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LASEKは、 L
aser- A
ssisted S
ub- E
pithelial K
eratectomy(レーザー照射による角膜上皮下の切除)で、レーシックと似た角膜屈折矯正手術の一つ。
近視は、屈折異常の一つで、眼球内に入ってきた平行光線が調節力を働かせない状態で網膜上でなく手前に焦点を結ぶ状態。近くは水晶体の凸レンズの膨らみの調節で対処できるが、遠方視では調節しきれずぼやけて見える。
元々、人間は遠視で生まれて、30才前後まで徐々に近視となっていき、その傾向がひどいと近視となる。生まれ持った遠視の状態、遺伝や環境による成長期の近視化の度合いに影響される。
近視の解消には、目の疲労による一時的な仮性近視は休息、ほんものの近視では光路のどこかに凹レンズが必要になる。
連れの場合は、0.05ぐらいの最強度近視で、
眼鏡
だと、面倒だし見た目も悪いし度が進む、
ソフトコンタクトレンズ
は、不正乱視が矯正できないし強度近視では分厚くなって目に悪い、
ハードコンタクトレンズ
は、硬くて小さいので不正乱視にも使え角膜の呼吸も妨げにくいが異物感があり結膜炎になる、
と、難しい状況だった。
サンコンタク
トというカスタムデザインのハードコンタクトレンズも試したが、少しは楽になる程度。
となると、今はやりの視力矯正治療となるが、
角膜屈折矯正手術
は、角膜の曲率を扁平に変えて近視を治療する手術で、
レーシック
(LASIK: La
ser(-assisted) in Si
tu K
eratomileusis)は、レーザー照射による角膜曲率形成術。
古典的レーシック
は、1990年に確立され、マイクロケラトームというブレードを使って110~160umの角膜実質層の上部までのフラップをつくってから角膜実質をエキシマレーザーで蒸散させ削る方式で、価格競争で8万と安いが、強度近視には無理だしちょっと恐い。
イントラレーシック
は、2001年に開発され、イントラレーザーで更に薄い90umのフラップをつくりエキシマレーザーで角膜実質を削る方式で、強度近視でもできるし更にウェーブスキャンを使って不正乱視にも対応できる。19~29万。
レーシックは、短時間の術後すぐに視力が回復し、痛みもないが、感染症の危険、強い力でフラップがずれるおそれ、角膜を切るのでドライアイやハロ・グレアに悩まされる可能性、近視戻りで再手術になることがある。
ラゼック
は、1999年にでき、アルコールでふやかして角膜上皮のみの50umのフラップをつくり、ボーマン膜の上からエキシマレーザーを照射して削る方式で、角膜上皮は2週間で再生されるのでフラップがなくほぼ元通りになる。無駄がないので削れる量も多く安全で、最強度近視にも対応できる。23万。
ただし、最初の一週間は痛みがあり、一ヶ月は視力は今ひとつ、6ヶ月はヘイズという角膜の濁りの恐れがあるのでサングラスで紫外線対策が必要。
更に最近は、 リレックス
(ReLEx: Re
fractive L
enticle Ex
traction)という方式ができて、フェムトセカンドレーザーでレンズ状の角膜片(レンチクル)をつくり、3mmほどの小さな切り口から除去して、角膜の形状を変える。32万円と高い。
切り口が小さいのでドライアイやハロ・グレアが軽減でき、近視戻りも少ない。ただし、強度の近視や乱視には対応できない。
フェイキックIOL
は、角膜と虹彩の間に眼内レンズを挿入する方式で、レーシックやラゼックが適応外の人が対象となる。近視戻りはないが、立派な手術なので大変で40~69万と高く、異物挿入の不安もある。
オルソケラトロジー
は、1940年代にできたコンタクトレンズの応用で1989年にアメリカで認可された。専用のコンタクトレンズを一晩つけて角膜の形状を変化させ視力を回復させる。手術ではないので安全で可逆的で、子供でも可能。15万。
