経堂界隈

経堂界隈

August 21, 2012
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カテゴリ: 歳時記
座るのに不自由する場所のおでき。
ようやく改善してきて、カミサンが「行こう」と声をかけてくれたこともあって、遅ればせながら老父を連れて墓参り。

暑いのは夏だからしょうがない。
都内の霊園で、世間標準からすれば、不便なほうではあるまい。
だが、最近気がつくのは、年々、お花が手向けられるお墓が少なくなってきていること。
以前は、お盆の中日でも、少し遅めに行くと、我が家以外のお墓にはほとんどお花が供えられていたものが、だいぶん遅くなったにもかかわらず、今回見たところでは、ここ10日ばかりにおまいりがあったと見えるお花は、全体の3割弱。
もちろん東京の場合盂蘭盆で7月におまいりになるお宅も多く、また、来月にはお彼岸ということもあって、8月はお見えにならない向きも多かろう。
とはいえ、お花の無い墓を多く目にするのは、8月のお盆だけのことではない。
だいたい、お盆、お彼岸の混雑が昔ほどでない。


「管理事務所が面倒見てくれてるんじゃないの?」
「客土まで面倒はみない。そこまで税金は支出できんということだろう」
「世知辛いのね」
「当然さ」

今は少子化と言っているが、人口構成の変遷とともに、お墓のあり方も変わっていく。
遠いご先祖さまのお墓の記憶はあれど、もはや、それが我が家の原点という考え方は、すでに無くなっている。

墓参の原点は、ご先祖さまの縁を機会に、家族、一族が集うところにあると思う。
われわれは、必ずしも地縁なき土地に墓を求め、そこへ墓参し、形を整えた。
少子化などとともに、集うことの意義が失われた今日、墓参はその意義を減じ、墓参の機会も減った。

次の代は、日本に暮らさないかもしれない。
毎年、墓参りに帰国 とも行くまい。

墓を京都へ移そうかと息子とは話ている。





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Last updated  August 21, 2012 07:56:01 PM
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