだったものが、昨今は観光客が殺到し、風情もなにもあったものでは今の時代は、六郷用水のほうが味わいがあるやにも、実は、こちらのほうが歴史もあるし、農業、土木技術的にも極めて興味深い。京都ばかりがありがたいわけではない。水車からすぐ、東光院脇の坂を登れば、目的地のひとつ「さくら坂」だが、そちらは後回し。このまま六郷用水沿いをさらに行くのも良いけれど、心を残しつつ多摩川の堤防へ転じ、新幹線の多摩川鉄橋からガス橋手前まで武蔵小杉の高層ビル群を眺めながら、ほかにさえぎるもののない堤防上からのお花見は、それなり。まだ時間が早いが、あとしばらくすれば、このあたりは上野公園状態。散策には向かぬ。多摩川沿いからは下丸子駅へここから娘宅は、結構近いのだが、電車に乗ってしまい、多摩川駅までとって返し、そこから大井町線に乗り換えて大岡山。東工大の桜もそれなりなるも、そこは一瞥に済まし住宅街の中を洗足池へ。「勝海舟はなんで洗足池に住んだんだろう?今はともかく当時は不便だっただろうに」「もちろん別宅で、本宅が都心におありだったでしょう。隠居所なのよ。便利だと人が来ちゃって隠居できなくなっちゃうじゃない。私たちが御殿場とか軽井沢行くようなもの」御殿場でも軽井沢でも最近はそこそこ便利だけどね。そろそろ12時を回り、池畔は花見の宴席で上野公園状態「洗足池がイモ洗い」「バカ!いい齢して面白くない冗談言わないの」「でも知ってる?千束にある池で日蓮さんが足をお洗いになったから洗足池だって?」「知りません」池上線の洗足池から御嶽山まで電車に乗る。御嶽山の駅名は、あの御嶽山をおまつりする駅前の御嶽神社に由来する。神社の桜も見事御嶽神社を出て環八を渡り、さくら坂へ。桜坂とは福岡の高級住宅地、歌も当然そっちだろうと思ったら、大田区の桜坂だった。なかなかの雰囲気がある場所結婚当初近くに住んでいた娘一家は、このあたりの物件も探したが「高いわりにしょぼかった」歌の人気で値段が高くなってしまい、手がとどかないさくら坂を下り、多摩川線の沼部駅で娘に電話午後一時を10分ほど回ったところで、沼部から下丸子まで六郷用水沿いを歩きたいところながら、一時半には娘宅に着きたいところ。娘のほうもそろそろということで残念ながら時間切れ。リュックの中の持参したポテトサラダ、カボチャスープはずしりと重さを増していく。この区間は来年以降のお愉しみとして、電車に乗って娘宅へ。持参した食料を見て婿さんは「バゲットが欲しいですね」と近所のパン屋に走る。おなかのすいた僕ら夫婦は、同じくおなかのすいた孫息子を理由に、ポテトサラダを食べ始める。「なんでも食べる」孫息子は、ニンジン、じゃがいも、与えるものを次々と口に入れていく。「お水ください」嚥下が難しそうなので、娘に水を頼むそのうち婿さんが帰ってきて、「結構人気があるみたいで、人がいっぱいなんです」駅北側のパン屋さんバゲットとホカッチャ食事を終えて、最後の目的地である池上本門寺へ向かおうとカミサンを促すと「ジジババが来るから、少し見てもらえるかと思ってたんだけど」娘が不満を漏らす孫息子が早朝に目覚め、せっかくの休みにもかかわらず寝不足の娘夫婦4月1日で美容室を予約してあった娘のために、婿さんは、孫たちを連れて会社の主催する地域のお花見に。シャボン玉機関車にご機嫌の孫たちだが、婿さんはグロッキーで、ジジババが来るから休めると期待していたと、娘がこっそり「じゃあ、君はゆっくん(孫息子)と残って、僕がナナちゃん(孫娘)を連れて本門寺行ってくるさ」ホクホクしながら孫娘とお散歩の算段肝心の彼女は警戒気味の表情だが「わらびもち、ジイジイに買ってもらいなさい」好物の様子で、とたんに出かけるつもり最寄り駅の池上線千鳥町まで孫娘の手を引いて歩く「あらあら、電車が来ちゃったね」急いで乗ろうとすると「怖いの」と孫娘やむなくホームのベンチに座らせ一台やり過ごす次の電車でも手を引いて乗ろうとすると「怖いの」やむなく抱っこして乗ると、ジイジイのまねしてつり革の輪っかをつかんで遊び始めてしまい、ジイジイとしては頑張って抱っこしながらつり革につかまって一駅。池上駅から本門寺までは、すぐかと思えば徒歩10分とある。3歳児の手を引いてはと思うが、彼女、なかなかに歩くのは早い。ほぼ10分で本門寺山門までついてしまう。「どうする?登ってみる、それともエレベーター乗る?」「エレベーター乗る」さすがに長い階段は避けたいらしい。僕ももちろん願い下げ。大田区の池上会館までさらに歩き、そこで屋上までエレベーターそこから五重塔を曲がり、境内の笹部桜下でちょっと遊ぶ手水で手と口を清め、お線香の煙をいただいて、本堂へ自分の身長の3分の1ほどもある石段を大股に一段一歩で登り、ジイジイは目がまん丸。足が丈夫もあるけれど、体重も軽いからねジイジイから寺銭の50円を貰い賽銭箱に入れてお参り来るとき躊躇した93段の階段戻るときは、両足でぴょんと飛び降りたり、楽しそう途中で「抱っこ」と言われたらどうしようと考えたが杞憂池上駅前のお店でくず餅を買ってもらい、電車に乗る。またぞろ「怖い」で抱っこすると、またつり革につかまってご機嫌一駅電車に乗って無事帰宅孫たちはさっそくにくず餅を食べ始め、孫娘のほうは、お皿に残ったきな粉まできれいにスプーンですくっている。「そろそろ」カミサンを促し、わざわざ千鳥町からいったん蒲田まで行き、そこから多摩川線をとって返して、多摩川、渋谷と東急を乗り継いで帰宅。「疲れたでしょう」「まあね。でも、本門寺まで一緒に往復できてうれしい」「ちゃんと相手してもらえるようになったじゃない」「うん」「私たちは、もう、そんなに何十年も生きることはできないでしょうけれど、孫たちの記憶の中で22世紀まで行けるかも。彼ら彼女らが齢とったとき、ああジイジイと本門寺一緒に行ったって覚えてくれてるかもよ」「楽しい思い出の中に生きていけるのはうれしい。いい一日でした」「私は16000歩歩いてるわ。ふだんは2-3000歩だから、今日はすごい。あなたは、それに本門寺往復が加わるから、もっとだね」「16000歩だと10kmちょっとかぁ。そんなに歩いたかな?」「渋谷駅の中だけで1kmぐらいありそう」「片道8分、往復で16分。エスカレーターもいっぱい乗ってるけれど、移動距離は行きと帰りで1kmはあるかも。乗り換えはたいへんだって思ったけど、考え方次第ってとこもあるな。通勤じゃなければ、いろんな経路があるから、毎日ディズニーランドみたいなもんだ。電車賃以外はぜーんぶタダ」「東京って、やっぱりすごい。これ、京都とか鎌倉でやったら、人がいっぱいでこうはいかない。移動も食事もたいへん」「東京は観光地じゃないけれど、交通と飲食のインフラが整ってて、しかも安い。入場料とられるようなとこもないし」「多摩川線とか、池上線、大井町線もだけど、変にバリアフリーでエレベーターとかエスカレーターじゃなくて、階段とスロープで、負担がなくていいわ」「整備が遅れてるのを逆手に、省力化したんだな。電車の編成が短いのと、そんなにいっぱい走ってないから、駅を立体化しなくても開かずの踏切にはならない」「しっかり花粉症対策して、来年も行きましょう」「今日は渋谷から行ったけど、東急のワンデーオープンチケットは、世田谷線も使えるんだ。三軒茶屋行って、そこから渋谷でも二子玉でも」最後はなんか東急の宣伝みたいだ
April 4, 2018
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娘一家の引っ越しが一段落。孫たちの保育園もようやく決まった。結婚以来、沼部(多摩川線)、桜上水、武蔵中原(武蔵小杉)と転居を繰り返したが、ようやく、千鳥町(下丸子)にしばらくは落ち着くことになる。三歳の孫娘にとっては4回目の引っ越しである。武蔵中原(小杉)へ越してから、彼ら彼女ら宅へ電車で訪ねていくのに渋谷で乗り換えることが多くなかった。わかってはいても、井の頭線から東横線への乗換はすごい。試行錯誤の結果、田園都市線のホーム経由で乗り換えることが多くなっているが、過日乗換所要時間をはかったところ9分であった。僕の歳ではこれがせいいっぱい。若い人でも初めてとか、手間取ればさらに時間を要するし、慣れていても、子連れとかでは、できればこの乗換は避けたいところだろう。過日の娘宅からの帰宅経過。マンション1階の娘宅には駐車場がついていて(その分管理費が高い)、ウチの車はそこに置いて電車で帰ってみた。娘宅を出たのが、18時30分。下丸子駅まで歩き37分に到着、東急多摩川線の41分発玉川行きに乗る。多摩川駅着は47分でホームを二階登って東横線の51分発和光市行きに乗り換える。二駅行った自由が丘で57分発通勤特急飯能行!に乗り継ぎ19時6分渋谷着そこから黙々と歩き、エスカレーターを乗り継ぎ19時18分発吉祥寺行急行.........「たいへんねぇ」カミサンもさすがにあわただしさを認めざるを得ない。「どうってことはない。10分以上同じ電車に乗ってることはないし、待ち時間も短いから、常に次どうしようかって考えなきゃいけない。大変だって感じる暇がないんだ。行先でも家でも、面倒くさい仕事とか親とかが待ってるわけじゃないでしょ。今ならまだ身体も動くし、昔と違ってエレベーター、エスカレーターも使えるから、少々荷物がかさばる程度で、まだ汗ばむ陽気じゃないし、どうってこっちゃないさ」近隣の空き地が駐車場になり、カーシェアリングができた。「車やめるか」「そうね」世間が変わり、僕らのライフスタイルも変わっていく。
March 30, 2018
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先週末、引っ越しで娘が孫二人を連れて我が家に二泊。自分の分担は終わらせ、パディントンあとは旦那の役割。子供たちはいないほうがよいとのこと。我々もそこそこ手伝わねばならないし、そんなことでいいのかと思うが、彼らの決めたこと。言われたことはやるし、言われぬことにも対応の覚悟と準備はするが、もはや口は出さない。というわけで、寝床が広くとれる我々の寝室を娘と孫たちに明け渡し、我々は別室へ移動。いろいろはあったが、一番の驚きは、孫娘の英仏合作映画パディントンに対する反応。二泊三日の二日目の夕方。遊び疲れて夕食を済ませ、風呂に入り、寝るまでのしばらく。娘は孫息子を寝かしつかせに寝室に引っ込み、カミサンも片づけものをしていて、ジイジイの僕が孫娘の相手。映像コンテンツに頼るは不賛成だが、普段に加えて慣れぬ孫たちの相手に、疲労とネタ切れ。You-Tubeで、孫娘お気に入りのミッフィを探し出して見せるが、どうもしっくりこない。「ままよ」ぬいぐるみのパディントンを思いだし、過日のテレビ録画を、そういえばまだ見ていなかったなと、あいにく英語版で日本語は字幕だけではあるが、孫娘が多少興味を示せば、程度の気分で一緒に見始める。そのうちカミサンが戻ってきて、ジイジイよりはだいぶん上手に解説をつけ、孫娘は、これまで僕らが見たこともない、集中した姿勢で、僕がふだん座っている回転椅子に鎮座して画面に見入っている。そのうち孫息子が寝つき、娘がやってきて画面を止めて「さぁ寝ましょう」ところが、孫娘の様子がおかしい。「どうしたの?」と聞かれ「まだ見る」おやおやさらに「面白いの?」と聞かれ「面白いの」「じゃあもう少しだけね」半分ぐらいまで見たところのコマーシャルで、「今日はもう寝ましょう」:::::::::::::::翌日の夕方食事が終わり、お風呂からあがったところで、孫娘が「クマさんの続きみたいの」続きを見る。この日はカミサンは解説をつけず、孫娘は一人で画面を見ている。最後までは持たず、途中で「もう寝る」:::::::::::::::さらに日曜朝。朝食が終わったところで「クマさんの続き見るの」「クマさんどうしちゃったの?」「悪いおばしゃんにさらわれちゃったの」「!」わかってる娘曰く「あの娘は賢いと思うけれど、あの年代の子供たちって結構わかってるんだよね」映画でもテレビ番組でも、僕らは映像のいろんな部分からストーリーを把握していく「英語はわからないし、字幕も読めないから小さい子供にはストーリーわからないだろうって私らは考えるけれど、外国の映画って良くできてるんだ。声、表情、身振り手振り、いろんなディテール。字幕はもちろん読めないから二か国語の日本語ならわかるだろうって考える。でも、目に見える顔の表情、身振り手振りと、耳から聞こえる言葉が一致しないせいかな?かえって混乱しちゃう。ミッフィーみたいなアニメは表情とかのディテールがないから混乱しないけど、実写はダメだね」そんなもんなんだ。「子供向けの番組、映画は、とても丁寧に作られてる。パディントンは、子供のときにパディントンを本で読んだ大人がターゲットで、子供たちも一緒に見れるカテゴリーなんでしょうけど、世界中の子供たちが見ることを意識して作ってあって、配役がすごいの。お父さんはダウントンアビーの伯爵役、お母さんはこないだアカデミーの主演女優賞にシェープオブウォーターでノミネートされてたし、パディントンのおじいちゃんの声は、ハリーポッターのダンブルドア。演技だけじゃなくて声が素敵。子供たちには、そういうの、わかるんだな」別にウチの孫娘が特に優秀ということではなく、子供たちが成長していく過程の中のことではあるが、ジイジイとしては珍しい光景に感動したわけだ。
March 21, 2018
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そろそろ高齢者に足をつっこみつつある身なのだが.....使い勝手がいいものか、どこへ行ってもこき使われる印象会社とかの組織はまだいいカミサンに至っては長年の成果論争と起きないという実力行使の積み重ねの前に僕は敗れ去り、家事労働の難行苦行を重ねること、すでに三十数年あろうことか、それを見て育った娘新規に購入したマンションに引っ越すにあたり、手伝いを仰せつけられている孫たちのかわいさにカモネギ状態呼びつけられれば、いそいそ出かけていってしまう職場でも、人遣いが粗いという風の声が聞こえてくる娘結婚の際の披露宴で、会社の男ども、上司、同僚、部下から「よぼどのお父さまと思っていましたが、やはり」と言われ思い当たった「あの母親にしてこの娘」賢くも婿さんは虚弱体質を決め込んでいて、その分ジジイが代行極め付けは孫たち相手が高齢者であろうと容赦なく、本気で相手しないと認めてもらえないかくして僕は、晩年もまた、こき使われて終わっていく
March 15, 2018
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不調と多忙が重なり、ひどいことになっていた。ようやくめどがついてきたのだが、もはや年寄りの冷や水(実際、夜間給湯器の不調で一番寒いときにお湯が出ない最悪のときも)。インフルエンザも同じ頃で、さすがに死ぬとまでは思わなかったものの、心細く感じたときも。ゆるゆるやるさ。
March 2, 2018
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朝の忙しいときに、さらに忙しい(起きるのが遅い)カミサンがそんなことを聞く。「気象予報士ってイギリスでは、まだ男の仕事なのかと思って」「そんなの僕じゃなくてBBCに聞いてよ。わかるわけないだろ」その日の夜「そんなことないみたい。この時間帯は女性だよ」「そうか。私たちが見てる朝の時間帯はイギリスでは深夜なんだ」「そうだな。NHKでも夜遅くの天気予報は男の気象予報士が出てくる。報道分野は深夜でも女性が働くことが当たり前になってきているが、気象予報の分野、特に気象キャスターは、これからなのかもね」
February 8, 2018
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ようやく寒さも峠を越した感僕のほうも、なんとかインフル以来の対朝不良を脱しつつあるインフルとほぼ並行して、家のインターフォン、夜間給湯器と立て続けに故障。どうも原因は鼠のようなのだが、修理代がえらくかさみ、娘と婿さんがマンションを購入し、われらとしても多少の貢献はしてやりたい中、節約を心がけねばならない。過日西部邁という人の訃報に接す。自裁。しばらく前に奥様をみとられ、ご自身体調すぐれられぬ中、しばしばこのことあるを口にされていたという。ふと、20年ほど前の江藤淳の自殺を想った。この人も、奥様をなくされ、自身、脳梗塞という背景があった。僕もカミサンに先立たれる事態には、もしや、同じような心境に至るものか。「そんな偉い方々とご自分を同列に並べて、おこがましい」肝心なカミサンは、手厳しく、人を子バカにしつつ言う「カズオイシグロさんとことか、村上春樹さんとこもそう。あの人たちの奥様方は、学校の同級生以来の、いわば糟糠の妻。奥様方の信頼あらばこその人生なの。申し訳ないけど、私はそこまであなたに信頼もしなかったし尽くしもしなかった。それに、先に死ぬのはキミだから、まったくそんな心配はいらないわ」うちのおやじは、一昨年93で死んだが、母が死んでから10年近くは生きた。最晩年はともかく、見た目に力を落とすということもなく、母の死を前後として特段の変化は感じなかった。カミサンのおやじは、義母が亡くなって、はや20年。途中、再婚もあり、さらにその方にも先立たれたが、95で存命。そういう人たちもある。西部さんは、一般には保守と認識されているが、むしろ「日本における保守の在り方」を理論的に構築されてこられたのだと思う。日本における保守の現状には、左翼のそれ以上に嘆かわしいとは思いつつ、いやそれゆえに、なのかな。ようやく憲法改正が議論され始めたが、極めて低調。だぶん、こんなことにしかならないだろうとは予想していたが、改正しようという安倍さんはともかく、それを阻止せんがためには手段を択ばずの反対勢力には失望しかない。決めるのは国民である。しっかり議論するのが、国会の役割。しかして、要するに憲法9条であるが、護憲派がすでにそうであったように、改憲を主導する勢力をみていても、憲法9条を変えれば、何かが変わると思っているのが、たぶん、西部さんもそう考えていたと思うが、しょうもない。9条改正は、中国、北朝鮮の現況に鑑み、すでに遅きに失した前世紀の遺物。せいぜいが、今までより多少マシぐらいのもの。改正を機とした防衛費の増額を言う連中に至っては、頭の構造を疑う。この経済状況、生産年齢人口減少の中、北朝鮮はともかく、中国相手の軍拡競争など、ありえるはずもない。むしろこれを機に防衛費が削減できるという発想すらできないのか?
