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ホツマツタヱ は 大きく分けると 神々の時代 と 天皇の時代 に 分けられるが 神々の時代を編纂ヘンサンされたのは クシミカタマという人で その成立は なんと神武天皇の時代の紀元前六六八年とされる この前半部分を クシミカタマのご子孫のオオタタネコという人が 景行ケイコウ天皇の時代に ヤマトタケ(ヤマトタケル)がお亡くなりになった ことを期に 天皇の記録を足して新しく編纂ヘンサンしなおした ものである 書名の ホツマ とは 日本のスポット 富士山を中心とする 東海 関東一円のことで 広くは すぐれた国という意味で 日本全体を指す言葉としても使われる 古事記 日本書紀 には ホツタ国の富士山のことが まったく出てこない まことに不思議なことではあるが これには深い意味がある またあとでお話しすることにしよう 天照大神 アマテラスオオミカミ 男神論 ホツマツタヱ とは -2 鳥居礼 フォレスト出版株式会社
Jan 31, 2008
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武王 (周王朝初代の名君) の 銘メイに これを須シュゆに忍シノべば 汝ナンジの身を全マットうす と いう また 尚書ショウショ に いう 必ず 忍シノぶこと有アれば すなわち 済ナすことあり と 古語にも 莫大バクダイな過アヤマチは 須シュゆの忍シノばざるに起る とあるように この 忍の一字は 身を養い そして 徳をも養う 大切な道である 養生訓 忍と養生 -2 貝原益軒 伊藤友信 訳 講談社学術文庫
Jan 31, 2008
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古語に 忍シノブは身の宝なり とある 何事でも忍シノべば災ワザワいがなく 忍シノばないと 不幸になる 忍ぶというのはこらえることだ 換言カンゲンすると 自制することである 怒りと欲とは制しなければならぬ とにかく 養生の道は怒りと欲をこらえることである 忍の一字を守らねばならぬ 養生訓 忍と養生 -1 貝原益軒 伊藤友信 訳 講談社学術文庫
Jan 31, 2008
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心にゆとりがあると 反射的にイライラすることがなくなり 身の回りで起きる出来事に その都度うまく対処できるようになる 深呼吸をして 人生に必要でないことはない そう見える時があるだけだ と 繰り返し自分に言い聞かせる そうすれば 現実をしっかり把握ハアクすることができる 追い詰められた気持ちや やり返したいという気持ちはどこかへ消えていく どんなにつらい事件 事実があなたの身に降りかかろうと すべて 必要なこと と 思おう 恋人が不平を言うのは あなたを愛しているから 上司が自分を叱るのは自分に期待しているから と 思おう 人生を楽しむ達人は 物事をある意味 自分に都合よく考える名人だ 自分を不幸の主人公にする ドラマをつくりだすのはやめて ハッピーエンドの物語の主人公になろう 自分の人生 なのだから 小さなことにくよくよしない 88の方法 18 -2 人生に 必要でないことはない そう見える時があるだけ リチャード・カールソン 和田秀樹 訳 王様文庫
Jan 31, 2008
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ささいなことにイライラしていないだろうか 何もかもが実際より大ごとに思えて 必要以上に怒っていないだろうか たとえば 恋人から もうちょっときちんとしたスマートな格好してきてよ と 言われたとする 軽く受け流しておくか なんだか ちょっとイラついているな と 思っておけばいいものを カチンときて 思わず 何だって? いいかげんにしろよ などと口ばしって 事を大きくしてしてしまう 腹立ちまぎれに 恋人の言葉を深読みしてはあれこれ詮索センサクし さらに苛立イラダつ これまで何度似たようなことを言われただろう 彼女はオレに感謝の気持ちなど まるで持っていないんだから と 考える これでは問題がこじれ ますますストレスがたまるだけだ まず 冷静さと広い視野を保つことが最善の方法だ 大したことではない と 考えることで おそらくベストの対応ができるし うまく解決できる これは 対象が友人 仕事でのトラブル 子供 隣人との論争 ・・・・・ 何であっても同じだ 小さなことにくよくよしない 88の方法 18 -1 人生に 必要でないことはない そう見える時があるだけだ リチャード・カールソン 和田秀樹 訳 王様文庫
Jan 31, 2008
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ひとり家にいて静かに日を送り 古書を読み 古人の詩歌シイカを吟ギンじ 香をたき 古法帖(コホウジョウ 古い名人の筆跡をうつした折本)を 見て楽しみ 山水を眺ナガめ 月花を賞ショウし 草木を愛し 四季の変化を楽しみ 酒を少量たしなみ 庭の畑で取れた野菜を煮たりするのも みな心を楽しませ気を養ヤシナう たすけになる 貧賤ヒンセンのひとであっても こうした楽しみは いつでもできることである もしこの楽しみを知っていれば 富貴フウキであっても この楽しみを知らないひとよりは 優マサっているといえるであろう 養生訓 心の楽しみを知る 貝原益軒 伊藤友信 訳 講談社学術文庫
Jan 30, 2008