中等度の近視まで対応する。ただし、夕方になると元に戻っていく。
コルネアプラスティー
という酵素を使ってオルソの効果を持続させる治療もあるが、アメリカで治験中。
以上のようにいろんな方法があるが、素人めにも、仮性近視なら生活改善、若者の近視はコンタクトか眼鏡かオルソ、30才以上でコンタクトや眼鏡がきつい人は軽度ならリレックスかコルネ、重度ならイントラレーシックかリレックス改良まで待つかラゼックだと思う。
そして、歯医者と同じで手術になるので、設備と術者が重要。
というわけで、2010年に、連れの最強度近視を治すべく、東京へ向かったのだ。
仙台でもレーシックはできるが高いし、近視がひどいのでラゼックになる可能性もあり、本場の東京へ。
いろいろ調べた結果、日本のレーシックの第一人者である青山勝先生のいる銀座近視クリニックにした。
(今年の初めにSBC新宿近視クリニックと統合し、SBC新宿近視クリニック銀座院となった。)
まずは、1ヶ月前に、適性検査と当日手術の日にちの申し込みをして、2週間ほどコンタクトをやめ眼鏡っこ。
そして、当日、朝早くから車で銀座へ。
有楽町駅の近くのビルの2階にあった。
視力検査の目印に案内され、奥のクリニックへ。
きれいな施設で、待合室には大勢のお客さんがいた。
まず、予約時間に適性検査で、視力、近視度数、乱視、眼圧、涙液量、角膜厚、角膜形状などを測定し、さらにカウンセラーから事前に術式の説明、そして最後に青山先生の診察。
青山先生は、やさしくていねいで真面目、まず眼底検査をして、その後、データをもとに、最適な術式の説明。
記憶によれば、-11Dの最強度近視で不正乱視もあり、角膜厚が530um、想定内。
イントラレーシックだと、フラップ90、乱視まで矯正するアイレーシックで110ぐらいけずるので、残り330で安全圏の300umは超えるが、再手術が厳しいのと角膜の変形がありやわらかそうなのでダメと。コンベンショナルだと90ぐらいけずるが、それでも350umでダメと。
となるとラゼックで、フラップ50、アイレーシックで110削って残370umで可能だが、やはり多めに欲しいと。
アレグレットとトポでも同じぐらい削るのでダメ、コンベンショナルでも見え方はほぼ同じで削る量が90で390um残るのでこれがいいと。再手術も可能。
約40分ぐらい話してくれて、指名が多く多忙な先生なのにいいのかなと思ってしまうほど。
ラゼックのコンベンショナルレーザー(VISX STAR S4)で、ある程度の乱視も補正してくれて、視力目標は今後の老眼も考慮して1.5、一番安全というので、これで了解。
結局、待ち時間も含めると、2時間半ぐらいかかった。
手術は夕方。
一度、ホテルに行って休む。
そして、夕方にクリニックへ。
日曜だし、検査と再診で混んでいた、手術はおわりかけ。
検査を少ししてから、17:30開始で18時に終了。
手術中のことは分からないが、手術室で説明、手術台で目を固定され、点眼麻酔、フラップの範囲を区切ってアルコールを約30秒ひたしふやかして、フラップをめくり、エキシマレーザーを数10秒程度照射し、洗浄し保護用コンタクトをつける。両目をして終わり。
連れは怖がり痛がりなので、すごく怖くて痛かったらしいが、青山先生の優しい声がけで何とか乗り切ったそうだ。
あとは、少し休んで、会計をしてお帰り。当時は28万円だった。医療費控除もあるので少し減るけど高額、でもかけがえのない眼だから。
あとは、ホテルに戻って、買い出してきたものを食べさせて、お休み。
術後はそれほどでもないが、麻酔が切れてくると、結構いたむのだ。

内服薬は、ステロイド、抗生剤、鎮痛剤、胃薬、5日間。
点眼は、ステロイド、抗生剤、角膜保護剤、鎮痛剤、一週間。角膜保護剤は半年続く。
さらに、保護用のプラスティック。
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