


美しいものを見ると心惹かれる。この世は黴菌ばかりだと絶望して死んだ科学者がいたが、それは本当に科学者だったのだろうか。生命活動は、闘いの中にあり、ほんの4%でしかない物質世界の中で活きてもいる。猫の目は美しいと発見した。生命は美しさで充ちていると思う。
・和白干潟に絶滅危惧種のクロツラヘラサギたちは、去年は4月ころまでいたが、今年はどうだろうか。まだいるかどうかわからない。群れでやってきて群れて北へ帰るようだ。数年前から、冬のシーズンに野鳥の観察を始めているが、楽しみが一つ増えた思いがする。
・へ2・・・ 年々社会の壁は高くなってきた。とても越えられそうもない目には視えない万里の長城が立ちはだかっているようだ。そう思ってきた。それは幻想ではないだろうか。時代が描きだす集団陶酔がある。イラク戦争はなんだったのだろうか。独り勝ちのアメリカでさえ、あの巨大なエリート集団でさえ、誤りを起こすのだ。そしてそれを未だに修正できていない。