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佐渡金山、鴻之舞金山(北海道)とともに、日本三大金山の一つで、どれも閉山してしまったが、高玉金山は1996年より観光施設としてオープンしている。

磐梯熱海温泉の郊外から民家の間の細い道を通り、案内板に従ってくねくねと。
ちょうど磐越道の脇を通り、右折してくぐって、さらに並走すると、施設がみえてくる。
手前にコンクリの大きめの建物があるが今はトイレ利用ぐらいで、その奥に木造の古めの少し怪しい平屋が。
金ピカの大黒様がお出迎え。

中に入ると、すぐに受付があり、900円を支払い、案内の準備ができるまで少し待つ。
ちょっとだけお土産、中央には砂金採り体験の水桶、周りには金山で採れたいろんな鉱石や発掘道具などの展示。
さびれた感じがB級で楽しい。

金鉱石。
拡大してやっと、金が分かる。
ほんとにちょっと、しかし、金は1tの鉱石から通常は2~3gしかとれないのだ。
1935年の最盛期には10~20kg採れ、年間1t以上と日本一の金を産出した。
まさに、会津磐梯山の隣りの隣りぐらいだけど、宝の山だ。
ちなみに、写真の金の延べ棒は1kgで423万円。
こんな、古びたショーケースに飾っていて大丈夫?

準備ができて、ご案内。
売店から少し山際を歩いて、坑道入り口。
ふくろうのトロッコの登場。
震災後で客足が減ったそうで、他にもう一組だった。

レッツゴー。
ガタゴト、ガタゴト、揺られながら、ゆっくり降りていく。
薄暗く狭い坑道は、ところどころライトアップされ、脇に穴が延びていたりして楽しい。
というか、遊園地より楽しいぞ。
約5分、530mで通洞坑に到着。
トロッコを降りて、今きた道を見ると、果てしなく延びて先が見えない。
よく掘ったものだ。
というか、震災後だし、余震があったら大丈夫なのか、と思ってしまうが、受付&運転&ガイドのおじさん曰く、「金鉱山は極めて硬い鉱山なので一番安全」とのこと。
実際、鉱山は全く被害がない。
安心して、前へ進む。
坑道を利用した通路はしっかりしており、ところどころに上に下に左に右に斜めに坑道が延びる。金のためならどこまでも。
鉱脈数1000以上、総延長は600kmに達するというから、驚きだ。
モグラもびっくりの世界。
よくそこまで掘って、穴どうしがぶつからないものだ。
また、坑内は年中13℃ぐらいでひんやりとしている。

縦に白い石英のスジが走り、そこが金鉱脈。
岩盤には手を触れないでと書いてある。
まあ、盗もうと思っても見ても分からないくらいの微量だし、硬くて採れるものでもない。
あとは、神棚と過去の様子のパネル展示。
この薄暗い坑道で、1573年から1976年に閉山となるまで400年にわたり、多くの人が働き、大正時代以降の総生産量は金28t、銀280tを誇った。
右上は、旧精錬所の写真で、火災で全焼した後は、日立鉱山へ運搬して精錬したそうだ。
560m地点の大竪抗。
なんと真下に230m掘ってある大穴。
今は、湧き水で満ちて、中は見えない。

さらに少しすると、広めのところがあり、仏像が光り輝く。
大竪抗のエレベータの巻き上げ機が置かれていた作業場らしい。
大仏様の背後に回ると、その視線の先には、斜め上に果てしなく延びる坑道。
一体、どこまで延びているのか。
どれだけの金と銀を産出したのか。
さらに、おじさんの解説とおもしろ話を聞きながら、まわっていく。
狭めの通路もある。

夜光塗料とライトでカラフルに宇宙の世界。
朽ち果てながらも伸び続ける美しい坑道などなど。
西立入坑。
メインの坑道の一つで、西に1300m掘られている。
金のためなら~。
金鉱脈を発見。
おじさん曰く、「ここに少しだけ金が見える」と言うが、ほとんど分からない。
最初の地点まで戻って、30分の探検は終わり。
六角形の穴はハッパの跡。
発破=ダイナマイトで、硬い岩盤を削っていくのだ。
帰り道もガタゴトと。

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