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昔は標準レンズは50mmだったが、いつのまにか35mmになり、28~70mmの標準ズームになり、最近は24~100mmだろうか。望遠側は、コンデジでも200mm、500mmなんてのもある。
一体、何が標準なんだという気もするが、人間の眼はとても優秀かつ可変で、ぼーっと風景を眺める時は28~35mm、歩いている時は40~50mm、会話をしている時は85mm、遠くを凝視している時は135mmぐらいと言われており、28~100mmだとギリギリぐらいだ。
さらに、周辺のぼーっとしているところまで含めると、肉眼は170度、10mmの超広角の世界だ。ここまでくると魚眼レンズしかない。
まあ、10mmのうちそれなりに見えているのは28mm相当なわけだが、28mmでは狭いと感じることがある。かといって、超広角だと魚眼のようにゆがんで写真にするとおかしい。違和感のない広角というと22mmぐらい、ここまであれば十分だろう。
前置きが長くなったが、RX100で更に広角となると、フィルターネジもなくアダプターもなく、ワイドコンバージョンレンズもないので、自作するしかない。

有名どころが、リコーのDW-6。
元はリコーのGX100、GX200用の0.79倍のワイコン。
ネットのアウトレット処分で6500円で購入した。
手でかざして撮れないことはないが、ただでさえ滑りやすく片手持ちが危ないRX100でやると落とすリスクが高いし(百均で牛革の財布を買ってきて両面テープで付けて対処したけど)、両手がうまって変更の操作ができない。
で、右のリコーのフード&アダプターHA-2、1980円だった。
プラスチックのアダプターの内側の出っ張りを削って(彫刻刀を使った)、さらに周辺光量がわずかに落ちるのでレンズを付けるネジ部分を1mmちょっと削る。ちょっと面倒で、リューターが欲しいなあ。
あとは、DW-6を43mmのネジにはめこんで、レンズ鏡筒にはめる。ピッタリはまる。
ただ、オートパワーオフで電源が切れると、本体側のコントロールリングまでレンズは格納されるので、アダプターはとれるので注意。といっても、レンズ格納がスローなので落とすことはない。
これで、ちょうど22mm相当の超広角になる。
広大な風景、奈良の大仏とかヨーロッパの巨大な建物や施設内、広いリビングなどを撮るのにちょうどよい。
もともと15750円の高価なワイコンだけあって、周辺でわずかに甘くなる程度で、使い物になる。
DW-6、HA-2を別々にしておけば上着のポケットには入るので、今までデジイチでしかありえなかった超広角の世界を気軽に持ち歩きできる。
このタイプのワイコンでケラレぎりぎりなので、他のものはほとんど使えないし、画質もイマイチでだめだろう。希望価格2.1万のセットになるし、売り物なら落下しないように本体固定が必要だし、まずRX100用にワイコンが発売されることはないだろう。まさにDW-6は、救いの神である。そう思う人も多いようで、中古品やアウトレットはほぼ売れてしまった。
ちなみに、スイングパノラマという技もあるが、縦にしてパノラマで横16mm縦28mm相当なので、縦の画角は変わらないし、かなりゆがむので、建物撮りには使い物にならない。広い草原や公園で半周ずつぐるっと撮りたい時など用だろう。

さらに、望遠側も遠くの物体を撮りたい時など、200mmぐらいは欲しいことがある。
テレコンが欲しい。
とりあえず、キャノンのTC-DC10、ソフマップの中古で1500円で購入。定価12600円が美品でこれとは。たまに掘り出し物がある。
37mmのネジで取り付けるので、もしやと思って、自作した37mmのフィルターアダプターにつけたが、両面テープなのでボロッともげた。てか、145gあるので、繰り出した先に付けるとお辞儀するのでダメ。
レイノックスのRA3743ステップダウンリングをヨドバシコムから710円で購入。最近のデジタル系の大手ネットは送料無料・決済無料なので便利。
HA-2をはめ、3743で43mm→37mmにダウンしてDC10を付ける。
肝心の画質は、中央はそこそこx2の解像がある。周辺は少し流れるが悪くない。もともと流れ気味のレンズだし。57mm以上でけられないので、実質114~200mmのズームになる。まあ、望遠端の200mmでしか撮らないだろうが。
