50代からの挑戦-お金・健康・学びで人生をもっと豊かに-

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2025.09.09
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前回の記事(介護日記④)では、福祉用具貸与で歩行器と手すりをレンタルし、少しずつ母の生活環境が整ってきたことを書きました。

しかし、**介護で一番難しいのは“心の距離”**なのかもしれません。



◆ 「毒親」とは?






そして私は今、その“毒親”と毎日向き合っています。



◆ 50代の私と80代の母、ぶつかり合う毎日


私は50代、母は80代(要介護1)。

現在はデイサービスを週4回利用していますが、それ以外の時間は一緒に過ごすことが多く、正直ケンカが絶えません。

介護休暇を兼ねて、1週間だけショートステイにお願いしました。



◆ ショートステイ後も変わらない現実


ショートステイから帰宅した当日はお互いに少し冷静で、「今回は穏やかに過ごせるかも」と思いました。

…しかし翌日には、もういつもの日常が始まります。

  • 「お金がないから下ろして」
    (年金が少なく、不足分は私が全額負担しているのに金の無心)
  • 「通帳を返せ」
    (自分で隠して忘れてしまうため私が管理しているのに、盗ったと疑われる)
  • 「家の鍵を返せ」
    (隠している本人が忘れて、なくなるたびに私のせいに…)



こんなやり取りが、ほぼ毎日。

正直、心がすり減っていくのを感じます。



◆ 母はやっぱり「毒親」なのかもしれません



改めて、「毒親の特徴」を自分なりにあてはめてみました。

  • 過干渉:50代になっても外出先や帰宅時間を詮索
  • 精神的・言葉の暴力:感謝の言葉はなく、すべて私のせい
  • 自己中心性:自分の都合を最優先し、相手の気持ちは考えない

どれも当てはまる…。

それでも母は「母」であり、私が見捨てることはできません。



◆ 再びショートステイへ


来週から再びショートステイをお願いする予定です。

母のリフレッシュにもなるし、私自身の心を整える時間にもなるはず。

介護は、“頑張りすぎないこと”が一番の継続のコツかもしれません。



◆ 同じ悩みを抱えている方へ


もし今、あなたも親の介護で悩んでいるなら、

ひとりで抱え込まずに、まずは役所や地域包括支援センターへ相談してみてください。





介護保険やショートステイ、減免制度など、

制度を活用することで心も金銭面もラクになることがあります。

私もケアマネジャーに相談する中で、

「自分が壊れてしまっては意味がない」と気づくことができました😊



◆ まとめ



母との関係に悩みながらも、制度を使って少しずつ距離を保ちながら介護を続けています。

ショートステイは、母のためでもあり、私自身のリセットの時間。

「罪悪感を持たずに休むこと」も立派な介護の一部だと思っています。





◆ 次回予告



次回は、ショートステイの減免制度を申請した結果と利用料金のリアルを詳しく紹介します。

実際にどれくらい負担が減ったのか、数字も交えてお伝えします💡




🌷介護に関する体験・費用・制度などをまとめています。
👉【 介護シリーズ一覧はこちら










👉【 きんちゃんのroom




──50代からの挑戦〜第24話
リライト版(2025.11更新)







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Last updated  2025.11.05 06:43:16
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