February 7, 2018
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インフルエンザに感染してしまい、寝込んでいる。といっても、寝込めるのは夜だけ。昼間は、倦怠感の中を漂うようにして、過ごす。僕が先に感染し、それがカミサンに伝染したらしく、彼女は僕の2-3日遅れで症状が進行している。そんな中、家ではインターフォン、夜間給湯器と立て続けに故障。どうも、ご近所の旧家にお取り壊しがあり、そこからネズミが出たのではないか。隣家の奥様も水道管が食いちぎられたとおっしゃっている。この寒い時に、困ったもんだ。
January 20, 2018
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明けましておめでとうございます本年もよろしくお願い申し上げます年末、もともと予定していた息子に加え、いきなり娘と孫(弟のほう)が帰省。おまけに、正月2日の午後に、妹が旦那と婚家のご両親、義姉一家、計8人で当家訪問の可能性ありという連絡もあり、あわただしい年末年始となった。とはいえ、大晦日の昼前に娘たちがやってきてしまえば、あとは、何することもできない。ご飯を食べ、飲める人は飲み、まだ飲めない娘はお茶にして、テレビなどを見て、話ながら、やがて就寝。突然多忙になったツケは、やはりどこかに出てくるもので、早朝に足がツり2度ほど目覚め、やむなく冷蔵庫までひたすら耐えてたどりつき、かねて用意の芍薬甘草湯を服用し、事態を脱する。半年ばかりなかったことなので、やはり突然多忙の影響と思う。孫たちが早朝から起きだし、まんじりとできないと愚痴ってきた娘は、母親であるウチのカミサンとい孫と同じ部屋で休み、途中、孫が何回か目覚めるも、カミサンの助けもあり、元旦は9時前まで久しぶりにたっぷり睡眠をとることができ、だいぶん回復の様子。9時半ばかりに息子も起きてきて、お屠蘇、雑煮で朝食。終わって配達された年賀状でひとしきり知り合い連中の消息を語り合う。11時に地元神社へ初詣。年々長くなる参拝待ちの列は、鳥居を出て表通りを避けて角を曲がったところまで達するようになっていた。「世田谷区の人口は、今年90万に達するだろう。近くに神社はここしかないから、まだしばらくは長蛇の列だね」ママ友と待ち合わせて、マンションのキッズルームで落ち合うという娘と別れ、僕とカミサンは、例年通り下高井戸へ。元旦というに、刺し盛の予約をこなすためだろう、魚屋の三勇が店の一部を開けていて、道を掃いていた若女将と丁寧な正月ご挨拶。孫が食べるものがないと娘に言われて、カルディで「昼飯に」特売の参鶏湯「たこ焼き買おうか」というカミサンを「帰るころには冷えてまずいだけ」と制する戻って昼飯。娘がやはり帰ると言いだし、カミサンが送ることになったが、一人では嫌だと言われ、付き合いに駆り出される。娘宅まで、さすがにまだ道はすいていて、一時間で往復。帰って6時から、留守番の息子を交えて夕食から、撮りおいたCatch Me if You Canを見ながらの晩酌。先にカミサンを寝かして、多少息子と「男同士の会話で年末食事会に連れてきた彼女の話。「君はいいんだが、あっちの決心の問題なんだろ?」「ああ」「優秀なのか?」「あぁ」松沢中の卒業で、勤務先と業務内容から、そこそこの学歴は想像していた。しかし........。学歴など本来関係ないのは分かっているのだし、息子どのにしても地アタマはそれなりと思うものの学歴は体力勝負系。果たして本格的高学歴彼女のご意向やいかに。チャレンジですよ。これは。「万が一、君が彼女のおめがねに叶わないとき、その原因が俺たちでなければいいがなぁ。こないだのメシはだいじょぶだったか」「あぁ問題ない」「今度カラオケでも一緒するか?」「あいつ、とんでもなくうまいぜ」「いいことだ」オヤジとしては何もしてやることができない。寝室でカミサン「荷が重い かな?」「しょせん男と女ではあるけど、僕にしても、君んときそこそこの気おくれはあった。ハードルの高いチャレンジではあるな」「なじむまでの時間がとれれば 」「あいつじゃなくてお相手の問題だからね。焦る必要はないんだと言い聞かせつつ。俺たちの問題ではないが、俺たちの問題でもある」親としては微妙。切ないような、怖いような。しょせんなるようにしかならないのではあるけれど。:::::::::::::::::::正月二日前夜の酒が幾分残るようで、目覚めを躊躇さわやかに目覚めたカミサンに付き合って、起きたのは結局8時半。朝飯の用意をして、一階の和室で寝ている息子を、カミサンが起こしに行くが、いつまでたってもやってこない。やむなく朝食を済ませたところでようやく息子殿ご登場。仕事疲れ、飲み疲れのせいで食欲がないといいながら、餅三斤入った雑煮を平らげている妹からメールが入り、昼食は一緒にできないが、旦那のご両親と4人、一時過ぎにやってくると連絡。おいおい、それは、俺たちの昼飯時間だぜ。まぁいいや。息子に、仏間でもある和室を開けさせ、来客の用意にかかる。「部屋の中は私がやるから、玄関先を掃除して」「はいはい」玄関の履物を隠し、三和土のゴミを掃き出す。そこから玄関先の砂利、敷石の上、駐車場の枯れ葉、さらにその先の木戸口から道路と掃き清める。といっても、たいしたことではない。そこまでやって仏壇。香炉に線香が立ちにくいので手入れせよとカミサンが言う。灰の中に線香の燃え残りがたまっているのを、ピンセットでとっていく。自分らだけなら、それほど気にならないが、妹の嫁ぎ先のご両親。うまく線香が立たぬようでは、妹にもウチの両親にも面目が立たぬ。「椅子でいいんじゃないか?」「やっぱり座布団でしょ」仏壇回りの手配。「椅子だと、何脚かそろえて入れないと。応接から移しちゃうと、あちらの数がないわ」「じゃ、ご不自由だろうけど座布団だな」整わぬは承知。「お花がないわ。庭から椿と千両、あと”はらん”をとって来て。椿はつぼみに近いヤツよ」「はいはい」それでも12時過ぎにはあらかた用意が整う「早いが昼飯食べとくか」「今、おなかいっぱいだからあとでいい」「終わったあとだと、夕食が6時だから、そいつも調子悪いぜ」「じゃあなただけ食べれば」そう言いながら、作れば自分も食べるくせに。簡単にパスタを用意すると、やはり二階を掃除しているカミサンが「私にも頂戴」と半分ほどをかすめとっていく。「調子が悪い」と横になっていた息子まで「素うどん作れるか?なーんにも要らない」「出汁はいるだろ」「そりゃそうだ。やわらかくできるかい」「うーん。今あるのは冷凍モノの讃岐うどんでコシは飛び切りだが」丹念という銘柄をゆっくり煮てやるそうこうするうちにインターフォンが鳴り、妹一家がやってきた。「やっぱりタクシー」「足もとが悪いから」義弟のご両親。90になられるが、それでも一家そろって正月に上京。お元気なものだ。「温かいし、すべるからスリッパはいらないわ」と母上「東京も正月は温かいですなぁ」と父上朝から暖房しといた甲斐がある。陽射しはあるが1時半で10度を切っている。結構寒いんだ。線香をいただいて、空港までのタクシーを待つ間、お話しをしながら居間でお茶を差し上げる。妹夫婦は、旦那がまだ現役で、ご両親のお世話は姉上ご夫婦に任せっぱなし。子供もないので、実は肩身が狭い。ふだんは悪口ばかりの兄貴ではあるが、両親の手前もあり、粗相があってはならない。どうにかお相手をこなして、一時間ほどで皆さまお帰り。「さぁ、あとはお義父さんとこだけだ」ラグビーを見るが、本腰が入らない。ごろんと横になって、4時過ぎまで午睡をとる。やはり疲れている。「5時経堂駅待ち合わせだからね」カミサンに起こされる。娘と孫息子は自宅から、婿さんと孫娘は常磐沿線の実家からやってきてくれる。それをカミサンが迎えに行くのだが、帰りも、同方向の娘一家と息子を送っていくと言って、「貴方は自転車でいいでしょ」車の乗車定員と、ベビーカーまであり得る彼ら彼女らの荷物を考えると、僕が乗る余地はない。ふだん、義父宅まで自転車で行くことも多いので、構わぬのではあるが不満も残る。まぁ、妹一家のお世話もあるし、アイコ。息子が開いている仏壇に「挨拶してくか」と線香を差し上げている。支度のある彼らをおいて、僕のほうが経堂駅まで先発。「私ら5時半ぐらいだから、早く着いちゃって待たせると悪いから」寒い駅頭へ先発して待っていろとのご指示。「はいはい」経堂駅5時7分到着。10分ほどで、カミサンと息子が到着したところで、娘と孫息子到着。婿さんと孫娘は「途中で降りちゃったから遅刻するみたい」孫娘のトイレまた、僕だけ先発して義父宅へ。5時半過ぎに着くと、既に義妹一家が到着していて、義父と応接で待っている。「じゃぁ、もう行くか」せっかちな義父は、先頭を切ってレストランの個室へ向かう。僕は、「どうなさったのかしら」という義妹に、婿さんと孫娘が電車で途中で降りてしまい.....良く分からぬ説明でもちろんあちらも要領を得ない。部屋で我が家一党の到着を待つが、いつまでたってもやってこないのに義父と義弟は業を煮やしビールとワインを開け始める。僕はかねて持参の自家製からすみを「これ焼いてスライスしてくれる?」と係の人にお願い。ようやく携帯で息子に電話すると今着いた。ちょうど6時。彼らが部屋に入り、ビールで乾杯。義妹一家とウチの息子は、珍しいのだろう、孫息子を交替で抱こうとするが、年末多少慣れた息子以外は、軒並み厭々をされる。宴席は一時間半ほど。ビールと赤ワインが用意されたが、飲めるのは義弟とその息子、そしてウチの婿さんの3人。自転車の僕を含めて、カミサンと義妹は運転。ウチの息子は体調すぐれず、娘は育児中。婿さんは今日のワインはおいしかったと言っていたが、結局ワインはボトル一本しか空かなかった。義父に挨拶して、引き揚げる。「にぎやかでよかった」と息子「叔母さんも今日で終わってよかったじゃない。明日はゆっくりできるね」と娘自転車で8時前帰宅。着替えて横になり、カミサンの帰宅を待つ。
January 3, 2018
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老夫婦二人で、30日に息子が帰ってくるというだけの予定の年末その30日の夕方、突然、娘が31日に孫の一人を連れて里帰りするかもとメールしてきた婿さんの実家に行くものと思い込んでいた僕らとしては、うれしいような迷惑なような。「部屋どうやりくりしよう」「布団はどうにかなりそうだけど」直後妹からメール嫁ぎ先のご両親と、義姉ご一家、合わせて6人が年末年始で状況。ご両親最後の東京見物だそうだ。それはいいのだが、お帰りになる前に、我が家にお越しになりたいとおっしゃっているらしい。二日の午後。確定ではない。二日の夕方は、義父の高齢者住宅で新年会だが、2日そのものは特段の予定はない。どうせお昼は外で召し上がるのだから「よろしければお昼をご一緒に」と返信。「今、私たち5人でしょ。そこに8人お見えになるのよ。最大13人だよ。上は90超えで〇歳児もいる四世代。子供たちが泊まった部屋片づけて、それで13人分ご飯用意する。どうするのよ」「だいじょぶさ。昔の正月ってのはそういうものだった。誰がいつ来るかわからない。子供、孫、兄弟、親戚、仲人やった連中、部下、ご近所.....」そういうことがなくなって久しい。パニックるカミサンをよそに珍しく涼しい顔。しかし......30日の夕方、年末飲み納めで帰宅したのが10時。11時半は過ぎると連絡してきた息子の帰宅が、ちょうど11時半ぐらい。ちょっと話をしたあと就寝。寝付かれない感じでまんじりともせず、朝起きたのが8時。まだ早い、もう少しそうやると、やはり9時は過ぎる9時半に朝食娘からメールで、11時半ぐらいにこちらに到着予定!来るかもしれないとしか聞いてないぞ大急ぎで部屋を片付け、空気を入れ替え、暖房を入れたところで、もうチャイムが鳴ってしまう。「ぎゃっ」「何か食べたい」とのたまう娘に、ある程度のひるごはんを用意し、僕らも一緒したのが午後1時。年末最後の買いだしなど、バタバタしていたら、もう日が陰り4時を回ってしまう。安いとらふぐで鍋をやり、出汁で年越しそば。チャンネルの選択権は完全に奪われるが、娘に言わせると、孫娘と一緒のときにはそんなこと言ってられないそうだ。息子は息子で、任天堂スイッチを別の部屋の大画面TVにつないで「これでやってみたかったんだ」食事して風呂に入り、どうにか落ち着いたらもう11時。いい歳だったんだろうなぁ疲れた。寝る。
December 31, 2017
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前日午後から自宅で来客があり、片づけが終わったのが8時ぐらいだろうか。多少の残りものとワインで一杯やっていたところ10時あたりに猛烈な睡魔に襲われ、「ちょっと横になってくる」と言ったまま就寝。日曜 クリスマスイブ「孫娘の誕生祝とクリスマス」ということで娘宅へ。婿さんの母上も久しぶりに登場。12時少し前に娘宅へ到着すると、珍しく娘がマスク姿「あれ、どうしたの?」:「ちょっと風邪気味で眠れなくって」孫たちが早朝から起きだし、だいぶんバテ気味人一倍丈夫な彼女としては珍しい婿さんが孫たち二人を連れて、買いだしに出ていて、たまたま一人で台所仕事中僕らは特段手伝うということもなく、食卓でお茶などいただいて過ごし、婿さんたちの帰宅と母上のお越しを待つ。婿さんの母上は、92歳になるおばあちゃんの介護で、なかなか手が離せず、この日もお越しになれるかどうか、ようやく前日夕方、楽しみにしてますとLINEで連絡があった。三々五々皆がそろったところで、クリスマスの食事誕生祝のお赤飯に、クリスマスチキン、ポテトサラダ、小エビのマリネ、ベーコンと野菜炒め一応、僕らもスモークサーモンを持参したが、既にテーブル一杯だし、まぁいいだろうとなる。お誕生日ケーキを注文したのだが、クリスマスということで、1時の出来上がり。だから、そちらは別途。娘と婿さん、ウチのカミサンとあちらの母上それぞれ、孫たちの世話をしながら、いろいろお話し婿さんと僕は、かろうじて、話の後ろ側からついていく。孫たちもなんとか無事に、食事を終えたところで1時を回り、婿さんがクリスマスケーキを近くの店まで取りに出る。戻ってきたところで、孫娘のキャンドルサービス。誕生日のプレゼントは自転車なのだが、孫娘としては弟がクリスマスプレゼントに貰ったおもちゃの車のほうが気にいってしまい、「自転車怖い」と泣き出す。せっかく彼女お気に入りのPinguなのだが、あとで弟も使えるように、と、娘夫婦の選んだ色が黒。それがアダとなってしまう。弟へのプレゼントは、我が家で用意していたので、そこはジイジイが「だったら、こっちも君に上げる。ただし、弟にもつかわせてあげるんだよ」今度は、弟が様子を察したか、泣き出してしまい、皆で苦笑。それでも、なんとか折り合いをつけて、二人で遊び出す。カミサンは、しばらく前にメールされてきた娘一家の七五三写真をアルバムに仕立てたものを、婿さんの母上にプレゼント。ささやかではあるが喜ばれる。母上が、それ以外にも送られてきた写真をプリントアウトでほしいとおっしゃり、ならば、僕らが近くの電器屋でプリントアウトしてくることに。娘が少し横になる時間が欲しいというので、弟くんをカミサンが抱いて出ようとすると、孫娘も一緒に行くという。「象シャンの公園に行くの」電器屋の入っているスーパーのそばに、象さんの滑り台がある公園があるんだそうだ。僕が孫娘の手を引いてお出かけ。スーパーまでは、歩いて500m少々か。あと2日で満3歳となる孫娘は、それでも達者なもので、ジイジイに手を引かれ、トコトコトコトコ、小走りに歩き、遅れることがない。途中に小公園が2か所あり、「象シャンの公園はここかなぁ?」と聞くが、それぞれ「違うの」電器屋の入っているスーパーについて、カミサンが電器屋に行く間に、孫娘と僕は、さらに象シャンの公園を探し続ける。「スーパーの隣」と孫娘が表現する「象シャンの公園」だが、そこらを一回りしても、まだ見当たらない。やむなく電器屋に行って、写真をプリントアウトする機械はどこに、と聞くと、「それはおいてありません」「あらあら」カミサンたひともはぐれてしまう。もう一度外に出て、気を取り直して「象シャンの公園」を探そうとすると、カミサンから電話。すでに象シャンの公園に居るという。道順を聞くと、孫娘の案内とは逆に、多少戻りかげんの方向に象シャン公園発見。象さんの滑り台と、あと2つほどスプリング仕様の遊具がある小さな公園。「ほかの子があんまり来ないのと、象さんの滑り台は、ほかのところのより低いのでお気に入りなんです」と婿さんが言っていた通り。20分ほどをそこで過ごしたところで、3時半を回り、陽もだいぶん傾いてきた。「そうだよなぁ、冬至だもんなぁ」娘に、これから帰るとメールして、戻り始めると、母上は、おばあちゃんが気になると、すでにお帰りになってしまったとのこと。「お写真は会社の近くでプリントアウトして郵送するよ」孫娘はさらに元気で、トコトコトコトコ。娘宅に帰り、ちょっと一服して、僕らもそろそろ失礼する娘一家は、母上宅に30日に「里帰り?」2日までをそちらで過ごし、2日夜が、義父宅での新年会。我が家は息子が30か31日にやってきて、正月を一緒に過ごすとメール。実は、僕は前々日にIKEA港北に行ったのだが、そのことをカミサンには言っておらず、それを聞いたカミサンが、私も行きたいと言いだした。「やれやれ」娘宅から川崎インター経由IKEA港北へ。カミサンの買い物につきあい、僕は、前からほしいと思っていた車の助手席後ろに下げるバッグ(小物入れ)を発見。あと、食卓用のナプキンを9枚(10枚買ったと思ったら9枚しかなかった 1枚49円なので惜しげなく使える)購入。港北インターから、環八は混んでいるだろうと、手前の川崎インターで降り、府中街道、246バイパスの立体で多摩川を渡ると、案の定、環八に曲がる側道は大混雑。それを後目に環八下のトンネルを抜けて、用賀中町通り、千歳通り、そして荒玉水道道路で帰宅。IKEA港北からは34分だった。
