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天井から光が差し明るく、一面のタイル。
見事なまでのイズニックタイル、幾何学模様、花模様など。
螺鈿の飾り扉もいたるところにある。
そして、蛇口は、大理石と金の飾り。
贅を尽くしている。
ムラト3世居室入口。
ムラト3世は、オスマン帝国第12代皇帝(1574-1595年)で、第2庭園にハレムを建設したスルタン。
入り口の部屋なのに、全面、色とりどり、様々な模様のタイルが凄くて、タイルの間と言われている。
見るからに、王様という感じの入り口がある。
どこをみてもすごい。
向こうは、中庭。
さあ、王様の入り口からスルタンの部屋へ。
ムラト3世の部屋。
スルタンの寝室である。
広い空間に、イズニックタイル、金装飾、ステンドグラス、大理石、アラビア文字、すべてがつまっている。
1579年、スィナンが設計し、ハレムで最も美しいと言われている。
暗めで明暗差も強いし、大きいし、細かいし、RX100+ワイコン+RAWでも難しいなあ。コンデジでは全滅しそう。
どこもすごい。
天井も蜂の巣模様、唐草模様でびっしり、明かり取りから光が差す。
この寝室で、ムラト3世は、快楽におぼれ、帝国衰退の原因を作りだした。
英雄、色を好む。ムラト3世には、40人の妃、103人の子供がいたそう。
まさに、ハーレムだ。
居室の奥に、第14代スルタン、アフメト1世の部屋。
ステンドグラスが多く、明るい。
ドームの太陽からは豪華なシャンデリアが飾られていたんだろう。
Gryffindor, Wikimedia Commons.
その左奥が、アフメト3世の食堂。
ツアーでパスされたが、果物の間で、一面を果物と花のタイルが飾る。
イスラムなのでバラが多いけど、チューリップってトルコ発祥で国花なんだ。
居室入り口に戻り、
Gryffindor, Wikimedia Commons.
次に、スルタンの大広間という宴会場をみて、玉座もあったのだが、写真がない。撮影禁止だったような。
再び、居室入り口から、
王子の間。
一面のイズニックタイル、ステンドグラス、天井の装飾、豪華な部屋だが、訳あり。
黄金の鳥かごと言われ、王位争いの兄弟達はここに幽閉され、スルタンに選ばれるのを待っていた。
最初の頃は、スルタンが決まると、敗れた兄弟は皆殺しされ、1603年にアフメト1世の代になってから、この部屋に軟禁されたままとなった。
2部屋あるのだが、兄弟は何人もいるわけで、ライバル同士が何十年も共存していたのだろう。
王になれば国とハレムの支配者になるが、即位するまで15~50年ぐらい幽閉されていたらしく、まともなわけもなく、ハレムに狂い、1683年にオスマン帝国は東ヨーロッパ・西アジア・北アフリカまで領土を拡大するが、その後は衰退していく。
もう一つの王子の間。
こちらも、タイル、大理石、ステンドグラス、天井などの飾りで、豪華絢爛。
でもここも金の鳥かご。
天井は、木に彩画して、高級絨毯のよう。
金の暖炉、多彩で美しいイズニックタイル、螺鈿の飾り扉。
花飾りのステンドグラス。
華やかそうにみえるハレムも、通路は狭い。
しかし、お祝いの日は、スルタンが金貨を投げて女性陣が拾う、黄金の道となった。
寵姫達の中庭。
スルタンから寵愛された側室は、部屋を持ち、中庭で優雅に暮らす。
左側のキンキラのところは、先ほどの王子の間。
本来、子供も兄弟も王の家族で最高権力者に近いはずだが、ライバルなので、金の鳥かご。
テラスと中庭からは、ボスポラス海峡、アジア側がみえる。
雨だけど。
以上、有名なハレムを見学した。
ツアーだから仕方ないが、20分、パスした部屋もあるし短い。でも個人で行ったら迷子になりそう。
ハレムから出ると、第3庭園。
前に謁見の間、左にアフメト3世の図書館。
右の幸福の門から、いったん出る。
幸福の門。
ここには、オスマン帝国の国旗が立てられ、この中(左)はスルタンの内廷。
From Wikipedia
幸福の門の前では、かつて、スルタンの前で整列やパレードが行われた。
世界最古の軍楽隊メフテルのパレードもあり、週末正午に開催もされる。
モーツァルトのトルコ行進曲の世界だ。
入ると、目の前に、謁見の間。
右に行くと、第3庭園と、宝物館がぐるりと囲んでいる。
宝物館へ。
ここで、自由時間50分。
普通なら悪くは無いが、今日は混んでて、行列ができている。
まずは、人気の征服王の宝物館で、4つ展示室がある。
列も待つし、中も混んでて進まないので、流し見程度にいそいで。
宝物館の内部は撮影禁止。
15~16世紀に、東ヨーロッパ・西アジア・北部アフリカと世界を席巻したオスマン帝国だけあって、多数の宝飾品、絵、衣装など展示されている。
まっぷる トルコより。
特に最奥の第4展示室は、貴重で高価な財宝がいろいろ。
トプカプの短剣は、長さ35cmで柄の部分に3個の大きなエメラルドで、輝くように美しい。
スプーン職人のダイヤモンドは、86カラット(70×60mm)のダイヤを49個のダイヤで囲み、大きく光る。
ちなみに世界最大のダイヤはタイ国王の持つゴールデン・ジュビリー546カラット、2番目が有名なイギリス王室のアフリカの星530カラット、10位で203カラットなので、ランク入りはしないが、最大級であることに変わりは無い。
さらに宝石の散りばめられたターバン飾り、金のゆりかごなど、、恐ろしい財宝の山だった。
第3庭園。
空洞の木もあった。
続いて、旧帝国の宝物館。
Gryffindor, Wikimedia Commons.
帝国の歴史的な宝物として、絵画、書物、武器などいろいろあった。
そして、ハレム寄りの棟にあるのが、聖遺物の間。
室内にはコーランが流れ、預言者マホメッドの外套、剣、歯、ひげ、足跡など。
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