大道無門(パソコンとインターネット)

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2008.03.13
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日銀の総裁に、武藤副総裁をという政府提案は参議院で不同意となった。そ
の次の日に、衆議院では同意ということで可決した。結果的に、政府の人事
案は否決されたのである。

これは、ねじれ国会で参議院の野党勢力の力が初めて人事案をけるという形
で示されたことになる。

ねじれ国会というのは、与野党双方にとって初めての経験で、どのように国
会を運営していったら良いのかわからないまま手探りの形で、いろいろの課
題が取り上げられてきている。

与党にとってはともかく今までは強引に自分たちの意見を通していくだけ

くなったという現実を認識するのができていないのだろう。

新聞などマスコミも、まだまだねじれ国会というものの認識不足のような論
調が見られる。

福田首相が武藤副総裁を日銀総裁にする人事案件をあきらめるのもだめ、ご
り押しするのもだめというような論調が見られる。どちらをとっても、首相
の権威が失墜すると。

しかし、それはおかしいのではないだろうか。ねじれ国会なのだから、その
立場はもともと弱いところがあるわけで、それをまず認めて議論しないとだ
めなのではないかと思う。

ここはやはり、武藤総裁案をいさぎよく引っ込めて、別の人を立てる人事案
件を早く作るべきと思う。


党に勢いづかれ、その他の案件も譲歩に譲歩を重ねるという結果が懸念され
る。しかし、そんなことはありえないと思う。そこは有権者を信頼した方が
良いのではないか。そして、あまりに野党がごり押しをするようなら、その
結果は有権者からは指示を得られないと思われる。











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最終更新日  2008.03.13 16:46:01
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