December 25, 2017
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♪So this is Christmas♪年末、外出先でいくつかの商業施設を回り、「あれ、これ、さっきも聞いたぞ」と耳にとまったのが、John Lennon の Happy Xmas (War Is Over) この日三回目。Trump君と金正恩君のおかげで、能天気に思える日本世相の深層に戦争への不安が流れるものか?カミサンと話す「これJohn Lennonになってるけど、本当はJohn & Yokoだよな」「そうね。Imagineと一緒だけど、こっちはYokoさんクレジットされてるんじゃない?」「Kazuo Ishiguroがノーベル賞とったのは、村上春樹がとるよりはるかに意味があると思ったんだ」「そうね。比較してもしょうがないところではあるけれど、Kazuo Ishiguroのほうが村上春樹より、作品的に複雑で、かつその背景には、彼があの時期に日本人として日本に生まれ、イギリスに渡り、育ち、そしてイギリス人たることを選んだ文化的複雑さを抱えるところにあるのかもね」「彼がノーベル賞を受賞し、それをイギリス人が自国民の受賞として喜ぶ。それを見ていて、もしかして、ノーベル文学賞を貰うとしたら、一番、ふさわしい日本人?はOno Yokoじゃないかって」「確かに。でも、彼女はノーベル賞より、もっとどこか違うところに行ってるでしょうから」「認知症?」「失礼な」「一番最初のイメージは、ビートルズを壊したへんな日本の叔母さんだったね。せっかくのJohn LennonをLoveだとかPeaceだとか変な方向に持ってちゃった」「そうね」「だが、今になってみると、彼女は、日本人というRacial Minorityで、しかも女性で、その人が一人で、アメリカで苦闘して、John Lennonと知り合い、一緒になり、彼というメディアを通して、彼と彼女がつくりあげたメッセージを世界に示し、それが、今、こうやって何の違和感もなく世界中で聞かれている。これってすごいことですよ。Kazuo Ishiguro読んだことなくても、そこそこの国でImagine聞いたことないヤツなんか誰もいないぐらいなもんだし、Bob Dylan知らなくても、あの叔母さんのことは知ってる」「だから、賞は関係ないの」「大江健三郎なんか、くそくらえだね」「今、世界の誰も聞かないし、読んだこともない。なんでノーベル賞なのか、まったく理解不能」クリスマスチキンを用意して、孫たちのところへ行く。
December 22, 2017
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遅い夕食のあと、カミサンと二人でKazuo Ishiguroのノーベル賞授賞式でのスピーチを見ていた。短い晩餐会でのスピーチNobel Banquet speech by Kazuo Ishiguro, Nobel Prize in Literature 2017と、少々長めの受賞記念講演Nobel Lecture: Kazuo Ishiguro, Nobel Prize in Literature 2017 ちょうどカミサンの読んだ「忘れられた巨人」The Burried Giantが机上にあり、じゃあ見ようかとなった次第。記念講演で彼は、彼の人生と、時代、作品それらを時系列に淡々と述べていく。もともと日本人として長崎に生まれたことは、彼に関するわずかな知識の中にあるものの、そのわずか数年の日本の記憶と、日本人として生まれたこと、それらが彼の原点にあるを、自らの言葉で聞くのは初めてである。僕らは彼とほぼ同世代である。第二次世界大戦終了から20年もたたない中で、英国の、彼以外に誰も外国人などクラスに居ない小学校へ入り、そこで暮らしていく。彼自身、その時代を振り返り、英国社会の寛容性に思いをはせるのだが、当然、そこには、二つの文化の葛藤が彼の中に生じ、文化への観察力とでもいうものが、醸成されていったものであろう。ふと思い出した。高校一年であったか。川端康成がノーベル文学賞を受賞。その授賞式での記念講演である「美しい日本の私ーその序説」のEdward George Seidenstickerによる英訳全文を、授賞式から間もないときに、高校の「作文」の教師が、タイプで打って、一時間をその授業に充てたのを記憶している。英訳文に限らず川端なぞ読む気にもならない僕ではあるが、教師の意気込みに感じたものか、この授業のことはよく覚えている。現代国語、古典、漢文など、高校時代に習ったことは自分の中で殆ど役に立っていないが、不思議とこの「作文」の授業は、文章、手紙の書きかた、袋とじの製本などなど、今日に至るまで、社会生活に役立ち、その教師の思い出とともに、僕の中に残る。川端の受賞スピーチが、やはり日本というものを強く意識したものであったのは当然であろうが、日本の特殊性への過剰な意識が鼻につき、僕は嫌いだ。Kazuko Ishiguroは英国人であり、川端と同じく日本への意識には共通するところはある。しかし、彼の場合、川端にあった特殊性への意識は薄れ、普遍性への信頼のようなものが大きくあるやに感じられる。時代も人も変ったのだ。彼の、その「信頼のようなもの」は、世界の中の日本に多少の孤独感を感じる僕としては、近年になく、強く元気づけられるところであった。彼の受賞とこのスピーチは、日本という存在が世界に理解されるために、隠れた、しかし、優れた「よすが」を形成していく、大事なものと思う。徳不孤必有隣。彼は優れた「日本の理解者」「解説者」なのだ。「村上春樹より先にKazuo Ishiguroが受賞したことは、村上ファンには残念かもしれないけど、良かったんじゃない?村上がもしノーベル賞を受賞したら、どんなスピーチになるか。Ishiguroが受賞してるかしてないかで、実は、意識の置き所が違ってくるんじゃないかな」どうだろう。
December 14, 2017
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恒例の家族年末食事会に息子が彼女を連れてくると言った。事前情報では息子より若干年上。「いろいろ想像たくましくしてもしょうがない。昨今、それなりのお歳のお嬢さまならば、選ぶのは彼女であって、息子は選んでいただく側」という覚悟で臨もうと言っていたのだが....週末の土曜日僕は、飲み仲間のKくん所有のマンションで、おっさんたち(プラス仲間内では一番若いKKさんの奥さま)の飲み会企画があり、アルコールは遠慮するが、つまみは持参しようということで、2時半くらいからつまみの準備。ハンバーグ、牡蛎、海老と焼いて3時半に駅で待ち合わせ。(Kくん宅は我が家と線路を挟んで反対側。当該マンションは5年ほど前、Kくんが一念発起して新居を建築するまで、ご家族と住まわれていたところで、有効活用の希望はあれど、多忙のKくんとしては、引っ越したまま放置となっていた。それをKKくんが、自分が持つ資格の事務所を開業するに「便宜置籍」に使いたいと言いだしたことから、この日の企画となったもの。5年間、言わば放置されたマンションの一室で宴会を開こうというのであるから、Kくん、だいぶん頑張って環境を整えた。それでも、暖房用の灯油をポンプなしで給油して、玄関先にこぼしたり、トイレの水を流すとタンクから水が漏れたり(便器からでないのが幸い)、結構なご苦労。アルコール抜きの僕もしばらく楽しく過ごし、5時を回ったところで、失礼して食事会へ。電車で渋谷まで行ってそこから歩きで、神泉の奈る実。開業48年、もはや老舗の料理屋。僕が初めてお世話になったのが、当時親方が開業18年と言っていたので、30年前である。親方の兄弟弟子で弟分が、地元の近くでときどき行く寿司屋のオヤジという奇遇。6時からの予定の15分ほど前に着くと、奥の座敷にカミサンが一人、先に来て待っている。娘一家も参加の予定だったが、予想が当たってしまい婿さんの調子が悪く、男の子のほうの孫とお留守番。食事会には、娘と孫娘の二人がやってくると、当日の調整。親方が急に調子が悪く、息子さん一人の厨房は、「バタバタしていて」とおかみさん。6時少し前に、息子と彼女がやってきた。緊張気味の「彼女」が紹介され、軽く挨拶。隣の席に合席の客が入る。あちらもご家族連れ。外国人のご亭主に奥さまと子供二人。狭い席で申し訳ないが、昨日までは僕らだけと聞いていて、今日、婿さん不参加を聞いて予約をとったのだろう。そこに、さらに娘と孫娘がやってきて、総勢5名プラス1。娘と彼女が挨拶、まずはビールでスタート。満を持していたカミサンが開口一番「そろそろ慧(息子)も年貢を納めるってこと?」といきなり暴走を始め、息子が大慌て。僕は「あれほど言ってたのに、やっちゃったよ」その後も、カミサンは滑りまくり、「ハウス!」と制止する僕を無視し、地雷原で地雷を踏みまくる。それでも、「彼女」が席を立つなどということもなく無事進行したのは、ひとえに娘の時機を得た適切な質問と、その場の雰囲気を一発で和ませる孫娘の行動のおかげである。夕食にと自分用に持参したバナナを一本と肉まん。それを順調に平らげ、僕らに出される料理も適度につまんで食べる。トイレを言われ、トイレに行くが、流水音発生器を怖がってしまいひと騒ぎ。あらあら。「漏らしちゃったらどうしよう」心配そうな娘。それでも流水音発生器を切って、なんとか事なきを得た。娘のインタビューで、「彼女」が息子より2歳年長であること兄姉に齢の離れた妹さんの4人兄弟。勤務先は娘たち(娘と婿さんは同期入社の社内結婚)のライバル会社で仕事は息子と同じSE系なんと、下高井戸(たぶん町名は赤堤であろう)に住んでいたことがあり、松沢中学校の出身。現在も近くに居住。「コンパ(カミサンの表現。これも暴走)」で知り合ったなどなど判明。少子化の一方で女性の高学歴化が進み、仕事、賃金は男女平等、ふさわしい相手を、さもなくば必要はないと彼女らが求める結婚相手は全体として不足していく。その彼女らをして30という年齢は、よりふさわしい相手をとの気持ちに多少なりとも変化を生ずるところ。そこでようやく彼女らも、落ち着き先を考え始める。家族の食事会に招待するぐらいであるから、息子としては方向は明らかと思う。しかして、「彼女」としても、一生を左右する決断。家族の様子もみて最終決断という席なのだろう。別に優劣の問題とは思わぬものの、我々の若い時代と決定的に違うのは、この段階で決断するのは彼女のほうであって息子ではない。妙に前のめりの母親ではあるが、そのあたり、息子はそれなりの認識で、決して急ぐこともない様子。しかして、このような席、実は家としては総力戦なのであり、母親だけでなく父親の僕も、彼女の息子に対する結論に懸念を生ずるようなところは、極力あってはならない。少なくともあってはならぬとの精進が付け刃でないと相手が納得する程度でなくてはならない。果たして、我々、そして僕は、彼女の見立てに叶うほどのものでありたか?いや、少なくとも、「連れてきて合わせよう」と息子は判断した。つまり、彼も彼女と我々、それぞれを天秤に載せ、彼として、僕らは親として、彼女は将来嫁さんとするに、それぞれ足る存在と合格点ということであろう。これが、親として、女性を引き合わせるに不足と思わせ躊躇を生じさせては、内心忸怩たる以前に、彼に対し一生の申し訳がたたぬ。そこは胸をなでおろす。親方不在も、料理はいつも通り美味。会話も際どいところをどうにかやり過ごし、気がつくと時間はもう9時近く。「えっ、どうしよう」2時間ほどと思ったのを1時間も超過し、娘はうろたえる。「タクシーで帰ったら」悠然と言い放つカミサン。「だって1万円ぐらいかかっちゃうよ」「いいよ、出したげる」おいおいタクシーを呼んでもらい、娘たちは一足先に店を出る。「もう一杯どっか行きますか?」さらに前のめりのカミサンを制し、「僕らはここまで、あとは二人で」実は、娘に渡す書類をKくん宅に忘れてしまい、間に合えば回収したいのである。もっとも、Kくん、KKさんとメールから電話してみるのだが、つながらない。困ったな。電車で戻りKくんのマンションへ娘からメールがあり、「高速から環八、第三京浜で、もう帰宅。5000円で帰れた」エレベーターを上がり、呼び鈴を鳴らすと反応がありKくん登場。Kくん、KKさんご夫妻に、Oさん。4人でワイン6本、シャンパン1本が空いた大宴会のあと。Kくんはメール、電話に気がつかず、KKさんは携帯を自宅にお忘れ。それはつながらないはず。KKさんご夫妻はしばらくでご帰還となり、僕らもビールをごちそうになったところで書類も回収でき、おいとま。片づけのお手伝いもせず失礼をしてしまう。「なんとか終わった」くたくたの僕を後目にカミサンは元気能天気だかんな「決めるのはあちら。僕らはなるべく邪魔しないこと。いいお嬢さんのようだし、あとは連中に任せて」我らが原因で失敗とならば、息子に申し訳なし果報は寝て待て前のめりは禁物「自分たちが選ばれる立場になるなんて、何年ぶりでsでょう。娘のお受験以来」四の五言い続けるカミサンに「トランプと同じで、年寄りは結論を急ぐ。悪いことばかりではないが、それなりに時間をかけなければいけないことも多い。おしまい」頭を一発平手でたたかれるが、とにかく寝る。;;;;;;;;;;;;;;;日曜昼は、義父のところへ氷見の土産を持参するというカミサンに付き合う。途中、孫たちの写真をプリントアウトしようと店に立ち寄るが、なんと4台ある機械のうち使えるのは一台だけ。機械そのものが動かなかったり、コードがちぎれていたり、コードそのものが失われていたり....「いったいこれは?」アベノミクスは残念ながら、いくつかの弊害を生み出していくだけで、日本経済は再生しないと僕は考えるようになっている。安倍さんの失政ではない。生産年齢人口の急減の影響が目立つ。プリントショップのメンテができていない我が家のエアコン工事は、細切れで3週間これじゃぁ売上は思うように上がるまい人手不足かといって外国人労働者導入に向かない日本の文化家の修理、やれることはなるべく早く だな。義父の高齢者住宅昼食に「ほうとう」をオーダーした義父12時半からの囲碁番組に、注文が20分たっても出てこない「厨房一人みたい」そうホワイトカラーばかりで現場の労働力がないしわ寄せはそこに行く日産とか神戸製鋼の不祥事の原因は、一つはそこだろうやっかいな時代
December 12, 2017
