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それで、各種慶弔事への出費やら懇親会やらを催すということだ。
開催場所は、主に本社周辺で行われる。
今の勤め先は事業所という形で、本社から少し離れた場所にある。
自分は、事業所の周辺エリアに住んでいる。
本社周辺に行くには片道1時間以上かかるので、基本的にこの手の会はパス傾向にある。
理由はいくつか。
・ある程度の年齢になって、酒の席が別段楽しい訳でもなくなってきた。
自分の体調のことを考えると、こうした場での食事はジャンク。
健康診断でちょくちょく引っ掛かる現在において、結構抵抗がある場だ。
いくら懇親したって、あくまでも会社上でのお付き合いでしかない。
今転職を考えている自分にとっては、あまり望ましくない集まりだったりする。
入社時点で「現場作業者の昇給はない」なんて言われたら、わざわざプライベート時間の切り売りをする必要は無い。
若年時、そうした会に積極的に参加してきたが、特に得られるものは無かった。
今もお付き合いのある元上司に懇意にしてもらっているのは、こうした会での結果では無かったりするし。
・少ない手取りから交通費をかけてまで行くのが抵抗がある。
こうした会を開催するなら、遠方からくる社員の交通費の片道くらいは会社で持って欲しい。むしろ全額でもいい。
できれば淡々と仕事をし、余計な事には首を突っ込まず、仕事仲間と平穏無事に過ごせていければいいと思う。
幸いこうした会に参加しなくても、それぞれの事情を考慮してか、特に周囲の方々が冷たくなるといったことはない。こちらも普段冷たい態度を取っている訳でもないから。
単にそういった集まりへの参加が疲れるのと、少ない休みの時間を奪われるのを避けたいということで。
・家族持ちの輪の中に、妙齢独身で突撃しなければならない。
毎回家族同伴もOKの会なので、単身者で突撃すると必ずと言っていいほどプライベートへの質問が殺到する。そして「何で結婚しないの?」とくる。
これは結構メンタルにきますね(笑)
でも、私は男なので、まだそれとなく躱せますが、昔妙齢女性にそうしたことをしているのを見て、その人は何か病んで辞めていくまでを見てたりして。
当時主催側だったこともあって、そんな人からの相談をちょくちょく受けていた。
何で?と聞かれても、「縁がなかった」「相手が居なかった」とでも答えるしかない。
そうして答えたとしてもマウントが続く”永久マウント”の場となる。
初手でそうした対応をされ、簡易的アンカーリングにされた後、放置プレイかピエロに徹するしかない。
そんな事を体験させられ、普段別に深く思っていなかったことを余計に考える様になりそうだなと先に考える様になったり、そもそもそんな会に参加しなければそんな余計なことを考えることもなかっただろうと思うので根本から無くすことに。
こうした会への参加是非を他人へアドバイスを求めれば「せっかくなので行った方がいい」「普段会わない従業員と仲良くなれる機会」とか良い方向の話が出てくるのは世の常。
以前居た会社は、かなりの従業員規模数だったため、何かしらのプロジェクト発足の際「あの時はどうも」とかいう社内での再会もあったのと管理職だったこともあって基本的には出席で動いていたが、今の会社は仕事で会わない人にはずっと会わない。下手すりゃいつの間にか辞めてて一生会わない(町ですれ違っても気付かない)レベルの人間関係だし人の出入りも激しい。ましてや自分も居なくなる可能性も半々なので。
今の会社では、とりあえずの生活費を稼ぐ目的なのと現場作業員としてやっていくだけなので、基本的に懇親不要なんだな。
社会人経験も30年弱になってくると、こうした選択もアリだと思える様になった。