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山形に住んでいたことがあるが、「間沢の玉貴」のCMで有名な玉貴。
そういったところに限って行ったことがないというパターンで、山菜食べてもなあと思っていたが、年をとって食べてみようかとなり、行ってみた。

月山花笠ラインの国道112号を走り、西川町の少し外れた山里の中に玉貴はある。
駐車場に停めて、正門を入る。
石畳を少し歩くと、玉貴本館に到着。
和風の立派な建物だ。

玄関をくぐり、中へ。
ちょうど、GWの時期だったので、まだ、有名なひな祭りが飾られていた。
どこもピカピカで、格式があり、よくこんな田舎でこれだけのものを維持しているものだ。
予約をしていたので大丈夫だったが、なしでは1時間以上の待ちがあった。
部屋の準備に少しかかるとのことだったので、館内を少し散策。
売店、いろいろなお土産があった。

少しだけテラスで待つ。
待っている客がいっぱい。
清流の寒河江川沿いにあり、流れは激しいが透き通るようにきれいだ。
川の向こうに玉渕堂(ぎょくえんどう)が見えた。
朱塗りの小さなほこら。
間もなく、部屋へ案内。
廊下もぴかぴか。
絵や掛け軸、調度品など。

大広間になることもあるのだが、予約していたので、個室だった。
きれいな庭園と寒河江川がみえた。
贅沢、ぜいたく。
山菜料理4620円のコース。
春から初夏限定の玉貴の看板料理だ。
まずは、前菜で山菜の盛り合わせ。
こごみは、ひんやりさっぱりのお浸しでほどよい醤油加減、とてもおいしかった。
しおでは、山菜の王様、山のアスパラガスといわれ、あっさりながら味わいがあり、とてもおいしかった。貴重な山菜。
月山竹の和え物は、しなっとちょい甘、とてもおいしかった。
うるいの酢味噌和えは、シャキッとあっさり、酢味噌も合って、とてもおいしかった。
山葡萄酒、味わい深くおいしい。あと、お茶。
他の山菜の和え物やお浸しや煮物、名前、忘れた。。
どれも、山菜特有の苦みはなく、新鮮で味があり、山菜好きではなかったのにおいしくいただけた。

山くらげのくるみあえは、くにくにで胡桃でしっかり味がついて、おいしかった。
はまぐりのお吸い物、上品なすましに、大きな蛤。立派な料亭。
くるみ・麩・山菜・ほたてのグラタンは、ほどよい山菜の風味と緑がきれい、とてもおいしかった。

桜マスの焼きもの。
かわいい鯛の器に入って、目でも楽しませてくれる。
ほくほくでおいしかった。
よもぎ餅、きなこをまぶして、もっちりと。

こごみはあっさりからっと、山ウドは太いのにやわらかしんなり、コシアブラはちょっとあぶらっぽく山菜らしい味、タラノメは味わいよく、どれも新鮮で風味よく、揚げたて熱々で、とてもおいしかった。
ジュンサイはとろっとくにゅっとすっきりと。
山菜御飯は、キノコと山菜いろいろ、もっちりごはん、これもしっかり味、おいしかった。
キノコ汁には、こごみなど入って、濃いめだが、おいしかった。
漬け物、わさび漬けもていねい。
豆乳のババロア、苺をのせて。
最後まで、しっかりしている。
しめて、1時間。
山菜やいろいろな料亭の味、そして眺めと老舗らしいサービスを堪能した。

帰りは、中門の奥にある茶室「玉蘭亭(ぎょくらんてい)」へ寄り道。
目の前は、寒河江川。
下流には、玉貴本館。
清流の岩魚や鮎が出ることもあるらしく、それもおいしいことだろう。
清流・庭園・山菜料理の玉貴。
想像以上に、山菜はおいしく、雰囲気もよかった。
この内容ならこの値段も満足がいく。
四季折々の料亭の味があるが、ぜひ、山菜のシーズンに味わいに行きたいところだ。眺めのいい部屋を予約して。
http://www.sansai-tamaki.com/
玉貴
山形県西村山郡西川町大字間沢80-1
0237-74-2364
11:00~19:00、不定休
駐車場あり
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