厚労省が4月23日に発表した人口動態統計速報によると、昨年に引き続き、1月と2月の日本の死亡者数は、令和3年以前に比較すると、激増している。人口動態統計速報からのデータをグラフにしたものが以下のものだ。
グラフは令和4年以降とそれ以前で、その差がよくわかるように、100,000以下の部分を削除して表示している。
黄色の線で表した令和3年のデータも、それ以前に比べると、増えている。そして、灰色、赤、濃い青で示した令和4年以降のデータは、それ以上に増えているのがわかる。
令和4年以降の毎月のデータでは、死亡者数は少なくとも令和2年以前に比較すると、毎月10,000人は増えていることがわかる。現在話題になっている紅麴の死亡者数な、これに比較すると、全く問題にならないくらいである。
今年2月29日のブログでも同じ話題を取り上げたが、マスコミでは全く話題になっていない。紅麹であれだけ騒いでいるのに、不思議なことだ。
これほど死亡者数が増えているのに、原因を調べてみようという話も全く起きていない。しかし、明らかにコロナ以前とコロナ以降では、死亡者数が大きく変わってしまった。
この変化を見れば、コロナウイルスが死亡者数の激増に何らかの影響を与えたのではないかと思うのが、普通ではないだろうか。
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