経堂界隈

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January 18, 2012
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カテゴリ: 歳時記
17日、「共喰い(ともぐい)」で第146回 芥川賞 を受賞した 田中慎弥さん

選考委員を務める石原都知事が、
「物書きとしての緊張感を覚えさせてくれる作品はない」
「ばかみたいな作品ばっかりだよ。自分の人生を反映したリアリティーがないね」
などと述べに対し、授賞記者会見で、
「4回も落っことされたあとですから、ここらで断ってやるのが礼儀といえば礼儀ですが、わたしは礼儀を知らないので。もし『断った』って聞いて、気の小さい選考委員が倒れたりなんかしたら、都政が混乱しますので、石原閣下と都民のために、もらっといてやると」とコメント。
その前にも、何度もアカデミー賞にノミネートされながらなかなか受賞できなかったシャーリー・マクレーンになぞらえて「シャーリー・マクレーンが『私がもらって当然だと思う』と言ったそうですが、だいたいそんな感じ」、
「1回目で受賞するのが一番いいんで、5回目っていうのは、間抜けです」、


これに対し、石原氏は、
「田中君の方(の作品)は『まだマシ』だったと思う」
「読み物としては読めたけど、ある水準には達してないね、全然。(審査では)○、△、×で採点するけど、僕は△しかつけなかった」
「石原閣下と都民のために、もらっといてやる」発言には、
「いいじゃん、皮肉っぽくて」と返し、
選考委員を「刺激にならない」と、降板する意向。

一応、番外、場外乱闘に話題が向いている。
しかし、挑戦的な「もの云い」に比して、会見に緊張感は見えず、「もうやめましょうよ」という田中さんも、質問には答え続ける。

***

「どのレベルと解釈するかによって、理解が別れるね」
「一番最低線が、見た通りでしかないって奴ね。作品そのものには関心の無い人が多いだろうから、無礼、不作法な新人が、都知事で選考委員の石原慎太郎ってキャラクターに噛みついて、それをマスコミが面白がって見てる」

「石原さんと田中さんの話しは、喧嘩に見えて噛み合ってるよね」
「そこはおさえておくところ。二人ともそれなりの書き手で素人じゃない」
「『貰っといてやる』は、案外本音かもよ」
「39歳、実績も十分な書き手だもんね」
「石原さんも、田中さんほどの書き手を、今さらなぜ候補にしなきゃならんのかって思いはあるよな」

「ほんとの新人賞なら、一年に一人。一回候補になった人は二度と候補になれないぐらいの難しさはあってもいい。石原さんより前でも、爺さんが苦虫かみつぶして、受賞作ナシとか言ってたもんね」
「欲しいのはパブリシティ。それを田中さんも、文芸春秋社も、記者も全員分かって、話題づくりのために流し、石原さんのは最後っ屁ってより、サービスだな。話題になれば、雑誌も本も売れる」
「しょせん目的が商売そのものだから。プロ野球の新人王と一緒にしては、プロ野球に申し訳ない」
「だけど、それにしても、あの授賞会見のマスコミからの質問はレベル低い」
「話題づくりのヤラセだとしたら、役を果たしてない」
「もし、ほんとに、あれしか質問できないとしたら、マスコミの文芸欄担当者の資格はない」
「いやしくもプロなら、あれじゃあギャラ貰えないよ」
「最近の文芸春秋はひどいもんんだ。田中角栄の手紙だとぉ。半世紀も前の話しじゃないか。このご時世に呆けてんじゃないよ」
「同じ企画の繰り返しで、しかも、いつまでたっても昭和、昭和、昭和」
「しょうがないよ。読者が高齢化してるのに、つくってるのは若い連中でしょ。芥川賞だけじゃなくて、文芸春秋そのものも役割終わってる」
「日本の文芸は終わったな。JohnとかRobertoに言わせると、まだまだ英米には読める本が多いみたいだよ」
「日本は均質化しちゃってて、石原さんぐらいの年の人に刺激にならないって言わせるレベル」
「ほんとは、石原さん 自分で書けばいいんだよな」
「気の毒だよな。ほんとは、選考委員より政治家の方を引退したかったんじゃないかな」
「田中さんのはどっちにしろ作品読まなきゃ分かんないよな」
「ウチは文芸春秋毎月買ってるから部数に関係ないけど、そう思う人が多ければ多いほど部数は伸びる」





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Last updated  January 19, 2012 07:55:44 AM
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