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日曜日の夕方、週末の食事会に彼女を連れてくると、息子からメール僕ら夫婦と息子、そして娘一家の食事会で、前回9月の食事会で、「彼女とか登場しないのか?」と娘に問われ、「そのうち連れてこようかという相手はいる」と大見えをきっていた。娘情報によれば、「私より若いけど本人よりは年上らしい」本人は1988年生まれであるから今29。姉である娘が33であるから、30から32というところ?「目出度い?」とカミサンに問われ「たぶん」食事会に連れてくるは、そろそろ話が煮詰まって、両親へ紹介ということであろう。親である我々とすれば、既に家を出て自立、家に帰ってくるのは年に2-3度。義父を交えての食事会などを服得ても年数度しか顔を合わさぬ息子であるが、彼と結婚してくれる人があるとは、ありがたいことだ。糸の切れたタコ碇の無い船ようやくよりどころを見つけることになるものか:::::::::::::::「覚悟はいいの?」「覚悟も何もないだろう。本人たちが結婚したいと言うならば。あくまでも結婚したいと言うならばだ」「連れてくるというのは、そういうことでしょう」「一般的にはそうだろうな」「年上ってのはいいの?」「別に。ただ、子供をつくるならば早くしたほうがいい。高齢出産はともかく、子供を育てるのは体力が必要だ」「生活していくにはなんでも体力だよ。でも、君の友達の誰だっけ、30超えた娘が相手連れてきて、しかも妊娠4か月だったって憮然としてたって言ってたじゃない」「ああSね。彼のとこは一人娘で、せっかく大学院まで出して就職させたのに、こんなことになるなんてって。でも、あいつの場合は娘。ウチは今回は息子だし、立場が違う」「そうじゃないわよ。Sさんが言ってたのは、相手のお母さんが大酒飲みで仕切るんだよなぁ、ってあれよ」「まさに君そのものの話だな」「そうなんだよね」「だから、お相手のご家族と一緒に、なんて話があるときは、酒は控えめに、大声でしゃべらない。と言っても絶対ダメだろうけど」「分かってます。分かってますけどね」「Sは一人娘のオヤジだからね。だけど、妊娠4か月だけど、お相手の責任云々は言わないんだ。そこはもう娘さんが20代後半になっても結婚の様子がないってときには覚悟してた。30超えた娘が妊娠したからって、それは娘の責任であって、相手の責任じゃあないからって」「今は女の子の方が決める立場の時代だからね」「Sさんそれでも言ってたんでしょ?とにもかくにも相手は一応日本人で男でよかったって」「あいつに日本人てこだわりがあるとは思わなかった。確かに今なら相手が女性ってのもあり得るし」「できちゃった婚ならまだいいよね。私の友達んとこなんか、一人息子が連れてきた相手が、相当の齢で孫はもう期待できないって寝こんじゃったんだよ」「Kんとこは、女の子二人で、上の方のお相手が中国共産党の幹部の息子で、下の方のお相手のお父さまは、台湾のTs'ai Ing-wen蔡英文の熱烈な支持者。姉妹の家族を同席させることができないって」「それ考えれば、贅沢言えないわねぇ」「なんか失礼な言い方になってないか?それは日本的な偏見だぜ。お袋のほうの爺さん婆さんは、婆さんの方が年上だった。学生だった爺さんと結婚して、自分は学校の先生やって爺さんが卒業するまで養った」「恋愛結婚なの?」「いいや。小さいときから許嫁だったんだ。だから ってわけじゃなく、僕は相手が年上だってことに抵抗はない」「私もそう思うんだけど、女親の本音が出ちゃうのかなぁ」「Mさんとこも息子さんのお相手は年上だって。彼女は年上云々は言わないし、逆に有り難いって。ウチも、あいつと結婚してくれるって、そんな女性は今までいなかったんだから、有り難いことですよ。それに、まだ結婚したいとか聞いたわけじゃあないんだから、今から想像ふくらましてもしょうがないでしょ」「それはそうね」先週末発熱した孫娘はアデノウィルスと診断された。それが火曜日には弟に染ったらしい。子供は感染しても軽く済むが大人は長引くというから、娘はともかく、婿さんが心配。彼ら彼女ら一家の食事会の動向やいかに?店に電話したら、前日までに大人の人数を確定しろと。::::::::::::::息子が彼女を連れてくるとカミサンに連絡があった。物理的なことも含めてカミサンのほうが息子にとっては僕より連絡とりやすいらしい。もともと気楽に、僕ら夫婦と娘一家、それに息子という取り合わせで食事することにしているのだが、それでも気楽に構えている老夫婦に比べ、娘はそうではない様子。カミサンが「伝えたと思うよ」というのを信用して、特に知らせることもせずにおいたのだが、たまたま金曜の夕方、別件での電話で、「聞いてるよね?」「聞いてないよぉ!着るものもないし、せめて美容室いかなきゃいけないし、子供のオムツだってどこで交換するのよぉ」「でも、個室だから」「個室だからって、彼女の前でオムツ交換するわけにいかないでしょ」そういうもんなのかなぁカミサンも居るし、まったくのんびり構える僕らと違い、娘にとっては初めて(僕らにとってもではあるが)の体験。「どうってことないじゃん」とはいかないようだ。:::::::::::::::とはいえ「いつかは」と思っていたが、先に結婚した娘のときより、今度の息子の話のほうが、僕個人としては、多少気にするところが多い。花嫁の父とはよく聞くが、花婿の父というのは、さほど取り上げられるほどのことではなかった。しかし、時代の流れということもあるんだろうか。多少の感慨ということでは、息子のほうが感慨があるやに思われる。理由はさまざまある。特定のことではなく、いろいろ積み重なってなのかな?一時、一人暮らししていた経過はあれど、結婚前の娘は僕ら夫婦と同居していた。息子の場合、就職以来の5年半を独立して暮らし、僕もカミサンも彼の居室の住所はともかく、どこにあるのかも知らない。一年に顔あわせるのも2度3度といったところで、どうやら無事にやっているらしい程度しかわかっていない。それが結婚と言ってくるのだから.....「どうせ貯金なんかないに決まってるから、結婚費用出せって言われるわよ」「娘んとこのマンション金出してやるって言っちゃったのは君のほうだぜ。あっちに出せば、いつかはこっちも ってなる」「うわぁーっ!どうしよう」「どうしようって、しょうがないだろう」「でも娘んとこのは貸すんだからね。あげるんじゃないから」「だって、すぐに返ってくるわけじゃないし」「それに結婚決まったって言ってるわけじゃあ、まだないんだろう」「そうだけど、連れてくるってことは、かなりの確率でそうでしょう。明後日父のところへ行こうかしら」「なんでだい?」「相続の前借り」「そんなもんあるか」「わかってんの?お金ないんだからね。これで全部吐き出しちゃうんだからぁ。旅行とか、まさにこれから、いろいろやりたいのに、なーんもできないじゃない」「だからぁ。マンションに金出すなんて言わなきゃいいんだよ」「でも、なんで、私らからお金借りなきゃいけないのよ」「なんかね。借りるお金の額によって金利が違うんだって」「どれだけ違うのよ」「0コンマ0の下だな0.05%って聞いたような気がする」「金額にしてどれだけ違うの?」「1千万円借りて年間5000円かな?ひと月500円。そこまでは借りないだろうけど3000万円で年間15000円、月1200円ってとこだな」「たった月1200円のことで、私らの老後のささやかな楽しみを奪おうっての!?」「だからぁ。それ言ったのはあなたであって僕じゃありません。別に、今までと変わるわけじゃないじゃん。収入は減っても、もう子育ても貯金もいらないでしょ」「最後はボケて老人ホーム入って なんだから、お金ないと困る。貯金は必要なの」「見境なく金出すって言ったのは君であって、僕ではない」「しつこい!それ言うなら、なんか稼ぐ算段しなさい」「はいはい。なんかなぁ、俺なんか両親に月5万とか10万取られてたのに、あいつらはそういうこともないし......」「あと10年は、どっちも使いもんにならないね」「それでも最後は彼ら彼女らに期待するしかないのかぁ」「65になると年金が出るから、まずはそれまでね。そう。こないだ会社の先輩が亡くなったんだけど62歳だったのね。定年延長やってたから年金もらってなかったし、退職金もほとんど年金に回してたんじゃないかな。だから、ほとんどお金ないんじゃないかなぁ」「君の場合も退職金は年金に回してるからね。そういうリスクがあるのかぁ」「今更何言ってんのよ。知らなかったわけないじゃん。 かといって、あなたが死んだあとのこともあるし、年金は多ければ多いほどいい」「78歳まで生きなきゃ、もと取れないんだな」「長生きしなきゃ」「かくして、日本にはますます後期高齢者が増加するのであった」「だけどなぁ」「なんなのよ」「俺あんなに稼いだのに、どこ行っちゃったのかなぁ?」「あんなに って、稼ぎ足りなかったんだよ。或いは、遣いすぎたか」「両方だな」「ちゃんと残ってるわよ。子供たちがいるでしょ。子供が二人居て、孫たちができて、私らが二人居て、家があって、お義母さまが15年、お義父さまが5年でしょ。ご両親はともかく、ちゃんと残ってる。いいんだよ」「あとは年金 かぁ」「子供たちも、そのうち役に立つようになるでしょうし」「世話になんなくても暮らしてけるかなぁ」「最後は無理ね。それをなるべく短く済ますようにしないと。お義父さまぐらいはしょうがない」「いったん寝たきりになると、10年ていうからね。高齢になれば、それが短くなる」「今からでも間に合うことはいっぱいあるわ。高齢者になってもできるだけ自立して暮らせるようにつくっていく。さぁ、一日頑張れば、孫たちに会えるよ!」
December 10, 2017
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承前日曜朝、目を覚ますと、もう8時半娘夫婦のマンション購入契約日。カミサン不在の中、風邪をひいた孫娘との留守番を言いつかった爺さん、10時には娘宅に着いておらねばなるまい一応娘に電話して、孫娘の状態、今日一日の予定など確認する「どうしようかなぁ。迷ってるんだ。委任状にして私行かないでも済むようにできないかなぁ」孫娘が高熱を発したことで娘は動転している。「今日の今日で、委任状なんて言いだしたら相手が不審に思う。まだ日を改めてのほうがマシ」書類を用意するのは売主側。娘の記名捺印するところを、婿さんに委任することは、やってできないことはないだろう。しかし既に相手方は用意した書式を持って契約の場所(なんと浜田山!)に向かう段取りであろう。さらに、今から連絡とるとして、相手側の担当者に果たして可否判断が可能だろうか。(こちら側の不動産業者は百戦錬磨であるから、その程度のことは処置できるであろうが、相手が納得せねばいけないのであって、危険は冒すべきでない。「分かった。10時に来てください」あぁ、メシを食いはぐったな。時間はどうにかなるが、食欲がない。孫娘に嫌われてはいかんので斎戒沐浴。風呂にはいってさっぱりし、洗濯をしてそれらを干す。洗濯はやっておかないと、翌日の負担になってしまう。着替えて外に出ると、思いのほか寒い。洗濯物を干したときに外気温は分かっているはずだが、日の当たる二階のベランダと、日陰の道路では体感温度が異なるのだろう。なんとか娘宅には10時ぎりぎりに着く。孫娘は「風邪ひいちゃった」と元気がない本当は、お母さんと一緒に居たいのだろうが、「ジイジイと遊んでお留守番しててね」と言い聞かされ、やむなくという感じ。「絵の具と画用紙、それからアイスクリーム屋さん。ご本があって、あとDVDはPlaystationだから、やり方わかんないよね。ご飯食べてないんだったら、一緒にフルーツグラノーラ食べてもいいよ。じゃあ行ってくるからね」11時20分までに浜田山と言われていて、一時間前に家を出た。お姉さんは爺さんと留守番で、弟は娘夫婦に同行。さぁ....孫娘まずは、僕がボールを投げてやり、それを孫娘が蹴り返すところからスタート次はアイスクリーム屋さんアイスクリーム屋さんの玩具セットがあり、それでいろいろ遊ぶ使い方を説明してくれて、もちろん、爺さんとしては遊びそのものは面白いわけではなく、孫娘と遊ぶという行為に楽しみを感じるところだが、それはそれで結構しんどい。だが、それほど長続きするわけではなく、しばらくで後片付けちゃんとできるのに感心する。何も言わないのに、細かい道具を二つの箱に収めていき、蓋が閉まらないと見るや、もう一度入れなおす。おもちゃの入れ物の扉を開けて、二つの箱を棚に載せ、扉が閉まらないと見るや、これも箱の方向を変えて、扉を閉める。そこから今度は、絵の具何かと思えば、本当に絵の具。筆で画用紙にお絵かき。惨憺たることになるのではと恐れたが、パレットに絵の具を載せて、筆に絵の具をとって、画用紙に点画で絵を書いていく。違う色には違う筆を使う。なるほど、そこらはちゃんと訓練されている。とはいえ、そのままでは意味のある絵にはならず、多少のものを書き足して多少サマをつける。そこで絵の具は終わりとなり、「手が汚れちゃった」手を洗う。これも、それほど長い時間続かない。困ったな、まだ時間はたっぷりあるのだが.......次はDVDと思ったらしく、DVDを観る自分用の椅子に腰かけ画面のほうを見るが、そこはジイジイには対応できない。そのことを言うと、悲しそうで泣きそうになるが、ぐっと我慢。絵本を一冊読んで、リンゴをむいて食べさせ、気を紛らわす。熱が出てきたのだろう。ぐったりしているので、寝かせて布団をかけると、本当に寝てしまう。冷蔵庫から、白菜、ニンジン、豚肉などを見繕い、豚スキ。家で食べてるのと一緒みたいなもんだが、違う家でも、同じ材料しかないから、同じになってしまう。自分で食べることもできたのだが、食欲がない。だが、これで連中が帰ってきてすぐに食事となる。しばらくして孫娘が起きだしてくる。帰宅は2時ころと思うのだが、まだ1時前。「もう一度アイスクリーム屋さん?それとも絵の具?」誘ってみるが、それぞれクビを横に振り、やる気を見せないボールを投げてやっても、相手をしてくれない。1時11分。「これから帰る」と娘からメール「お母ちゃんたち、あの時計がこうなったら(2時の恰好)帰ってくるからね」絵本を読んでやると、どうにか相手してくれる。はたと気がついた。「ジイジイと遊んでお留守番してね」と言いつかった彼女は、熱があってだるいのに、ジイジイと遊んでくれているのである。かわいそうに。抱っこして、別な絵本をさらに2冊読んでやる。絵をみながら、いろんなお話しをして.......2時ようやく娘が下の弟を連れて帰ってくる。喜に勇んでと思っていたが、孫娘は元気なく、それでも「お帰り」とうれしそう。お母さんに抱っこしてもらうが、それでも元気がない。買い物に寄っていた婿さんが帰ってきたところで、急に空腹を感じた僕は、食事を先に取らせてもらい、あとから用意の整った娘一家が参加。食べ終わったところで、ジイジイはさよならして急ぎ帰宅。何せ、前日夜までそういう予定ではなく、やることはそれなりにあるのだ。帰宅して、再び斎戒沐浴。そうはいえども、インフルエンザの可能性が残る孫娘と何時間も一緒に居たのである明るいうちに、と思ったが、それでも、作業は夕方までかかり、気がつけばもう8時半。カミサンから東京駅というメールが入っている。食事はするのか?と返信メールを送ると、返事より先に本人が帰ってきた。お土産の鱒寿司をつまみながら、ようやく人心地。何気に話をしていると、息子からメールがあり、週末に予定している食事会に彼女を連れてくるという。「一人追加しなきゃな」「目出度い?」「たぶん」
December 4, 2017
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福井に旅行すると聞いていた。当日の土曜日、朝ふと目覚めると5時。早いと言っていたので、出かける人を起こして自分はもう一寝入りと、カミサンに声をかけたところ、「うるさい!まだ5時じゃない」何時に起きるつもりか知らないが、さしたる支度もないのだろう。ままよ とそのままもう一寝入り。ゆすって起こされたのが、もう7時前半には出かけるから、朝飯を用意しろと言う。だから、早く起きろと言ったじゃないか文句を言う暇に、トマトを切って、鯛の酢漬けともずくでサラダ酢漬けのあまりを取りおいた鯛皮としめじで出汁をとって、お吸い物縮みほうれん草を生姜と炒めてかつぶしをかけて、あと、少し残っていた豚肉を薄く切って焼く。7時10分に朝食その間、カミサンはバタバタと荷物を整えている。「一泊二日だから、何もなくてもいいんだけど」それでも、さっさと起きていれば......さすがに亭主たるもの、男4人、女3人の高校同級生連中で行くことだけは知っているが、カミサンがどこへ行くか、どこに泊まるかも知らぬようでは、何かのときに困ることになりかねない。せめて、それだけは教えていけと言ったところ「実は私もよくわかっていない」「分かる人に聞いて、写真にでも撮って送って」8時過ぎにメールがあり、請求書の写しが送られてきた氷見である福井でも石川でもない、富山であるまったくの人任せま、いい明日日曜日は、娘一家が不動産の契約で、こちらにやってくる相手方の不動産業者は大手であるが、入j居するビルが休日体制応接室の手配など面倒と、こちらの不動産で場所を用意するため、そういうことだそうだ。まぁ、無理やりウチの業者を入れ込んだようなものだから、その程度のことはしょうがないもっとも、娘一家の家探しは手間ばかりかかって、かえって迷惑かもしれない「いいんですよ。なかなか、買主さんがどういう事情でどういうお考えか、僕らも今一つわからないところですから全部、何がどうなのか、教えていただける機会は大事にしないと」ま、いいでしょう娘一家がやってくるということは、もれなく孫もついてくるのであり、ちょうどお昼にかかる契約の間、カミサンヌキで僕が孫の面倒をみるま、いいでしょうなんとかなるさカラスミが出来上がり、前夜の飲み会で披露。粗塩に漬けて、その塩を3日かけて抜いて、そこからお天気の日は毎日干して、夕方取り入れ、表面を日本酒でぬぐって冷蔵庫にしまうことを二週間繰り返す。ただそれだけのことだけど、国産ならば市販価格で100円ー150円/gつまり、自家製の小ぶりのもので5000円前後。外で食すれば、あっと驚くお値段となってしまう。材料となるボラの卵は、タラコよりはさすがに高いけれど、完成品からすれば何分の1かで、つまりは、ビットコインと一緒で時間と手間がお値段。午前中、松原のオオゼキから下高井戸へと買い物に流していると、そのボラの卵の、見るからに上物が店頭にあり、「今年最初で最後、最高の上物。お値段は最高値の半分。正月に間に合わせるなら今日が最後」店主のお墨付き。思わず、ほかのものを買わず、持ち合わせた全額で買えるだけのものを購入。戻ると、もうお昼近く。一時に用事があり、着替えて外出。所用を終えて帰宅したのが5時前。午前中に洗って乾かしておいたガラス容器でボラの卵を塩漬けにする。娘からメールがあり、明日マンション購入の契約なのだが、孫娘が高熱を発しインフルエンザの疑い。こちらに来る予定が、孫娘の世話に、朝から来れないかとの相談。もとより予定は入れておらず、異存ないが、インフルエンザとなれば僕も安全とはいえない。やれやれカミサンの居ない隙に、飲み歩こうと思っていたのが、気勢をそがれ、外は寒そうだし、外出はやめて白菜、ニンジン、生姜など時間をかけて煮込み、豚肉と鰹節を入れて、具だくさんのラーメン。寒いときはこれ、これ!9時半過ぎに娘から電話があり、まだわからないが、インフルエンザではなさそうとのこと。明日朝、最終判断で、一応でかける腹づもりを固め、一杯飲んで寝る。
