プロフィール

kuriiro

kuriiro

カレンダー

バックナンバー

2024年11月
2024年10月
2024年09月
2024年08月
2024年07月
2006年06月23日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
 南関東のスターホースたちはさまざまな夏を迎えようとしています。アジュディミツオーは帝王賞に向けて順調に調整中。ナイキアディライトとネイティヴハートは一足早く夏休みに入っています。アディは今回初めてになるミッドウェイファーム。ネイティヴはお馴染みのオークヒルファーム。偶然にも同じ茨城で、車で1時間弱くらいのところ。アディの金子厩務員とネイティヴの星野厩務員が一緒に愛馬の様子を見に行くということで、あたしも同行取材にお邪魔してきました。

 まずはアディ(あっ。遅れましたが、厩舎ではいつもアディって呼ばれています。ということで、ここでもアディって呼び名で)。かしわ記念(5着)後、5月16日にミッドウェイにやってきました。2週間くらいは馬房でのんびりと過ごし、その後調教を開始したそうです。競馬場にいるときから毛づやの良さはピカイチの馬ですが、放牧に出ているにもかかわらず、その光沢感は変わらず。金子厩務員と星野厩務員からも思わず「いい毛づやだなぁ~」なんていう声も上がっていました。

 ちなみに今現在のアディの一日。朝6時ちょっと前あたりから始動。じっくり体をほぐしながら、まずは運動。馬場に出てからはダグ2周、キャンター2周。まだ軽い調整だそうです。午後は馬房でのんびり、と。ここで担当をしているのは鍋田さん。「前向きさっていうのは凄いですね。行く気になったときの手応えは抑えきれないくらいです」さすがトップクラスで走り続けているアディ。いくらリフレッシュ放牧中とは言え、パワーは溢れんばかりだそうです。

 アディは普段から、心を許している人と許していない人とでは態度がまったく違うお馬さん。最初来た頃は鍋田さんに反抗的なところもあったようだけど、今ではすっかり落ち着いていい子にしているそうですよ。競馬場は戦いの場。牧場に来るとのんびりするお馬さんがほとんどですが、アディも競馬場で見ているよりもリラックスしているように見えました。

 久しぶりにアディと再会した金子厩務員。競馬場にいる時はいつも自分の腕をパクパクさせてコミュニケーションをとっているそう。だから、会うなり、アディはこんな感じ(笑) アディを挟んで、向かって左が鍋田さんで、右が金子厩務員↓

ナイキアディライト


 とにかくずーっとこんな感じ(笑)↓

ナイキアディライト




 やっぱり、懐かしい腕の味(笑)?を思い出しのかもしれませんねぇ。競馬場にいる時のように金子厩務員にいっぱい甘えるところもそのまんまだし、白い耳毛も茶色い瞳も変わらない(笑)。あと、そうそう。放牧に出ると、いつも茶髪になって帰ってくるアディ。今回は放牧場には放されていないのに、なぜか茶髪になりつつありました。放牧に出ると、ヤンキーアディになって帰ってくるのも変わらなそう(笑)

 「毛づやもピカピカだし、とても落ち着いていて、いい感じですよねぇ~。なんか、デカくなったかな?」と金子厩務員。アディは秋に向けて、いい夏を過ごしているようです。


 アディに別れを告げて、今度はネイティヴのところ。ネイティヴにとっては何度目のリフレッシュ放牧なんだろう?っていうくらい、オークヒルファームは第二の故郷とも言えるでしょうね。ネイティヴが入る馬房の位置も決まっているそうです。

 京王杯スプリングカップ(4着)の後、5月20日頃にやって来たというネイティヴ。「中央の重賞勝ったってわかっているのかな?前よりも、行動一つ一つに風格が出た感じですよ」と松園場長。2歳から見続けているネイティヴの悲願の中央重賞勝ちとなったオーシャンSは、テレビの前で大絶叫しながら応援していたそうです。結構、繊細な部分もあるネイティヴですが、かなり堂々としている雰囲気に、星野厩務員も嬉しそうな表情で眺めていました。毛づやはもちろん体のハリももりもりしていました↓

ネイティヴハート


 ネイティヴの一日。朝5時半頃から始動。1時間の乗り運動を終えた後、馬場に出て3000メートルくらいのトレーニング。まだ軽めのところだそうです。午後は馬房でゆっくり、と。7月20日に帰厩予定なので、ここからどんどんピッチを上げていくことになるそうです。「疲れもないし、とにかく健康そのものですね」(松園場長)

 ネイティヴを挟んで、向かって左が星野厩務員で右が牧場で担当している中野さん↓

ネイティヴハート

 「ネイティヴに飛び掛られたらどうしよう(苦笑)」と、最初は心配していた星野厩務員。繊細な部分もあるけれど、気の強さもすっごいあるお馬さんですからね。それも、心配ご無用。帰り際に、馬房に入っていたネイティヴにお別れの挨拶を言いにみんなで近づいた時。ネイティヴは思いっきり首を伸ばして、自分の顔を星野厩務員の顔に近づけて…そして、しばらくの間チューしていました。しかもすっごい優しい瞳で…あまりもいい光景だったのに、見とれちゃって、シャッターチャンスを逃してしまいました。すいません(涙)。「体や落ち着きを見ていると、ネイティヴ自身が良い時間を過ごしているんだなぁって思いました」と星野厩務員。帰りが、待ち遠しい!!






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2006年06月23日 22時15分04秒


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: