Mar 15, 2005
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年が移り過ぎ、この街もニンニクの街のイメージから『ギルロイアウトレット』として旅行ガイドにも載り、地域的にちょっと有名になり、今や勢いに乗って、街全体が大きく変わろうとしています。その一つが住宅ラッシュです。

今までは少なかったギルロイ市の住宅建設も、最近は年間500軒、1000軒と年々数を増やしています。家の値段もひと頃の日本バブルのような値上がりをしているため『バブルではないかと』、言われ続けているぐらいです。
この家の建築ブームも最近はドーナツ化現象が現われて、シリコンバレーの中心サンノゼから郊外へと向かっています。

郊外へ向かう人々の多くは白人のアメリカ人達ですが、中心部に残っている多くは中国人、インド人、ベトナム人のアジア系を中心とした他国民族。残っているアメリカ人の半分以上は、昔の料率の安い固定資産を払っているお年寄り達、そして少人数のヨーロッパ系の人々達です。

最近は中心地にベトナム人の技術系2世が目立ちます。バブル時に多かった日本人は会社の撤退で人数も激減、留学生も少なくなりました。韓国人は昔の日本の駐在員のような、目立つような目立たないような存在です。

なぜアジア系がそんなに多くシリコンバレーの中心部に残っているのかというと、
第一に彼らがより良い教育を求めたから。
第二によい環境に住み着いたから。
第三に豊かな階層の人々達だからです。



そんな訳でこのシリコンバレーの学校区はパロアルト、クパティーノ、サラトガの各地区でベイエリアの1位~3位までの上位の座を奪い合いしています。

例えばパロアルトはスタンフォード大学の教授達の子供達が通うパロアルト・ハイスクール、
サラトガの弁護士、医者、会社の社長等の富豪達の子供達が通うサラトガ・ハイスクール、
弁護士、医者、ハイテク技術者の子供達が多いクパティーノのモンタビスタ・ハイスクール、
このような地域へ移動するには、ミリオンという金額を出さなければその学校区には入れなくなっています。

そんな訳で多くのアメリカ人達は収入とのバランスを考えて郊外へと移動することを止むを得なくなってしまったわけです。
先日の新聞にもシリコンバレーの年収平均が$70,240、アメリカ平均年収が$43,000 そして、シリコンバレーの家の平均価格が$615,000 21%の上昇という数字になってました。

一つの街を動かして行くには、弁護士、医者、技術者は必要ですが、その地域で働く学校の先生、スーパーの店員、銀行員、消防署の人々が同じ地域に住みながらも、アメリカの平均年収しか貰ってない人たちではバランスが取れません。学校の先生達が既にこの地に住むのに、値を上げ始めて優秀な人材を失いかけています。ウエイトレスやウエイターも時給の他「チップを置いてあげよう」と呼びかけるほどかなり厳しい状態になってきているようです。

日本人達はというと4~5年短期間にその場所へ住む駐在員が中心ですから、レントハウスを借り、会社もその支払いを考慮したうえで、お給料を支払うので駐在の大体の人たちは中心部へ住めます。しかし駐在員の殆どの人達が現実を知らないまま、アメリカ人が少ないと思いながら、この地で過ごしてしまうのです。

そんなアジア系を中心とした他民族が住むシリコンバレーの都心部、そこからアメリカ人たちが民族大移動のように外へ向かって動き出しているのです。

第二部 終わり





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最終更新日  Mar 15, 2005 04:00:38 PM
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