December 2, 2017
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「せっかく何の予定もない土曜日なんだけど、何しようか?」前日遅くまで昔の部下たちと飲んで、若干二日酔いそこへカミサンの厳しい追及「できればだ。この武蔵小山駅前のタワマン見に行く」武蔵小山パルム駅前地区市街地再開発である。東急目黒線武蔵小山駅周辺では、この案件(②)を真ん中に、東北側に①武蔵小山駅前通り地区市街地再開発、南西側に③小山三丁目第1地区市街地再開発と、東急目黒線に沿って3つの再開発事業が進行中である。①は再開発組合が設立され丁度建物の建設が始まるところ、②(本件)はすでに建物建設中、③は再開発準備組合が設立された段階にある。「タワマン」は、②の事業の収益源で、商店街の一部を下駄ばき住宅の低層部に組み込んだ、商業と住宅の複合プロジェクト。ざっくり言えば、従前地権者とデベロッパーの共同事業で、従前地権者が土地の権利を、デベロッパーが資金を出し合い、従前土地を高度利用することによって、新しい建物を建て、その中の住宅分譲から生み出される収益を分かち合う事業で、行政もインセンティブとして一部資金を提供する。「ショールーム行くの」「明日が第一次第一期販売の抽選日なんだ。今日はショールームじゃなくて現地。ショールームはそれからでいい」「それだけ?」「武蔵小山までせっかく行くんだから、君まだでしょ。娘の買うマンションまでお散歩がてら足延ばすかな」「なんででかける?」「車もいいけど、今日のテーマは歩きだ。車があると、自由に歩けない。多少不自由だけど、電車で行く」「何時出発?」「せっかくだから、早く出かけて寒くなる前に帰ってこよう」10時過ぎに家を出る渋谷から目黒までJRに乗り、そこから東急目黒線に乗り換え、二駅で武蔵小山「まだ工事中で、よくわからない」「工事の仮囲い状態だからね。建物はこれから建ち上がっていく」「ほんとに駅前なのね。駅に直結するのかしら」「たぶん、駅の2階部分に直結するブリッジをつくるんだろう。ほかの再開発とも2階部分のブリッジで結節していくんじゃないかい」「売れるのかしら?」「これは売れるだろう。武蔵小山は、商店街は充実してるし、目黒線は南北線と直結して都心にも横浜にも出れる便利さ。東京で住みたい街として常に上位にランクされてきた。一方で、大きな商業施設がなく、目黒もターミナル駅としては魅力に乏しい。しかも、人気のワリに物件の出物が少なかった。そこへ500戸の規模の巨大マンションが分譲される。同じ武蔵小山の商店街沿いで、歩いて7分のところに双日が分譲したマンションがあるんだが、200戸規模だが完売してる。こいつは駅前でデベロッパーが三井と旭化成、施工が鹿島でしょ。売れますよ」「値段高いんでしょうねぇ」「双日のインプレス コアは、小さめの区画で分譲して平米100万を超えてた。ここは平米150万から200万超え。しかも大きい区画で売るから、一番小さいのでも6千万超えてた。一番高いのは2億6千万だぜ」「タカっ!」「笑」「でも買う人は多いだろうな。会社の役員クラスが、子供たちが独立したところで郊外の自宅を売払って買い替える。エレベーター下りればそこに街があって、外出する気になる。都心のタワマンなんか、だいたいつまんないのばっかでしょ。この商店街はいいですよ、食べるとこもそこそこあるし、いろんな店があってお買い物も楽しい。便利だから別れて暮らしている家族もやってきやすい」「買い替える?」「いや、ウチはねぇ。ちょっと違うな」そんなことを言いながら、商店街を歩くうち、カミサンは、次々と買い物をして、僕のリュックはだんだん重くなっていく。商店街が終わったところが中原街道。「ここからどうするの?」「戸越銀座行くか、荏原中延」「どっちが近いの?」「同じくらいだな」「じゃあ、今日は荏原中延」「はいはい。なんもないよ」「いいよ」荏原中延まで歩いて池上線に乗る。「池上線て初めてかも」「10年前くらいに荏原中延とか戸越銀座は来たことあるよ。それから、最初の孫が生まれたのが荏原病院で、あのときは、洗足池から歩いたけど」「そうだっけ?」娘一家が買うマンションの最寄り駅で電車を降りて、物件をカミサンに見せる「いいんじゃない?ほんとは買う前に見るもんだけど」「まだ買ってないよ」「ローン下りたらもう買ったも同然でしょ」「あぁ、来週末契約だと思うよ」「なんもない駅ね」「かろうじてスーパーだけはある」そこいらを少し散策して、駅前の中華料理屋で小一時間ゆっくり時間をかけてひるごはん。何もないと言いながら、そこらの店で何かをみつけたカミサンは、また買い物。「これからどうするの?」「池上本門寺まで歩くか」「どれぐらい」「さぁ、2kmはないだろう。20分ぐらいじゃない」その通り、20分ほどで目指す本門寺五重塔近くまでたどり着いた「雰囲気が東京のほかの街と違うわね。鎌倉か京都みたいな」「門前町だな。小さくとも鎌倉時代以来の門前町。東京の中では浅草寺に次いで最も古い部類。時代だけでいえば鎌倉、京都それぞれの五山より古い」「塔頭みたいのもいくつかあるのね」「観光地じゃあないけど、門前町の雰囲気はあるね。2年ぐらい前かな。マンション探してるときに、池上はどうだって言ったんだけど、池上線はしょぼいから嫌だって言われちゃって.....」「いいとこなのにね」「電車が3両編成で、東急のいろんな線のお古寄せ集めたのが走ってるからねぇ。でもあいつらだって、もともと沼部で同じ3両編成の多摩川線だったくせに。でも、結局、混まないからいいんだ」「そうだよね。田園都市線なんて混んじゃって、事故ばっかで、地下で殺伐としちゃってるのに比べれば、のんびりしてていい」「今日も田園都市線故障で止まってるでしょ」「振替輸送だもんね」本門寺参道の階段は、さすがのカミサンも恐れをなして「これは登りたくないわねぇ」「だいじょぶだよ。たぶんね、記憶によれば、あっち側に大田区の施設があって、そのエレベーターで屋上展望台上がると、そこから本門寺に入れるんだ」記憶通り、大田区の池上会館という施設があり、そのエレベーターで屋上まで上がって、本来建物裏の崖上に位置する本門寺境内へ入る。崖上は墓地で、その先、墓地の中、正面に五重塔。ジョギングする人、犬を連れて散歩する人、いろいろな人がお墓の中にあり、五重塔から左に折れてしばらく行くと境内から本堂。きちんとお参りして、お賽銭(仏さまの場合はなんだろう)を浄財と書かれた「賽銭箱」に投ずる。十一月で、七五三のお参りをなさるお宅もあり、本堂に上がって、お祓い?してもらっている。「ウチは今年数えで3歳だけど、やらないんですって」上の孫は来月で3歳になる。「爺さん稼業もいよいよ年季が入ってくな」境内から、今度は北へ抜けていく「一応、西馬込目指すつもりなんだが、道はまったくわからない」「いざとなったらスマホで見てあげる」左が本門寺のグラウンドとか宿泊施設、右が大田区の池上公園大田区がこの部分は本門寺とコラボしているわけだ。そうだよな、大田区が成立したのはたぶん昭和の始め。その頃は大森区と蒲田区で、戦後まもなく合併するときに、それぞれから一文字とって大田区。だから太田ではなく大田。それよりはるか昔から本門寺は存在しているのであって、大田区というものに、本門寺も逆にコミットしているんだろう。宿泊施設もかねているであろう信徒会館には100台ほどは入る駐車場があって、その先に、なんと、人形町今半の池上本門寺店が入っている。「今度食べに来るか」「歩いて?」「そのとき次第」方向がわからず、右に折れる。その右手に池があって、土地は南とおぼしき方向に下っていくが、記憶にある西馬込の駅は、第二京浜の坂の上。「西馬込行くには、たぶん、この坂登らないといかんのだが、嫌だなぁ」「スマホ見てあげるよ」危惧した通り、西馬込の駅は貴船坂と書かれた坂を超えていった先。「蓮沼か池上だったら、平らな道で行けるんじゃないか?」「そろそろ帰りたいんでしょ。蓮沼21分、池上も同じくらいだね。西馬込なら11分。頑張って坂登ろう」「登るのはいいが、その先また坂だったら嫌だ」「四の五言わない!」貴船坂を黙々と登る。あたりはかなりの住宅地で、高そうなマンションも並んでいる。「都営地下鉄の始発駅だかんね。都心まで一本で行けるから、そこそこ高いんだ」「途中からなら、下から登るよりは楽だからな」それでも5分ほどでなんとか坂を登り終わると、今度は下り勾配「あっちは南斜面だけど、こっちは北斜面か」南側に比べると、駅には近いが家は逆に小さなものが多い。その先、また登り坂に見えるは、下り坂の錯覚か、それともやはり危惧した通りの登り坂?坂を下りきったあたりに梅田小学校があり、梅田というからには、ここが一番の低地であろう。都営地下鉄の馬込車庫をちらっと見て、少々の登り坂を上がると、幸いそこが西馬込の駅。「なんやかや言いながら、せいぜい4kmも歩いてないよ」「昼飯食いすぎたからなぁ」「紹興酒もデカンタで行っちゃったし」「五反田で乗り換える?」「乗り換えないでも行けるの?」「あぁ」「まさか、そのまま三田まで行って、都営三田線から新宿線とか?」「いくらなんでもそれはない。大門乗換で大江戸線で新宿だ。ずっと都営だから、もしかするとそっちのほうがJR挟むより少し安いかも」「いいよ。乗換多いけど渋谷まわりで帰る」電車を乗り継いで帰宅すると4時半。カミサンはさっさと相撲を見始める。そこらのものを見繕ってつまみながら夕飯がわり。疲れたので9時には寝てしまう。
November 27, 2017
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一段と寒くなった週末先週から繰り越しとなったエアコン工事存外におおごとになってしまい、翌週も工事になってしまう原因は室外機隣室のエアコン室外機と二段重ねの架台に載せているのだが、その手前にあった椿が徒長し、これを切らねばならない。それは良しなのだが、200V用の室外機は存外の大きさ。将来、隣室のエアコンに入れ替えが生じることまで考えて、二段重ねをやめて、並べて置くことにした。このとき、隣室エアコンの室外機の冷却用ガスをいったん抜いて作業する必要があるに、折からの雨。工事業者の社内規定で、降雨時のガス処理作業は不可ということで、なんと、延期。電気関係だけ工事を行うが、なにせ古い家。思った以上に、複雑なことになってしまった。新エアコンは200Vで、現在のものは100V既存の回線を利用するが、この回線に他の100V機材が接続されていないか、そこを確認せねばならない。一応、同じ部屋、隣室の照明、コンセントをくまなくチェックし、一応大丈夫そうとなったが、確信がもてない。最後の決断は、実は、今回入れ替えのエアコンは、たぶんその場所での三代目。一代目は、マルチといって、一つの室外機をこの部屋と隣室、二台の室内機で共用して使った記憶があり(当時、エアコンは高価なもので、おいそれと僕の給料で買えるようなものではなかった)、それを聞いた業者二人が、それならば、そのときエアコン専用に外部回線をとったものと考えられ、それは、近隣のコンセント、照明、動力が、この回線に接続していないこと、および、分電盤の状況、点検口からの確認からの情報と一致する。なにせ築半世紀にもなろうという建物当初の施工を行った地元近藤工務店が倒産(千歳台から入ってくる道が赤堤通りに突き当たるところに本社があった)してしまったため、電気関係については他の業者を使って2回は大規模な変更を施した経過があり、配線図は判然としない状態。せっかく、寒くなる直前にエアコン工事を終えるはずが、さらに一週間、このまま。午前中をそんなで過ごし、外出から帰ってきたカミサンと昼飯。さぁ、出かけようと言ったとたん、急にカミサンが嫌だと言いだし始める。パンフレットは集めたものの、実際の車をみなければならないと車のディーラーまわりを予定していた。それを、パンフレットを見たから、もういいと言いはじめ、要するに寒くて出かけるのが面倒になっただけなのだが、実物を見せずに買ったりすれば、こんな車、私は運転しないとか言い出すのが目に見えていて、買う買わないはともかく、買う可能性がある以上は、現物は見せねばならない。ディーラーの担当者には、そこいらを見越して、週末行く可能性はあるものの、いろいろ予定がたてこんでいて(これは本当)行けるかどうか、時間がどうなるか、わからないと一応断ってある。実際、いろいろあって、とやかく言いながら、出かけたのはようやく4時前。4つの候補車種中、ようやく2車種について、ディーラーを訪れ、現物を確認し、スペックを決めて見積もりをとった。「やばい」ハイルーフ車の話をしているとき、ふと気がついた。車を買うにあたり、配慮せねばならないのは、カミサンのオヤジと、カミサン、そして娘一家。娘一家はマンション購入の最終段階にあり、ほぼ決定した物件は専用駐車場がついている中古。駐車場には跳ね上げ式のゲートがあり、それがハイルーフに対応するかどうか。我が家関係、義父宅ともに、車高の問題ばないが、娘一家が買おうとする物件は、その点懸念がある。マンション分譲一般に、ハイルーフ車の所有者をあらかじめ排除するようなことはしないのが普通とは思うものの、確認は必要。また余計な確認事項が増えてしまった。カミサンにも納得させて、とりあえず、松原のオオゼキで、寿司など買って帰宅。もう8時近い。
November 19, 2017
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前々日に夕方飲む約束をしたのが、当日の所用が長引き、7時にまでにはつけそうもなく、メールを入れた。お相手の一人Kくんは、大手取引先の工場視察に赴き、そちらから転進。東名中井インターという返信。いったん帰宅してからというが、6時半には入るだろう。こちら、といえば、最悪7時には出たいと言ったが、結局、出れたのは7時半前環七北洗足あたりで時計をみると、なんとか8時にはという様子。ナビで渋滞情報を見てもらうと、ここからしばらく渋滞の情報はありませんとのお達し。そんなことないだろう、その宮前橋あたりから北は渋滞マークだろうが宮前橋までは、それでも、世田谷線の踏切のところで何秒か減速があっただけで、ほぼノンストップ。曲がって梅が丘通りから赤堤通りと行けばよかったものを、欲をかいてそのまま北上したのがいかんかった。案の定旧小田急のガード下先の信号で止まると、そこからは渋滞している。そうだよぉ。ここまで三車線がこの先、しばらくで二車線。なんだよぉ、画面表示と言ってることが違うじゃんとか軽口をたたくが、自分でお願いした経路。乗せてもらっている手前、文句は言えない。そこから先、東松原を抜けるは、今さらの感。ましてや井の頭通りでは踏切もある。やむなく甲州街道まで行って左折。到着は8時20分のようやく手前。礼を言って、店に急ぐが、既に、みなさん出来上がったあと。かけつけ三杯ならぬ、とりおいてくれた自分の飲み分を空けていくと、もうお開き。Kくんの叔母上(歯科医であられたと記憶)が亡くなられた。書物、新聞などお読みになれなければ生きる価値がないとおっしゃっておられた由。最後、食をおとりになると、苦悶の表情があり、そのあたりを知る人は食を強いることなく、穏やかに亡くなられたと。ご冥福を。息せき切ったような状態から飲んだので、結構な酔い心地。タクシーに乗る人があり、途中まで乗せてもらって、そこから歩く。帰宅して、カミサンと多少と話し、飲み会で言いつかった忘年会の店のあき具合を電話して聞いて、お誘い先にメール。返信一件を確認したら、もういけません。10時前ではあるが、そのまま寝床に直行。あとの記憶はない。目を覚ますと4時。風呂に入り、適宜着替えるが、6時間寝ているので、多少のことをやることにして、お茶にする。最近、面倒なことはやめて、ペットボトルに粉末緑茶。なにせ、始末がいらない。お湯を電子レンジでチンする間に、あきボトルを洗浄、漏斗にスプーンで粉末緑茶を入れて、あとは湯を注ぐだけ。温度は40度くらいだ。お湯は洗浄を兼ねているので、漏斗とスプーンはそのままかたして、あとはキャップを閉めてシャカシャカ振る。カミサンが、どこかで、鹿児島のお茶の産地の人たちには認知症が少なく、その秘密は粉末緑茶にあると聞いてきて、それ以来の習慣。夏は、ミネラルウォーターのボトルを少しあけて、そこに粉末緑茶。冬と違って、漏斗とスプーンは、洗わねばならないが、逆にお湯を温める手間がない。まぁ、それだけで認知症が予防できるとは思わぬけれど、健康的だし、金もさほどかかるわけではない。しかも、茶を熱くしないせいか、寝れないという事態にはならないのである。今日は延期になったエアコン工事。前日受け取れなかった配送ものの受け取りが午前中。そこまでやったら、午後は、カミサンと車のディーラー行脚である。電話が何本か入るが、僕には決定権がないと逃げておく。無責任な飲み仲間はポルシェだ、アストンマーチンだといいかげんなことを言うが、金銭的なことは差し置いたとしても、自動運転のないポルシェ、巨大なアストンマーチンなんか、買えるわけない。なにせ、今乗っているのは軽ですよ。軽。僕は、これに自動運転がつけば、それがベストで、車などいらんのだが.....5時をまわっている。ゴミ捨てまで寝る。
