経堂界隈

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June 30, 2016
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カテゴリ: 歳時記
3年前の5月にこんなことを書いていた
TPP本当の交渉相手

そのとき、僕は半信半疑だったし、その後世間で、そういう指摘をする人にあまり出会ったことがなかったのではあるが、今回の離脱を鑑みるに、「そうかもしれない」と思い当たるところがあるのでメモしておくことにする。

:::::::::::::::

「TPP本当の交渉相手」の中で、
アメリカとか日本が、なぜTPPに参加しなければいけないのか
という質問に対し、先輩は、

日米英は利益を共有する経済強国
EUは経済問題をかかえ機能しない 宗教的にはカトリック

これからの成長が期待できる市場を、ドイツとフランス(ロシア、中国)を除外して、日米英が支配する
それが目的

と答えた。

:::::::::::::::

なぜに、TPPの当事国でないイギリスが、TPPと関係するのかについて、同じく、この先輩は、

シンガポール、ブルネイ、ニュージーランド、オーストラリア、マレーシア、カナダ...は英連邦
しかも、ニュージーランド、オーストラリア、カナダの国家元首はエリザベス女王
表に登場しないイギリスが、この協定の背後にある

英連邦Common Wealth of Nationsは、ある意味United Statesと同義語
英連邦諸国では、組織、法制度と、資本の背景にイギリスがあり、イギリスとイギリスの企業は自分の権益を、いろんな国経由、いろいろな方法で獲得できる

と指摘する



TPPの成立により、イギリスは、TPPに加盟する英連邦諸国と最恵国待遇を結ぶことにより、加盟国に準ずる経済的利益を事実上確保する。そこに、EU=大陸諸国の姿はないのである

友人にSheetという英国人弁護士がいる。
食えないジジィで、きれいなお姉さんのいるラウンジに行ってお勘定を頼み、高いと言って、文句をつける。
散々交渉やって、結局払うのであるが、
そのあと

つまり、ママ(飛び切りの美人)と交渉やっている間も、僕らの席に女性はいるのであり、その間自分はママをタダで確保している
しかも、彼の行く店は、彼が顧問弁護士をやっているEntertainment Groupのチェーンで、最後の捨て台詞は
What ever they charge me, I'll charge them back
「いくら請求されようと、その分上乗せして請求してやる」

ただちに離脱手続きを始めろというドイツ、フランスに対し、キャメロンは、離脱手続きは次の首相がやると言って、時間をかせぐ
二年間という時間をかけて、離脱交渉は事実上骨抜きにされると、僕は思う

しかも、その間、TPPのほうも、日本とアメリカの間で決着する時間が稼げ
両天秤にかけることができる

Sheet先生のやった通りのことが場所と形を変えて行われているのだ。
イギリス人とはそういう、煮ても焼いても食えない奴ら

民主主義の暴走
スコットランド独立、北アイルランドのアイルランドへの回帰、シティの没落
いま、イギリスを嗤う者は多い
シティの銀行たちが、本拠地をユーロ圏のどこかに移転するという。やれるものならやってみろ。テロが横行するいまのヨーロッパのどこに、ロンドンより安全な金融センターが設けられるのか。会社はそうであっても、従業員とその家族が、イギリスを離れて、ヨーロッパに移動することを受け入れるだろうか。パリが、フランスがEUにとどまる保障があるのか?
スペイン、フランス、ロシア、ドイツ.....イギリス王国の成立以来、イギリスと戦って勝利した大陸国家はない
イギリスのEU離脱BREXITがもたらすイものはイギリスの没落BREGRETより、EUの分解である可能性が高い?

3年前、先輩たちは次のように喝破していた
「古く中国の三国志、赤壁の戦いに連環の計というのがある。鎖で相互をつないだ艦隊は、安定しているかに見えて、自由が利かず、火責めに弱い。EUは、まさに連環であり、ほころびが必ず出る」

その通り、まさに、移民問題、ギリシャ債務
その後のEUは先輩たちの指摘した通りの方向へ進んでいる

大陸国家とかかわることによる制約を逃れ、自分独自を貫く海洋国家として生きるを選ぶはかの国の本能なのだ





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Last updated  July 1, 2016 04:31:57 AM
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