他のテレコンは、ケンコーのつけたらボケボケで超解像より悪くてワラタ。てか、超解像が結構使い物になって、RAWでとってバイキュービック法で同倍に拡大するよりよく、超解像200mmでも最近のとろけるコンデジよりずっと画質はいい。ああ、動画でも超解像が使えたら、最高だったのに。
あとは、そこそこ評判のいいDC10で周辺流れるから、普通のテレコンでは厳しいと思う。
とにかく、1インチセンサーとレンズの性能がカリカリで、普通のものでは性能が劣化してしまう。
HA-2に付けるリコーのテレコンTC-1だともう少しマシかもしれないが今でも1万超えるし、TCON-17ならさらによいだろうが260gもするし、実際は超解像200mmでもちょっと劣るぐらいで十分なので、RX100には無理してテレコンは付けない方がいいような。
ほかにコンバージョンレンズというと、広角マクロのRX100にはクローズアップレンズが必要だろう。
28mm /F1.8 4cm~(取説ではレンズ先より5cm~)
35mm /F2.8 21cm~
50mm /F3.2 40cm~
70mm /F4.0 45cm~
85mm /F4.5 50cm~
100mm /F4.9 51cm~
こんな感じで、28mmではかなり近づけるし、F1.8できれいにぼけるのだが、標準域以上では並の明るさと寄れないレンズだ。これも、広角24mmにできなかった理由と同じで、コンパクトサイズにおさめるためで、胸ポッケぎりぎりのRX100なので仕方がない。
28mmマクロでボケもあっていいじゃんと思うが、料理を撮るときなど広角特有のゆがみが気になることがあるし、近づきすぎると影がうつってダメな場合など望遠マクロが欲しいのだ。
と言うわけで、次は37mmのクローズアップレンズを物色中。
また、この数値をみて分かるように、ポートレートは昔から85mmで明るいレンズと言われており、85mmF4.5で1インチではボケが今ひとつ。ただ、35~50mmF2.8ぐらいも適しており、許容範囲内で、実際にはそこそこぼける。
まあ、RX100の欠点はこんなところで、だいたいは対処できるけど、全体にツメが甘い。
例えば、AUTOやPでスナップを撮る場合、ほとんど問題ないのだが、
暗めだとF1.8になり、料理写真とかで奥の料理がぼけてしまうことがある。
↓
AUTOだとホイールの下のピクチャーエフェクトの絞りみたいなのでFを深くできるが面倒&今度は1/20とかで手ぶれ注意になる。
PだとFを絞れるが、やはり1/20とかになる。
↓
正解は、Fを絞った分、ISOをあげて、SSを1/30程度までに抑える。
しかし、AUTOだとISOautoで無理、だめぽ。F1.8で背景ぼけてもいいから撮れ、とにかく余計な誤操作はさせませんってモードなんだな。人に撮ってもらうとき専用。
PだとコントロールリングにISOを割り当てると便利。でもそうすると、MがコントロールリングでF→ISO、コントロールホイールでSSとなり、Fが変更できなくなる。
しょうがないからFnの一番にISOを割り当てる。Pだとリングとホイール両方がPシフトになったままでもったいない。
デジタルは、F、SSだけでなく、ISOも積極的に動かす時代なのに、コニカミノルタの古い頭で作ってあるからか、分かっていない。
こんな感じの気の利かない仕様が結構ある。
モード切替のたびに説明画面がうざいので表示カットすると、動画にしたときPASM切替がメニューにいかないとできない。
?ボタンがあるがこのクラスを使う人がヘルプを表示するとは思えない。ここにISOとかDMFとか割り当てられれば最高なのに。
バルブがあるのにシャッター固定がないのでずっと押し続けるか、他にレリーズなどを買って付けないといけない。シャッター押したら固定(もちろん2秒タイマー併用)、二度目で解除でいいのに。せっかくの高感度と長時間露光が最高で、星撮り最高の機種なのにもったいない。
どれも何とかできるのでいいんだけど、ファームウエアアップで対処できる範囲なので、なったらもう一台買ってもいいなあ。というか、CMOSにかすかなホコリも付いてしまったので(沈胴式でレンズもCMOSも大きいので付きやすい、静止画は青空では絞ったり画像処理で消せるが動画は消せない、これも弱点の一つ)、マジで安くなったら動画用&本気撮り用にもう一台買いたい。それぐらいラブなのだ。