November 18, 2017
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2017年はロシア革命100周年である。今日の世界と20世紀は、この革命抜きに語ることはできないのであるが、100周年のReviwは、当のロシアを含め全般的に低調である。この革命は、大きく二つのフェーズに分けることができ、1917年3月、首都ペトログラード(現サンクトペテルブルク)で起きた労働者のデモが引き金となり、臨時政府が発足。皇帝ニコライ2世が退位し、300年続いたロマノフ王朝は崩壊した。ロシア旧暦の2月であったことから、このフェーズは「二月革命」と呼ばれている。 8カ月後、兵士や労働者が参加した評議会(ソビエト)を構成するグループの一つである革命家レーニンが率いるボリシェビキ(左派の社会主義政党)は、臨時政府が大戦からの離脱に踏み切らなかったことから高まる不満の受け皿となり、武力蜂起。 今度は臨時政府が崩壊し、 「平等な社会」を唱える社会主義の政権が世界で初めて誕生した。1917年11月のこと。ロシア旧暦の10月であったため「十月革命」と呼ばれる革命第二フェーズである。100周年Reviewが低調であるのは、現在のロシア政府が、そのソビエト体制が崩壊して成立したのであって、革命を継承する立場にないことが根底にある。日本においても、ロシア革命からのスピンアウトであろう、日本共産党も、社会民主党(旧社会党)も、今さらコミンテルン、国際共産主義運動、革命、そういったこととの関係を云々されるのも面妖。系譜の中にあると思しき学者先生たちも、そんな古傷のようなものに自ら触れることはせず、結果、あれだけ20世紀世界と、今日の日本社会のありようにも影響を与えている、あの革命から100年を、ことさらに引っ張り出して何かするということは、極めて少なくなっているのであろう。日本共産党は十月革命100年にあたる11月7日、ロシア革命100年と社会主義を考えるを新聞あかはたに掲載しているが、特段の意気込みがあるわけではなさそうだ。もはやロシアにおいても革命を直接語れる人はなく、日本でも、その洗礼を強くうけた人たちは既にない。100年という歳月は重く、このまま100周年は静かにすぎていく可能性が高い。
November 17, 2017
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カミサンが旅行の週末ゆっくりするはずが、意外にそうでもない土曜日、午前中、エアコンの工事懸念していた室外機の工事は、大きくなりすぎた椿を一本切るハメになるほか(前回エアコンを入れ替えたときから徒長してしまったということ)は、問題ではないのだが、なんと、工事業者に200V用ブレーカーの持ち合わせがなく、一週間の延期。なんちゅうこっちゃ。少々風邪気味なのが咳が出るようになり、おやおや午後は頼まれごとで、PCとプリンターをつなぐお手伝いをしたのが、なんと、バンドルされているWORDを起動したことがないことが判明。しかも、プロダクトキーコードが紛失している。これでは、どうにもならんなぁ。山田電機まで出かけるが、とにもかくにも、金と手間がかかる。うまい方法を考えねば。気を取り直して、赤堤の火竜園で早めの夕食。「7時には、もう予約でいっぱいで、それまでなら」「十分です」鯛サラダ、蟹卵、野菜炒めとオーダーし、追加で広州炒麺久しぶりだが、ここはうまい!帰宅して多少のことを済ませ、さっさと寝ようと横になったところで娘から電話。日曜の昼からマンションを見るので同行せよと言う。メールを送ったと言われるが、届いていない。しょうがないから、PCに向かい、これあたりかと思しき物件を選びだし「これか?」とグーグルの画像を送ると、「それだ」と返事前週、買いたいと言った物件をカミサンに酷評され、ほとんど喧嘩別れのようになった娘。再検討の結果、週末の新着物件が、日曜即内覧可とのこと。すでに、いつも依頼している僕の友人の不動産業者には連絡済で、手回しのいいこった。オヤジはいつも最後か。前週から検討中の物件と比較すると、価格はほぼ同じ、30万ほど安い今度のヤツのほうがだいぶんよさそうだ。もっともその分狭いし、専用庭も狭い。大林の施工で、地所、東建、野村の分譲マンションとしてはいいメンツ。最寄り駅から徒歩2分!しかも、駅とマンションの間にスーパーマーケット1階だが床暖が入ってるネックは、駐車場専用使用権つきで、費用が月25000円。車がなくても払わねばならないのが悩みという。孫の保育園からもさらに遠くなる。そうなのだジジイはあくどいここで、「突如車を買う話になった→一番乗りたい車」が、やはり役に立つ僕らは新しい車を購入し、来年車検となる現行車両をいったん娘一家に使わせる。そうすれば、彼らが買うマンションに駐車場がついているのはうってつけとなり、カミサンが嫌った現行物件を買う必然がなくなる。翌朝、メシを食って、いろいろやっていると、もう11時前。あっと、ボラの卵の塩抜きが終わった。乾燥に入らねば。忘れちゃいけない。昼飯は食べさせてくれるというので、いそいそ出かける。12時前に娘宅に着き、婿さん制作の月見うどん。なんせ孫たちにも食べさせて、それからでかける用意だから、たっぷり1時間はかかり、やっと約束の1時半前に、現地到着。既に、知人の不動産屋は到着済と見えて、車が止まっている。娘一家を送りだし、僕は、あちらの運転手さんと話しながら待つ。PTA同伴じゃあみなさんやりにくかろうあとは彼ら彼女らの問題で、親が口出すこっちゃない「社長はこちらの物件のほうが、あとで売るときにも売りやすいと言ってます」同じこと考えてる「駐車場も平置きで、戸建て感覚で使えるしね」家から直接道路に出るつくり。日曜ということもあるのだろう、前面道路は、それほどうるさくない。そこそこの広さ=たぶん6m幅で、マンション側には歩道もある。30分ほどで内覧を終えて娘宅へ戻る車中、娘たちに、あまり期待するなと言いつつ、車を買う話をすると、思った通り、私らも使うので、ワゴン車が望ましいと言った。ジジイの思うつぼ。「いい話だと思うのに、なんで嫌そうに話すの?」と不審そうな娘「当たり前だろ。君らは良くても僕には金のかかる話なんだから」一番嫌なのは、お気に入りの「軽」が娘のところに行ってしまうことであるとはいえ、ジジイの目論見通り、娘一家は新物件購入の方向に誘導され、カミサンの不満は解消だ。買い物して帰宅。洗濯物を取り入れ、ボラの卵も取り入れ、日本酒で湿したキッチンペーパーで表面を掃除。晩飯を食べ、映画Bagman(おっと公開された題名はCasino Jackなんだ、そんな題名出てないけど 主演がKevin Spaceyってのがこの時期皮肉が効いてるし、Trumpが何を言ってるのか、何を言いたいのか、アメリカ政治の実態の一部にもスポットライトが当たっている佳作 日本にも同じことはあるんだが、日本映画でこれは作れないなぁ)を見て、今日の娘一家との顛末をカミサンにメールし寝る。友人のAdamは僕のことをSpin Doctorと呼ぶ。悪口ではないだが、いい表現でもない実際の僕は、オヤジや義父、僕とカミサン自身、娘や息子、そして孫たち、4世代の調整役である不動産にしても車にしても、使える金がそれほどあるわけでもない反面、みなさん自分の希望は言いたい放題そこを誰かが調整しなければ、無駄な金を使うか、不満をかかえたまま ということになるやりたいことがさほどあるわけでもない僕まで言いたいことを言えば、もはや収拾がつかないしたがって、僕は本当は何をやりたいのか一生知らずに終わるんだろうなぁいや、自分のやりたいことなど、さしたる意味もない。段取りと調整こそ僕.........しょせんは負け惜しみさ
November 17, 2017
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僕は憲法は第9条を含めて改正したほうが良いと考えている。第9条については第二項をこのままでは、自衛隊は明らかに違憲の存在であり、憲法を変えるか自衛隊の軍事機能を廃棄するかのいずれかが必要と考える。第9条に何らかの改廃を行い、自衛隊を強化しようという人も多い。その点、僕は、その人たちとは多少意見が異なる。第一に、自衛隊の強化には金がかかる自衛隊強化の目的は、主として、増強の一途をたどる中国と、米国のアジアにおけるプレゼンス後退懸念のはざまで、日本独自に、そのギャップを埋めていくことにあるのだろう。しかし、現在および未来に向けての日本経済を考えるとき、軍事費の増加に耐える余力は当然にないし、ましてや、すでに経済規模が日本の倍に達し、さらに成長を続ける中国経済との軍拡競争に自らを投ずるなど、10年、20年前ならばともかく、ことここに至っては、もはや荒唐無稽の妄想に過ぎない。経済を考えると、中国軍事力の脅威は、21世紀前半がピークであり、そのあとは安定期に入っていくと僕は思っている。それは、少子高齢化、すなわち生産年齢人口の減少の中で、わが国がたどった軌跡を、中国がたどると推測すると考えることに基づく。同じく、その軍事力強化の根源には、膨大な人口を食わせていくプレッシャーの存在が、これまた、かつての、食えなかった我が国が満州の権益にこだわった過去とのアナロジー。同じ意味で近未来的にインドを懸念する向きもあるが、これについては、かつて商社のインド駐在だった先輩は、「日本、中国と異なり、インド経済は自給自足が可能。かつ、インドは、民主主義国、法治国家である」先輩は、中国はもちろん、日本も法治国家ではないとおっしゃる。「自民党とその反対にある諸政党は、国内でみればはげしく対立しているように感じるが、海外=世界の常識からすれば、憲法違反の軍隊を持つことを、半世紀以上にわたって放置、容認する政党しか存在しない国を法治国家とは言わない。2020年プライマリーバランス達成の国際公約を事実上反故にしたは、決して自民党政府のみの責任にあらずして、いったん法律に定めた消費増税をさしたる不況でもない景気を理由に二階も延期するは、法律に定める財政規律を数十年にわたって無視し続けることと合わせ、法治国家として許される範囲を超えている。さらに、これも国際公約の二酸化炭素排出量削減を事実上反故にする原発廃止を、何ら現実性ある代替策なしに掲げる無責任。これも法治国家ではない。国際公約を守り、かつ、原発を廃止するのならば、代替策確立まで、国民に我慢を要請することこそとるべき立場であり、それは、憲法と自衛隊の問題と実に軌を一にしている」正論 それはそれとして憲法9条を改正すれば、中国と軍縮交渉に臨める可能性があるのではないか戦力でないと自ら主張する自衛隊の状態では、米国追随はともかくも、中国の軍拡を非難することはできても、犬の遠吠えにもならない。軍縮交渉の相手たり得る軍隊を持つ可能性をもって(実際に持つ必要は必ずしもない。かのロンドン条約、ワシントン条約においても、将来保有する軍艦についての交渉であった)、はじめてかの国が軍縮に聞く耳を持つこともあり得。どっちにしろ、今の経済力じゃぁ、足元見られるのがオチかも ではあるが
November 15, 2017
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カミサンが、義父と一緒に実家の墓参り義母の墓は、義父が檀家総代を務めている親戚の寺にあるのだが、そこは義父の姉上の嫁ぎ先で、義父一族の墓は、そこからしばらく行った、一族の田畑がある、その山の端を登ったところ。そちらにも参り、合わせて、義父の親族への挨拶回りもあるから、たっぷりの一日仕事。予定していた日取りが台風の大雨で日延べとなった。朝、食事をして、ゴミ出しをして、車で義父の高齢者住宅までカミサンを送り、日中用事を済ませたあと、また、義父宅まで迎えに行く。途中、メールがあり、5時半ぐらいと聞いていて、出先で多少ゆっくりしていたところ、4時をちょっと過ぎた頃に外環道に入ったとメールがあり、にわかに慌ただしくなる。あたふたと支度を急げば富ヶ谷と追い討ちのメール。ただし、混んでいるから、やはり5時半と追記。だが、5時5分に、高速出たとメール。やばい、こちらは、あと20分はかかる。なんとかしのいで、義父宅到着は5時25分。義父宅で食事することもあるかと思っていたのだが、義父は疲労をうったえ、風呂に入ってしまったらしい。義父宅のロータリーで、カミサンが待っていて、親戚からいただいた野菜を車に積み込み、カミサンが乗ったところで不思議な香り。僕が何か言う前にカミサンが「君汗臭い」というむっとした僕は、「君こそトイレの匂いがする」と言いかえし、ふと気がつく。後部座席の床に積み込んだ野菜の根などについた泥が発する肥しの匂いなのだ墓参りには義妹のところの車を使い、そちらでは野菜は、トランクに乗せたので気にならなかったのが、ウチの車では車内に床置きしたので、匂いがそのまま室内に拡散したのである。そのまま帰宅の途。たまには外食しようと言ってきた。僕もカミサンも、それぞれには週イチ程度は外食、会食の機会はあるが、夫婦二人となると、娘宅で食べるのを除けば、最後はいつのことだったか。5月末に亡父一周忌の食事があったが、あれは、家族、親族のこと。7月に北海道旅行をやって、あれは、確かに外食といえば外食。ま、それ以来だな。夫婦二人で、自宅から出かけての外食となると最後がいつのことだったか、もはや記憶がない。「たまには」と車を置いて、そのまま駅のほうに寿司屋か向かいのネパールカレーと言っていたら、ちょうど寿司屋のオヤジが店から出てきた。その脚でカレー屋というわけにもいかんだろう。おかみさんに席の通されて座ると、オヤジが戻ってきて驚いた様子そうだろう街なかで顔を合わすことはしょっちゅうあるが、メシ食いに行くのは10年に一度と冗談を言うが、半分ほんとう。ご近所のご様子(あたりさわりのない昔話が主)など、楽しくひとときを過ごして帰宅。そこで......少々事情があり、突如、車を買おうという話になる僕の車遍歴は、決して誇るべきものではないが、この10年、どんどん小型化、ついに軽に至り、それはそれで究極の発展形。個人的には、今乗っている軽自動車が一番気に入っていて、買い替えるとしたら、その最新バージョンで、auto pilot機能つきのヤツにしようと思うのだが、娘の婿さん、カミサンのオヤジ、その他には、どうもすこぶる評判が悪いらしい。「金問わないならば、何にする」と言われても.......うーんだなぁ海外で、そこそこデカい車を運転したことはあるのだが、最後に飛行場まで借りたレンタカーのカローラが、実に運転しやすく、車はこうじゃなきゃいけないと、改めて認識して以来、日本車の「ナリは小さく社内はデカく」が一番。Bentley?Maybach?そんなもんウチの車庫に入らん第一、そこらの道、うまく走れないカミサンだって困るでしょCadillac Beast?ひとつのあこがれだけど、同じ理由で却下Teslaカミサンに「ちゃっちい」と却下されてしまったPorscheそうじゃないのもあるけれど、スポーツタイプはPorscheに限らず天井低くて乗りにくい現実的なところではベンツねぇ買うならGLSかなぁ.....でも、それじゃあベンツの意味がないJAGUAR、PORSCHE、BMW、AUDI、VOLVOもはや、そういうものに乗る年齢ではない外車は、しょせん信頼できない(自分の海外勤務経験、逆に国内で外資系を何社か遍歴した経験から、しょせん外資は外資)LEXUS、CROWN5人しか乗れない.....ALPHARD、ODYSSEYここらかなぁやっぱり、今乗ってるのが一番なんだが分かんねぇだろうなぁしかし、残念ながら、そうは言っても、これらは乗りたい車で、乗れる(買える)車は、それとは別お金だけの問題ではなく、いや、お金が一番の問題ではあるのではあるがさまざまな制約条件をクリアして、さて、実際は何になるものかでも、今の車は手放さないぞ、手放すものか、なんとしてでも........