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興味深いことに 変化というと まず 不安や恐れを抱イダくことが多い ああ 年は取りたくないものだ 定年が迫ってきたが その後は何をすればいいのだろう などなど 必ずというわけではないが 往々オウオウにして私たちは 変化とはつらく苦しいほうへ変わることだと思い込んでいる だが 変化を楽しい好奇心のまなざしで積極的に受け入れれば 不安は軽減し 完全に消えてしまうことすらある ああ このままでいいのに と 思うのと ほら 何かが変わるよ と 思うのでは 雲泥ウンデイの差がある それは 期待に胸をふくらませて変化を受け入れるか あるいは 不安とフラストレーションでいっぱいになるかの違いだ 私たちがどう思おうと 変化は必ず起こる 穏やかな心で変化を受け入れることができれば その分 人生は楽しくなるはずだ 小さなことにくよくよしない 88の方法 17 変化 を受け入れる -3 変化に期待しよう リチャード・カールソン 和田秀樹 訳 王様文庫
Jan 30, 2008
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変化がなければ 人類は存続しない 子供が成長しなければ 子孫は繁栄しないのだ 雨の日と晴の日 どちらがなくても植物は育たない 若さ 美しさ 権力 地位 成功 ・・・・・ こうしたものに必要以上にしがみつくと 苦悩が待っている だが 変化の必要性を認めると 穏やかな気持ちになれる トップ・アスリートは見る者を楽しませてくれる しかし いつかはチャンピオンの力も衰オトロえ 次の選手が台等する時がくる それが世の常というものだ 変化の必要性を考えることで 過去や未来ではなく 今の姿こそが完璧カンペキだとわかる 私のパートナー(妻)は 出会った頃から 恋人時代 子育てをしている姿 ・・・ どの時代のどの姿も美しく 輝き 今も輝き続けている 年をとっても 老人になっても きっと同じだろう 変化することで すばらしさが損ソコなわれることはない ただ 質と形を変えるだけだ 小さなことにくよくよしない 88の方法 17 変化 を受け入れる -2 変化はすばらしい リチャード・カールソン 和田秀樹 訳 王様文庫
Jan 30, 2008
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私たちの身の回りには いつも何らかの変化が 起こっている 体型は変化する 親は年をとる 人間関係も変化する ビジネスもそうだ 経済も 天候も変化する 近所では引っ越しがあるし 環境も変化する ゆっくりと変化することもあるが ある時一瞬にしてすべてが変わる場合がある 変化は必ず起こるものなので さまざまな形の変化を自然に受け入れられるようになると 得るものは大きい もちろん これも 言うはやすく 行なうは難カタし なのだが 受け入れられるように努力するだけの価値はある もう一つの道を考えてみてほしい 変化を受け入れるのではなく 運命に逆らい 抵抗する道だ これでは結局 自分が苦しむことがわかるはずだ たとえば 子供が大きくなるのを認めなかったらどうなるだろうか それでも 子供は大きくなる それだけのことだ 否定できるが 現実を変えることはできない 実際 人生のさまざまな局面で 変化をシンプルに受け入れられるようになると 小さなことに 大きなことにも くよくよする回数がぐっと減るはずだ 小さなことにくよくよしない 88の方法 17 変化 を受け入れる -1 リチャード・カールソン 和田秀樹 訳 王様文庫
Jan 30, 2008
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兄の妻が亡くなり 帰省 また 上京してから スグに 朝 1番からのポスティング 城南にある 建築関係の仕事です これまで 自分の 小宣伝紙 ポスティング の 途中 立ち寄った際 いつも親切にしていただきました 建築(認可)不況といわれておりますが ここはナゼか 快調な受注があります 社長さんは 誠実な方で 信用があります
Jan 29, 2008
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ホツマツタヱ (秀真伝) というのは すでに 古事記 日本書紀 では 失われてしまっていた 日本人が忘れてはならない重要な伝承を たくさん伝えている文献である ある重要な部分を厳密に比較していくと ホツマツタヱ の 内容が古いのではないかと 思われてくる たとえば イザナギ イザナミ の 御柱ミハシラ巡メグりの神事などである ホツマツタヱ が できたのは 景行ケイコウ天皇の時代で 西暦でいえば一二六年となり 古事記 よりも 六百年前のことになる 写本は古いものでも江戸時代のものしかないが にわかには信じたがいだろうが 内容を深く研究していくと 江戸時代に 天才的な神道学者やいろいろな学者が 何人集まって作ったとしても ぜったいにできないという確信にいたる もし ホツマツタヱ を 生み出せるような 天才集団が江戸時代にいたら 確実に歴史に残っているはずだ 江戸時代にその関係の学者で天才的といえば せいぜい 本居宣長(モトオリノリナガ 一七三〇~一八〇一) ぐらいであろう しかし ホツマツタヱ の 内容は あの宣長でさえまったく想像もつかないようなものである 本当に驚くことばかりである 天照大神 アマテラスオオミカミ 男神論 ホツマツタヱ とは -1 鳥居礼 講談社学術文庫
Jan 28, 2008
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山中の人は交際も少なく 静かで元気をたくわえ 万事につけて不自由であるから ついつい欲も少なくなる ことに魚類がほとんどないので 魚肉にあきることはない それゆえに 心中に住むひとは長命なのである ところが 町の中ではそうはいかない 世間との交際も多く 多忙であるから元気がへるのである 海辺のひとは魚肉を食べすぎるので 病気にかかりやすく短命なひとが多い 町の中でも 海辺に住んでも 欲を少なくして肉食をほどほどにすれば こうした害はないであろう 養生訓 山中の人は長命 -2 貝原益軒 伊藤友信 訳 講談社学術文庫
