KIKIの山行き・・・ 山と山の花

2024.08.22
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国道19号沿いの道の駅「きりら坂下」で車中泊するつもりでした。
ところが雨がパラパラ降ったけどすぐに止んだため
メチャクチャ蒸し暑くて1時間ほど車内で悶々としただけで結局
車を走らせ、次の道の駅で・・・と思ったけどそこも暑くて
標高が高くなったその次の道の駅「大桑」で車中泊。
今まで車のエンジンをかけてエアコンつけて寝たことは有りませんが
今回は、そうする人の気持ちが少しわかりました。
結局、車用の窓のネットを掛けて、窓全開でやっと眠りに付けました。
登山の前の睡眠は非常に重要で、ただでさえ体力がないのに
睡眠不足でフラフラで登るなんて無謀ですもの。

風越山は長野県に2つあり、飯田の風越山は「ふうえつざん」と呼ばれています。
木曽の風越山は「かざこしやま」で、中央アルプスの西に聳え
御嶽山、三ノ沢岳や宝剣岳の展望地です。

初めて登ったのが1998年6月、今回と同じ高鳥屋登山口です。
2回目は2004年6月、木曽駒登山上松Aコースの敬神の滝からです。
3回目は2013年8月高鳥屋登山口
4回目は2019年9月高鳥屋から登り、今回で5回目です。

朝、道の駅を出て寝覚ノ床から木曽古道を目指して車を進めます。
林道の登山口に簡易トイレがあり、そこに車が3台くらい停められますが
今日は他には車が無くわれらが一番乗りです。




高鳥屋登山口
今日は天気が良いから、カヤトの丘からの展望に期待します。






急登を歩き出してすぐ、AコースとBコースの分岐があり
急登が続くAコースで登ります。
帰りはBコースで下りてきましょう。

この山はクマが多く、今までも山頂付近でクマが出たと登山者が騒いでたり
子熊が足元まで出てきたから、母クマが近くにいるから大急ぎでそこから離れたりなど
クマがたくさん居る山だから
今日は鈴と笛を吹きまくりで登ります。





登山道はも秋の花、ヤマジノホトトギスがいっぱい






蕾が可愛い






木の洞が目立ちます
急登で水平に立てる所がありません。





ヒヨドリバナ







ヤマジノホトトギス







ツリガネニンジン







タマアジサイ







フシグロセンノウ

林の中でこの色は目立ちます。






ハバヤマボクチ






ほとんど一直線の急登
樹林の中だから、良い天気のすごい日差しは遮られ
KIKIは今日は何とか頑張っています。






ママコナ






フシグロセンノウの群生






たくさんの花が次々と咲いているので、
最近いつもバテバテ、ヘロヘロのKIKIですが
花に癒され、導かれて登っています。






カヤトの丘の手前で
タムラソウが出て来て、大喜び!!






アザミのような花ですが、棘がありません。






登山道に木が無くなって、草原です。
いよいよ、カヤトの丘です。






チダケサシ

ここから先は、登山道が草で覆われて道が隠れて
露に濡れた葉っぱでズボンが濡れるほど





ソバナ






フシグロセンノウ

再び木の下を歩きます






高いところまで咲いています





下界が見えてきました。






タカネナデシコ
いっぱい咲いています






好きな花 マツムシソウ

紫は嫌いな色ですが、花の色としては好きです。
そしてマツムシソウは、写真の失敗がすくないのです。





イワオトギリ







ヒメシャジン







サワヒヨドリ







カヤトの丘につきました。

ススキの中にコオニユリが目立ちます。
向うに見えるのが糸瀬山です。







コオニユリも失敗しない花です。







ヤマハハコ






カヤトの丘の小屋の前
初めて登った時はこの小屋が無く、ここで雷雨に合って
しばらくここの木の下で雷が去るのを待っていました。






小屋の横のマツムシソウ






ところどころにベンチが
糸瀬山の右向こうの雲の中に、雲が無ければ恵那山が見えるんですが・・・






小屋の横に御料局三角点
この山に御料局三角点があるなんて・・・と思ったら
帰宅して以前の写真を見たら写していました






マツムシソウ






やっぱり好きです







雲の間から中央アルプスの一角が見えています
あれはどこの山の一部かな・・・






カヤトの丘から下界

曇らない内に写真をいっぱい撮って
山頂に向かいます。






コオニユリ






これは何の動物のフンかな???
クマかな??
今日は熊鈴と笛を吹きまくりで登ってきました。
他の登山者が誰もいないから、クマに遭遇する確率も高いので
休憩するたびに笛をピーピー吹きまくりです。