November 9, 2017
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日曜夕方、娘からメールで月曜の夜、家まで来れないかという。何事かと思えば、婿さんの実家で親戚がやっている家庭菜園の収穫があり、夫婦だけでは食べきれないので古くならないうちにというご招待。夫婦ともども特段の用事もないので、いつもの通り、孫娘の保育園で待ち合わせ。カミサンは会社から、僕は港北に用事がありそちらから、娘はまだ保育園へ行かない下の男の子と図書館へ行ってそちらから。春菊が大量にあるので鍋。魚系と肉系だと、魚系がいいというので、大き目のチダイを一尾求め、そちらを自前でおろす。そのあいだ、カミサンは孫たちと、パズルで遊んでいる。「同じのを何回もやっていると飽きちゃう。結構高いものだし、もったいないと思ったら、ネットで売り買いするんだ」「へぇー」孫娘にみかんを与えたら、自分でむいて食べる皮をむき放しにせず、ちゃんと皿の上に一つにまとめていく(大人のように、きれいにスパッとむけないので、皮をちぎりむいていく感じ)、終わったかなと思うと、今度は、細かい白い繊維をとって、これも皿の上においていく。下の弟のほうは、みかんはまだ食べられない。カミサンが薄皮までむいて食べさせたが、すっぱいのだろう、へんな顔をして泣き出してしまう。それを娘が抱きかかえると、すぐに泣き止む。母親は偉大だ。感心して眺めていると、つい、手がお留守。降ろした鯛の頭と骨でとった出汁に具材を入れて鍋に仕立てたら、もう七時を大きくまわった時間。食べ始めたところで婿さんも帰宅してきて全員で会食。「マンション申し込んだんだ」「どうなのかな?」「うーん。立地はねぇ.......何もかも満足となると、あと1千万は高くなっちゃう。でもね、駅まで3分、庭もついてるし、保育園もすぐそば。多摩川の河川敷まで出れば車もいないで遊べるし、子供たちが小さい頃は、いいんじゃないかな」婿さんもそれでいいと言うカミサンは来客用駐車場がないことなど難癖をつけるが、彼ら彼女らが決めればいいこと望めばキリがない「駐車場は、たぶん空きがあるから、借りようと思って。週末は戻すから、車シェアするんでどう?」おいおい「自動運転のいいのが出たら買い替えようかって言ってるんだ」「それはいいね」「まだ、もう少しだけど、それ言ってるといつまでも今のままだ」「アメリカでって言ってるけど、老人がアクセルとブレーキ踏み間違える事故がいっぱいの日本こそ自動運転さっさと導入すべきだね」「そんなに多いの?」「すごく多いみたい。私ら自転車で保育園送り迎えしてるじゃない?友達の話聞いても、車で怖い思いするときのドライバーはみんな老人。老人の運転は子育ての敵!」「........」「あなた方はまだ若いからいいの。スーパーでまっすぐ歩けてないお爺さん、お婆さんたちが、目もよく見えてないのに。車いすがわりにそこらじゅう走ってるんだよ」片づけは連中に任せて8時には退散「外食はできないけど、孫たちとも一緒できるし、外食みたいなもんだ」大満足のカミサン道路もすいていて、途中ガソリンを入れるも、8時半過ぎには帰宅。
November 7, 2017
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僕もカミサンも、スマホ、PCのポータルサイトのニュースで、試合結果を知ってしまった。それでも、今年のワールドシリーズ第5戦は、録画を見ようと13-12先発はドジャーズがKershaw、アストロズがKeuchelサイヤング賞受賞の名投手同士の先発で、よもやのスコアだが.....夕方7時から見始めたのが、10時になってもまだ7回手前しかも録画が途中で切り替わっていて、5時間超過であることはあらかじめわかっているやむなく、二日に分けることにして、11時前に就寝二日目は8時から10時まで「この試合、日曜の夜だったんだよね」「現地時間で試合終了は12時を過ぎていて、月曜はロスもヒューストンも大変だったろう」「東部はもっとだよ」「選手もたいへん。12時過ぎまで試合して、それから宿舎かホテルか自宅だかへ帰って寝て、起きたらLAへ移動。それで翌日試合」「移動時間は?」「乗ってるだけで3時間45分」第5戦終了の段階で22ホームランは既に7戦での最多ホームランを超えるワールドシリーズ記録。球史に残るであろうシリーズの決着はどうなる?第6戦、そして第6戦にドジャースが勝利すれば第7戦とLA試合は日本時間では朝9時からなので録画して夜見る。
November 1, 2017
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西日本の取引先との会話の中で、まだ晩稲の刈り取りが終わっていないと聞いた。「早生は順調だったんですが、晩稲は刈り取り時期の10月が雨続きで、もう11月だというのに。兼業農家が多くを占める今の農業で、二週連続の台風は厳しいですわ。私のところだけじゃなく、営農組合全体としてそうなんです」収量そのものは平年並みなんだろうか晩稲の刈り取りが10月とは、西日本だからではあろうけれども、心配なことではある。
November 1, 2017
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ワールドシリーズ第三戦で、LAドジャーズYu Darvish投手に対する人種差別表現の可能性を指摘されたヒューストンアストロズのYuli Gurriel内野手。ワールドシリーズ第4戦にはそのまま出場となった。この事件に対するMLBコミッショナーRob Manfredは、素早く、かつ断固たる処置を発表。Gurielに課されるのは、来期開幕5試合への対価なき出場停止と今季残存期間内での報酬の寄付、そして、四^ズン終了後の感受性訓練(sensitivity training)への参加である。これらpenaltyが課されることについて、Gurrielは法的に争う権利を有するが、彼はその権利を行使することはない。Fairnessをもって最高の美徳とする米国社会。そこでの称賛試合には敗れたが、逆にこのことについて男を上げたのがDarvish「この困難な状況の中で彼の考え方は模範となるほど素晴らしかった。中でも特筆すべき点は、このネガティブな出来事を人々が学び、深く理解するための機会にしたい He has handled this entire difficult situation in an examplary way. Especially not worthy, he's expressed his view that we all should use this negative incident as an opportunity for learning and deeper understanding」という彼のコメントに対するコミッショナーの賛辞は、日米両国内のみならずBBCもBreaking Newsの中で取り上げ、世界を駆け巡った。奇しくもGurriel、Darvish両名とも、ある意味特殊な野球能力に恵まれて、或いは、恵まれた部分はあれど、移民ないし移民ということにも関連する異文化にもまれながら人間を形成してきた。たとえ、それが、どこまで球団広報などとの打ち合わせに基づく発言であろうとも、そこにはDarvishが自らの言葉として日本語で語った重みがあり、それは、僕ら日本人にとって数少ない、良き品質保証の機会でもある。ワールドシリーズ第4戦へのGurriel先発出場は、舞台裏の素早く見事な事態収拾の成果でもある。事態収拾については、Gurriel Darvish両者のみならず、コミッショナー、MLB組織、ドジャーズ、アストロズ両球団、両オーナー全員が合意して、この処置が決定された。危機管理はこうでなくっちゃいけない。事件がどのように影響したか1勝2敗の劣勢、かつあと2試合をAwayで戦わねばならぬドジャーズは、0-0から0-1、そして1-1と、苦しい試合の最後9回に5点をとって優位に立ち、最後アストロズの反撃を1点に抑えて通算成績を2勝2敗のタイに持ち込んだ。今日の第5戦、先発は第1戦と同じく、ドジャーズKershaw、アストロズKeuchel両エース投げ合いの天王山。録画して夜カミサンと見る。台風22号転じて温帯低気圧名前に反し、気圧配置は強い冬型へ、そして木枯らし?
October 30, 2017
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今週末も、また雨。土曜朝イチで義父が「日曜に予定の墓参りは延期したい」と電話してきて、日曜の予定がなくなり、カミサンと二人、「この週末は閑居だな」どんな不善を為すか。雨が降らないうちに済まそうと、下高井戸まで買い物に出る。カミサンと手分けして、僕は駅の北口までまわり、三勇(鮮魚)と長谷川商店(こっちも鮮魚だな)へ。三勇は朝市をやっていて(8時からやっていたらしい)、秋刀魚が一尾50円!、ちょっと小ぶりだが真鯛が一尾300円。秋刀魚を二尾、鯛を一尾購入。鯛はうろごと腹を落としてくれた。奥さまが秋刀魚の調理を頼んだら、50円なんでそれは勘弁と。こちらはさらに筋子を買う。長谷川でもずくとカキを購入して帰宅。帰ると、植木屋がちょうど道路沿いのつつじを剪定していて、多少話す。「どう?大きいのを切ったらすっきりしただろう?」「そうね。床屋と一緒だ」多少手間賃を話しする。去年より、大きな木を切った分、廃棄の量は多いが、逆にそれらを剪定する手間がないので、去年と同一価格で手打ち。雨がぱらつきはじめる。「どうするの?」「合羽もってきてるから、今日中にやっちゃいますよ」「風がないからいいやね」「そうね」すでに帰宅済のカミサンはMLBの中継を見ている。「ダルビッシュはKOされちゃって前田が投げてる」今年のワールドシリーズは、戦力的にはLAD(ドジャーズ)に一日の長があるが、前にも多少書いた通り、Hurricane Harveyの災害復興Huston Strong団結の象徴アストロズのガッツはそれを上回る勢い。木曜日LAでの第二戦。僕らは録画で夜見たが、延長11回4時間を超える、球史に残る熱闘(少なくとも両軍合わせて8ホームランはワールドシリーズレコード)。デトロイトから8月末移籍してきた助っ人バーランダーをLADがついにとらえ、3-1と逆転したのを、HOUは8回、9回と、8回ノーアウトからの予定外のロング登板となったLADのクローザーJansenをとらえ、1点ずつもぎ取って追いつく。そのまま延長となり、10回HOUが3番Altuve、4番Correaの連続ホームランでリードすれば、その裏LADはすかさずPuigのホームランなどで追いつき、HOUのクローザーGilesを引きずり下ろす。さらに11回、HOUが再び2点をリードし、その裏、LADも1点とって食い下がるが、最後ついに届かず力尽き、7-6でHOU勝利。その勢いを地元ヒューストンに持ち帰った第三戦の先発は、誰しも怖気づいてしまうところ。そこjへのダルビッシュ。彼もLADにとっては助っ人で、言ってみれば、敵地LAで第二線先発したバーランダーと同じ立場。そのダルビッシュが既に撃破されスコアは1-4。ポップコーンをつくり、抱えながら観戦。ヒューストンでのLADは、LAでのHOUほどの勢いはなく、結局3-5でHOUが勝利し、通算成績を2勝1敗とリードする。日曜の第3戦、月曜の第4線と、HOU地元での戦いが続くLADはしんどい。逆にHOUとしてはLAにはもはや行きたくないところ。試合後、ダルビッシュから先制ホームランを打ったグリエルが、そのあとダグアウト内で、両目の端を指でつりあげるアジア人差別表現があり、来期開幕から5試合か、出場停止の処分。あの程度を差別というのはいかがか。キューバ出身で日本でもプレーした(退団の経緯は必ずしもハッピーではないものの)経験のある彼としては軽率な行為かもしれないが、海外とやりあった経験からすれば、あの程度をどうのこうのかまっていては、やってられない。ただし、MLBの選手という立場は、それほど厳しいということなのだろう。それはそれとして大満足のカミサンに、僕は筋子をいくらの醤油漬けに仕立て、さらに秋刀魚と鯛を下ろして大サービスのひるごはん。「日本酒つけようか?」「運転できなくなるぜ」「いいよ。車とりにいくの面倒だし」植木屋のために車はどかしてあるんだ。昼からではあるけれど、やっぱりこれは日本酒だな。そういいながら、日本酒は2合もなく、度を過ごさぬところまでで、ひるごはん終了。書架からいくつか本を選ぶ林望「薩摩スチューデント 西へ」East Meets Westの瞬間。題材もこなしも安心して読めるけど、今さら僕が読んでもなぁ清宮こころ「愛人という仕事」書いてあるのは彼女らのことではなく、彼女らの目に映ったかつての僕ら手にとって見たは、自分を顧みるのに恥ずかしさを感じなくなったものか、それともまだ自覚せぬものか通りいっぺんの他人ごとと読める薩摩スチューデントに比べると、こちらのほうが深くて怖い二村高史編「鉄道黄金時代1970's」写真中心の軽め これでいいかな(実際には、装丁はともかく、セレクトされた写真とそれに添えられる文章そしてそれらの編集は、なまじの評論、小説などよりはるかに深く、時間も金もかかっている贅沢な本なのだが、本を読む人一般には、そこまでの理解と思い入れで読む向きは少ないだろう)。でも1970年代が鉄道黄金時代。若い世代の感覚なのかと思ったら、あぁ、この人は僕は存じ上げないが著者経歴をみるにカミサンの同級生。大枠で言えば同世代。既に都電のかなりが廃線となり、国鉄が最終段階の時代だが、客観的にはそうなのかも。カミサンは「悪の遺伝子」というのを読んでいる彼女の読書に僕は立ち入らない読書の自由メールと多少の頼まれものを書くと、もう晩飯の時間。カキを焼き、その出汁で、菜の花とシメジのオリーブオイル炒めさらに銀杏を焼く昼の刺身にした鯛の皮で出汁をとって8割蕎麦。芋焼酎をペプシで割って飲むが、これも残りもの同士でカミサンと一杯ずつ飲むとおしまい録画してある映画を見るうちに眠くなり、たぶん9時過ぎ 就寝
October 29, 2017
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お天気は相変わらずの不順。週の後半お天気が回復するも、週明けにはまた台風がやってくる。お天気の合間をくぐって植木屋がやってくる。「大きくなりすぎたのを何本か入れ替えしたい」と言ったところ「要らないのを切るよ。新しいのを植えるのは来年」と言われた。「せっかくだから実のなるのを入れたい。ゆずと、あと何があるかな?」「柿とかみかんだな。柿はあったんじゃないかい?」「あったけど、なくなっちゃったな。二回も引っ越ししちゃったからな」「そうかい」「みかんなんかできるんかい?」「ああ。こんだけ陽が入れば大丈夫だ」隣地は西南が低くなっているので、庭のそちら側はかなり高い建物があっても陽が入る。逆にそのせいで、今ある木が徒長してしまっていて、植木屋からすれば、言われないことまではやらないものの、長年にわたり、それらの木を無用と思ってきたのだろう。木を切るを決断したは(結局長年放置して、言ってみれば余計な植木の剪定代を払ってきたともいえるのだが、たいした決断でないようでも、長年慣れ親しんだ樹木を伐採する、それはそれで気が咎める)、友人宅で、大きくなりすぎたきらいのある庭木を思い切って伐採したと聞いたところから。夏の陽射しを遮る木でも、秋の落ち葉は悩みの種。まして我が家の落ち葉は、我が家だけでなく、隣家の方々のご迷惑にもなってきたであろう。(落ち葉となる前には植木屋が手入れしてくれてきたのだが、それでも落ち葉はある)以前、落ち葉など、隣近所にも樹木があって、お互いさまであったのが、昨今、僕らのあたりでも、そこそこ庭木のあるお宅は少なくなってきていて、ところによっては気まずいことにもなっているらしい。しょうがないなぁ。だがねぇ。ここで植木を切るのはともかく、新たに、ゆず、柿、みかんと入れるは、値段はともかく、僕が生きてる間に実がなるものか未来に向けて、どう住むかそれと、どう関連づけて考えるべき?そんなこと言っていては、おいそれ何もできない。それはそれで、よくないし.....まぁ、考えながら、相談しながらやるんだな。
October 28, 2017
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遅ればせながらではある。今回の選挙戦で見えたことがある。危機管理という意味で優れた政治家の第一は枝野さん。「小池さんが緑のたぬきなら、赤いきつねは枝野さん」と喝破したは、友人のKKさんだが、政治的ポジショニングはともかく、枝野さんは、すでにあの東日本大震災の際、そもそもがスキャンダルでダウン寸前、まったくの無能をさらけ出した総理大臣をかかえながら、事態の収拾に獅子奮迅の働きを見せた実績もあり、今回の民進党崩壊の中から立憲民主党を立ち上げ、男を上げた。危機の中では、政策とか思想とか、そんなこと言ってる場合じゃない。平時はともかく、いったん事あらば、現代の政治家では「危機の枝野」である。危機収拾ということならば、それが自民党ということなのか、いや、僕は二階さんだと思うのだが、今回の選挙を仕掛け、民進党を崩壊させ、小池ブームを終焉させた老獪さ。これも一つ立派な危機管理だ。それを任せてプロデュースし、おみこしに載った安倍さんも、それはそれなんだろう。あまり自分が表に立たないほうがいいんだろうが、でもそれだと、さらにイメージ悪い多少軽い、あの程度でバランスがとれてる?一方で、危機に無能だったのは希望の党の小池さん、もっとも彼女の場合、準備不足のところに余計な民進党におしかけられて、ワリを食った部分があり、多少気の毒ではあるな。明らかに無能を発揮したのは、前原さん。この人は、以前に民主党の代表だったときにもコケた前例があり、やはり、民進党、代表として選ぶべきは、枝野さんだった?番外で、志位・小池の共産党コンビ。野党共闘は、共産党幹部にとって党勢衰退の批判をあらかじめ封じる効果はあるのだろうが、事実上、安倍政権交替をかかげながら、のしをつけて自民党勝利を進呈した選挙結果は本来他党ならば引責辞任に値する。しかし、党首インタビューでの志位さんが、寂しげに、自党は力及ばずながら立憲民主党の躍進を喜ぶとコメントするを見て、「これはもはや、滅びゆく者の美学。しょせん日本共産党は日本」と納得。あとは浪花節。もはや責めることはするまい。もう一つ気づいたこと日本の民主主義は危機的状況安倍政権が続くからではない勝利したのが、自民党と立憲民主党で負けたのが、希望の党、大阪維新、共産党明快なのは金の無い政党は勝てない同じ民進党から分かれて、候補者を絞った立憲民主は躍進、希望の党は惨敗伸びきった戦線を支える兵站が希望の党にはなく、その自覚もなく候補者乱立に任せた。しょせん準備不足。だが、ここで思うのは、やはり政党助成金はよくない共産党関係者から、政党助成金をもらわなかったのは正しいが、明らかに党衰退をもたらしたと聞く膨大な金をかけて選挙して、政党助成金までやってこの体たらくの国会しか持てない地方議会ももちろん右へ倣い選挙する人が減り続けるの、わかるよなぁ変化は辺境から新規参入を阻む政党助成金は、即刻廃止すべきなんだが、それを言う共産党と維新が、これでは んなぁ......