Jan 28, 2008
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山中で暮らしているひとは多く長命である 古書にも 山気は寿ジュ多し といい また 寒気は寿イノチナガシ ともいう 暖かな地方に住む人びとは 元気がもれて内に保存することが少ないので 短命となる 山中は寒いので 身体カラダの元気を閉じかためて 内にたもって外部にもらさないから 命が長い 養生訓 山中の人は長命 -1 貝原益軒 伊藤友信 訳 講談社学術文庫
Jan 28, 2008
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シリアス・モード(普通ではない状態)だと認めると 肩の力が抜けて いつもの自分を取り戻す カッカしていた頭に ユーモアがちらりと顔をのぞかせる こうなると 冷静に状況を見ることができるようになり 気持ちが落ち着いてくる あなたをなだめ 落ち着かせてくれる人がいる幸運な人も 自分で判断するしかない人も これだけは覚えておこう シリアス・モード(普通ではない状態)で もうおしまいだ とか 自分の手には負えない と思うこともあるだろうが それは錯覚サッカクにすぎない 実際は 今日はちょっと運が悪かった くらいのことなのだ 過去の輝かしい自分の姿 功績を 具体的に一つひとつ 思い出してみよう みんなうまくいったではないか 今のあなたはちょっと焦りすぎているだけだ 今度シリアス・モードにはまったら 肩の力を抜いてみよう ほとんど場合は何とかなるものだ 小さなことにくよくよしない 88の方法 うまくいった 過去の成功談を思い出す -2 リチャード・カールソン 和田秀樹 訳 王様文庫
Jan 28, 2008
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自分の今の状態が ノーマル・モード か シリアス・モード(普通ではない状態) か それを見分けることができると 救いの道が開ける ストレスにさいなまれている時は 僕がどんなに忙しいか 誰もわかってくれない まったく ひどい目にあったもんだ おれはもうだめだ などと考える どんなに忙しいかを見せつけるかのように せかせかと走りまわったり ため息をついたりして 無意識に誇張し ますます気持ちをダウンさせていく だが ほんの少しユーモアを持てば 状況はまったく違ってくる シリアス・モード(普通ではない状態)だと自覚する ことで ほんのちょっと冷静になれて 状況を客観視できるようになる そして 自分が思い込んでいたほど状況はひどくないとわかる だが 誤解しないでほしい こうした状況では 人がどんなに混乱し ストレスでいっぱいになるかはよくわかっている ただ 自分がシリアス・モードにあると認めると 気が楽になり 何とかなりそうに思えてくるのだ 小さなことにくよくよしない 88の方法 16 うまくいった 過去の成功談を思い出す リチャード・カールソン 和田秀樹 訳 王様文庫
Jan 28, 2008
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兄の妻が亡くなったことによる 葬式により帰省 昨夜 上京
Jan 27, 2008
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兄の妻が亡くなったことによる 葬式により帰省中
Jan 26, 2008
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兄の妻が亡くなったことによる 葬式により帰省中
Jan 25, 2008
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兄の妻が亡くなったことによる 葬式により帰省中
Jan 24, 2008
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日本書記 では 神代の部分の一番最後の記述が ウガヤフキアエズノ尊ミコトになっているが そのウガヤフキアエズノ尊ミコトは タマヨリ姫を奥さんとして カンヤマトイワレビコノ尊ミコト ( 神武天皇 ) を お生みになったとはっきり書かれている とても連続性が強い ホツマツタヱ からは さらに連続性があることがわかってくる 日本人なら この連続性を もっとアピールしなければならない 日本や日本人を 倭国ワコク 倭人ワジン と蔑称ベッショウで 呼んでいる中国の文献であり 一級資料ではない 魏志倭人伝ギシワジンデン などを引っぱり出して 神話や初期の天皇を無視するのは愚グの骨頂コッチョウである 魏志倭人伝 ファンというのは 自分が美しい白鳥なのに アヒルの顔になるのを待っていて アヒルたちにバカにされている みにくいアヒルの子と同じである こんなことでは 日本人の心はますます暗くなり 世の中はますます混乱してしまう いち早く 日本神話から学ぶべき良い点を解明し 日本人に本当の自信を持たせなくてはならない 歴史と神話を切ってはだめなのである 神代 の持つ重要な意味を知るには ホツマツタヱ が最適である 古事記 日本書記 では 伝承に欠落が多く 精神が伝わりにくく ホツマツタヱ には 今後人類に必要とされる精神性がぎっしり詰まっている 天照大神 アマテラスオオミカミ 男神論 はじめに 神代と歴史 -2 鳥居礼 フォレスト出版株式会社
Jan 23, 2008
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心を平静にし 気をなごやかにし 言葉を少なくして静をたもつことは 徳を養うとともに身体カラダを養うことにもなる その方法は同じなのである 口数が多くお喋シャベりであること 心が動揺して気が荒くなることは 徳をそこない 身体カラダをそこなう その害をなす点では同様なのである 養生訓 心を平静にして徳を養う 貝原益軒 伊藤友信 訳 講談社学術文庫