モミジハグマ






風越の頭 1640m

この先から植生が変わって幽谷の風情のある針葉樹林になります。






レイジンソウ
風に揺れて写真が撮れません






私が細く見える大木







敬神との分岐
二回目に登った時はここにたどり着いたのですね
その時は、敬神の滝の手前で木曽駒ヶ岳から流れる滑川のすごい流れを
靴を脱いで流されそうになりながら渡り、ここまで登ったのです。
往復の川の渡渉が一番の思い出です。






通路のような風越山頂 1699m
二等三角点があります。






山頂から10分くらい前進して
最後の登りを登ったら





ピークに到着
中央アルプス展望の看板






狭いピークで、左側の中央アルプス側の少しだけ
木の間から中央アルプスが見えるのです。
今日は雲が多く、すっきりと見えません。







狭いので一段下がったところから相棒が撮ってくれました。
KIKIの見ている方は・・・





中央アルプスの三ノ沢岳
ガスで隠れているのでかろうじて見えるだけ







しばらく待っていたら、三ノ沢の左の方のガスが切れて
宝剣岳が見えてきました。






宝剣岳のズーム
今日も登っている人が居るのでしょうね





この写真は前回の2019年9月に登った時
同じ中央アルプス展望地からの写真です。
右端の三ノ沢岳も宝剣岳もくっきり見えていました。







さらに左の木曽駒ケ岳の方のガスが切れるのを
おやつを食べながら待っていましたが
逆に稜線にガスが湧いて、宝剣岳すら隠れそうになってしまいました。
あきらめてカヤトの丘まで戻ります。
展望地からおりかけたら、一組の男女が登ってきて
今日はわれらの他にはこの一組だけです。






カニコウモリの群生






ヤマハハコ







コオニユリとタムラソウ






カヤトの丘の小屋の前でお昼ご飯です。






カヤトの丘の下は上松の集落
本当は右のほうに御嶽山が見えるのですが
今日は雲の中です。

下の写真は2019年9月の写真




御嶽山がくっきりと見えていました。







足元のねざめホテル
望遠で撮ってみました。






下山はBコースです。
以前はBコースの看板が有ったのに、無くなっていたので心配しながら進みます。
途中で林道→の看板が有ったからこれがBコースですね






ハッピャクガリと書いていますが
どういう意味なのか分かりません





しかしここからは、御嶽山が見えます
雲が少し減って御嶽の姿が・・・






タツマワシ という看板
どういう意味でしょう?
ところどころ看板が有るのですが、全くわかりません。
願わくば言葉の意味を書いて欲しいですね。






ここは牛首展望台
展望が良いところというのはわかりますが。






切り開かれて展望が良く、御嶽山も綺麗に見える所です。






分岐に到着
BコースはAコースより大きく遠回りしているので
登りに使ったAコースより距離が長い。
Aコースは急登をどんどん登っていくので、その下りは膝の悪い私には辛いから
Bコースを選びましたが、Bコースも初めは急下りでした。
この写真では水平のように見えますが、Bコースの下りの最初はロープが張られて
斜度がすごいのでABどちらも急登です。





登山口に下りてきました。
風越山ははじめ畜産が盛んなころの草刈り場だったそうです。
カヤトの丘はそういう感じですね。


今日は天気が良いけれど、御嶽も雲の中
中央アルプスもガスが湧いてはっきり見えなかったけれど
今日は最後まで元気に登って下りてこれました。
炎天下の中でなく樹林の中だったからでしょうか。
しかし思ったよりも人が居なくてほぼ貸切で、クマと遭遇する危険もあったので
笛吹きまくりでしたが、意外に多い花に導かれて登れました。









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Last updated  2024.08.22 17:12:46
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