October 23, 2017
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承前台風接近の中、やることもなく午前中は、MLBアメリカンリーグの優勝決定シリーズ(ALCS)最終戦でNYヤンキースVSヒューストンアストロズ。地元ヒューストンでの第7戦は、ハリケーンハーヴィの災害復興に向けての団結を見せるところ。ヒューストンストロング!を叫ぶ地元アストロズは前日の第6戦でヤンキースを7-1と圧倒。8月末にデトロイトから電撃移籍でやってきた助っ人バーランダーの好投。勝ち方、地元、ヒューストンストロングと、アストロズ連勝の可能性が高い中、ヤンキース先発CCサバシアの淡々とした投球にもどこか寂しさが漂う。その予感通り、アストロズはサバシアに襲い掛かり、引きずり下ろし、さらに攻守好走を繰り出し、結果4-0で最終戦を制し、ワールドシリーズでドジャースに挑む。MLBは野球だけでなく総合力でビジネスをつくりあげていく。その点、まだまだ親会社の宣伝広告的で、中途半端さが漂う日本のプロ野球は、野球そのものはともかく、総合力ではMLBの足元にも及ばない。歯ぎしり。午後、それでも選挙に行かなくては。重い腰を上げ車を出す。投票所の中学校の入口脇に駐車し、投票を済ます。不在者投票に多くがまわったことで、お見えの方はまばら。待つこともなく投票を済ます。そこから図書館にまわり、さらに、買い物。カミサンと二人のうちは、これでできるからいいけれど、どっちかがいなくなったり、病気だと困るなあ。いったん家に戻って荷物を整理したあと、義父の住む高齢者住宅へ。掃除と整理を済ませて夕食。同じ世田谷でも、あちらは5区。僕らは6区なので、あちらの立候補者は存じ上げない。でも、越智さん(自民党の候補者)のお住まいはたぶん野沢では?それなら5区だよななどと。小選挙区制度は、必ずしも個人のキャラクターではなく、政党でという部分がある。6区は、落合さん、越智さんの順番で、僕一押しの植松さんは圏外それはそれでしょうがない。高齢者住宅(自立可能が入居の条件)では、施設の車で投票所まで送ってもらえるのだが、新しい人はなじみがなく、あまり投票にはおいでにならないそうだ。かなりの雨だが、こういうときの車は便利。帰宅。夜20時世田谷区も一部地域(中町1丁目、大蔵3-5丁目、尾山台2丁目、岡本2丁目、成城4丁目、等々力1-2丁目、野毛1-2丁目)に避難準備を呼びかける。こんな場所に避難の可能性が?と思うところも。必ずしもこれらご町内の全域ということではなく、野川、仙川、等々力渓谷、二ケ領用水といった河川、水路沿いの傾斜地などの方々が対象と思うものの。この雨の夜、実際に避難となったら、たいへん、お気の毒。小中学校などの多くは避難場所に指定され、それぞれには受け入れ準備ということもあるだろうから、選挙の開票作業ということもあり、区職員の方々の多くが徹夜に近い作業、ないし、少なくとも待機なりのご苦労と拝察。開票速報のさわりをみて、まぁそんなもんだろう。:::::::::::::::「やっぱり奈良、考えてみることにする」「なんでさぁ。今さら別のとこなんか住まないよ。それに奈良なんか、夏は暑くて冬は寒いに決まってるし」「春と秋はいいところかも、古の奈良の都は咲く花の、っていうし、なんたって昔の都だぞ」「何も買わなくたって」「別に決めたわけじゃない。まずは見に行こう。実現は2-3年後でいいんだし」「孫たちには田舎が必要なんじゃないか?」「分かるけど、今のままではダメなの?」「ここは実家であって田舎ではない」「関西だよ。まわり関西弁だよ」「さすがに昔みたいに関西弁毛嫌いすることはない」「ここはどうするの?」「これから考える。時間はある」「なんで関西なの?」「関東、東京じゃないところにも視野を広げてみたいのと、大きな声ではいえないけど、地震、富士山噴火とかのリスク分散」「地震はともかく、富士山噴火なんか当分ないよ」「わかるもんか。広域災害に脆弱な関東圏に集中して居住するリスクは、高齢者となる僕らが自ら率先して軽減する努力を負担すべき」「何を言ってるのやら」「知ってる人誰もいないよ」「その問題は確かにある。子供たちも、関西に転勤してくることはないような感じの会社だもんな」「なんでかしらね」「娘以外は営業系じゃないから。でも、そう言われてみると、東京一極集中はすでにリスクだなぁ」「企業だってバカじゃあないから、それなりにリスク分散はしてるでしょうに」「そうなんだろうけど、人の採用とか、学校とか、いろんなことがあって、どうしても、だんだんだんだん首都圏に集中していってる?工場は人手が要らなくなりつつあるから地方分散できるけど、研究機能はどうしても首都圏集中になりやすいんじゃない?」「私ら、東京から見てるからね。関西の視点からみると別なものが見えてくるかも」「やっぱり行ってみないと」「京都、奈良以外の候補は?」「あんまり、京都大阪からは離れたくない」「その心は?」「一番は医療だなぁ。やっぱり、京都大阪から離れるほど医療機関の密度は薄くなるし、介護という点をとらえても、しんどいような気がする」「それで?」「よく勉強します。災害とかそういうのもわかんないしね。高齢者となる僕らも積極的に、家族の総合力に貢献するんだ。戦争負けたのは、工業力で負けたんじゃない。総合力に負けたんだ。べストをつくせ!MLBに倣え」「何を言ってるんだか」
October 23, 2017
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「老後をどこで過ごそうか」カミサンと何回か話したことがある。候補は、東京、京都、沖縄........あと、奈良があるかなぁ?京都はイメージ先行で、ほんとは奈良のほうが穏やか。でも、寒いのは嫌だから、ベストは沖縄なんだけど年に何回か台風で閉じ込められるのが嫌だ。特に最近の台風は大型化してるし。結構起伏が激しい。交通も発達してないから車乗れなくなったら辛い。ハワイ?いいけど、あそこも起伏が激しい気候はいいね台風めったに来ないし地震もないただ、言葉がね最後の一線でストレスになっちゃうそれと食べ物結局は東京なんだよなぁ当分、子供たちがここらだし慣れた土地が一番でも、戦争はともかく、地震とか富士山の噴火、大都市は脆弱だよ非常事態を考えたら、リスクはどこに住んでもある大都市の中で。東京は一番脆弱かも私らがどっか違うところに住んでれば、非常事態に子供たちも避難して来れるじゃない今、京都がブームじゃない?君のところにも、セカンドハウスを京都に なんてDMいっぱい来てるいちいち見てないよでも、あそこは結構たいへん奈良のほうがいいどうせ、結局はどこにも行けないんだろうけど、旅行もかねて一回見に行こうか志賀直哉も奈良にすんでたし志賀直哉はいろんなとこ住んでるからね確か、男の子育てるのに奈良は向かないって引っ越したんだでも、もう一度住みたいと思ったらしいね最後は熱海だっけ最後は渋谷の常盤松でもたぶん、奈良に万が一住むようなことがあってもそれはマンションとか戸建てじゃない老人ホームだと思うよ東京より絶対安い
October 21, 2017
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娘が外出先で、ベビーカーをたたもうとしてかがんだ拍子に、背負った孫(男の子)の足が用具から抜け、孫はそのまま地面に後頭部から落ちてしまった。慌てて娘は孫をすくいあげるが、孫の顔からはどんどん血の気が引いて真っ白になっていく。やむをえず、救急車を呼び、そのまま待つが、孫は幸い呼吸と脈はあるが意識がなく白いまま。母子が救急搬送されて病院に運ばれ、医師の診断をうける。そのうち、幸い孫の意識は戻り、医師の診断は、そのまま様子を見て、おかしなことがあれば連絡せよとのことで帰宅。カミサンとのやりとりを書いている。「幼児はレントゲン撮っちゃいけないんだって。だからどういう損傷があったかとかはわからないんだけど、やれることは、経過観察しかない。私は不注意なんだなぁ、このまま子育てしてていいんだろうかって考えちゃう」「これを機会に、もう少し慎重にするんだね。でもね、子供、特に男の子はね、ある程度育てたら、あとは放っとかないとね。かわいがり過ぎちゃうと、よくないらしい。どうしても、ちゃんと育てた成果みたいに考えるお母さんたちが多くて、それはそれで大事なところもあるんだけど、程度問題」「はやく、私みたいないいかげんな母親じゃなくて、保育園にあずかってもらったほうがいいぐらい思っちゃう」「まぁ、まだ、一緒のほうがいいよ」「来年4月に保育園入ることができたら職場復帰だから、それはそれで寂しい、かわいそうなんだけど」「上の子だってそう言ってたじゃない」「あの子はもう1歳半だったけど、今度は1歳1か月」「私もそうだったし、みんなやってることだから、あんまり心配しないで」いろいろある。
October 20, 2017
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水曜日、秋雨の中、つかの間の晴れ週末には台風までやってくるらしい夕方、地元の出張所長(ほんとはなんとかセンターというらしいが、長いしバカバカしいので出張所長で間に合わす)の話を小耳にはさんだら、日曜日が台風となる可能性があるため不在者投票が広く勧奨されていて、不在者投票所に指定されたそのなんとかセンターにも連日、有権者の人たちが大勢お見えになっているという。ふだんの不在者投票では、若い方が比較的多いようなのが、今回は高齢者が目立つらしい。僕からすると、そもそも、そういうなんとかセンターあたりは高齢者の多い場所で、そこの所長が今さら、高齢者が多いと言うのはどうしたことかとと思ったのだが、今回の不在者投票で目立つのは、車椅子、付き添いの方とご一緒といった方々で、ふだんお見えになる年齢層のさらに上。所長さん、改めて高齢化が進んでいると実感されたという。不在者投票に限らず、投票所にで投票するときも、僕らは、比較的早い時間に行くことが多く、さほど高齢者の方が多いとも思わぬが、区役所のセンター長で、高齢化の実態を熟知されているであろう人があらためて、高齢化を実感するほどまで来ているものか。台風が予想される投票日は、いろいろふだんとは違う光景を演出している。おっと、そういう自分、雨が嫌で不在者投票はやらないでいるのだが......困った。土曜日の不在者投票か、日曜にするか、どっちかだなどうせ両方とも雨だろう台風の様子と相談だな
October 19, 2017
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寒くなると齢とったなぁと実感あと何年、寒くなったなぁと思えるか来年すら分かりかねる長らへば またこのごろや しのばれむ 憂しと見し世ぞ 今は恋しき朝臣藤原清輔享年も はや指呼のうち人生わずか50年、はるかに超えて生き恥曝すもあと幾年寂しくもあり、煩わしとも惟ふあひみての のちの心にくらぶれば 昔はものを思はざりけりとはあれど見たくもなし、聞きたくもなし、知りたくもなし
October 16, 2017
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新参者への左右双方および全マスコミ挙げてのネガティブキャンペーンで希望の党は失速気味最後は、当初の目論見通りの自公勝利なのか?それはそれだが、僕は僕で、そろそろ安倍さんは替った方がいいと思い始めた。Buy My Abenomics安倍さんがそう言ったのは、東京オリンピック招致のためのスピーチ。あの頃は、多少恥ずかしそうなところがあった。最初は自分では言わなかったものを、人が言うから自分も言い始めたやに記憶。でもねぇ、経済政策に自分の名前がつくのは、よろしくないなぁ。ダメだと思っても、やめようと本人もまわりも言いにくいじゃないか。確かに企業業績はいいし、地価も上昇している。都心商業地の賃料も過去最高水準。しかし、あくまでもそれは一部であって、景気がいいという人はそれほど多くない。都心商業地の不動産相場を支えるは、ほぼ全員が外資で、実際の動きはほとんどないにもかかわらず、少ない出物を競って高値買い(借り)するせいで、指標としての価格が上がる。娘も息子も、そこそこの企業に勤めているが、彼らの報酬を聞くに、ボーナスはともかく、給料は確かにあがっていない。もっとも、産休中の娘には、お国の手厚い制度が、不足を補ってくれるのだが、「こんなことやっちゃ、お金いくらあっても足りない」と逆に心配されている。証券関係に勤める息子に至っては「午前中に株価が下がれば、午後には関係筋らしき買いが入る。国家的粉飾決算」とまで。株価好調の中、「なんでも反対」の野党はともかく、名のあるエコノミストで、表立って「これはおかしい」と言う人が誰もいない。忖度は、森友、加計の話ではない。「日本には、独立系のシンクタンクがない」と米国人の友人は言う。「政府の言論統制を批判する朝日新聞、共産党の内部に言論の自由がないのはどうしてだ?エコノミストを自称する連中もほとんど全部、企業、組織のひも付き。表立って政府に逆らうことはしない。日本に言論の自由がないのは、政府の言論統制ではなく、言論の自由を許さない組織の問題」分かるなぁ。マスコミは、それは自分のことであるから、書くこと、報道することがない。今、盛んに報道されている神戸製鋼にしても、社内に言論の自由があれば、あれほどの事態には至らなかったかも。::::::::::::::::僕は、安倍さんにさしたる失政があったとは思わない。彼をウルトラ右翼とも思わぬし、対米追随、アメリカのポチは、彼に始まったこっちゃない。「現代日本の地政学」的に言えば、どのような政権であれ、現代日本の外交政策にさしたる自由度はなく、特にトランプ政権の登場により米国の政策に大きく変化がある今は、さらに、である。しかし、経済政策は別。あれはあれで、誰がやってもあんなもんだとは思うものの、長く続けば弊害も大きい。黒田日銀総裁再選とのうわさもある中、このまま今の経済政策を続けるのは、どうなんだろう。やってみる勇気には敬意を表するが、論理的でないのはわかった上で、僕は怖い。こんなチキンレース、いつまで続けるんだろう。景気回復が財政再建に優先するというけど、国民の3人に1人が高齢者になろうって時に、誰のための景気回復なんだろう?これから高齢者になっていく僕としては、もしそれが高齢者のためというならば、ほどほどにと申し上げる。
October 15, 2017
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民進党が分裂して立憲民主党という政党ができた。これまで、奥歯にモノが挟まったような民主党、民進党にたまらない歯がゆさを感じてきた僕としては、いろんな意味ですっきりしたとは思うんだが.....衆議院議員選挙東京6区では、立憲民主党の候補者に対し、共産党は選挙協力と称し、一方的に自党の候補者を降ろした。従前、民進党時代の共産党からの選挙協力に、僕は一貫して批判的だったが、今度の立憲民主党への選挙協力については、結果として敵に塩を贈る(改憲勢力にむざむざ議席を渡す)恐れはないので、その限りではない。だが、東京6区で候補者を降ろした対価をどこかで得ているのだろうか?にわか造りの新党候補者に、自党候補者を降ろすとは(もっとも昨年の都知事選における宇都宮さんから鳥越への乗り換えとは違い、すでに民進党の時点で選挙協力するつもりであり、準備ができていなかったことはあるのだろうが)情けない気がしてならない。反改憲勢力をいずれは一本化する構想があってのことならば、それはそれではあるけれど、それでも、やがては、共産党があって、社民党があって、立憲民主党があって、というのはわかりにくいということになるだろうこのままいけば、今回の選挙を経て、憲法改正が発議される可能性は高い。その段階で、僕は、総理大臣は安倍さんじゃあなくなっている可能性がかなりあると思うのだ。今さらでしょうがないんだろうが、「反安倍」でずっとやってきて、安倍さんがいなくなったときには、「反改憲」になるんだろうけど、なんか肩すかしを食らって盛り上がらないようなそして憲法改正(特に9条部分)となったあと共産党があって、社民党があって、立憲民主党があって......肩すかしのあと、はしごが外れてしまうどうなっちゃうのそんなに遠い未来のことではない?保守側は、それでも、過渡期かもしれないが、自民党という守旧保守と、希望の党なる改革保守+三大都市圏を地盤とする地域政党という図式それは、中央集権vs地方分権という課題に対応したロジカルな対立構造に収れんしていく将来像が描けるそれに対し、共産党があって、社民党があって、立憲民主党があって......コップの中の嵐みたいなイデオロギー対立の時代ではないよなぁやがて2世紀目を迎える共産党には、次のグランドデザインが必要と思う。選挙協力で自党の候補者を降ろすのはかまわないんだが、長期展望がないと、その場しのぎ。健全な批判勢力たる共産党の存在には、単なる改憲阻止を超える大事な意味があると僕は思っている。じり貧はよくないんだよなぁ......
October 6, 2017
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例年、この時期、そのことについて書くことが多いが、衆議院議員選挙の話題がすごいせいで、例年に比べると、今年は村上春樹さんのノーベル文学賞受賞期待は、それほどではなかった。→Bob Dylan Who?「ときに、マルセルプルーストのように、或いは、フランツカフカを思わせる」今年のノーベル文学賞はKazuo Ishiguroに毎年書いている意味で言えば、今年のノーベル文学賞は、例年に比べ、極めて順当。受賞するに値する作品を書いてきた文学者が受賞したと思う。たまたまその人が日系村上さんが受賞を逃したといえでも、日本にとっては、それなりに嬉しさはある。「でもねえ、彼の作品は長いし難しい」カミサンはそう言う。そうね。しかし、彼の作品は、複雑さを正しく引き受けた正当な文学、確かにノーベル賞に値すると僕は思う。ブッカー賞(本賞)を受賞したときからいずれは ではあったが、現代イギリス文学の最高峰なんだろうLooking British society through Japanese eyes日本生まれの英国育ちご両親は日本語で話される複雑さの背景には、彼の中にあるハイブリッド性があり、それを彼は隠さない村上さんは、ご本人に、現代日本文学の最高峰とか言ったらぶっとばされそう(Kazuo Ishiguroもたぶん同じだが、二人の文学におけるカテゴリーは違うと思うので)「Downton Abbeyは『日の名残り』のdifusionなんだよ」カミサンはそう言ってきた。Downton Abbeyも受賞の背景?
October 5, 2017
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