Jan 23, 2008
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ほしくてたまらない車が買えなくて がっかりしている男性がいた しかし 自分の給料を考えたら 毎月のローン 維持費 高額の保険料が ひどく負担になると気づいたとき 別の見方ができるようになった これは今の私には大きすぎる夢だ もし 目標を達成できず イライラしているのなら 今 あなたが夢見ているものは あなたにとって大きすぎる夢なのかもしれない 大きな目標は小さな目標に細分化してみよう 人は今の自分に合った目標を 少しずつクリアしていくことで 適度な満足感をもって登り坂の人生を歩んでゆけるのだ このことを覚えておくと 膨大ボウダイなストレスを抱え込まずにすみ 今の生活を心からエンジョイできるようになる 小さなことにくよくよしない 88の方法 15 小さな進歩 に 注目する -2 リチャード・カールソン 和田秀樹 訳 王様文庫
Jan 23, 2008
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別荘を持つことを夢見る人は多い すばらしい夢だ しかし 現実には 別荘などめったに使うものではない なのに 維持や管理でお金も手間もかかり ストレスと厄介事ヤッカイゴトが増える それに 思いもよらなかった問題が出てくる 別荘を買っておいて 他の土地へ遊びに行く気になれるだろうか? もし 遠い親戚シンセキが 私にもちょっと使わせてよ なんて言ってきたらどうする? 他にもまだまだ問題が出てきそうだ 別荘を持っていい人とは こういったコスト・ストレス面で問題がない人なのだ もし ちょっと想像するだけで こういったネガティブな問題が出てくるならば 別荘購入はあなたにとって 大きすぎる目標 だ だが もし 失敗したら ( 別荘購入で失敗し 借金を抱カカえるなど ) 大きな心の傷を負うことにもなりかねない それよりはむしろ 小さい目標 を たくさんかなえたほうが くよくよすることも少なく だんだんと自分をレベルアップすることができる 小さなことにくよくよしない 88の方法 15 小さな進歩 に 注目する -1 リチャード・カールソン 和田秀樹 訳 王様文庫
Jan 23, 2008
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貧賤ヒンセンであるひとでも 道にしたがい 楽しんですごすならば 大きな幸福である だからそうして暮らすならば 一日をすごす時間も長く感じられて楽しみも多いであろう まして一年の間は四季おりおりの楽しみがあり 一日一日に限りない変化があるものだから いっそう長く興味深くすごすことができよう こうして年を多く重ねていけば その楽しみは長くして しかも長命になることは間違いないことであろう 論語に 知者の楽しみ 仁者ジンシャの寿イノチナガき という言葉がある われわれは そう簡単にその言葉に近づけないが 毎日にを楽しみながら長命になることは 似ニているといってよかろう 養生訓 道を楽しむことと長命と 貝原益軒 伊藤友信 訳 講談社学術文庫
Jan 23, 2008
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飲食は身体カラダを養い 睡眠は気力を養う しかしあまりに飲食を制限すると 脾胃ヒイをわるくする いたずらに横になって寝るのは 元気をそこなう この二つは 養生をしようとしてかえって結果は 身体カラダをわるくすることになる しっかり養生をするひとは 朝は早く起き夜半に寝て 昼寝をしないで たえず仕事を務ツトめて怠ナマけず 睡眠を少なくして精神を清らかにし 飲食を少なくして腹の中をきれいにするよう 心がけなければならない このようにすれば 元気がよく 循環ジュンカンもよくして病気に罹カカらない 成長する気はますます養われて 血気はおのずから旺盛になって病気にならない この睡眠と飲食とがほどよく制限されることは また養生の要道でもある 養生訓 飲食と睡眠 貝原益軒 伊藤友信 訳 講談社学術文庫
Jan 23, 2008
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日本神話について 一級資料ではない 漢書カンジョ や 魏志倭人伝ギシワジンデン の 記述によって 日本神話の世界を作り話として 歴史から切り離すやり方は批判されるべきだ という意見もある 私は すべての学問は人の道を教え 国の道を説くものでなくてはならないと思う 日本の芸道のお茶やお花 短歌敷島シキシマの道 武道 などには みなそれが備ソナわっていた ところが 近代学問になってきて 客観性や物質性を強調し あるいはどんどん分化していったために 自然観 道徳観 宗教観というものが分離して 別個に教えなくてはいけなくなった 知識はあくまで物質的なものであるから それだけがどんどん増殖していくと とても危険である たとえば 科学者は科学の自由のもとに 原子爆弾を発明し 大量に人を殺した また遺伝子組み換え商品や クローン人間などを作り出した これからクローンはどんどん増殖するであろう クローンビジネスもできるかもしれない そうなると 便利さに比例して どんどんリスクが増加していく それは それぞれの学問分野に 自然観 道徳観 宗教観が欠落しているからにほかならない それらはきわめて人間中心的で物質主義である われわれは地球の未来のために これを変えていかねばならない 日本神話というのは まさに 自然観 道徳観 宗教観が歴史性と混然一体になっている 表現なのである それを それ以降の歴史の時代と切り離すべきではない ホツタマヱ を読んでいくと この思いがいっそう強くなる 自然観 道徳観 宗教観の濃厚なエッセンスがあるからである 天照大神 アマテラスオオミカミ 男神論 はじめに 神代と歴史 -1 鳥居礼 フォレスト出版株式会社
Jan 22, 2008
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養生の道は多言を必要としない 実行することは ただ飲食を少なくし 病気を助長するものを食べず 色欲を慎み 精気をもらさず 怒イカり 悲しみ 憂ウレい 思い などの 感情に激ゲキしないことである 心を平静にして気をやわらげ 言葉を少なくして無用なことをいわないで 風 寒 暑 湿 の 外邪ガイジャを防フセぎ またときどき身体カラダを動かし 歩行し だらしなく横になって寝ることをせず 食気の循環ジュンカンをよくすることだ これが養生の大切な点である 養生訓 養生法の要点 貝原益軒 伊藤友信 訳 講談社学術文庫
Jan 22, 2008
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飲食や色欲を気ままにして そのはじめのうちは快美であっても あとでかならず身体カラダをわるくして 長い苦痛のもとになる あとで心痛のないことを願うならば はじめに快美なことを好んではならない 万事はじめに快なることは 間違いなくあとで苦痛となる 最初に努力して自制すると あとではきっと楽しみとなるものである 養生訓 はじめの自制 貝原益軒 伊藤友信 訳 講談社学術文庫
Jan 22, 2008
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古語に 日に慎ツツシむこと一日 寿イノチナガクして終ツイにわざわいなし とある その意味は 毎日の行いを反省して慎めば 身体カラダに無理もなく 健康をたもって長生きし やすらかに寿命を終えることがでるということである これが身体を平安にたもつ要道である 養生訓 慎みは健康のもと 貝原益軒 伊藤友信 訳 講談社学術文庫
Jan 22, 2008
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たとえば 車を運転しながら その日に起こりそうな言い争いの予行演習をしたり 際限のないトラブルを数え上げては あれこれ思いをめぐらせ どうしてこんなに忙しいのだとつぶやいたりする あるいは 職場から家までずっと 今の恋愛がうまくいかない理由を指折り数えながら 帰ったりする 私たちはいつも 大して変わりばえしない ネガティブなことばかり考えがちだ 問題は それが癖クセになった時だ 無意識に 疑問も持たず ただ練習を繰り返す 練習だと思っていないが これはまさしく練習である 何の? 不幸の練習だ この練習に気づいて いい方向に持っていけば もっと建設的な練習ができるようになる 考えごとを始めた時 自分がどんなことをかんがえているかに注意してみる ネガティブなことを考えているとわかったら 時々でいいからポジティブなことを考えよう 当然のことながら 頭で考えることは 心の持ち方や生き方に大きな影響をおよぼす 頭の中で何を練習しているかに気づくようになれば より幸福で充実した生き方ができるようになる ネガティブな人生の予行演習をするのではなく ハッピーな人生の予行演習を始めよう 小さなことにくよくよしない 88の方法 14 失敗など存在しない と 考える -2 リチャード・カールソン 和田秀樹 訳 王様文庫
Jan 22, 2008
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学生時代 私は競技テニスの選手だった ある有益な言葉がきっかけで練習に対する心構えが変わり プレーヤーとしても成長できたと思う 練習さえすれば完璧になるわけではない 完璧な練習をすることで完璧になれるのだ アメリカン・フットボールの偉大なコーチ ヴィンス・ロンバルディの言葉だ もし練習方法が間違マチガっていたら いくら練習に多くの時間を費ツイやしても 悪い癖クセがつくだけだろう テニスを例にとって考えてみるとわかりやすい 一日二時間 週に五日 手首のスナップがきかない打ち方で練習していたとする そのうちに あなたのバックハンドには悪い癖クセがつき ボールは相手のコートに入らなくなってしまう だが 最初によい指導を受けて正しいテクニックをマスターし 練習を続ければ みるみるうちに上達する 同じように 不幸のリハーサル ばかりしていると いつの間にかそれが身についてしまう 小さなことにくよくよしない 88の方法 14 失敗など存在しない と 考える -1 リチャード・カールソン 和田秀樹 訳 王様文庫
Jan 22, 2008
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近代歴史学の祖とされるランケたちは 歴史学の方法と歴史観を合理的 科学的に しなくてはならないとして 近代的文献批判学のテクニックを生み出した 少しでも疑わしいものはどんどん切り捨ててきた 疑ウタガいのテクニックである 戦後の日本の歴史学者も もちろん このムーブメントの大波をもろにかぶっている かぶっているというより サーファーのように 時代の波に乗って 自国の歴史を否定することを喜んでいる 神武天皇はじめとする はじめのほうの天皇はみな存在しない 架空カクウだといってきた 古事記 や 日本書紀 には きちんと書いてあるのに そんなバカらしいことはない 現代人の目で見て ちょっとでもおかしいと思うことがあると すぐに切り捨ててしまう ランケは近代歴史学の神ではなく 荒ぶる神である その反面 歴史学者は 日本人を 倭国ワコク 倭人ワジン と 蔑称ベッショウで呼んでいる中国の文献は 無批判で信じこんでしまう 軍事教育の反作用といっても こんな国はめずらしい 日本には 中国以上に きちんとした歴史書があることがわからないのである 中国四千年の歴史といっても 中国王朝はいろいろな民族によって断絶されている 皇帝エンペラーの多くは 非漢人で 漢人によって一貫して支配されてきたわけではない 自分につごうの悪い歴史は その時々でオールカットされてしまう 他の説なんかは絶対に記録されない ところが 日本書紀 には 一書曰アルフミニイワく というのがあって 他の家々に伝わるのも仲良く載ノせてある 日本はもともと平等意識の高い国である そして歴史も一系性が強いのである 長い間欠落した部分はあっても 一貫している 天照大神 アマテラスオオミカミ 男神論 はじめに 神話をどう読み取るか -2 鳥居礼 フォレスト出版株式会社
Jan 21, 2008
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人びとは毎日その日の昼夜の中で 元気を養うことと消耗ショウモウさせること との どちらが多いかを比較してみるがよい 多くのひとは 一日のうちで気を養うことは少なく 気を消耗させることがつねに多い 養生の道は 元気を養うことのみにつとめて 元気をそこなうことがあってはならない もし元気を養うことが少なく 消耗ショウモウすることが多くて それが毎日つづけば 元気が減ヘり 病いになって ついには死をまねくであろう それだから 多くのひとは 病気がちになり 短命に終ることになる 限りある元気であって 限りない欲を自由にしようと思うのは 間違マチガっている 養生訓 元気を養う 貝原益軒 伊藤友信 訳 講談社学術文庫
Jan 21, 2008
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ひとが欲のままに楽しんでいると その楽しみがまだつきてしまわないのに 早くも苦しみが生ずるものだ 酒食 飲食を 気ままに楽しんでいるうちに 早くもその結果がでて 苦しみが起こるようなものである 養生訓 酒食 飲食を慎ツツシむ 貝原益軒 伊藤友信 訳 講談社学術文庫
Jan 21, 2008
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易経 に 患ウレいを思い 予カネて之コレを防フセぐ という その意味は これから生ずるであろう患ウレいを考えて それが生じないように予防せよ というのである 論語 にも 人遠き慮オモンバカりなければ 必ず近きうれいあり とある これらの教えは 初めは慎重にして あとは無事にすませようという意である 養生訓 予防の必要性 貝原益軒 伊藤友信 訳 講談社学術文庫
Jan 21, 2008
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好きだった女性にふられたが 自分にもっとお似合いの女性が見つかった 会社をクビになったことで 自分にぴったりの仕事につくことができた 転勤が決まり 友人たちと別れるのがつらかった しかし 新しい勤務先ですぐに生涯の親友と呼べる人と出会った こんなことはザラにある 先のことはわからない と考えるのと 無関心 優柔不断でいるのとは別だ 自分の心を偽イツワるわけでもない 何か辛ツラいことが起こった時でも 嬉しそうな顔でいろと言うのでもなければ 幸せでない時でも幸せそうなふりをしろ と言っているのでもない 何ごとも 最初に思ったようには進まないと認識すべきということだ だから 何かまずいことになりそうだと思っても ピリピリしすぎたり パニックになったりする必要はない 先のことはわからない とつぶやいてみる どうなるかは 神のみぞ知る である 幸運が不幸を装っている場合があるのである 次に難しい問題が起きた時には 自分が考えているほどひどいことにはならない と考える余地を 心の片隅に残しておこう 小さなことにくよくよしない 88の方法 13 不幸の次は 必ず 幸運がやってくるから安心しなさい -2 リチャード・カールソン 和田秀樹 訳 王様文庫
Jan 21, 2008
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私は 入りたい大学があったのに 成績がおよばなかったという経験がある その事実だけを見ると これはネガティブなことだ しかし 結果はまるで違う 入学した第二志望の大学で二年生の時 テニスの代表チームでトップ・プレーヤーとなり キャプテンにも選ばれた そこでさまざまな経験をして 人間的にも大きく成長できたと思う それからペーパーダイン大学へ転校したのだが そこで妻と出会った もし 第一志望の大学に入っていたら こうした幸せにはめぐり合えなかっただろう 小さなことにくよくよしない 88の方法 13 不幸の次は 必ず 幸運がやってくるから安心しなさい -1 リチャード・カールソン 和田秀樹 訳 王様文庫
Jan 21, 2008
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十九世紀の末ごろ出てきた イギリスのテイラーやフレイザーなどは 神話というのは 未開で野蛮な文化発達段階の 初期的な状態を反映したものにすぎない としてきた こういう考え方は ダーウィンの進化論がベースにあって 非近代的なものはみな野蛮になってしまう きわめて自然と一体で 慎み深く生活している人たちを 野蛮とし どんどん自然破壊をしていく自分たちを 進化としたものである どちらが野蛮なのか 自然と一体の状態では 人間の表現も いい意味で混然一体になっている たとえば チベットでは 太陽と月を宇宙的観音様の両眼と考えたりすることとか モダンという入浴剤にどっぷりつかった人からすると そんな見方は低レベルなものと決めつけがちだが 本当は宇宙を人体と同じように考えていくことは 自然と人とが一体となる上でとても大切なことである その表現の奥には 意外と合理的なものが隠カクされていたりする モダン風呂の人は 入浴剤が本当の温泉だと思っている 本当の温泉につかってみないと 古代の人々の気持ちはわからない はじめに 神話をどう読み取るか -2 天照大神 アマテラスオオミカミ 男神論 鳥居礼 フォレスト出版株式会社
Jan 20, 2008
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一時的な欲望を制することができないで 病気になり 百年も生きられる身体カラダをこわすのは 馬鹿バカげたことだ 愚オロかというほかない 長生きをたもって いつまでも安楽でありたいと思うなら 欲のおもむくままに行動してはならない 欲をおさえることは 長生きのもとである 欲のおもむくままにするのは 短命のもとといえる 欲のおもむくままにするか それをおさえるかは 長命と短命のわかれ道になるのである 養生訓 長命と短命 貝原益軒 伊藤友信 訳 講談社学術文庫
Jan 20, 2008
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病気でもないのに 補薬 ( 栄養剤のような補助薬 ) を 多用するのは かえって病いになりやすい 身をいたわりすぎたからである まことに 子供をかわいがりすぎて かえって 子供の不幸をまねく ようなものである 養生訓 心は楽しく身は労働 -2 貝原益軒 伊藤友信 訳 講談社学術文庫
Jan 20, 2008
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ひとは 心を楽しませて 苦しめないことが もっともよい が 身体カラダは 大いに動かし労働することがよく 休養しすぎてはいけない いずれにしても 自分の身体カラダを過保護にしてはいけない おいしいものを食べすぎ 美酒を飲み 色を好み 身体をいたわりすぎて 怠ナマけて横になることばかりを好むのは すべて 自分の身体をかわいがりすぎることであって かえって身体の害になる 養生訓 心は楽しく身は労働 -1 貝原益軒 伊藤友信 訳 講談社学術文庫
Jan 20, 2008
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ある花嫁の父が 孫娘の結婚式をビデオに撮トっていた 一瞬イッシュンも逃ノガすまいと 彼は式も披露宴も ビデオカメラのファインダーから見ていた しかも 片目を閉じたまま ところが 何たることか ビデオカメラが作動していなかった! 彼は一部始終を自分の目で見そこなったばかりでなく それを再録することもできなくなってしまったのだ こうした話を聞くと 人生のかけがえのない喜びとは 今 この一瞬を逃すと もう取り戻せないものだとつくづく思う 計画を立てている間に一生が終ってしまってはつまらない 今 ここにある喜び を 大切にしよう! 小さなことにくよくよしない 88の方法 12 今 ここ で できること を 大切にする -2 リチャード・カールソン 和田秀樹 訳 王様文庫
Jan 20, 2008
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私たちは知らず知らずのうちに 手にした恩恵を生かすチャンスを逃していることがある 数年前 ハワイのビーチで 私と妻は 娘たちを連れてビーチに座っていた 近くに 二人の子供をつれた夫婦がいた 夫婦は 一 二時間 のべつまくなしに バカンスのプランを話し合っていた 今日はこれからどうしようか 夕陽が沈むのを見るのはすてきね またあのレストランに行こうよ ツアーが楽しみだわ 夫婦がおしゃべりをしている間 彼らの子供たちは砂をかき集めて城をつくり いちばん大きな城ができたと思ったら それを壊して遊んでいた いかにも楽しげに笑いながら いつまでも その様子は実に愛らしく 見ているこちらもほほ笑まずにはいられなかった まさに 至福の時 である 残念なことに 夫婦は そんな子供たちの 笑顔を目に焼きつけることはなかったようだ ある意味 大人たちはバカンスを楽しんでいるというよりは ただプランを立てていたのだと言える 人生とは 計画を立てている間に過ぎ去ってしまうもの なのかもしれない 小さなことにくよくよしない 88の方法 12 今 ここ で できること を 大切にする -1 リチャード・カールソン 和田秀樹 訳 王様文庫
Jan 20, 2008
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神々の物語を考えるとき 大きく分けて二つの見方がある 一つは 寓意グウイ説で 神話というのは 自然や人間の根本現象を 神々の行動として描エガいたものだとする見方 たとえば BC六世紀ぐらいのテアゲネルという人は ギリシャ神話 イーリアス に 出てくる トロイ側とギリシャ側の神々の戦いを 諸元素の戦いである考えたこと もう一つは 神話に登場する神々は もともと功績の多い人間だったという 合理的解釈 である 古事記 などでは 伝承がとても断片的なので 寓意グウイ的にしか解釈できない あるいは ある時代の権力者が創作したと見られやすい ところが 伝承がきちんとしている ホツタマヱ (秀真伝) では 実際にいた人物や出来事を 象徴的に伝えたのではないかと思えてくる はじめに登場する 天之御中主アメノミナカヌシ神は 宇宙の五元素が合体して人体として生まれ それ以降は人間の男女が交わって人が生まれた と明記してある はじめに 神話をどう読み取るか -1 天照大神 アマテラスオオミカミ 男神論 鳥居礼 フォレスト出版株式会社
Jan 19, 2008
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かりに 宝石をもってつぶて(小石)とし 雀スズメを打つひとがいたら 馬鹿なことをするものだ と人びとは嘲笑チョウショウするだろう それはきわめて大切なものをすてて まことにつまらないものを得ようとしたからである ひとの身体カラダは何よりも貴重である しかるに とるに足らない小さい欲をむさぼって 身をそこなうことは 軽重ケイチョウを知らないといえよう あたかも 宝石をもって雀スズメを打つようなものである 養生訓 小欲をすてよ 貝原益軒 伊藤友信 訳 講談社学術文庫
Jan 19, 2008
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養生の道では頼む心を戒イマシめている 自分の強健を頼み 若さを頼み 病気が軽快したことを過信したりするのは すべて不幸のもとである 刃の鋭いのを頼んでかたい物を切ると 刃がこぼれる 気の強いのを頼んで気をつかいすぎると 気が消耗ショウモウしてしまう 脾臓ヒゾウや腎臓ジンゾウ つまり内臓の強いのを頼んで 飲食 色欲 を 過ごすと 病いになるのである 養生訓 過信の戒イマシめ 貝原益軒 伊藤友信 訳 講談社学術文庫
Jan 19, 2008
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日の長い時節でも昼寝はいけない 日が長いので ひとによっては夜になるとすぐに 眠ることを心配するだろうが それを防ぐには 晩食のあと身体カラダを動かし 歩行し 日没のころから横になって体気を休めることもよい 横になっても眠ってはいけない 眠ると身体カラダにきわめてわるい 眠らなくても長く横になってもいけない 燈火のつく夕方には起きていなければならない こうすれば夜になっても身体に力があって すぐに眠くはならない 日没のころ できれば横にならないですむなら それがもっとも望ましい 養生訓 昼寝の禁止 貝原益軒 伊藤友信 訳 講談社学術文庫
Jan 19, 2008
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いつだったか 時間と労力をかけて家や庭の手入れをするのに 嫌気がさした時 気持を静めて こう考えてみた いつか 庭のある家に住めない時がきたらどうだろう どんなにさびしいだろうか とたんに 花壇をつくったり 草取りをしたり 木の枝を刈り込んだりといった作業が苦にならなくなった 何でも不満の種を見つけるのはたやすい だが 面倒に思えることでも そこに楽しみを見出すことは意外に簡単にできる 仕事でしょっちゅう出張をしている友人が それがどんなにストレスの多い生活であるか いつもこぼしていた 出張をしなくてもいい仕事を何年も探し続け ついに望みがかなった だが 数ヵ月もすると 彼は出張をなつかしく思うようになった 私が彼に 未来へのトリップ について話したのは その後のことだった 転職する前に聞いていたら きっと別の選択をしていたと思う と彼は残念そうに言った 未来へのトリップ を試みると 自分が今 何をなすべきかがはっきりする つまり 今手にしているもので 将来なくなっていたらさびしく思うだろうものを 考えることで 今 本当に大切なものは何かに気づく 悩んだり重荷に感じたりしているものほど なくなってみると胸にぽっかり穴があく思いがするものだ 未来へのトリップ は 人を謙虚な気持にさせると同時に 今 自分ができること をすんなりと気づかせてくれる方法である やってみれば あなたもきっと同じ感想を持つだろう 未来へのトリップ は 確実にあなたの視野を広げてくれる 小さなことにくよくよしない 88の方法 11 5年後 どんな幸せを感じている? -2 リチャード・カールソン 和田秀樹 訳 王様文庫
Jan 19, 2008
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ある二十八歳の女性の相談にのったことがある 彼女には長くつきあっている男性がいた 彼に大きな不満はないが 将来が不安だと言う 私はできるだけ穏やかに 尋タズねた つきあい始めた頃は楽しかったですか? ええ とっても! そう答えた時 彼女の表情がやわらいだ そこで こう言ってみた あと何年かして 彼がいなくなったらどう思いますか? また反対に ずっと一緒にいるところを想像してみてください 彼はあなたにどう接しているのでしょうか 会話がとぎれた 彼女はじっと考え込んでいるようだ 少し経つと 彼女の気持がほぐれていくのが感じ取れた おそらく どうしたら彼との時間を楽しめるかに 初めて気づいたのだろう 数年先に身を置いてみることで 現在を振り返り 自分が見失っていたものに気づいたのだ この 未来へのトリップ にはすばらしい効果がある さまざまな責任や義務に押しつぶされそうになった時 こんな胃が苦しい状況を脱して 不平を言う必要がなくなる日がくるとしたら どんなものだろうかと想像してみる すると 今の自分を即座に客観的に見られるようになる 彼女と話したことで 私自身が何度もこの方法のお世話になったことに気づいた 個人的な問題 仕事の問題 さらに家庭の問題 ・・・・・ さなざまな場面で試みてみた 小さなことにくよくよしない 88の方法 11 5年後 どんな幸せを感じている? -1 リチャード・カールソン 和田秀樹 訳 王様文庫
Jan 19, 2008
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酒食のまだ消化しないうちに横になって横になって眠ると かならず酒食がとどこおって 気もふさがり病いとなる 心がけて注意しなくてはならない 昼間は横になって眠るのはよくない 元気を大いにそこなうからである もし ひどく疲れたならばうしろに寄りかかって眠ればよい それでも横になりたいときは そばに人をおいて少々眠るがよい 長くなったらそばの人に呼び起こしてもらうがよい 養生訓 寝る時間を少なくする 貝原益軒 伊藤友信 訳 講談社学術文庫
Jan 18, 2008
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